JPS583823Y2 - 挾着吊り上げ具 - Google Patents
挾着吊り上げ具Info
- Publication number
- JPS583823Y2 JPS583823Y2 JP16169579U JP16169579U JPS583823Y2 JP S583823 Y2 JPS583823 Y2 JP S583823Y2 JP 16169579 U JP16169579 U JP 16169579U JP 16169579 U JP16169579 U JP 16169579U JP S583823 Y2 JPS583823 Y2 JP S583823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifting device
- spring
- clamping
- present
- application point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は挟着吊り上げ具、特に袋物製品を対象とした挟
着吊り上げ具に関する。
着吊り上げ具に関する。
化学、製薬工場の現場では20〜30Kg単位の紙袋製
品を扱うことが多い。
品を扱うことが多い。
例えば、原料仕込み作業等では20〜30Kgで袋詰さ
れた原料(粉末粒状の場合が多い)を数十個単位でホッ
パーもしくはタンク内に投入するのであるが、殆どの場
合この作業は人力に頼って行われている。
れた原料(粉末粒状の場合が多い)を数十個単位でホッ
パーもしくはタンク内に投入するのであるが、殆どの場
合この作業は人力に頼って行われている。
しかしながら、これは単純、かつ継続的な作業に加えて
通常の場合時間的制約などもあって肉体的にかなりきつ
い仕事である。
通常の場合時間的制約などもあって肉体的にかなりきつ
い仕事である。
このような状況から現場作業者からは作業改善を望む声
が強く、本考案者はその要求に応えるべく上記作業の省
力化につき種々検討した結果、本考案を完成するに至っ
た。
が強く、本考案者はその要求に応えるべく上記作業の省
力化につき種々検討した結果、本考案を完成するに至っ
た。
もちろん、比較的小型の物品の吊り上げおよび近距離移
送を目的としたホイストは公知であるが、通常のホイス
トは物品をホイストのフックに直接引っ掛ける形式なの
でこれを紙袋製品にそのま\利用することはできない。
送を目的としたホイストは公知であるが、通常のホイス
トは物品をホイストのフックに直接引っ掛ける形式なの
でこれを紙袋製品にそのま\利用することはできない。
それ故に本考案の目的は、第1には紙袋製品にも支障な
く直接利用できる挟着吊り上げ具を提供することであり
、第2には各種物品に対するホイスト等との接続用挟着
具を提供することである。
く直接利用できる挟着吊り上げ具を提供することであり
、第2には各種物品に対するホイスト等との接続用挟着
具を提供することである。
以下に本考案の詳細を添付図面に基いて説明する。
本考案侠気吊り上げ具は一対の挟着子1,2が支点Cに
より対向的に軸着されてペンチ型の外形を持っており、
その挟着子1,2の相対する力点側にはバネ9が介在さ
れており、当該挟着子1゜2の作用点側端部3,4に圧
接習性を付与している。
より対向的に軸着されてペンチ型の外形を持っており、
その挟着子1,2の相対する力点側にはバネ9が介在さ
れており、当該挟着子1゜2の作用点側端部3,4に圧
接習性を付与している。
バネ9の強さは種々のものを用いることができ、原則的
には吊り上げ対象物を一時的に挟着し得るものであれば
足りるが、実際的には該バネに抗して片手で挟着子1,
2の開閉を行ない得る程度のものが使用上特に好都合で
ある。
には吊り上げ対象物を一時的に挟着し得るものであれば
足りるが、実際的には該バネに抗して片手で挟着子1,
2の開閉を行ない得る程度のものが使用上特に好都合で
ある。
挟着子1゜2は、更にその力点側の相対する任意の点M
、NがセンターピンPによりV字型に連接された一組の
ロッド10で軸支されている。
、NがセンターピンPによりV字型に連接された一組の
ロッド10で軸支されている。
いうまでもなく前記V字型ロッド10を構成する一組の
ロッドの合計長さはM、N間の直線距離よりも長いこと
が必須であって、センターピンPの中央屈折部は支点C
の方向に向いていなければならない。
ロッドの合計長さはM、N間の直線距離よりも長いこと
が必須であって、センターピンPの中央屈折部は支点C
の方向に向いていなければならない。
また、バネ9とロッド10との挟着子の長手方向に対す
る上下関係は、本考案の目的上特に限定を要せず、図面
の例示とは逆に、ロッド10の軸支点M、Nをバネ9の
上部に変更してもよい。
る上下関係は、本考案の目的上特に限定を要せず、図面
の例示とは逆に、ロッド10の軸支点M、Nをバネ9の
上部に変更してもよい。
センターピッP部にはホイスト等(図示せず)との接続
具として連結ロッド11訃よびリング12(もしくはフ
ック)が設備されている。
具として連結ロッド11訃よびリング12(もしくはフ
ック)が設備されている。
接着子1,2の各々作用点側端部3,4は前述したよう
にバネ9の作用により常時圧接習性を付与されていて、
この部分で袋物の□ミの部分を挟着する。
にバネ9の作用により常時圧接習性を付与されていて、
この部分で袋物の□ミの部分を挟着する。
従って、その挟着部には、図示するように接着子1,2
の長手方向との直交方向にや\延びた挟着補助具5,6
と、更にはその対接面に滑り防止用の例えばゴム板など
を付設しておくのが好ましいが、もちろん、取り扱い対
象物(特にその重量)によってはこれらの構成を省略す
ることも可能である。
の長手方向との直交方向にや\延びた挟着補助具5,6
と、更にはその対接面に滑り防止用の例えばゴム板など
を付設しておくのが好ましいが、もちろん、取り扱い対
象物(特にその重量)によってはこれらの構成を省略す
ることも可能である。
接着子1,2の力点側端部の一部はグリップ7.8を構
成している。
成している。
次に本考案吊り上げ具の使用法およびその作用効果につ
いて述べる。
いて述べる。
先ず、グリップ7.8を掴み、接着子1,2の作用点側
端部3,4を破線矢印方向に開き、該端部3,4間に袋
物(2点鎖線で示す)のミミを挿入しくたxし、実際に
はこの作業は袋物のミミ部に本考案挾着具をあてがって
行なわれる)、グリップ部をはなすと、バネ90反発力
により袋物のミミは挟着子端部3,4間に自動的に挟着
される。
端部3,4を破線矢印方向に開き、該端部3,4間に袋
物(2点鎖線で示す)のミミを挿入しくたxし、実際に
はこの作業は袋物のミミ部に本考案挾着具をあてがって
行なわれる)、グリップ部をはなすと、バネ90反発力
により袋物のミミは挟着子端部3,4間に自動的に挟着
される。
次いで、ホイスト等でリング12部を上方に吊り上げよ
うとすると、連結ロッド11とセンターピンPを介して
連絡されたV字型ロッド10とのリンク機構の作用によ
り前記吊り上げ力は接着子1゜2の力点側を実線矢印方
向に拡げようと作用し、その作用は接着子の作用点側で
は端部3,4の圧接作用、すなわち挟着力に変換される
。
うとすると、連結ロッド11とセンターピンPを介して
連絡されたV字型ロッド10とのリンク機構の作用によ
り前記吊り上げ力は接着子1゜2の力点側を実線矢印方
向に拡げようと作用し、その作用は接着子の作用点側で
は端部3,4の圧接作用、すなわち挟着力に変換される
。
従って、本考案は、その機構上前記ホイストによる吊り
上げ力が強ければ強い程、すなわち荷重が大きくなれば
なる程それに伴ってその挟着力も自動的に強くなるので
きわめて合理的なものである。
上げ力が強ければ強い程、すなわち荷重が大きくなれば
なる程それに伴ってその挟着力も自動的に強くなるので
きわめて合理的なものである。
換言すれば、本考案は、ある物品に対する吊り上げ力を
、バネ90反発力に加えてその物品の挟着力にそのま\
利用したものである。
、バネ90反発力に加えてその物品の挟着力にそのま\
利用したものである。
このことは、バネの反発力のみにより吊り上げ対象物を
挟着しようとする形式とは異なり、必ずしも該対象物の
重量によって徒らにバネ9を強力なものにする必要のな
いことを意味してかり、手動による最初の取り扱いを容
易化する上できわめて有利である。
挟着しようとする形式とは異なり、必ずしも該対象物の
重量によって徒らにバネ9を強力なものにする必要のな
いことを意味してかり、手動による最初の取り扱いを容
易化する上できわめて有利である。
以上詳述したところから明らかなように本考案は、主に
袋物製品の挟着吊り上げ具として手軽に利用できるもの
であるが、もちろん他の物品の同種目的にも充分に適用
できるものである。
袋物製品の挟着吊り上げ具として手軽に利用できるもの
であるが、もちろん他の物品の同種目的にも充分に適用
できるものである。
図面は本考案挟着吊り上げ具の正面図である。
1.2:接着子、3,4:接着子の作用点側端部、5,
6:挟着補助具、1,8ニゲリツプ、9:バネ、10:
V字型ロッド、C:支点、P:V字型ロッドのセンター
ピン。
6:挟着補助具、1,8ニゲリツプ、9:バネ、10:
V字型ロッド、C:支点、P:V字型ロッドのセンター
ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 バネ等によりその作用点側端部に圧接習性が付与されて
いる一対の挟着子を支点Cにより対向的に軸着し、該挟
着子の相対する力点側の2点M。 Nを、中央の屈折部にセンターピンPを持ったV字型ロ
ッドで軸支して連接すると共に前記ロッドのセンターピ
ッP部にホイスト等との接続具を設けてなる挟着吊り上
げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16169579U JPS583823Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 挾着吊り上げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16169579U JPS583823Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 挾着吊り上げ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5680377U JPS5680377U (ja) | 1981-06-29 |
JPS583823Y2 true JPS583823Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=29672771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16169579U Expired JPS583823Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 挾着吊り上げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583823Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-20 JP JP16169579U patent/JPS583823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5680377U (ja) | 1981-06-29 |
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