JPS5838416B2 - カンジヨウカゴウブツノセイゾウホウ - Google Patents

カンジヨウカゴウブツノセイゾウホウ

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JPS5838416B2
JPS5838416B2 JP6230074A JP6230074A JPS5838416B2 JP S5838416 B2 JPS5838416 B2 JP S5838416B2 JP 6230074 A JP6230074 A JP 6230074A JP 6230074 A JP6230074 A JP 6230074A JP S5838416 B2 JPS5838416 B2 JP S5838416B2
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JP
Japan
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acid
water
solvent
carboxylic acid
group
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JP6230074A
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義昭 荒木
哲也 青野
清尚 川井
俊作 野口
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 〔式中、Bはカルボキシル基、アミノカルボニル基また
は低級アルコキシカルボニル基を、Rは置換基を有して
いてもよいフエニル基を示す。
〕で表わされる化合物を酸化することを特徴とする一般
式 〔式中、BおよびRは前記と同意義。
〕で表わされる新規環状化合物の製造法に関する。
前記一般式〔■〕、CI[,l中、Rで示されるフエニ
ル基が置換基を有する場合、その置換基としては炭素数
1〜4程度の直鎖または分枝した低級アルキル基(例、
メチル、エチル、プロビル、イソプロビル、ブチル、イ
ソブチル、See−ブチル、t−ブチル基)、炭素数1
〜4程度の低級アルコキシ基(例、メトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、プトキシ、イソブトキシ基)、水
酸基、ノ飄ロゲン原子(例、弗素、塩素、臭素、ヨウ素
)があげられる。
これらの置換基は1または2個以上、同一または異なっ
てRで表わされるフェニル基の任意の位置に置換してい
てもよい。
また前記一般式〔■〕、(II,lにおいてBで表わさ
れる低級アルコキシカルボニル基としては、たとえばメ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカ
ルボニル、インプロポキシカルボニル、ブトキシ力ルボ
ニル、イソブトキシカルボニル, sec−ブトキシカ
ルポニル、t−ブトキシ力ルボニルがあげられる。
本発明の方法は、一般式CI)で表わされる化合物を酸
化して一般式CII,lの化合物を得るものである。
酸化の手段としてはメチレン基をカルボニル基に酸化す
る方法であればいかなる方法でもよく、たとえばクロム
酸酸化、過マンガン酸酸化、二酸化マンガン酸化、二酸
化セレン酸化、セリウム酸化、NBS酸化などが好都合
に用いられる。
さらに詳しく述べれば、クロム酸酸化は酸化剤として、
たとえば無水クロム酸、クロム酸、重クロム酸塩(例、
重クロム酸アンモニウム、重クロム酸カリウム、重クロ
ム酸ナトリウム)、クロム酸塩(例、クロム酸アンモニ
ウム、クロム酸カリウム、クロム酸銀、クロム酸コバル
ト、クロム酸セシウム、クロム酸ナトリウム、クロム酸
バリウム)クロム酸塩化物(例、塩化クロミル)などが
好ましく用いられる。
この時使用される溶媒としては、たとえば硫酸、酢酸な
どの酸、水およびアセトン、ベンゼン、エーテル、無水
酢酸などの有機溶媒などが単独または二種類以上の混合
溶媒として用いられる。
過マンガン酸酸化は、酸化剤として、たとえば過マンガ
ン酸塩(例、過マンガン酸カリウム、過マンガン酸ナト
リウム、過マンガン酸バリウム、過マンガン酸カルシウ
ム、過マンガン酸マグネシウム、過マンガン酸亜鉛)な
どが好ましく用いられる。
反応溶媒としては、塩基性、中性あるいは酸性の水溶液
が好ましく用いられ、場合によっては、たとえばアセト
ン、ベンゼン、エーテルなどの有機溶媒を共存させても
よい。
二酸化マンガン酸化では、酸化剤として二酸化マンガン
、溶媒として硫酸が好ましく用いられる。
二酸化セレン酸化では、酸化剤として二酸化セレン、溶
媒としてはたとえば水、エタノール、無水酢酸、酢酸、
ジオキサンなどが好ましく用いられる。
セリウム酸化の場合には、酸化剤として硝酸アンモニウ
ムセリウム( Ce ( NH4 )2 ( NO3
)6) 、溶媒としては、たとえば水、鉱酸(例、過塩
素酸、硝酸、硫酸)、有機酸(例、ギ酸、酢酸、プロピ
オン酸)、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、アセ
トン、ジオキサンなどが単独または二種以上の混合溶媒
として用いられる。
これら酸化反応において、反応温度は水冷下〜約100
℃程度であり、反応時間は特に限定されない。
かくして生成される一般式CII)の化合物が遊離のカ
ルボン酸として得られる場合には、必要により、自体公
知の処理方法(例、中和等による塩の形或、酸の存在下
にアルコールを用いるエステル化、アミンと反応させる
アミド化、酸ノ\ライドに導いたのちアミンと反応させ
るアミド化)により、これをそのカルボキシル基におけ
る誘導体に導いてもよく、逆にカルボキシル基における
誘導体を自体公知の処理方法(例、アルカリまたは酸の
存在下での加水分解)により、遊離のカルボン酸に導く
こともできる。
また、カルボキシル基における誘導体を自体公知の手段
(例、エステルにアミンを反応させるアミド化、アミド
とポリリン酸のアルキルエステルを反応させるエステル
化)により、他の誘導体に導くこともできる。
かくして得られた目的化合物は自体公知の方法、たとえ
ば蒸留、再結晶、カラムクロマトグラフイーなどで分離
、精製することができる。
以上述べてきた方法により得られる一般式(II,1の
化合物は、分子内の1位に不斉炭素を有するので、自体
公知の方法によりそれぞれd体、1体の光学異性体に分
割することができる。
すなわち、そのラセミ遊離酸を適当な不活性溶媒たとえ
ばクロロホルム、アセトン、ベンゼン、ヘキサン、エー
テル、水、メタノール、エタノール、アセトニトリルな
どに溶かし、光学的に活性な塩基と反応させ、得られた
塩あるいはアミドを、その溶解度の差によりジアステレ
オアイソマーに分離し、つぎに酸で処理し遊離のカルボ
ン酸誘導体の光学活性体を単離することができる。
またセラミの遊離酸と適当な光学活性アルコールから、
エステルを作り、このエステルをたとえば再結晶、蒸留
、クロマトグラフイーなどの自体公知の方法でジアステ
レオアイソマーに分離し、つぎにエステルを酸または塩
基の存在下加水分解しても、光学活性な遊離のカルボン
酸誘導体を単離することができる。
ここで用いる光学活性な塩基としては、たとえばキニー
ネ、フルシン、シンコニジン、シンコニン、デヒドロア
ビエチルアミン、ヒドロキシヒドリンダミン、メンチル
アミン、モルヒン、α−7エニルエチ/L/7ミン、フ
エニルオキシナフチルメチルアミン、キニジン、ストリ
キニーネなどのアミン、リジン、アルギニンなどの塩基
性アミノ酸、アミノ酸のエステルなどがある。
また光学活性なアル☆☆コールとしては、たとえばボル
ネオール、メントール、2−オクタノールなどがあげら
れる。
以上述べたような光学分割で得られた一般式(II)の
化合物は、前述したような自体公知の方法により、その
カルボキシル基における光学活性な誘導体に導くことが
できる。
本発明の方法によって製造される一般式〔■〕の化合物
は顕著な消炎、鎮痛、解熱作用などを有し、たとえば消
炎剤、鎮痛剤、解熱剤などの医薬として有用である。
なおBがオキン基またはニトリル基である場合は、たと
えば次の様な方法でBがカルボキシル基もしくはそれか
ら誘導される基にかえることができる。
〔式中、Rは前記と同意義。
〕本発明の目的化合物をこれらの医薬として用いる場合
の投与量は、投与ルート、投与の目的などにより適宜選
択されるが、たとえば慢性関節リウマチ、変形性関節症
、変形性脊椎症、関節痛、腰痛などを治療する目的で投
与する場合は、常用量として成人1日につき、約10〜
1000■を錠剤、カプセル剤、散剤の適宜の剤型で経
口的に投与するか、あるいは成人1回量約5〜500■
を注射剤、坐剤などとして非経口的に投与するのがよい
なお、本発明において用いられる原料化合物は、たとえ
ば次の様な方法で製造することができる。
?式中、Rは前記と同意義。
〕以下に本発明を参考例、実施例によりさらに具体的に
説明するが、これらによって本発明が何ら限定されるも
のでないことはいうまでもない。
参考例 (a) 氷冷した無水エーテル700就に水素化アル
ミニウムリチウム151を加えたのち、結晶状の0 −
( p−クロロベンジル)安息香酸61.s2を加え
て、5時間還流攪拌する。
室温で一夜放置したのち氷水を加えて過剰の試薬を分解
し有機層を分離、水洗、脱水する。
減圧下溶媒を留去して得た残留物を減圧蒸留する。
沸点145−155℃/ 0. 1 mrrtHgの留
分として、0−(p−クロロベンジル)ヘンジルアルコ
ールを得る。
元素分析値 C14H30Cl 計算値 C 72.26;H 5.63;CI
15.12 実験値 C 72.13;H 5.54;CI
15.11 0−(p−クロロベンジル)ベンジルアルコール46.
5?を400mlのクロロホルムに溶かし水冷下で攪拌
しながら三臭化燐191を滴下する、滴下終了後水冷下
で1時間、次いで室温で1時間攪拌する。
1夜放置後氷水で3回洗い、塩化カルシウムで乾燥する
減圧下溶媒を留去すると油状のo−(p−クロロベンジ
ル)ペンジルブロミドが得られる。
このものは精製スルことなく次反応に使用する。
100Rlのエタノールに4681の金属ナトリウムを
溶かし、室温で攪拌しながらマロン酸ジェチルエステル
64S’を滴下する。
滴下終了後80〜90℃に15分間加熱したのち冷却す
る。
つぎに攪拌しながら、0−(p−クロロベンジル)ペン
ジルブロミド591、無水ベンゼンl50TrLlの混
合液を滴下する。
滴下終了後2時間還流攪拌する。
減圧下溶媒を留去し、残留物に水を加えベンゼンで抽出
する。
抽出層は水洗、乾燥したのち減圧下溶媒を留去する。
残留物を減圧蒸留すると沸点175−185℃/0.2
mmHgの留分としてo−(p−クロロベンジル)ペン
ジルマロン酸ジエチルエステルカ得ラレル。
元素分析値 C2、H2904Cl 計算値 C 67.28;H 6.18;CI
9.46 実験値 C 67.46;H 6.20;CI
9.38 251の水酸化カリウムを70mlの水に溶かし、次に
62.5′?の0−(p−クロロベンジル)ペンジルマ
ロン酸シエチルエステルヲ加エル。
6時間還流攪拌したのち一夜室温で放置する。
反応液に3001ILlの水を加えたのち塩酸で酸性と
し水冷する。
析出物を集め酢酸エチルとエーテルの混合溶媒に溶かし
、食塩水で洗い乾燥する。
減圧下溶媒を留去するとo−(p−クロロベンジル)ペ
ンジルマロン酸カ得られる。
このものは精製することなく160〜170℃に加熱し
て脱炭酸する。
3時間同温度で加熱したのち冷却する。
シクロヘキサンから再結晶すると、融点107−109
℃の結晶として、3−〔O(p−クロロベンジル)フエ
ニル〕フロピオン酸が得られる。
元素分析値 C16H1502Cl 計算値 C 69,94:H 5.50;CI
12.91 実験値 C 69.99;H 5.37;CI
12.97 五酸化燐1001、燐酸70mlより作ったポリリン酸
をかき混ぜなから3−(0−(p−クロロベンジル)フ
エニル〕プロピオン酸5.0Pを加え、110〜120
℃で2時間攪拌する。
次に氷水を加えると黄色の結晶が析出する。
結晶を沢取し水洗、乾燥する。
粗結晶はカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、ベン
ゼンー酢酸エチル(40:1)の混合溶媒で溶出)で精
製スると、融点87−88℃の結晶として4(p−クロ
ロベンジル)−1−インタソンカ得られる。
元素分析値 C16H130Cl 計算値 C 74.85;H 5.10;CI
13.81 実験値 C 74.80;H 4.59;Cl
14.02 (b) 8 0 mlの無水ジメトキシエタンに5.
21の4−(p−クロロベンジル)−1−インタソンと
6f?のp−}ルエンスルホニルメチルイソニトリルを
溶かし水冷下で攪拌しながら、金属ナトリウム0.72
Pを無水エタノール20ml,無水ジメトキシエタン4
0mlの混合溶媒に溶かした溶液を約30分で滴下する
滴下終了後水冷下で1時間次いで室温で3時間攪拌する
反応終了後水8001rLl1希塩酸80TLlを加え
てエーテルで抽出する。
抽出層は食塩水で洗い乾燥する。減圧下溶媒を留去し、
得られた残留物をカラムクロマト?ラフイー(シリカゲ
ル6 0 0 P1ベンゼンー酢酸エチル(100:1
)の混合溶媒で溶出)で精製し、油状物として4−(p
−クロロベンジル)インダンー1−カルボニトリルを得
る。
赤外線吸収スペクトル(ニート) 2250crrL−1 ニトリルノ吸収 核磁気共鳴スペクトル(CDDl2溶液60Mc)δ:
2.0 〜3.0 ( 4H, m, −CH2 −
CH2−)δ: 3.85 (2H,s,Ar−CH2
−Ar)δ: 4.02( IH,t,>CH−CN)
δ: 6.8 〜7.4 ( 7 H, m,芳香族水
素)(c)60r/Llの60%硫酸に3.01の4−
(p−クロロベンジル)インダンー1−カルボニトリル
を加え、窒素気流中で2時間還流する。
冷却後水を加えエーテルで抽出する。
エーテル層は水洗したのち、5%の炭酸カリウム水溶液
で抽出する。
抽出層は塩酸で酸性にしたのち、析出物をクロロホルム
で抽出する。
クロロホルム層は水洗したのち乾燥する。
減圧下溶媒を留去して得られた残留物をシクロヘキサン
から結晶化するとl2.7〜12.9℃の融点を示す結
晶として4−(p−クロロベンジル)インダンー1−カ
ルボン酸が得られる。
元素分析値 C t ’r Ht 5 02 C I計
算値 C 71.20:H 5.27;Cl 1
2.37 実験値 C 70.97:H 5.19;Cl
12.24 実施例 1 (a) 6 0 mlのジオキサンに6.31の4−
ペンジルインダン−1−カルボン酸と2.8f?の二酸
化セレンな加え12時間還流する。
冷却後水、クロロホルムを加え不溶物をe過により除く
E液はクロロホルムで抽出する。
クロロホルム層は5%の炭酸カリウム水溶液で抽出する
抽出層は活性炭で脱色処理したのち、塩酸で酸性にする
析出物をクロロホルムで抽出し、抽出層は水洗後乾燥す
る。
減圧下溶媒を留去して得られた残留物を、シクロヘキサ
ンーベンゼン(20:7)の混合溶媒から結晶化すると
、融点100一102℃の結晶として4−ペンゾイルイ
ンダン−1−カルボン酸が得られる。
元素分析値 C1H1403 計算値 C 76.67:H 5.30実験値 C
76.39:H 5.19(b) (a)で得
た4−ペンゾイルインダン−1−カルボン酸3.zfと
シンコニジン1.769とをアセトン60mlに加え、
振り混ぜて溶かす。
一夜室温に放置したのち析出結晶を沢取し、アセトンか
ら2回再結晶すると、(1)−4−ペンゾイルインダン
−1−カルボン酸のシンコニジン塩カ融点189−19
2℃、〔α〕背−132.2°(C−1、CHCl3)
の無色結晶として得られる。
元素分析 C36H,604N2 計算値 C 77,12;H 6.47;N5.O
O 実測値 C 77.18;H 6.28;N4.9
1 本品をクロロホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜて
シンコニジンを除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去すると(1)−4−ペンゾイルインダ
ン−1−カルボン酸が〔α)22−66.4°(C=1
、MeOH)の無色油状物として得られる。
元素分析値 CI7H1403 計算値 C 76、67;H 5.30実測値 C
76.25;H 5.37(e) 上記(b)
で最初の結晶を沢取した母液を減圧下濃縮し、残留物に
シンコニジン1.7zとアセトニトリル120TrLl
とを加えて加温下振り混ぜたのち一夜室温に放置する。
析出結晶を枦取し、アセトニトリルから3回再結晶する
と(d)−4−ペンゾイルインダン−1−カルボン酸の
シンコニジン塩が融点180−183℃、〔α〕221
1.2°(C=1、CHCI3)の無色結晶として得ら
れる。
元素分析値 C36H3604N2 計算値 C 77.12;H 6.47;N5.0
0 実測値 C 77.15;H 6.42;N4.7
2 本品をクロロホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜて
シンコニジンを除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去すると(d)−4−ペンゾイルインダ
ン−1−カルボン酸が〔α〕冒66.4°(C=1、M
eOH)の無色油状物として得られる。
?素分析値 c17H14o3 計算値 C 76.67;H 5、30実測値 C
76.53;H 5.30実施例 2 1Nの水酸化ナトリウム水溶液200mlに1 3.3
Pノ4 − ( p−メチルベンジル)インダンー1
−カルボン酸を溶かし、これに、過マンガン酸カリウム
26y′を水800mlに溶かした溶液を滴下する。
一夜かきまぜた後、濃硫酸を加えて酸性とし、亜硫酸水
素ナトリウムを加える。
これをクロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水洗し
た後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下に溶媒を留去して得られる油状物を蓚酸入りシリ
カゲルのカラムクロマトグラフイーでクロロホルムを溶
出溶媒として分離し、ベンゼンーシクロヘキサン(8:
25)から再結晶すると、4−(p−トルオイル)イン
ダンー1−カルボン酸カ得られる。
融点130−131.5℃元素分析値 C18H150
3 計算値 C 77.12;H 5.75実験値 C
76、94;H 5.64実施例 3 (a) 実施例2と同様の操作により、14.5fの
4−(p−クロロベンジル)インダンー1−カルボン酸
と251の過マンガン酸カリウムより、4 − ( p
−クロロベンゾイル)インダンー1一カルボン酸が得ら
れる。
融点137−139℃(再結晶溶媒ベンゼンーシクロヘ
キサン(3:10) 元素分析値 C1H1303cl 計算値 C 67。
89;H 4.36;CI 11.79 実験値 C 67.60;H 4.41;CI
11.47 (b) 上記(a)で得た4−(p−クロルベンゾイ
ル)インダンー1−カルボン酸3.IPとシンコニン1
.51とをアセトン100771A’に加え、加温して
溶かしたのち少量の活性炭を加えて枦過する。
P液を一夜放冷し、さらに一夜0〜5℃に放置する。
析出結晶をe取しアセトニトリルから再結晶すると(l
)−4−(p−クロルベンゾイル)インダンー1−カル
ボン酸のシンコニン塩が融点193−196℃、〔α,
12333.6°(C一1、CHCl3)の無色結晶と
して得られる。
元素分析値 C36H2404N2C1 計算値 C 72.78;H 5.77;N4.7
2 実測値 C 72.51;H 5.92;N4.7
2 本品をクロロホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜて
シンコニンを除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去し残留物にシクロヘキサンを加えて生
じた結晶を戸取する。
ベンゼンとシクロヘキサンとの混液(1:4)から再結
晶すると(1)4−(p−1ロルベンソイル)インダン
ー1カルボン酸が融点121−122℃、〔α〕者−6
6.9°(C=1、MeOH)の無色結晶として得られ
る。
元素分析値 C17H1803C1 計算値 C 67.89;H 4.36実測値 C
67.72;H 4.33実施例 4 実施例2と同様の操作により、14グの4−(p−メト
キシベンジル)インダンー1−カルボン酸と26Pの過
マンガン酸カリウムより、4(p−メトキシベンゾイル
)インダンー1−カルボン酸が得られる。
融点136.5−138℃(再結晶溶媒ベンゼン) 元素分析値 C18H1604 計算値 C 72、96;H 5.44実験値 C
72.74;H 5.31実施例 5 アセトン15Qm7に6−ペンジルインダン−1−カル
ボン酸アミド12.5Pを加え、重クロム酸ナトリウム
51を6N一硫酸24mAに溶かした溶液を滴下する。
滴下終了後一夜かきまぜる。次に200TrLlの水を
加え、減圧下アセトンを留去したのち酢酸エチルで抽出
する。
抽出層は水洗、乾燥したのち減圧下溶媒を留去する。
残留物をカラムクロマトグラフイー(シリカゲル5 0
0 f,クロロホルムーアセトン(7:3)の混合溶
媒で溶出する)で精製し、得られた粗結晶をベンゼンか
ら再結晶する。
融点195−197℃の結晶として、6−ペンゾイルイ
ンダン−1−カルボン酸アミドが得られる。
元素分析値 CI7H150。
N計算値 C 77、96;H 5.70;N5,
28 実験値 C 76.77;H 5.61;N4.9
7 実施例 6 4−ペンジルインダン−1−カルボン酸エチルエステル
7.31を酢酸100771lに溶かし、水冷下無水ク
ロム酸3.41を加えかき混ぜる。
一夜かき混ぜたのち、反応物を501’の氷に注ぎクロ
ロホルムで抽出する。
抽出層は水洗したのち乾燥する。
減圧下溶媒を留去して得られた残留物をカラムクロマト
グラフイー(シリカゲル700f?、ベンゼンー酢酸エ
チル(40:1)で溶出する)でMHする。
油状物として4−ペンゾイルインダン−1−カルボン酸
エチルエステルが得られる。
元素分析値 C19H1303 計算値 C 77.53;H 6.16実験値 C
77.31;H 5.99赤外線吸収スペクトル
(ニート) 1720σ−1(エステルのカルボニル)1650Cr
IL ’(ケトンのカルボニル)実験例 本発明の目的化合物のうちつぎの被検化合物につき、鎮
痛作用および抗炎症作用を調べた。
(a) 被検化合物 A:4−ペンソイルインダン−1−カルボン酸B:4−
(p−メチルベンゾイル)インダンー1−カルボン酸 C:4−(p−クロロベンソイル)インダンー1−カル
ボン酸 D:4−(p−メトキシベンゾイル)インダン1−カル
ボン酸 (b) 実験方法 (イ)カラゲニン浮腫法(抗炎症作用) 生後6週令、体重180−2001の雄性ラット、1群
6匹を用い、ウインターらの方法( Winter ,
C. A.、Risley, E.A.and Ku
ss , G.W.、Proc . Soc . Ex
p.Biol,Med.、111、5 4 4 ( 1
9 6 2 ))に従って抗浮腫作用を検討した。
まず動物の右後肢足踏部の容積を0.01mA’まで正
確に測定した後、検体を経口投与し、さらに水を追加投
与して総量が51nlとなるようにした。
1時間後、1%カラゲニン生理食塩液0.05mzを足
踏の皮下に注射して浮腫を起させた。
カラゲニン注射3時間後に再び右後肢の容積を測定し、
検体投与による浮腫抑制率(%)を☆☆ 下式により求めた。
(口)フエニルキノンライスイング法 ( Phenylquinone writhing
) (鎮痛作用)生後3.5週令、体重16−205’
の雄性マウス1群10匹を用いた。
まず検体を経口投与して30分後に0.02%フエニル
キノン水溶液(エタノールを5%の割合に加えて溶解)
★(c) 0. 1 mll7 1 0 ?体重を腹腔内注射した
こr・より、20分間にわたり、フエニルキノン(刺激
によるライスイング( Wri thing )および
ストレツチング( stretching ) の反
応2個々の動物について数えた。
実験結果

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 L式中、Bはカルボキシル基、アミノ力ルボニル基また
    は低級アルコキシカルボニル基を、Rは置換基として低
    級アルキル基、低級アルコキシ基またはハロゲン原子を
    有していてもよいフエニル基を示す。 〕で表わされる化合物を酸化することを特徴とする一般
    式 〔式中、BおよびRは前記と同意義〕で表わされる化合
    物の製造法。
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