JPS5838013Y2 - ダムゲ−ト凍結防止装置 - Google Patents
ダムゲ−ト凍結防止装置Info
- Publication number
- JPS5838013Y2 JPS5838013Y2 JP4381780U JP4381780U JPS5838013Y2 JP S5838013 Y2 JPS5838013 Y2 JP S5838013Y2 JP 4381780 U JP4381780 U JP 4381780U JP 4381780 U JP4381780 U JP 4381780U JP S5838013 Y2 JPS5838013 Y2 JP S5838013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- air supply
- supply pipe
- rubber mounting
- stop rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Barrages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冬期におけるダムゲートの凍結防止対策として
提案されたものである。
提案されたものである。
寒冷地に設備されるダムゲートには凍結を防ぐ配慮が必
要であり、その方法として従来はゲート着床部のダムコ
ンクリートから水中へ圧縮空気を放出して気泡を発生さ
せ、これによって水を対流させるという手段を採用して
いた。
要であり、その方法として従来はゲート着床部のダムコ
ンクリートから水中へ圧縮空気を放出して気泡を発生さ
せ、これによって水を対流させるという手段を採用して
いた。
ところで上記従来の方法ではゲート着床部のコンクリー
トに空気放出管を埋設しなければならないので、それに
関連する土木工事を必要とすること、更にこの装置は凍
結を防ぐことのみを目的としているので冬期以外は運転
せずしたがって空気噴出孔から異物が侵入し、これがパ
イプ内に沈澱して閉塞事故を起すことが多く、その補修
が至難である等の欠点があった。
トに空気放出管を埋設しなければならないので、それに
関連する土木工事を必要とすること、更にこの装置は凍
結を防ぐことのみを目的としているので冬期以外は運転
せずしたがって空気噴出孔から異物が侵入し、これがパ
イプ内に沈澱して閉塞事故を起すことが多く、その補修
が至難である等の欠点があった。
本考案は上記の欠点を排除することを目的としてなされ
たものであり、以下その実施例を示す図面に基づいて説
明する。
たものであり、以下その実施例を示す図面に基づいて説
明する。
すなわち本考案は圧縮空気を給送する配管および空気噴
出ノズル等すべてをゲート側に設け、更に上記空気噴出
ノズルとして止水ゴム取付用ボルトに加工を施して両機
能を兼備せしめたものであり、図中１はダム側に設置さ
れたコンプレッサー２とゲー）Ａの背面に装着した給気
主管３を連通するフレキシブルチューブであり、これは
ゲートＡの昇晦動作に対応せしめたものである。
出ノズル等すべてをゲート側に設け、更に上記空気噴出
ノズルとして止水ゴム取付用ボルトに加工を施して両機
能を兼備せしめたものであり、図中１はダム側に設置さ
れたコンプレッサー２とゲー）Ａの背面に装着した給気
主管３を連通するフレキシブルチューブであり、これは
ゲートＡの昇晦動作に対応せしめたものである。
なお上記給気主管３はゲー１−．Ａの下部において長い
水平部４とし、その全長多数個所から分岐管５を分岐延
長し、各端を止水ゴム取付ボルト６の先端へ連結してい
る。
水平部４とし、その全長多数個所から分岐管５を分岐延
長し、各端を止水ゴム取付ボルト６の先端へ連結してい
る。
上記止水ゴム取付ボルト６は先に説明した如く空気噴出
ノズルを兼ねるもので、その軸心には給気孔７を加工し
、これをボルトの頭部８に形成した空気噴出ノズル孔９
に連通している。
ノズルを兼ねるもので、その軸心には給気孔７を加工し
、これをボルトの頭部８に形成した空気噴出ノズル孔９
に連通している。
なお１０は上記分岐管５と止水ゴム取付ボルト６を連結
する袋ナツトであり、１１はガスケットを示す。
する袋ナツトであり、１１はガスケットを示す。
なお上記止水ゴム取付ポルｌ−６の頭部８に設ける空気
噴出ノズル孔９の数および向き、更には径等に関しては
本考案を実施するゲートに対応して決定されるものであ
り、又空気噴出ノズルを兼用させる止水ゴム取付ボルト
６の本数についても限定されない。
噴出ノズル孔９の数および向き、更には径等に関しては
本考案を実施するゲートに対応して決定されるものであ
り、又空気噴出ノズルを兼用させる止水ゴム取付ボルト
６の本数についても限定されない。
本考案は以上その実施例について説明したような構造で
あり、コンプレッサー２で発生した圧縮空気はフレキシ
ブルチューブ１を経て給気主管３に送られ更に分岐管５
に分流して止水ゴム取付ボルト６を貫流しその頭部８の
ノズル孔９から噴出される。
あり、コンプレッサー２で発生した圧縮空気はフレキシ
ブルチューブ１を経て給気主管３に送られ更に分岐管５
に分流して止水ゴム取付ボルト６を貫流しその頭部８の
ノズル孔９から噴出される。
そして水中の空気は多くの気泡となって上昇し、ゲート
前面の水を揺動対流せしめて凍結を防ぐのである。
前面の水を揺動対流せしめて凍結を防ぐのである。
本考案によればゲートの背部に給気主管を設けこれの基
端をフレキシブルチューブを介してコンプレツサーへ、
又下端の水平部の全長多数個所から分岐管を延出し各先
端を空気噴出ノズルとしての機能を付与した止水ゴム取
付ポルＩ・の先端へ連結し、圧縮空気を上記ポル１への
頭部から噴出させるようにしたものであり、土木工事に
よる配管を必要としないばかりでなく、空気噴出口がゲ
ートの最下部に存在しないので異物が混入しにくく、仮
に閉塞した場合でも、そのボルトのみを取換えるだけの
作業で補修できる等、保守管理上極めて有利である。
端をフレキシブルチューブを介してコンプレツサーへ、
又下端の水平部の全長多数個所から分岐管を延出し各先
端を空気噴出ノズルとしての機能を付与した止水ゴム取
付ポルＩ・の先端へ連結し、圧縮空気を上記ポル１への
頭部から噴出させるようにしたものであり、土木工事に
よる配管を必要としないばかりでなく、空気噴出口がゲ
ートの最下部に存在しないので異物が混入しにくく、仮
に閉塞した場合でも、そのボルトのみを取換えるだけの
作業で補修できる等、保守管理上極めて有利である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図はゲート
の背面から見た斜視図、第２図は部分側面図、第３図は
止水ゴム取付ボルトの拡大断面図である。 １はフレキシブルチューブ、２はコンプレッサー、３は
給気主管、４は水平部、５は分岐管、６は止水ゴム取付
ボルト、７は給気孔、８は頭部、９は空気噴出ノズル孔
。
の背面から見た斜視図、第２図は部分側面図、第３図は
止水ゴム取付ボルトの拡大断面図である。 １はフレキシブルチューブ、２はコンプレッサー、３は
給気主管、４は水平部、５は分岐管、６は止水ゴム取付
ボルト、７は給気孔、８は頭部、９は空気噴出ノズル孔
。
Claims (1)
- ゲート本体の背部に給気主管を設け、該給気主管の基端
をフレキシブルチューブを介してコンプレッサーに連通
し更に下端水平部の全長多数個所から分岐管を延出して
これを空気噴出ノズルを兼ねる止水ゴム取付ボルトの先
端へ連結してなるダムゲート凍結防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4381780U JPS5838013Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ダムゲ−ト凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4381780U JPS5838013Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ダムゲ−ト凍結防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56144133U JPS56144133U (ja) | 1981-10-30 |
| JPS5838013Y2 true JPS5838013Y2 (ja) | 1983-08-27 |
Family
ID=29639132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4381780U Expired JPS5838013Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ダムゲ−ト凍結防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838013Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4381780U patent/JPS5838013Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56144133U (ja) | 1981-10-30 |
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