JPS5837196A - 陰極電着塗装方法 - Google Patents

陰極電着塗装方法

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JPS5837196A
JPS5837196A JP13642481A JP13642481A JPS5837196A JP S5837196 A JPS5837196 A JP S5837196A JP 13642481 A JP13642481 A JP 13642481A JP 13642481 A JP13642481 A JP 13642481A JP S5837196 A JPS5837196 A JP S5837196A
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JP13642481A
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Yasuyuki Tsuchiya
土谷 保之
Kenshiro Tobinaga
飛永 健四郎
Masaru Fujita
優 藤田
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陰極電着塗装、就中、鮮映性に優れた“陰極電
着塗装法に関する。
陰極゛電着塗装は耐久性および被塗物の防蝕性等の点で
広く採用されるに至っているが、電着塗装の主流が下塗
りであるため、塗膜の鮮映性については軽視される傾向
があった。しかしながら、下塗り塗装自体の仕上り、特
に鮮映性はクリアー仕上げ等における上塗後の外観に著
るしい影響を与えるため、塗装外観に対する需要者の要
請がレベルアップするにつれて無視できないものとなっ
てきた。
しかしながら、この下塗り塗装において陰極電着の特性
を維持しながら鮮映性を向上させることは意外と困難で
あって、従来満足すべき方法は見出されていなかった。
本発明は水溶性ないし水分散性カチオン電着塗料樹脂1
00重量部に対し沈降性硫酸バリウム顔料を単独または
他の体質顔料と組合わせて2〜35重量部の比率で含有
する電着浴中で被塗物を電着することを特徴とする陰極
電着塗装方法に関する。
本発明において水溶性ないし水分散性カチオン電着塗料
樹脂としては、従来、一般に用いられているカチオン電
着塗料樹脂、例えばエポキシ変性アミノ樹脂系(特開昭
52−18746号、特開昭53−86735号、特公
昭53−47143号、特公昭53−8568号各公報
等)、アミン変性マレインジエン化合物樹脂系(特開昭
53−97034号公報)、アミン変性ポリウレタンポ
リオール樹脂系(特開昭54−154497号公報、特
開昭55−115476号公報等)のアミノ基含有樹脂
の他、スルホニウム、ホスホニウム基含有樹脂も包含さ
れる。本願発明において特に好ましい樹脂はエポキシ変
性アミノ樹脂系の樹脂である。
またこれらの樹脂は分子内に架橋基を有し、或は硬化剤
と配合されたものも包含される。
沈降性硫酸バリウムとしては種々の製法で作られたもの
、例えば硝酸バリウムを硫酸で処理し、得られた硫酸バ
リウムを乾燥する方法、硫化バリウムを硫酸ナトリウム
で処理し、得られた硫酸バリウムを乾燥処理する方法、
または後者の方法で得た硫酸バリウムを硫酸処理した上
で乾燥する方法等で得られたものいずれでも使用できる
。最も好ましくは硝酸バリウムを硫酸で処理して得られ
る沈降性硫酸バリウムである。沈降性硫酸バリウムの平
均粒径は20μ以下が好ましい。
カチオン塗料樹脂と沈降性硫酸バリウムの比率は、電着
浴の不揮発分(105℃で3時間乾燥)中に樹脂成分1
00重量部に対し、硫酸バリウム2〜35重量部、好ま
しくは6〜20重量部である。
2重量%未満では本発明の効果は著るしく低下し、35
重量%を越えるときは電着塗膜の仕上り外観が低下する
本発明電着浴は沈降性硫酸バリウム以外の電着塗料に一
般に用いられる顔料を併用してもよい。
この場合、全顔料に占める沈降性硫酸バリウムの割合は
少なくとも10重量%とすべきである。
沈降性硫酸バリウムと併用してもよい顔料としては限定
的ではないが通常の体質顔料、特、にけい酸アルミニウ
ム顔料が好ましい。沈降性硫酸バリウムとけい酸アルミ
ニウムとの配合比は前者2〜20重量部に対し後者20
〜2重量部の範囲が特に好ましい。
さらに本願発明は塗膜の性状を改良するための種々の添
加剤、例えば公知の陰極電着塗料に一般に用いられるノ
ニオンまたはアニオン界面活性剤、アルコール、ケトン
、エステル等の溶剤等を配合してもよい。
本発明の陰極電着塗装の塗装条件は常套の方法で行なえ
ばよい。例えば塗料の有効固形分は一般に5〜30重量
%、好ましくは15〜25重量%、pH6,5〜7.5
、電圧100〜250Vである。
塗料や顔料の電着浴への補給は両者を予め混合して加え
る一液補給または両者を別々に加える二液補給いずれで
あってもよい。また補給塗料として低中和濃厚ビヒクル
を用いてもよい。
1本発明方法によれば塗装面の鮮映性が向上する他、自
動車車体のルーフ、ボンネット等の水平部分への顔料凝
集物の付着が少なく、塗膜面の研ぎ工数を低減できる。
また電着浴中で沈澱による硬−いケーキを作らず、電着
の連続作業または補給作業が容易である。さらに塗膜の
耐蝕性、耐湿性、耐候性等を低下しない。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1 以下の処方により有機第3級アミンの酸塩番調製する。
成 分         重量部 固形分2・、−エチ
ルヘキサノール半キャップ化トルエンジイソシアナート
  320.0  304(メチルイソブチルケトン中
) ジメチルエタノールアミン     87.2  87
.2乳酸水溶液        117.6  88.
2ブチルセロソルブ      39.2  −適当な
反応容器中でジメチルエタノールアミン。
に2−エチルヘキサノール半キャップ化トルエンジイン
シアナートを室温で加、えた。発熱混合物を80℃で1
時間攪拌し、次いで乳酸を仕込み、更にブチルセロソル
ブを加えた。反応混合物を65℃で約半時間攪拌し第4
級化剤を得た。
この第4級乳化剤を用い、以下の処方で樹脂ビヒクルを
調製した。
成 分         重量部 固形分工I!ン82
9”        710.0 681.2ビスフエ
ノールA       289.6 289.62−エ
チルヘキサノール半キャップ 化トルエンジイソシアナート   406.4 386
.1(メチルイソブチルケトン) 実施例1の第4級化剤    496.3 421.9
脱イオン水         71.2  −ブチルセ
ロソルブ       56.76 −(1)  EP
ON 829 :エピクロルヒドリンとビスフェノール
反応生成物。エポキシ当量約193〜203、シェル・
ケミカル・カンパニーよす市販。
エポン829およびビスフェノールAを適当な反応器に
仕込み窒素雰囲気下150〜160’Cに加熱し、次い
で120℃に冷却後2−エチルヘキサノール半キャップ
化トルエンジイソシアナートを加えた。反応混合物の温
度を約1時間110〜120℃に保ち次いでブチルセロ
ソルブを加えた。
次いで85〜.95℃に冷却し、均一化し、水を加え、
更゛に4級化剤を加えた。酸価が1となるまで反応混合
物の温度を80〜85℃に保持して樹脂ビヒクルを得た
このエポキシ変性カチオン樹脂ビヒクル21重量部に対
し、沈降性硫酸バリウム(堺化学株式会社製[00)1
8重量部、酸化チタン6重量、カーボンブラック1重量
部をSGミルで2回繰返し分散し、更に前記ビヒクル3
20重量部を加え製 て電着塗料をシた。
上記塗料47重量部および水53重量部を混合して電着
浴とし、りん酸亜鉛処理鋼板を120vで3分間電着塗
装した。処理鋼板を軽く水洗し、180”Cで20分間
硬化した。
この電着浴および電着パネルにつき、塗料安定性(30
0メツシユ金網通過性)および電着塗膜外観の評価およ
び塩噴霧試験を行なった。試験法は以下の通りである。
+11300メツシユ金網通過性:電着浴を30℃で1
ケ月間静置した後、300メツシユ金網を通過させ、完
全1こ通過するものを◎とし、固形分9量%までの凝集
物が保持されるものを○とした。
(2)電着塗膜外観は電着浴を30”Cで1ケ月間静置
した後、L型テストパネルを電着した後、硬化し、その
垂直部および水平部の外観を肉眼で評価した。
試験結果を表−1#こ示す。
別にアクリル系ベース塗料用樹脂ワニスを以下の処方で
調製した。
処 方            重量部メチルメタクリ
レ−)         60エチルアクリレート  
        26.22−ヒドロキシエチルメタク
リレート    12メタクリル酸         
    1.8ドルオール             
 90.0メチルイソブチルケトン        5
.0n−ブタノール            5.0こ
の処方でラジカル重合させて数平均分子量19000の
樹脂ワニスを得た。
この樹p旨ワニスを用い以下の処方でベース塗料を調製
゛した。
処 方             重量部上記樹脂ワニ
ス           ・65.0アルミペースト 
11Q 9 MA        7.0(東洋アルミ
株式会社製) スーパーベッカミンJ−830−6014,0(大日本
インキ株式会社製) n−ブタノール            4.0キシレ
ン               5.0酢酸ブチル 
             5.0上記配合物をシンナ
ー(酢酸エチル/ドルオール/ブチルセロソルブ:30
/60/10)を用いて稀釈し、粘度をフォード・カッ
プ阻4で15秒(室温)に調製した。
さらに別にトップコート用フェスをスチレン40重量部
、n−ブチルメタクリレート44重量部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート15.0重量部およびアクリル
酸1.0重量部からなるモノマー成分をラジカル重合し
、分子量5,500のポリマ−を得、これを−剤(ツル
ペッツ150/キジロール/n−ブタノール/イソブタ
ノール:54.0/26.015.015.0 )に稀
釈し、該稀釈液100重量部にスーパーベッカミンJ−
820(大日本インキ株式会社製)35重量部を加え、
さらにスリゾール1000を用いて稀釈し、粘度をN1
4フオードカツプ20秒(室温)に調整してクリヤー塗
料とした。
前述の電着被塗物上に上記ベース塗料を20μの厚さに
スプレー塗装しく吐出量400CC/分、塗装圧51f
/cd)、2分間室温放置後、上記クリヤー塗料を30
μの厚さにスプレー塗装した(塗装条件はベース塗料の
場合と同じ)。
得られた塗装パネルにつき鮮映性および促進耐候性を試
験した。結果を表−1に示す。
なお鮮映性はツー・コート・ツー・ベイク(2C/2B
)、即ち電着被覆−焼付−ベース塗装・トップコート−
焼付で得られたパネルにつき評価し、促進耐候性は電着
塗装とベース塗装の間に中塗塗装詔よび焼付工程を入れ
たスリー・コート・スIJ−ベイク(3C/3B)品に
ついて評価した。
実施例2 沈降性硫酸バリウムとして堺化学株式会社製:#300
 を用いる以外、実施例1と同様にして陰極電着塗装し
た。結果を表−1に示す。
実施例3 沈降性硫酸バリウムとして B P −1’  を用いる以外、実施例1と同様にし
て陰極電着塗装した。結果を表−1に示す。
実施例4 沈降性硫酸バリウム1100 18重量部に代えて、沈
降性硫酸バリウム#300 6重量部およびけい酸アル
ミニウム12重量部を用いる以外実施例1と同様にして
電着塗装した。なお、けい酸アルミニウムは従来の陰極
電着の顔料として最も一般的に用いられているものであ
る。結果を表−1に示す。
実施例5 電着用樹脂ビヒクルとして以下に示す樹脂を用いる以外
実施例1と同様にして電着パネルを得、同様の試験を行
なった結果を表−1に示す。
樹脂ビヒクルの製造: しよ糖1モル、酸化プロピレン11モル、酸化エチレン
4モルから得られたポリオール215重量部をTDI7
8.5重量部と反応し、しよ糖ポリエーテルポリオール
のトリエンジイソシアナートプレポリマー(イソシアナ
ート当量140)を得、その140重量部を少量のジブ
チル錫ジラウレートの存在下に無水エチルアルコール7
0重量部と反応させる。発熱がおさまった後さらにエチ
ルアルコール40重量部を加えてブロック化し、このブ
ロックトポリイソシアネート24重量部、ポリアミド(
パーサミド115)25重量部を混合し、氷酢酸2.9
重量部を用いて中和し、脱イオン水を加えて250重量
部(PH7,35)とする。
比較例1 沈降性硫酸バリウム#100に代えてけい酸アルミニウ
ム(ASP200  エンゲルバースト製)を用いる以
外、実施例1と同様に処理した。結果を表−1に示す。
表−1 「 し・ 【 [−・ ド [恢

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性ないし水分散性カチオン電着塗料樹脂100
    重量部に対し、沈降性硫酸バリウム顔料を単極または他
    の体質顔料と組み合わせて2〜35重量部の比率で含有
    する電着浴中で被塗物を電着することを特徴とする陰極
    電着塗装方法。 20、カチオン電着塗料がエポキシ変性アミン樹脂であ
    る第1項記載の方法。 3、沈降性硫酸バリウムを6〜20重量部用いる第1項
    記載の方法。 4、体質顔料がけい酸アルミニウム顔料である第1項記
    載の方法。 5、・沈降性硫酸バリウム顔料を2.〜20重量部およ
    びけい酸アルミニウム顔料を20〜2重量部の比率で使
    用する第4項記載の方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51126225A (en) * 1975-03-26 1976-11-04 Ppg Industries Inc Aqueous coating composition
JPS5365329A (en) * 1976-11-24 1978-06-10 Ppg Industries Inc Method of cationic electrodeposition coating
JPS5679163A (en) * 1975-08-01 1981-06-29 Ppg Industries Inc Electrodeposition painting method

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