JPS5838074Y2 - 油圧さく岩機の切換制御装置 - Google Patents

油圧さく岩機の切換制御装置

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JPS5838074Y2
JPS5838074Y2 JP10977377U JP10977377U JPS5838074Y2 JP S5838074 Y2 JPS5838074 Y2 JP S5838074Y2 JP 10977377 U JP10977377 U JP 10977377U JP 10977377 U JP10977377 U JP 10977377U JP S5838074 Y2 JPS5838074 Y2 JP S5838074Y2
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JP
Japan
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hydraulic
pressure
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valves
valve
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Application number
JP10977377U
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JPS5435705U (ja
Inventor
吉男 中村
Original Assignee
古河鉱業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、油圧さく岩槻の駆動圧を制御できる装置に
関し、特に径の異なるロッドを使用した場合において、
手動弁によって打撃圧と送り圧とを調整できるようにす
る。
油圧さく岩槻によって穿孔作業を行なうとき、穿孔する
場所の都合によって径の異なる種々のロッドを使用する
場合がある。
従来のさく岩槻にはこれに応じる対策がなかった。
この考案は、特に油圧さく岩槻のかかる問題点を解決す
るものである。
而してこの考案の目的は、径の異なるロッドを使用した
場合に容易に打撃圧と送り圧とを切換え得る油圧さく岩
槻を提供するにある。
即ちこの考案は、図示する実施例の如く、油圧さく岩槻
を装備したジャンボ、クローラドリル等において、打撃
用油圧アクチュエータ10の主管路23と、送り用油圧
シリンダ12の主管路25とから分岐して夫々手動弁4
5.46を設け、使用するロッド径に応じて打撃圧と送
り圧とを調整可能にしたことを特徴とする油圧さく岩槻
の切換制御装置に係る。
この考案の実施例を図面を参照して説明する。
油圧回路において、打撃用ボン“プ1、回転用ポンプ2
、送り用ポンプ3、制御用ポンプ4は何れも共通の原動
機5に直結又は歯車6を介して連結されて駆動され、油
タンク7から作動油を吸上げて、夫々圧油を油圧さく岩
槻の後述のアクチュエータに供給し作動させる。
前記ポンプ類のうち、回転用ポンプ2と制御用ポンプ4
とは何れも定容量形油圧ポンプであり、打撃用ポンプ1
と送り用ポンプ3とは夫々サーボ機構8,9付可変容量
形油圧ポンプである。
原動機5はエンジンの場合と電気モータの場合とがある
一方、油圧さく岩槻には打撃用アクチュエータ10と回
転用アクチュエータ11と送り用アクチュエータ12と
を具備している。
回転用アクチュエータ11は通常は油圧モータであり、
送り用アクチュエータ12は通常の油圧シリンダが用い
られる。
打撃用アクチュエータ10には打撃用ポンプ1から油圧
作動切換弁13を介して圧油を送るように管路が接続さ
れる。
回転用油圧モータ11には回転用ポンプ2から油圧作動
切換弁14を介して圧油を送るように管路が接続される
送り用油圧シノンダ12には送り用ポンプ3から油圧作
動切換弁15を介して圧油を送るように管路が接続され
る。
16,17.18は夫々の切換弁13,14.15に付
属したリリーフ弁である。
油圧さく岩槻の各アクチュエータ10,11.12を操
作する為に、夫々打撃用、回転用、送り用の手動操作弁
19,20.21が設けられ、制御用ポンプ4の圧油を
受けて夫々油圧作動切換弁13,14.15を油圧作動
させ切換えるように管路が接続されている。
手動操作弁19,20.21は何れも可変減圧弁であり
、夫々手動バンドルを備えている。
これらバンドルのとり方によってこれに比例した油圧で
夫々油圧作動切換弁13,14.15を遠隔操作するこ
とができる。
手動操作弁のうち、回転用の弁20と送り用の弁21と
はバンドルをとる方向によってアクチュエータ11.1
2の作動方向が反転する。
22は制御用ポンプ4の吐出管路のリリーフ弁である。
又、座ぐり作業の為に打撃用、回転用、送り用のアクチ
ュエータ10,11.12の夫々主管路23,24.2
5から分岐してリリーフ弁26,27.28を設ける。
更にノリーフ弁26,27.28のベントから夫々パイ
ロットリリーフ弁29,30.31と、油圧作動遮断切
換弁32.33.34とを直列に接続し、油タンク7に
至っている。
リリーフ弁26,27.28は前記リリーフ弁16,1
7゜18と同等又はそれ以上の高圧にセットされる。
パイロットリリーフ弁29,30.31は例えば50
kg/cm2の低圧にセットされる。
油圧作動遮断切換弁32.33.34は2位置の切換弁
で、常時開にあり、そのパイロット管路35,36.3
7は夫々手動操作弁19.20.21に接続され、手動
操作弁19,20.21を一杯に扱って十分な油圧を与
え・られたとき切換弁32 、33 、34が切換わり
、遮断位置となる。
次に穿孔中に回転トルクが増大したとき送り方向を一時
的に反転させる装置として送り用手動操作弁21の操作
回転38の途中に油圧作動切換弁39を挿入する。
切換弁39は2位置の切換弁で、送り方向を反転するよ
うに操作回路38を切換える。
切換弁39のパイロット管路40は制御用油圧ポンプ4
に接続して油圧を受けるが、その途中に油圧作動切換弁
41を挿入する。
切換弁41は2位置の切換弁で、パイロット管路40を
接断する。
而して切換弁41のパイロット管路42を絞り併進止弁
43を介して回転用油圧モータ11の主管路24に接続
しであるから、回転圧の過大から原因をとって前記送り
用操作回路38を反転するものである。
更に油圧さく岩槻においては送り速度の規制は重要要件
であるので、送り用油圧シリンダ12の主管路25に逆
止弁付可変減圧弁44が挿入されている。
その他に前記のように送り用油圧ポンプ3はサーボ機構
9付の可変容量形ポンプになっているので、最大送り速
度を規制される。
又、穿孔作業の都合によって正規のロッド以外に径の細
いロッドを使用することがあり、この為の対策として打
撃用アクチュエータ10の主管路23から分岐して手動
弁45と絞り弁47とを直列に接続して油タンク7に至
っている。
又送り用シリンダ12の主管路25から分岐してリリー
フ弁48と手動弁46とを経て油タンク7に至っている
径の異なるロッドを使用する場合はこれら手動弁45.
46にて調整する。
上述の回路構成で手動操作弁19,20.21を任意手
動することにより油圧さく岩槻を遠隔から操作でき、穿
孔中に岩質の状態により回転I・ルクが上昇したとき、
又は空打ち等によって打撃圧が上昇したときはサーボ機
構8がこれを検出して打撃用可変容量形油圧ポンプ1の
流量を自動的に変え、打撃数を下げるように働く。
同時にサーボ機構9が打撃圧を検出して送り周回変容量
形油圧ポンプ3の流量を自動的に変え、送り量を下げる
ように働く。
油圧さく岩槻においては送り量の過大はロッド等機械を
破損する危険が多いからサーボ機構9が働いたときは送
り量は例えば2m/minを超えないように自動的に規
制される。
なお、送り圧は送り用主管路25に挿入された可変減圧
弁44によっても調整することができる。
通常の穿孔中は手動操作弁19又は20又は21のバン
ドルを一杯に倒すので、パイロット管路35.36.3
7に十分な操作圧があり、従って油圧作動遮断切換弁3
2.33.34は遮断に切換わっでいるので、低圧にセ
ットされたパイロットリリーフ弁29.30.31は作
動しない。
穿孔開始の座ぐり作業を行なうときは、手動操作弁19
,20.21のバンドルを少なくとればパイロット管路
35 、36 、37に十分な圧がなく、油圧作動遮断
切換弁32 、33.34は遮断位置に切換わらず、図
示の位置にある。
従ってパイロットリリーフ弁29゜30.31は作動す
る状態にあり、各アクチュエータ10.11.12の主
管路23,24.25の圧はパイロットリリーフ弁29
,30.31の設定圧より昇ることはできないで座ぐり
状態となる。
もし穿孔中に岩質の状態で中間座ぐりが必要になったと
きは、手動操作弁19,20.21のバンドルのとり方
を少なくすれば、穿孔中いつでも座ぐり状態に戻すこと
ができる。
又、ここに図示してないが、パイロット管路35,36
.37から原因をとって中間座ぐり作業の必要を自動的
に検出する装置を付加することもできる。
次に穿孔中に回転トルクが増大したときは油圧モータ1
1の主管路24の圧が上るのでパイロット管路42によ
り油圧作動切換弁41が切換わっでパイロット管路40
を連通し、従って油圧作動切換弁39が作動して送り用
操作回゛路38を反対に切換え、送り方向を反転させる
回転用主管路24の圧が旧に復すと、絞り弁43によっ
て、しばらくして切換弁41及び39が旧に切換わり、
すべて旧態に復する。
ノ 以上の説明から明らかなように、この考案によれば、穿
孔場所の都合により径の異なるロッドを使用する場合に
、手動弁によって容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案を適用した油圧さく岩槻の油圧回路図であ
る。 図中、10は打撃用油圧アクチュエータ、12は送り用
油圧シリンダ、23.25は主管路、45.46は手動
弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧さく岩槻を装備したジャンボ、クローラドノル等に
    おいて、打撃用油圧アクチュエータの主管路と、送り用
    油圧シリンダの主管路とから分岐して夫々手動弁を設け
    、使用するロッド径に応じて夫々打撃圧と送り圧とを調
    整可能にしたことを特徴とする油圧さく岩槻の切換制御
    装置。
JP10977377U 1977-08-17 1977-08-17 油圧さく岩機の切換制御装置 Expired JPS5838074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10977377U JPS5838074Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 油圧さく岩機の切換制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10977377U JPS5838074Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 油圧さく岩機の切換制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5435705U JPS5435705U (ja) 1979-03-08
JPS5838074Y2 true JPS5838074Y2 (ja) 1983-08-27

Family

ID=29056035

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10977377U Expired JPS5838074Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 油圧さく岩機の切換制御装置

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JPS5435705U (ja) 1979-03-08

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