JPS5838552B2 - ビニ−ルレザ−クロスの製造方法 - Google Patents
ビニ−ルレザ−クロスの製造方法Info
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- JPS5838552B2 JPS5838552B2 JP54045905A JP4590579A JPS5838552B2 JP S5838552 B2 JPS5838552 B2 JP S5838552B2 JP 54045905 A JP54045905 A JP 54045905A JP 4590579 A JP4590579 A JP 4590579A JP S5838552 B2 JPS5838552 B2 JP S5838552B2
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Links
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ビニールレザークロスの製造法に関する。
述べる迄もなく、ビニールレザークロストは木綿や化学
繊維などのいわゆる基布にビニール配合物のシートを重
合接着したもので、そしてこれらは室内家具、自動車の
内装や座席など広い分野にわたって用いられていること
は周知である。
繊維などのいわゆる基布にビニール配合物のシートを重
合接着したもので、そしてこれらは室内家具、自動車の
内装や座席など広い分野にわたって用いられていること
は周知である。
ところで、上記ビニールレザークロスを製造するには、
その最も簡単な方法として塩化ビニール配合物シート（
以下単にビニールシートと云う）を加熱して適度に軟化
させ、この軟化したビニールシートを基布にロール間で
圧着重合させてもよいわけであるが、しかしこれだと実
用上充分な接着強度のある製品レザークロスが得られず
、それ故次善策として採られた方法は、普通の塩化ビニ
ール配合物を溶剤で解かして液状糊を作り、これを予じ
め基布にロールコータ或はドクターナイフコータを用い
て片面に３偏なく均一塗布した後乾燥して溶剤を蒸発さ
せ、それによって全面的に固形接着面を形成し、この接
着面にビニールシートを重合接着する方法が採られた。
その最も簡単な方法として塩化ビニール配合物シート（
以下単にビニールシートと云う）を加熱して適度に軟化
させ、この軟化したビニールシートを基布にロール間で
圧着重合させてもよいわけであるが、しかしこれだと実
用上充分な接着強度のある製品レザークロスが得られず
、それ故次善策として採られた方法は、普通の塩化ビニ
ール配合物を溶剤で解かして液状糊を作り、これを予じ
め基布にロールコータ或はドクターナイフコータを用い
て片面に３偏なく均一塗布した後乾燥して溶剤を蒸発さ
せ、それによって全面的に固形接着面を形成し、この接
着面にビニールシートを重合接着する方法が採られた。
この方法だと接着強度は得られるも多量の溶剤を必要と
するため成品コストが高くなるのみならず、火災の危険
性並に環境悪化の問題が生じた。
するため成品コストが高くなるのみならず、火災の危険
性並に環境悪化の問題が生じた。
そこで（に次善策として採られた方法は、特殊塩化ビニ
ール（ベーストレジン）配合物を可塑剤のみにて液状糊
とし、前記同様に基布に塗布後乾燥して固形接着面を形
成し、この接着面に主体となるビニールシートを接着さ
せることであったが、しかしこの方法だとベーストレン
ジを塗布作業を可能にする程度に液状糊の粘度を下げる
ために製品の物性上からは必要以上に多量の可塑剤を配
合しなげればならないことになり、先の２番目の方法に
比し溶剤の消費によるコスト高と火災の危険性並に環境
悪化の不都合は幾分解消され、上記３つの方法の中では
この３番目の方法が総合的に最善なるも、元来、高価な
ベーストレジン又高価な可を剤を過量に使用するため、
依然としてコスト高となるのみならず接着強度も低い。
ール（ベーストレジン）配合物を可塑剤のみにて液状糊
とし、前記同様に基布に塗布後乾燥して固形接着面を形
成し、この接着面に主体となるビニールシートを接着さ
せることであったが、しかしこの方法だとベーストレン
ジを塗布作業を可能にする程度に液状糊の粘度を下げる
ために製品の物性上からは必要以上に多量の可塑剤を配
合しなげればならないことになり、先の２番目の方法に
比し溶剤の消費によるコスト高と火災の危険性並に環境
悪化の不都合は幾分解消され、上記３つの方法の中では
この３番目の方法が総合的に最善なるも、元来、高価な
ベーストレジン又高価な可を剤を過量に使用するため、
依然としてコスト高となるのみならず接着強度も低い。
しかもこの方法で得られたビニールレザークロスを冒頭
で述べた室内家具や自動車の内装などのいわゆる温密室
内で使用した場合、可塑剤の蒸発により室内が霧曇りし
易くなり、よってこれの解決法も目下の重要な課題とも
なっている。
で述べた室内家具や自動車の内装などのいわゆる温密室
内で使用した場合、可塑剤の蒸発により室内が霧曇りし
易くなり、よってこれの解決法も目下の重要な課題とも
なっている。
そこで本発明の製造方法によれば、基本的には特殊なロ
ーラ、つまり表面に移多数の微細な凹みを均一に形成し
たローラを用いるが故に従来の液状糊に代る廉価な乾燥
粉末からなる糊の使用が可能となったもので、そしてこ
の乾燥棚つまり粉末の粒子を上記ローラ表面にある凹み
に点在収容した状態でローラを回転させるため、粉粒の
基布に対する付着位置が種蒔き状に均一化され、従って
液状糊をベッタリ塗布する従来の方法と異なり糊の使用
量が一定となり、過剰に使用することがなくなるので、
経済性も高く大巾な製造コストダウンを計ることができ
る。
ーラ、つまり表面に移多数の微細な凹みを均一に形成し
たローラを用いるが故に従来の液状糊に代る廉価な乾燥
粉末からなる糊の使用が可能となったもので、そしてこ
の乾燥棚つまり粉末の粒子を上記ローラ表面にある凹み
に点在収容した状態でローラを回転させるため、粉粒の
基布に対する付着位置が種蒔き状に均一化され、従って
液状糊をベッタリ塗布する従来の方法と異なり糊の使用
量が一定となり、過剰に使用することがなくなるので、
経済性も高く大巾な製造コストダウンを計ることができ
る。
更に父上記乾燥粉末、つまり糊の使用量が少なくて済む
ので成品レザーシートからのガスの蒸発を大巾に減少さ
せ、自動車の内装などのいわゆる温密室内でも支障なく
使用することが可能となる３そして又基布とビニールシ
ートとの接着力も従来の液状糊をベッタリ付着使用する
それと比べて劣ることがな（、而も柔軟で且折曲自由度
の高い風合をもつ成品を得ることが可能となった。
ので成品レザーシートからのガスの蒸発を大巾に減少さ
せ、自動車の内装などのいわゆる温密室内でも支障なく
使用することが可能となる３そして又基布とビニールシ
ートとの接着力も従来の液状糊をベッタリ付着使用する
それと比べて劣ることがな（、而も柔軟で且折曲自由度
の高い風合をもつ成品を得ることが可能となった。
実施例
１は表面全周にわたって移多数の微細な凹み２を均一し
ぼ付げしたローラで、このローラ１の上部にはホッパー
３が接触状に臨ませてあり、このホッパー３内には、塩
化ビニール粒子に可塑剤を吸収させた後、これを乾燥し
てなる粉末４が収容され、ローラ１は粉末４の融点より
高温に加熱された状態で回転し、この回転でホッパー内
の粉の粒子を凹みに受入れるようになっている。
ぼ付げしたローラで、このローラ１の上部にはホッパー
３が接触状に臨ませてあり、このホッパー３内には、塩
化ビニール粒子に可塑剤を吸収させた後、これを乾燥し
てなる粉末４が収容され、ローラ１は粉末４の融点より
高温に加熱された状態で回転し、この回転でホッパー内
の粉の粒子を凹みに受入れるようになっている。
従って上記凹み２の大きさは、上記粉末の単乃至５０個
の粒子を潜入させる程度に形成される。
の粒子を潜入させる程度に形成される。
そこで動作を述べると捲芯５に捲回されたスフなどの基
布６は加熱ローラ７に接触して上記ローラ１の温度より
高温加熱され、そしてローラ１の表面に弾性ローラ８に
より押し付けられる。
布６は加熱ローラ７に接触して上記ローラ１の温度より
高温加熱され、そしてローラ１の表面に弾性ローラ８に
より押し付けられる。
この押し付げによって第２図のように基布６は凹み２に
変形状に侵入し、よって凹み２内のコンパウンド化され
た粒子４′は基布６に独立微細塊として転着され、この
転着された状態で基布６がローラ１から離間移動すると
この移動域に臨ませたヒーター９が上記転着されたコン
パウンド粒子を更に充分に軟溶粘着化させ、そしてこの
粘着化された面に主体となるビニール配合物シート１０
を重合させて挟圧ローラ１１で圧着し、製品Ａとして捲
取軸１２に捲取られるものである。
変形状に侵入し、よって凹み２内のコンパウンド化され
た粒子４′は基布６に独立微細塊として転着され、この
転着された状態で基布６がローラ１から離間移動すると
この移動域に臨ませたヒーター９が上記転着されたコン
パウンド粒子を更に充分に軟溶粘着化させ、そしてこの
粘着化された面に主体となるビニール配合物シート１０
を重合させて挟圧ローラ１１で圧着し、製品Ａとして捲
取軸１２に捲取られるものである。
第１図は本発明方法を実施するための装置の正面図、第
２図は全土要部の断面図である。
２図は全土要部の断面図である。
Claims (1)
- １ 表面に弊多数の微細な凹みを均一にしぼ付げしたロ
ーラを用い、とのローラの上記凹みに、塩化ビニール粒
子に可塑剤を吸収させてなる乾燥粉末の粒子を潜入させ
てこのローラを上記粉末の融点より高温加熱状態で回転
させ、この回転するローラの表面に、該ローラ温度より
高温加熱されて搬送されてくる基布を圧着的に沿わせて
上記凹み内の粒子を基布に転着させ、この転着された面
に塩化ビニール配合物（シート）を重合圧着することを
特徴とするビニールレザークロスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54045905A JPS5838552B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | ビニ−ルレザ−クロスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54045905A JPS5838552B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | ビニ−ルレザ−クロスの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55142774A JPS55142774A (en) | 1980-11-07 |
| JPS5838552B2 true JPS5838552B2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=12732253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54045905A Expired JPS5838552B2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | ビニ−ルレザ−クロスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838552B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6258355U (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-10 |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP54045905A patent/JPS5838552B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6258355U (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55142774A (en) | 1980-11-07 |
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