JPS5838A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低インプット（例えば１０ｏｏｏＫ０ａ１４以
下）タイプで、大容量（例えば２００ｚ　）の貯湯量を
有する貯湯型の貯湯式給湯機において、熱交換部を加熱
制御して次の点を実現することを目的とする。

（１）　　多量貯湯と少量貯湯を使用目的に応じて使い
分けができ、節約的使用を可能とする。

走化を図る。

一般に、貯湯式給湯機を分類すると「貯湯型」。

「半貯湯型」および「瞬間貯湯型」に大別できる。

後者の２つのタイプはインプレット能力が大きく（例え
ば１６ｏｏｏ〜１８ｏｏｏＫＣａｌ／ｈ以上）、貯湯量
も少ない（例えば６０〜８０を以下）ことから、瞬間式
給湯機に近いものであり論外となる。本考案は低インプ
レット能力で大容量なる「貯湯型」の貯湯式給湯機に関
するものである。

この貯湯式給湯機には次のような欠点があった。

（１）貯湯量が大きいので沸き上げ時間を長く必要とす
る。

（２）少量の湯（例えば５ｏｔ）Ｌ、か使用しない場合
においても全貯湯量（例えば２ｏｏｔ）沸き上げねばな
らない。

（３）短時間に全貯湯量を使い果した場合に、もう少し
高温湯が欲しいと思っても沸き上げ時間を長く必要とす
ることから直ぐに高温湯を得ることができない。

現状これらの点を追突した貯湯式給湯機として次の従来
例がある。

（１）第４図に示すように熱交換部を貯湯鏝体の内部上
下に設は熱交換部を切替えて運転し目的を果す方法があ
る。

（２）第６図に示すように貯湯鏝体の上部のみに高盪湯
を導く構成のものがある。

上記の従来例において、前者の欠点としては−（１）少
量貯湯の考え方としては、一点（例えば６０ｔ）のみで
ある。複数制御（例えば６０ｔ、１００ｔ）は構成的に
も、コスト的にも難しい。

（２）貯湯置体内部に熱交換部を設定していることで能
力のＵＰについては、構造的に難しい点がある。従って
、短時間に高温湯を得ることが難しい。

後者は、高温湯の早取シだけを考えると目的を達成する
ことができるが、多量貯湯をこの方式で実現しようとす
れば、第５図すに示すように貯湯罐体内部上下の温度分
布が極端となり出湯時の湯温の安定性を欠くという欠点
がある。

本発明のものは、貯湯鏝体より熱交換部を分離し、貯湯
鏝体の上下部に加熱された高温湯を導く回路構成とし、
貯湯鏝体上部に高温湯を導く際。

複数個の熱交換部でのダブル加熱回路とすることで高温
湯を得ると共に、少量貯湯については複数制御（例えば
５ｏｔ　、　１ｏｏｔ　）を可能としだ貯湯式給湯機を
提供するものである。

以下１本発明の実施例について第１図〜第３図に基すい
て述べる。

１は貯湯鏝体で、上部に出湯口２と下部に給水口３を具
備している。４は熱交換部Ａで、一方を前記貯湯鏝体１
の下部よシ導いた給水管６と連絡し、他方を三方切替え
弁６に連絡している。７は多量貯湯（例えば（ｏｏＡ）
用給湯管で、一方を三方切替え弁６に、他方を貯湯置体
下部に連絡している。８は熱交換器Ｂで一方を三方切替
え弁６と一他方を少量貯湯給湯管９と連絡している。１
０は三方切替え弁で、少量貯湯（例えば５０ｔ）回路Ａ
１１と、少量貯湯回路Ｂ（例えば１００ｔ）１２と連絡
している。１３は熱交換部Ａ用のバーナ、１４は熱交換
部Ｂ用のバーナである。

次に動作について述べる。

（１）多量貯湯の場合 多量貯湯時の三方切替え弁は多量貯湯回路側になってい
る。そこで、低温水が満たされた状態において加熱開始
すると、熱交換部４にて加熱された高温湯が貯湯置体１
下部の多量貯湯用回路よシ送シ込まれる。加熱時間と共
に貯湯置体１内の湯温が徐々に上昇することになる。こ
の場合、ドラフトが大きくないことから対流スピードと
しては遅いものであり、貯湯置体１内部の湯温は均一的
に加熱上昇するものとなる。さらに、貯湯鏝体１の下部
よシ送り込むことになり、第２図ａに示すように全貯湯
量が均一温度になる。これは貯湯式給湯機の性能として
最も重要な点であシ満足できるものである。

（２）少量貯湯の場合 この場合の三方切替え弁は少量貯湯回路側になっている
。そこで、低温水が満たされた状態において、加熱開始
すると熱交換部４と８にて加熱された苧温湯がドラフト
にて少量貯湯給湯管より貯湯鏝体１の上部に送り込まれ
る。さらに加熱が続く仁とで貯湯鏝体の上層部に高温湯
が貯湯されることになる。従って、第３図ａに示すよう
に短時間にて高温湯が得られるものである。

と吟かくこの場合に、熱交換部４および８にてダブル加
熱されることでより短時間化が図れるものとなる。

さらに、少量貯湯Ａ、Ｈの切替えは三方切替え弁１０に
より制御するものである。

以上のように、貯湯鏝体と熱交換部を分離し。

高温湯を上下部に導く回路方式とすることで、多量と少
量貯湯を両立させている。さらに、少量貯湯を複数制御
することで１例えば、２００ｔ、１００ｔ。

ｅ＞ｏｔの貯湯が可能となる。この使い勝手としては次
のようである。

以　　下　　余　　　白 つまりシーズンによって使いわける、例えば冬期は多量
貯湯と少量貯湯の組合せ主体、夏期は少量貯湯Ｂと少量
貯湯Ａの組合せ主体である。

以上の説明から明らかなように１本発明によれば貯湯鐘
体と熱交換部を分離し、高温湯を上下部に導く回路方式
とし、少量貯湯時の熱交換部のダブル加熱および、複数
少量貯湯回路とすることにより次のような効果が得られ
る。

（１）多量貯湯と少量貯湯の両立により１節約的使用が
可能となり極めて経済性が高い。

（２）少量貯湯において、短時間に高温湯を得ることが
できる。

（３）給湯負荷に応じて使用できるので使い勝手が極め
て良くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による貯湯式給湯機の原理構成
図、第２図ａは同上の多量貯湯時の沸き上げ性能図、ｂ
は出湯性能図、第３図ａは同上の少量貯湯時の沸き上げ
性能図、ｂは出湯性能図。 第４図は上部と下部に熱交換部を備えた従来の貯すは同
上の出湯性能図を示す。 ４・・・・・・熱交換部Ａ、５・・・・・・給水管、６
・・・・・・三方切替え弁、７・・・・・・多量貯湯用
回路、８・・・・・・熱交換部Ｂ、９・・・・・・少量
貯湯用給湯管。 １ｏ・・・・・・三方切替え弁、１１・・・・・・少量
貯湯回路Ａ、１２・・・・・・少量貯湯回路Ｂ、代理人
の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１図 第２図 カロ項に　１与閤　　・含 を遍す間（牙） 第３図 縄第肪閲・１シ・ ＊　”Ｊ＋　ＲＴＡ　　−１ｙ−） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　自然対流式の熱交換部にて加熱された高温湯
   を貯湯置体の上下部に導く回路構成で、上部回路を高さ
   の異なる複数分岐とし、複数個の熱交換部を加熱制御す
   ることで上下部に分配したことを特徴とする貯湯式給湯
   機。 （噂　貯湯置体の上部に導く回路側の加熱能力を。 下部に導く回路側の加熱能力より大きくしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の貯湯式