JPS5837895B2 - 延伸吹込成形法及び吹込金型 - Google Patents
延伸吹込成形法及び吹込金型Info
- Publication number
- JPS5837895B2 JPS5837895B2 JP3175676A JP3175676A JPS5837895B2 JP S5837895 B2 JPS5837895 B2 JP S5837895B2 JP 3175676 A JP3175676 A JP 3175676A JP 3175676 A JP3175676 A JP 3175676A JP S5837895 B2 JPS5837895 B2 JP S5837895B2
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- JP
- Japan
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- mold
- sprue
- space
- stretch
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2791/00—Shaping characteristics in general
- B29C2791/001—Shaping in several steps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は有底パリソンを軸方向に押し延ばし、空気を
吹込んでビンなどの中空或形品となす延伸吹込戊形法及
びその方法に用いる吹込金型に関するものである。
吹込んでビンなどの中空或形品となす延伸吹込戊形法及
びその方法に用いる吹込金型に関するものである。
射出或形による有底パリソンでは、或形材料によっては
外底面に突出したスプルが有底パリソンの加熱軟化時に
白濁することがある。
外底面に突出したスプルが有底パリソンの加熱軟化時に
白濁することがある。
この白濁部を有するスプルを付けたまま有底パリソンを
吹込金型内にて延伸し、延伸ロツド先端と金型底面とに
より押し潰すと、白濁部がパリソン底部に拡がり、引続
いて吹込或形を行うと、中空成形品の底部に白雲状の濁
りとなって残る。
吹込金型内にて延伸し、延伸ロツド先端と金型底面とに
より押し潰すと、白濁部がパリソン底部に拡がり、引続
いて吹込或形を行うと、中空成形品の底部に白雲状の濁
りとなって残る。
この白雲状の濁りは全体が透明であるべき中空或形品の
外観を損うばかりか、底部の強度を劣化する原因ともな
る。
外観を損うばかりか、底部の強度を劣化する原因ともな
る。
この発明は有底パリソンを金型底面まで延伸してもスプ
ルの白濁部が底面に拡がらず、またスプルの偏平化によ
りその白濁を透明な中空或形品の表示に利用できるよう
{こした延伸吹込戊形法を提供しようとするものである
。
ルの白濁部が底面に拡がらず、またスプルの偏平化によ
りその白濁を透明な中空或形品の表示に利用できるよう
{こした延伸吹込戊形法を提供しようとするものである
。
またこの発明は有底パリソンの延伸から吹込戒形を完了
する間にスプルの偏平化を実施でき、必要に応じてその
偏平化されたスプルの部分を表示とすることができる装
置を備えた吹込金型をも提供しようとするものである。
する間にスプルの偏平化を実施でき、必要に応じてその
偏平化されたスプルの部分を表示とすることができる装
置を備えた吹込金型をも提供しようとするものである。
以下この発明を図示の例により詳説する。
吹込金型は一対の開閉自在な金型1,1と、その一対の
金型の底部中央に進退自在に配設した底型2とからなる
。
金型の底部中央に進退自在に配設した底型2とからなる
。
この底型2の中央には、射出威形による有底パリソン3
の外底面に突出したスプル4が入り込む貫通孔よりなる
空間部5が設けてあり、かつその空間部5には底型下側
の油圧シリンダ6lこより作動するピストン7と一体の
プランジャが押圧部材8として可動自在に挿入してある
。
の外底面に突出したスプル4が入り込む貫通孔よりなる
空間部5が設けてあり、かつその空間部5には底型下側
の油圧シリンダ6lこより作動するピストン7と一体の
プランジャが押圧部材8として可動自在に挿入してある
。
しかして、加熱軟化された有底パリソン3が、ネック型
9に開口部を挟持されて、一対の金型1,1の中央部に
停止したとき、上記一対の金型1,1が型閉じし、底型
2は金型底部中央へと前進して吹込金型を形戊する。
9に開口部を挟持されて、一対の金型1,1の中央部に
停止したとき、上記一対の金型1,1が型閉じし、底型
2は金型底部中央へと前進して吹込金型を形戊する。
次に吹込型金型の上部にあるネック型9の上方より吹込
コア10が下降してパリソン開口部に嵌り、吹込コア中
央の延伸ロツド11がパリソン内(こ挿入され、延伸ヘ
ッド12がパリソン内底面に当接される(第1図参照)
上記延伸ロツド11は更に下方へと伸長して、有底パリ
ソン3を外底面が上記底型2に接するまで軸方向(こ延
伸する。
コア10が下降してパリソン開口部に嵌り、吹込コア中
央の延伸ロツド11がパリソン内(こ挿入され、延伸ヘ
ッド12がパリソン内底面に当接される(第1図参照)
上記延伸ロツド11は更に下方へと伸長して、有底パリ
ソン3を外底面が上記底型2に接するまで軸方向(こ延
伸する。
この延伸によって外底面中央のスプル4は予め開口して
置いた底型2の開口部5に挿入位置することになる(第
2図参照)。
置いた底型2の開口部5に挿入位置することになる(第
2図参照)。
次に油圧により上記押圧部材8を上昇させると、有底パ
リソン3の底部が延伸ロツド11により底型2に押しつ
けられていることから、スプル4は延伸ヘッド12を受
台として、抑圧部材8に押し潰され、空間部上方内にて
偏平化される。
リソン3の底部が延伸ロツド11により底型2に押しつ
けられていることから、スプル4は延伸ヘッド12を受
台として、抑圧部材8に押し潰され、空間部上方内にて
偏平化される。
この偏平化に平行して吹込コア10と延伸ロツド11と
の間の空気路13を吹込むと、有底パリソン3は延伸ヘ
ッド12と底型2とにより底部を挟持された状態で膨脹
して、肉厚分布が整い、かつ外底面中央に偏平突部14
を有する中空或形品15となる(第3図参照)。
の間の空気路13を吹込むと、有底パリソン3は延伸ヘ
ッド12と底型2とにより底部を挟持された状態で膨脹
して、肉厚分布が整い、かつ外底面中央に偏平突部14
を有する中空或形品15となる(第3図参照)。
なお、有底パリソンへの空気の吹込みはスプルの偏平化
と同時あるいは偏平化後のいずれでもよく、また逆に吹
込或形完了時にスプルを偏平化してもよい。
と同時あるいは偏平化後のいずれでもよく、また逆に吹
込或形完了時にスプルを偏平化してもよい。
上記のように偏平化されたスプルは、中空成形品15の
外底面中央に「へそ」状に残るから、押圧部材8の押圧
面に刻印板を取付けて置けば、その偏平化と同時に偏平
突部14にマークなどの表示を施すことができ、しかも
その表示は、スプル4に白濁があれば更に鮮明となり、
透明底面に明確に現われる。
外底面中央に「へそ」状に残るから、押圧部材8の押圧
面に刻印板を取付けて置けば、その偏平化と同時に偏平
突部14にマークなどの表示を施すことができ、しかも
その表示は、スプル4に白濁があれば更に鮮明となり、
透明底面に明確に現われる。
またスプル4における白濁は射出成形時の冷却により生
ずるものであるから、そのほとんどはスプル端部より外
底面に向けて円錐状に発生するので、スプル4を長めに
形成すれば、スプル4にて生じた白濁化はパリソン底部
にまで及ばず、したがってスプル4を空間部5内にて偏
平化する限り白濁部の拡がりは阻止される。
ずるものであるから、そのほとんどはスプル端部より外
底面に向けて円錐状に発生するので、スプル4を長めに
形成すれば、スプル4にて生じた白濁化はパリソン底部
にまで及ばず、したがってスプル4を空間部5内にて偏
平化する限り白濁部の拡がりは阻止される。
たとえば、スプル4を、高さ15mm,基部直径8φ、
先端直径2.5φとして、直径8φの空間部5内にて偏
平化を行い、直径8φ、高さ2間の偏平突部14とした
際には、スプル中の白濁は偏平突部内に残り、他に例等
の影響を及ぼさなかった。
先端直径2.5φとして、直径8φの空間部5内にて偏
平化を行い、直径8φ、高さ2間の偏平突部14とした
際には、スプル中の白濁は偏平突部内に残り、他に例等
の影響を及ぼさなかった。
この発明は上述のように、パリソン底部に突出したスプ
ルを吹込金型の底型内にて、延伸ヘッドを受台として偏
平化し、これをもって白濁化による悪影響を防止できる
ようにしたので、白濁化し易いポリエステル樹脂などの
合或樹脂をも戒形材料として用いることができる。
ルを吹込金型の底型内にて、延伸ヘッドを受台として偏
平化し、これをもって白濁化による悪影響を防止できる
ようにしたので、白濁化し易いポリエステル樹脂などの
合或樹脂をも戒形材料として用いることができる。
また偏平化した部分を表示に利用できるため、吹込金型
にマークを刻設する必要がなく、底面中央部を除いて透
明度の高い中空戒形品を延伸吹込或形により量産できる
利点を有する。
にマークを刻設する必要がなく、底面中央部を除いて透
明度の高い中空戒形品を延伸吹込或形により量産できる
利点を有する。
また吹込金型自体も底型を改良するだけでよいから、特
に構造が複雑となるようなこともなく、偏平化は押圧部
材の可動によって自動的に生ずるので、延伸から吹込或
形にいたる時間も特に長くなるようなこともないなどの
特長を有する。
に構造が複雑となるようなこともなく、偏平化は押圧部
材の可動によって自動的に生ずるので、延伸から吹込或
形にいたる時間も特に長くなるようなこともないなどの
特長を有する。
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図か
ら第3図は延伸吹込戊形工程を順に示す縦断面図である
。 1・・・・・・金型、2・・・・・・底型、3・・・・
・・有底パリソン4・・・・・・スプル、5・・・・・
・空間部、6・・・・・・油圧シリンダ、8・・・・・
・押圧部材、11・・・・・・延伸ロツド、12・・・
・・・延伸ヘッド、14・・・・・・偏平突部、15・
・・・・・中空或形品。
ら第3図は延伸吹込戊形工程を順に示す縦断面図である
。 1・・・・・・金型、2・・・・・・底型、3・・・・
・・有底パリソン4・・・・・・スプル、5・・・・・
・空間部、6・・・・・・油圧シリンダ、8・・・・・
・押圧部材、11・・・・・・延伸ロツド、12・・・
・・・延伸ヘッド、14・・・・・・偏平突部、15・
・・・・・中空或形品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中夫に空間部のある底型を備えた吹込金型内にて、
射出成形による有底パリソンをスプル周囲の外底面が底
型に接するまで延伸ロンドにより延伸し、次に吹込戊形
を行うときまたは行ったのちに延伸ロンド先端の延伸ヘ
ッドを受台として、上記空間部に挿入したスブルを底型
内の押圧部材により偏平化するこ.とを特徴とする延伸
吹込成形法。 2 一対の開閉自在な金型と、該金型の底部中央に進退
自在に設けた底型とからなり、該底型の中央に射出成形
による有底パリソンの外底面中央に突出したスプルを挿
入する空間部を設け、その空間部に延伸ロンド先端の延
伸ヘッドとにより上記スプルを空間部内にて偏平化する
プランジャタイプの押圧部材を可動自在に装着してなる
吹込金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175676A JPS5837895B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 延伸吹込成形法及び吹込金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175676A JPS5837895B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 延伸吹込成形法及び吹込金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52114661A JPS52114661A (en) | 1977-09-26 |
JPS5837895B2 true JPS5837895B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=12339857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175676A Expired JPS5837895B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 延伸吹込成形法及び吹込金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837895B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6312879Y2 (ja) * | 1983-03-18 | 1988-04-12 | ||
JPS6368992U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-09 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6025475Y2 (ja) * | 1980-02-26 | 1985-07-31 | 松下電工株式会社 | 浴室用防水床パンの取付構造 |
JPS56120320A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-21 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Blow-molded hollow body of orientation polyester and its molding tool |
-
1976
- 1976-03-23 JP JP3175676A patent/JPS5837895B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6312879Y2 (ja) * | 1983-03-18 | 1988-04-12 | ||
JPS6368992U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52114661A (en) | 1977-09-26 |
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