JPS5838234Y2 - 密閉容器の内部点検装置 - Google Patents

密閉容器の内部点検装置

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Publication number
JPS5838234Y2
JPS5838234Y2 JP17192080U JP17192080U JPS5838234Y2 JP S5838234 Y2 JPS5838234 Y2 JP S5838234Y2 JP 17192080 U JP17192080 U JP 17192080U JP 17192080 U JP17192080 U JP 17192080U JP S5838234 Y2 JPS5838234 Y2 JP S5838234Y2
Authority
JP
Japan
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opening
airtight chamber
inspection
airtight
inspection device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17192080U
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English (en)
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JPS5793700U (ja
Inventor
岩雄 長谷川
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は密閉容器の内部点検装置に関するもので、と
くに内部点検のために密閉容器の壁面に穿設された開口
ならびにその周辺の構造に関するものである。
密閉容器のうち、たとえばLPG用地下貯槽なとでは、
ふつう液面を槽外から検知するためにフロート式の液面
計が装備されるが、貯槽が大容量になると、それにとも
なって液面計の寸法も大となり、その結果作動上の故障
が多くなって正常な液面検知が行われにくくなる傾向が
ある。
そのため、液面計装着個所の近傍に内部点検用の治具と
しての管内鏡を装入するための開口を設け、該開口を通
じて管内鏡を貯槽内に挿通することにより、目視によっ
て外部から液面計の作動状況を点検するなどのことが行
われる。
第1図において、密閉容器としての貯槽1はマンホール
蓋2を有し、フロート式の液面計3がマンホール蓋2上
に取付けられて貯槽1内に装入されている。
4はマンホール蓋2に穿設された開口で、本例では密閉
容器の内部を点検するための手段として、とくに開口4
を介して管内鏡5が液面計3と平行の状態に貯槽内に装
入されており、接眼部6から視界角θの範囲で検視しな
がら管内鏡5を上下方向に出し入れすることにより、主
として液面計3の作動状態を検視するための開口として
使用される例を示す。
上記のように、管内鏡を使用して密閉容器の内部点検の
目的が達成できる場合には、マンホール蓋を取り外して
点検者が直接に密閉容器の内部に入るなどの手間を省く
ことができ、大巾に時間と手間を節約することができて
便利であるが、その場合においても、管内鏡を装着する
ための開口4に対する使用後の気密検査は当然に行わね
ばならな(・。
すなわち、使用後の管内鏡3を開口4から外部に抜き出
した後、開口4の密閉処置を元通りに復元し、その状態
で貯槽1の気密検査を窒素ガスなどによって再度行うこ
とが必要である。
このことは、点検のために開閉した個所が開口4のみで
あり、貯槽全体から見て極めて小部分に過ぎないに拘ら
ず、再び貯槽全体の気密検査を多量のガスを使って行わ
ねばならないという無駄があり、資材、労力ならびに時
間のロスが移しい。
この考案は、簡単な構成の附加によって上記の無駄をな
くすることを目的としてなされたもので、その構成を図
面によって以下に具体的に説明する。
第2図はそ〇一実施例を示すもので、第1図中の〃イ〃
部に相当する個所に対して本案の構成を実施した状態を
示す拡大断面図である。
7は小容量の気密室で、マンホール蓋2の上に固着され
、その内部空間8は開口4によって貯槽1の内部に通じ
ている。
開口4は気密室Iの側にテーパー座16が設けられ、テ
ーパー座16に気密保持のためのボール状の栓17が落
し入れられている。
気密室7は着脱可能の盲フランジ12によって上部を気
密に閉塞される。
盲フランジ12には流通孔13が穿設され、遮断弁14
が設けられて遮断弁14の開閉により、流通孔13を介
して気密室7の内部空間8と配管15との連通・遮断が
行われる。
配管15は、切換操作によって気密検査に用いられるガ
ス供給源に連通せしめ、あるいは大気放出管に連通せし
めうるような切換配管(図示しない)に連接している。
上記の構成よりなる本案装置において、たとえば管内鏡
による貯槽内部の点検を行うには、貯槽内部を減圧した
のち、盲フランジ12$−よび栓17を外し、開口4か
ら管内鏡を挿入して所要の点検を行う。
点検が終れば管内鏡を抜き出したのち、栓17をテーパ
ー座16に落し入れ、盲フランジ12を強固に締着する
この状態において気密検査をふた又び必要とするのは、
盲フランジ12の締付個所のみであるから、配管15を
気密検査のためのガス供給源に連通したのち、遮断弁1
4を開いて気密検査用のガスを気密室7の内部空間8に
送り込み、気密検査を行う。
検査が終れば遮断弁14を閉鎖する。
第3図は本案にかSる他の実施例を示し、本例では開口
4の閉塞手段としてボルト状の栓9を使用する例が示さ
れる。
栓9はパツキン10を介装してねじ部11にねじ込まれ
る。
この場合のねじによる係合は、開口4に落し入れた栓9
の位置ぎめの手段にすぎないものであり、内部空間8に
送り込まれたガス圧は、パツキン10によって保持され
る。
その他の構成ならびに気密検査の要領については、第2
図例のものと同等である。
本案装置は以上のように構成されるので、密閉容器の壁
面に穿設された開口を用いて該容器の内部を点検したの
ちの開口に関する気密検査を行うに際し、必要最小限度
の部分に対する局部的検査を可能ならしめ、しかも栓を
開口に落し入れるだけの簡単な操作で且つきわめて簡単
な装置の附加によって遠戚が可能であり、資材、労力な
らびに時間のロスを軽減するうえに著しい効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の適用される全体装置の配置断面図、
第2図は第1図中の〃イ〃部に対して適用された本案装
置の一実施例の拡大断面図、第3図は第2図と同要領の
他の実施例の拡大断面図である。 1・・・・・・貯槽、2・・・・・・マンホール蓋、3
・・・・・・液面計、4・・・・・・開口、5・・・・
・・管内鏡、6・・・・・・接眼部、7・・・・・・気
密室、8・・・・・・内部空間、9.17・・・・・・
栓、10・・・・・・パツキン、11・・・・・・ねじ
部、12・・・・・・盲フランジ、13・・・・・・流
通孔、14・・・・・・遮断弁、15・・・・・・配管
、16・・・・・・テーパー座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉容器の内部を点検する治具を挿入するための密閉容
    器に穿設した開口と、この開口を囲むように容器に一体
    的に付設した気密室と、該気密室の上部開口を密閉する
    ための盲フランジと、上記開口に落し入れて気密室内を
    気密に保持するための栓と、気密室内に連通して導管を
    設は気密室内の圧力を保持するための流動媒体を導入保
    持する遮断弁とよりなることを特徴とする密閉容器の内
    部点検装置。
JP17192080U 1980-11-29 1980-11-29 密閉容器の内部点検装置 Expired JPS5838234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17192080U JPS5838234Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 密閉容器の内部点検装置

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JP17192080U JPS5838234Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 密閉容器の内部点検装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5793700U JPS5793700U (ja) 1982-06-09
JPS5838234Y2 true JPS5838234Y2 (ja) 1983-08-29

Family

ID=29530255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17192080U Expired JPS5838234Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 密閉容器の内部点検装置

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JPS5793700U (ja) 1982-06-09

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