JPS5839102Y2 - トンネル式蒸し機のコンベヤ - Google Patents

トンネル式蒸し機のコンベヤ

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Publication number
JPS5839102Y2
JPS5839102Y2 JP5694081U JP5694081U JPS5839102Y2 JP S5839102 Y2 JPS5839102 Y2 JP S5839102Y2 JP 5694081 U JP5694081 U JP 5694081U JP 5694081 U JP5694081 U JP 5694081U JP S5839102 Y2 JPS5839102 Y2 JP S5839102Y2
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JP
Japan
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conveyor
steam
water
steamer
tunnel
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Expired
Application number
JP5694081U
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JPS57169092U (ja
Inventor
伸行 青木
Original Assignee
愛知電熱株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トンネル式蒸し機内に敷設され、蒸気の雰
囲気中で蒸し物を搬送するコンベヤに関する。
トンネル式蒸し機は、通常、機内へボイラーから蒸気を
供給し、この中に蒸し物をコンベヤにより移動させなが
ら蒸し上げるが、ボイラーから送られる蒸気が所謂、高
力口IJ−の乾燥蒸気であるために、蒸し機の内部は高
温で乾燥しやすい雰囲気となってしまう。
したがって、このような乾燥蒸気により蒸された饅頭な
どの蒸し物にはひび割れが入ったり、艶が悪くなる問題
があった。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、ボイラーから供給される乾燥蒸気を蒸し機の内部
においてしめり蒸気に変え、蒸し物を水分の多いしぬり
蒸気により良好に蒸し上げることができるトンネル式蒸
し機のコンベヤを提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1図によりトンネル式蒸し機の概略構造を説明
すると、蒸し機1の内部を貫通してコンベヤ2が敷設さ
れている。
蒸し機1の内部には、第2図に示すように、蒸気室3が
形成され、蒸気室3にはコンベヤ2の下側にボイラーか
らの蒸気を導入する蒸気ノズル管4が配設され、蒸気室
3の底部は水を残溜させることができる構造となってい
る。
コンベヤ2は、第3図に示すように、隙間の多い網状コ
ンベヤ、例えばワイヤバーコンベヤ5を基礎にして構成
され、両側のチェンスプロケットに掛けわたされたワイ
ヤバーコンベヤ5の上には、織物など含水性の良い無端
の含水ベルト6が掛けられ、さらに含水ベルト6の上に
は無端のネットベルト7が巻かれている。
このネットベルト7は、この上に載置される敷紙連続体
8が含水ベルト6に付着して水を多く含みすぎないよう
に作用するものである。
敷紙連続体8は、例えばグラシン紙にシリコンを含浸さ
せた帯状の紙であり、敷紙ロール9から引出されてコン
ベヤ2のネットベルト7上に載置され、コンベヤ2と共
に移動してコンベヤ2の終端部に達し、そこから剥離ロ
ーラ10を経て下方へ引かれ、巻取機11に巻取られる
ように装着される。
コンベヤ2の下半分は蒸気室3の外部にむかれ、この下
側の一部に含水ベルト6に水分を与える噴水機12が設
置されている。
13はコンベヤ2の駆動装置、14はコンベヤ2の終端
部に隣接して設けられた搬出用コンベヤ、15はコンベ
ヤ2の中間部をガイド支持するガイドレールである。
次に、トンネル式蒸し機の動作を説明する。
先ず、蒸気室3の底部に水が入れられ、コンベヤ2を起
動して噴水機12から含水ベルト6に水を吹き付けて含
水ベルト6に十分水を含ませる。
ここで、蒸気ノズル管4より、ボイラーから供給された
高カロリーの乾燥蒸気が蒸気室3内に導入されると、蒸
気室3の内部は高温となり、含水ベルト6に含まれた水
が湯気とぼって蒸発し、蒸し機1の内部には蒸し物に適
したしめり蒸気の雰囲気がつくられる。
一方、敷紙ロール9から引出された敷紙連続体8はコン
ベヤ2のネットベルト7上に先端部から載置すれ、コン
ベヤ2と共に移動して終端部の剥離ローラ10に掛けら
れて下方へ引張された後、巻取機11に巻取られる。
この状態で、コンベヤ2の先端部から蒸し物16が敷紙
連続体8の上に載置され、蒸気室3内に送られると、含
水ベルト6から蒸発した湯気などにより水気の多いしめ
り蒸気の雰囲気の中で、蒸し物16は良好に蒸し上げら
れる。
そして、蒸気室3から搬出され、コンベヤ2の終端に達
した蒸し物16は、敷紙連続体8が剥離ローラ10から
下方へ引っばられることにより、これから剥がされた後
、搬出用コンベヤ14にのせかえられて搬出される。
なむ、蒸気室3の底部に水を入れておくことにより、水
分の多いしめり蒸気がより多く生成され、良好な雰囲気
をつくる。
以上のように、この考案に係るトンネル蒸し機のコンベ
ヤによれば、蒸し機内を貫通して敷設された蒸し物搬送
用のコンベヤに、網状コンベヤを使用し、この上に含水
ベルトを掛け、含水ベルトの上にネットベルトを介して
敷紙連続体を載置して構成したから、蒸気室内に供給さ
れるボイラーからの乾燥蒸気により含水ベルトの水分が
湯気となって常に同じ量だけ蒸発し、蒸気室内で蒸し物
に適した水気の多いしめり蒸気の雰囲気をつくり、饅頭
などにひび割れを生じさせることなく、艶の良い蒸し上
りの良好な蒸し物を蒸し上げることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はトンネル式蒸し
機の概略構成図、第2図は同蒸し機の縦断面図、第3図
はコンベヤの一部切欠断面図である。 1・・・蒸シ機、2・・・コンベヤ、5・・・ワイヤー
コンベヤ(網状コンベヤ)、6・・・含水ベルト、7・
・・ネットベルト、8・・・敷紙連続体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トンネル式蒸し機の内部を貫通して蒸し物を搬送するよ
    うに敷設されたコンベヤにおいて、網状コンベヤの上に
    含水ベルトを掛けわたし、該含水ベルトの上にネットベ
    ルトを介して帯状の敷紙連続体を載置したことを特徴と
    するトンネル式蒸し機のコンベヤ。
JP5694081U 1981-04-20 1981-04-20 トンネル式蒸し機のコンベヤ Expired JPS5839102Y2 (ja)

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JP5694081U JPS5839102Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20 トンネル式蒸し機のコンベヤ

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JPS57169092U JPS57169092U (ja) 1982-10-25
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KR101231000B1 (ko) * 2011-03-23 2013-02-07 충남대학교산학협력단 녹색 통곡물의 가공 및 대량생산 방법

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JPS57169092U (ja) 1982-10-25

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