JPS583912A - 塩基性電気炉溶解における低炭素高合金鋼の脱酸法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は塩基性電気炉溶解における低炭素高合金鋼の脱
酸法に関するものである。

第１図に従来の低炭素高合金鋼溶解における還元期のス
ラグ生成法を示す。

第１図に示すように還元期でのスラグ生成用の硅化石灰
は０点で多く使用して合金鉄投入後に０点で少量使用し
てい食。

すなわち■の時点で硅化石灰を基当、ＱＩＯＫｆ添加し
、０時点で硅化石灰を屯当り２Ｋｆ添加していた。

また出鋼時Ｏに取鍋内添加硅化石灰屯当り１〜添加（ｈ
ｔ塊屯尚り１Ｋｇ併用添加）していた。

上記のような従来法は初期■に多量の硅化石灰のみ？使
用していたので脱酸性の持続が困難であった。

低次フェロクロム（合金鉄）の投入量が多くなるとスラ
グ中の酸化クロムが多くなり、スラグが硬くなる（流動
性が悪くなる）ので拡散脱酸性が低下し低炭クロムの投
入とあいまってアーク中に電極よりの加炭が生ずる（蛍
石を添加するとスラグ生成が崩れる）。

クロム投入完了後＠に硅化石灰を投入してスラグ生成の
手直しを行っても分析及び成分調整と温度調整の時間経
過のため脱酸性が低下していた。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは低炭素高合金鋼の塩基性電気炉溶解
におけるスラグの生成促進と拡散脱酸を良好ならしめる
塩基性電気炉溶解における低炭素高合金鋼の脱酸法を提
供することにある。

以下、本発明を第２図以下を参照して説明する。

第２図に本発明に係わる低炭素高合金鋼溶解における還
元期のスラグ生成法を示す。これは溶解期、酸化期、追
元期、出鋼に区分される。

そして還元期でのスラグ生成用の硅化石灰にアルミ削粉
全併用し■、０．０．０の時点に分割使用している。

■の時点で硅化石灰６　Ｋｇ、アルミ削粉０．８　Ｋｇ
（屯当り）併用添加０＠の時点で硅化石灰３　Ｋｇ、アルミ削粉０．６　′Ｋ
ｇ（屯当り）併用添加０ θの時点で硅化石灰３Ｋｇ、アルミ削粉０．６　Ｋ９（
屯当り）使用添加００の時点で硅化石灰３にハアルミ削紛０．３　Ｋｇ（屯
当り）使用添加。

すなわち、初期■にスラグ生成の促進を図る目的で硅化
石灰とＮｔ削粉（厚さＯ，Ｉ　７１１Ｉ〜０２３顛１．
＆面積νｍ２〜３８０Ｍ−のチップ状のもの）を併用し
である。この結果スラグ生成が促進され脱酸性が良くな
りスラグの流動性も適度に保持できるしスラブは黄色味
を帯び白色が生じた）。

この状態全維持するためスラグ生成後電圧を下げ電力Ｋ
ＷＨを規制する。

低炭フェロクロム（合金鉄）の分割投入を繰返し行い必
要使用量の７５〜８０％添加した時点＠で２回目硅化石
灰とｈｔ削粉を併用添加する。

低炭フェロクロムを必要量の９５〜９８％添加後θ、３
回目の硅化石灰と＆を削粉を併用添加する。炉内溶湯の
適温測定及びスラグ生成をチェックして分析サンプル採
取後Ｏ１４回目の硅化石灰とｈｔ削粉を併用添加する。

このように■〜Ｏの４回に分けて硅化石灰とＡｔ削粉の
併用添加を行うことにより、スラグ生成が完全に行われ
且つ出鋼までこれが維持できると共にスラグの流動性も
適度に保持され脱酸性（拡散脱酸）が強力に進行される
。

本発明は以上詳述したようになり、還元期において硅化
石灰とｈｔ削粉會数回に分けて併用添加するようにした
から、低炭素高合金鋼の塩基性電気炉溶解におけるスラ
グの生成促進と拡散脱酸全良好に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の塩基性電気炉溶解における低炭素高合金
鋼の脱酸法の低炭素高合金鋼溶解における還元期のスラ
グ生成の説明図、第２図は本発明一実施例の説明図であ
る。出願人　株式会社　小松製作所代理人　弁理士　米　原　正　章弁理士浜　本　　忠

【特許請求の範囲】