JPS5837972Y2 - オ−プンエンド紡績装置の加撚部材 - Google Patents

オ−プンエンド紡績装置の加撚部材

Info

Publication number
JPS5837972Y2
JPS5837972Y2 JP13453179U JP13453179U JPS5837972Y2 JP S5837972 Y2 JPS5837972 Y2 JP S5837972Y2 JP 13453179 U JP13453179 U JP 13453179U JP 13453179 U JP13453179 U JP 13453179U JP S5837972 Y2 JPS5837972 Y2 JP S5837972Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
ball
rotor
sleeve
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13453179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5653778U (ja
Inventor
アレクサンドル・イヴアノヴイチ・サヴエリエフ
エリザヴエタ・アンドリーヴナ・ブレズロヴア
Original Assignee
ツエントラルニイ ナウチノ−イスレドヴアテルスキイ インステイテユト フロプチヤトプマジノイ プロミシユレンノステイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ツエントラルニイ ナウチノ−イスレドヴアテルスキイ インステイテユト フロプチヤトプマジノイ プロミシユレンノステイ filed Critical ツエントラルニイ ナウチノ−イスレドヴアテルスキイ インステイテユト フロプチヤトプマジノイ プロミシユレンノステイ
Priority to JP13453179U priority Critical patent/JPS5837972Y2/ja
Publication of JPS5653778U publication Critical patent/JPS5653778U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5837972Y2 publication Critical patent/JPS5837972Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオープンエンド紡績装置の加熱部材に関し、更
に詳しくは紡糸と持余とを別個に行なう構造のオープン
エンド紡績装置に用いられる加熱部材に関する。
本考案は特に低級綿、ウェスト、短かい紡毛用繊維、最
大7Qmmまでの人造繊維、及びこれらの繊維の混紡ス
ライバから220テツクス乃至84テツクスの太糸を紡
出するためのロータ型のオープンエンド紡績装置に最も
好適に用いられる。
ロータを有するオープンエンド紡績装置はたとえば米国
特許第3877211号に開示されている。
こ)に記載されているロータは、繊維通路用のダクトを
中央部に貫通して設けられたディスクと、該ディスクの
下方に、該ロータと同軸に設けられ且つテ゛イスクに弾
発的に押しつけられたスリーブを含んでなる。
ディスクは繊維を受容し、且つロータの回転によってそ
れを糸として形成するための保持面を有している。
繊維はディスクの表面に設けられた突起が及ぼす機械的
な作用によってテ゛イスク面上に保持される。
このロータにおいては紡出中の糸に対して何等の弾発的
な把持作用が加えられないので得られた糸はルーズな、
物理的9機械的性質の劣ったものとなり、広い用途には
使用し得ない。
か・る欠点はソ連発明者証第225049号に開示され
た加熱部材によって解決される。
このロータは繊維通路用のダクトを中央に有するテ゛イ
スクと、該ディスクの下方に該テ゛イスクと同軸に設け
られ且つこれに弾発的に押しつけられたスリーブとを含
み、更にテ゛イスクとスリーブの中間にはボールが設け
られており、繊維束をスリーブと共に紡出中の糸を弾発
的に把持する作用をなす。
上述のロータにおいては紡出中の糸は先ずテ゛イスクと
ボールの間の第一ゾーンで把持され、次いで更にボール
とスリーブの間の第二ゾーンで把持されることになるが
繊維束中に大きな異物等が存在している場合、これが第
一ゾーンに到来すると、繊維束は制動され、第二ゾーン
に近ずくことを妨げられる。
一方第二ゾーンの繊維束(糸)はそのま・前方へ送り出
されるので糸は切断する。
何故ならば第一ゾーンにおける繊維は相互にからみ合っ
ておらず、引張りに対して殆んど抵抗を示さないからで
ある。
本考案の目的は斜上のロータにおいて糸切れ率を大巾に
減少させるように改善することにある。
この目的のために加熱部材は繊維通路用ダクトを有する
ディスク、該ディスクの下方に、該テ゛イスクの回転軸
と同軸上に設けられ、且つこれに弾発的に押しつけられ
たスリーブ、及びテ゛イスクとスノーブの間に配置され
たボールとを含んでなり、更に該ディスクに設けられた
ダクトの出口はテ゛イスクの回転軸に対して偏心してい
る。
ダクトの出力の偏心的配置によって繊維束はボールとテ
゛イスクとの間に把持されることから解放され、前述の
先行技術におけるいわゆる第一ゾーンがなくなり、繊維
束は直ちに第二ゾーンに到達できる。
異物を含有する繊維束が第二ゾーンに入った場合、この
ゾーンにおいては繊維束は既に加熱されて糸となってお
り相当の強度を有するのでたとえ進行に制動がかけられ
てもこれに充分に耐えて切断することはない。
異物等によってボールが変位することを防ぐために、デ
ィスクの下側面(ボールと接触している側)にストッパ
を設けている。
以下本考案の装置を図面に従って詳述する。
第1図において加熱部材は繊維4を通過せしめるダクト
3を具えたディスク2を有するロータ1よりなる。
ディスク2の下方にはロータ1の回転軸と同軸にスリー
ブ6が設けられ、それはディスク2の方向にばね7によ
って弾発的に押しつけられている。
ロータ1は図示しないスピンドルを介してこれも図示し
ない駆動手段に回転自在に結合されている。
テ゛イスク2とスリーブ゛6との中間にはボール8が介
在し、スリーブ6の上部開口とディスク2の下面との間
に弾発的に保持されている。
繊維束又は糸10はボール8とスリーブ6の上部開口の
内周縁とによって構成される把持手段9を通って下方へ
引出される。
ディスク2には第2図に示す如く、ロータ1の回転軸5
に対してlだけ偏心したダクト3が穿設され繊維束は該
ダクト3を通ってスリーブ6へ達スル。
第2図に示す実施例においては、ディスク2はその下側
面にボール8の側面に接触するように突出したストッパ
11を具えボール8が横方向に変位しないように制限し
ている。
このストッパ11はたとえば第3a図に示す如くボール
8の頂部を受容するノツチ12の形でもよいし又第3b
図に示す如くダクト3の近傍を除いてボール8の周囲を
部分的に囲繞する環状部分突起でもよいし、更にまた第
3C図に示す如き複数の杭状突起14でもよい。
本考案の装置の作用を説明すると、回転している加熱部
材によって、周知の態様でテ゛イスク2に送り出された
繊維4は充分な広さを持ったダクト3の中へ何の抵抗も
なく引き入れられ、そして把持手段9を通過して糸10
へと加熱される。
繊維中の異物の大きい塊或いは太い部分が到来してもダ
クト3においては繊維束には何等の制動も加わらず、把
持手段9に達して始めて抵抗が増大するが、該ゾーンに
おいては既に繊維束は加熱されて糸10となり相当の強
力を有するので充分にその抵抗に耐え糸切れすることは
ない。
しかもストッパ11が存在するのでボール8は極端な横
変位をすることなく、常に良好な紡出状態が維持される
本考案によれば繊維束はボールとスリーブの間で弾発的
に把持されつつ進行するので紡出された糸は強固に集束
された充分な強度を廟するものとなり、しかも繊維通路
ダクトがボールの中心軸に対して偏心しているので、異
物の到来による未加熱部への制動が解消し紡出中の糸切
れが大巾に減少する。
更にストッパを設けたことによりボールの大きな変位が
防止され、良好な紡出条件が常に維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の加熱部材の断面図、第2図はボールの
移動を制限する装置を備えた本考案の加熱部材の断面図
、第3a図、第3b図、第3C図は第2図に示したボー
ルの移動制限装置の他の実施態様をそれぞれ示す。 尚1はローター、2はテ゛イスク、3はダクト、4は繊
維、5は軸、6はスリーブ、7はばね、8はボール、9
は掴み装置、10は糸、11はストッパ、12はノツチ
、13は環状部分突起、14は杭状突起、をそれぞれ示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■。 繊維が通過するダクトを穿孔されたテ゛イスクを上面に
    固設してなるロータの下面を貫通して中空円筒状のスリ
    ーブが該ロータと同軸に嵌着され、該スリーブは前記テ
    ゛イスクの下面に向って付勢されており、且つ該スリー
    ブと前記ディスクの下面との間にはボールが介装され、
    該ボールの面はスリーブの上端開口面を被覆し、又ボー
    ルのその反対側の面は前記ディスクの下面に接しており
    、該ボールとスリーブとで紡出される糸に対する弾発的
    な支持手段を構成してなるような各部材を具えたロータ
    であって、テ゛イスク2の下面に設けられたダクト3の
    出口が前記ボール8によって閉鎖されることのないよう
    にロータ1の回転軸5に対して偏心的に配置されている
    ことを特徴とするオープンエンド紡績装置の加熱部材。 2、ディスク2には、ボール8に対面している一側面の
    上に、ロータ1の回転軸5に対してボール8の移動を制
    限する装置11があり、それはロータ1の回転軸5と一
    直線の位置にあるノツチ12があるような実用新案登録
    請求の範囲第■項に記載した加熱部材。
JP13453179U 1979-10-01 1979-10-01 オ−プンエンド紡績装置の加撚部材 Expired JPS5837972Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13453179U JPS5837972Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 オ−プンエンド紡績装置の加撚部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13453179U JPS5837972Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 オ−プンエンド紡績装置の加撚部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5653778U JPS5653778U (ja) 1981-05-12
JPS5837972Y2 true JPS5837972Y2 (ja) 1983-08-27

Family

ID=29366096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13453179U Expired JPS5837972Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 オ−プンエンド紡績装置の加撚部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5837972Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5653778U (ja) 1981-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6032451A (en) Spinning machine with condensing suction rotor for a drafting frame
JPS5837972Y2 (ja) オ−プンエンド紡績装置の加撚部材
GB293371A (en) Improvements in or relating to the manufacture of artificial silk or like threads and apparatus therefor
DE59807821D1 (de) Spinnverfahren und Spinnmaschine mit Kondensiervorrichtung
CN109594154B (zh) 粘胶仿真丝纱生产装置及其纺纱方法
US2611931A (en) Arrangement for producing a spun short-fiber yarn
JPH0128134B2 (ja)
JPS58214536A (ja) 実撚紡績糸の製造方法および装置
CN211446341U (zh) 一种用于生物质纤维气流纺的落纱装置
US4285192A (en) Twisting member for ringless spinning apparatus
JPS5716926A (en) Preparation of knot yarn
JPS6461515A (en) Improvement in yarn quality of fasciated spun yarn
JPH0243913Y2 (ja)
US4433538A (en) Textile spinning machines
JPH01314741A (ja) 織物糸の製造方法及び装置
JPS6135568Y2 (ja)
WO1991002834A1 (en) Production method and apparatus of excellent spinning yarns
JPS55142724A (en) Spinning with open-end spinning machine
JPH026630A (ja) 紡績装置
JPH0374680U (ja)
CA1103531A (en) Bulky yarn spindle for spinning wheels
JPS6235033Y2 (ja)
JPS59157327A (ja) 紡績装置
JPS59179823A (ja) ミシン用糸等の双糸紡出法
GB2059450A (en) Twisting member for a ringless spinning apparatus