JPS5837095B2 - 走間剪断機における近似等速機構 - Google Patents

走間剪断機における近似等速機構

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JPS5837095B2
JPS5837095B2 JP306276A JP306276A JPS5837095B2 JP S5837095 B2 JPS5837095 B2 JP S5837095B2 JP 306276 A JP306276 A JP 306276A JP 306276 A JP306276 A JP 306276A JP S5837095 B2 JPS5837095 B2 JP S5837095B2
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JP
Japan
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drum
crank pin
constant velocity
axis
approximate constant
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JP306276A
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JPS5286586A (en
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文平 増田
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IHI Corp
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IHI Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製鉄ラインのホットストリップミルラインに
使用する走間剪断機における近似等速機構に関する。
ホットストリップを粗圧延機で圧延すると、該ホットス
トリップの前後に、フィッシュテールと呼ばれるひれ部
が生じる。
このひれ部を残したまま仕上圧延機で圧延を行うと、ス
} IJツプを所定の形状・寸法にすることができず、
後工程で巻取機で巻取ることが困難なので仕上圧延する
前に上記のひれ部を走間剪断機で剪断することが行われ
ている。
このストリップの剪断の際には、ストリップのライン速
度とナイフの回転速度が同一であることが望ましい。
ストリップのライン速度とナイフの回転速度の同調は、
従来はトップナイフドラムとボトムナイフドラムとを駆
動する駆動モータの回転数を変えることにより行ってい
たが、斯かる従来方式にあっては装置が犬がかりとなる
から高価のうえ保守・点検も容易ではない。
本発明は、従来装置における上述の欠点を除去すること
を目的としてなしたもので、ドラム又はフレームに取付
けられたストリップ剪断用の刃物の回転軌跡が円軌跡を
描く走間剪断機において、固定されたサンギャの周囲を
自転しつつ公転するスターギャを設けると共に、該スタ
ーギャに、スターギャの軸芯線に対して適宜量偏芯した
偏芯部を有するクランクビンを取付け、該クランクピン
の偏芯部を、刃物を具備するドラム或いは刃物を具備す
るフレーム若しくは該ドラム又はフレームに連接する軸
に固着した回転板の切欠溝に、ラジアル方向に摺動可能
に設けたことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図中1はトップドラム、2はボトムドラムであり、
何れも軸箱3によって支持され、図示してない刃物によ
ってストリップを剪断し得るようになっている。
トップドラム1の軸端には、第2図に詳細に示すごとき
近似等速機構4が取付げられている。
すなわちトップドラム1の軸端には、回転円板5を有す
る内円筒6が固着せしめられている。
回転円板5部の外円周部には、第3図に示すごとく12
0度ピッチで3個所に切欠溝7が設けられており、該切
欠溝7内には、該切欠溝7の剛部に接してラジアル方向
にスライドし得るようにしたガ?ドブロック8が嵌合せ
しめられている。
ガイドブロック8には、ドラム1,2の軸芯線l1の方
向と平行な軸芯線l2部と、該軸芯線l2とeだけ偏芯
した軸芯線1′2部を有するクランクピン9の軸芯線1
′2の部分が嵌合せしめられている。
又クランクピン9のドラム1,2測の一端には軸芯線1
2を中心として軸受10が嵌合せしめられており、反ド
ラム測には、軸芯線1を中心としたピッチサークルダイ
アを有するスターギャ11がクランクピン9と一体的に
取付けられており、更にクランクピン9の反ドラム測の
他端は、軸芯線l2を中心として軸受12に嵌合せしめ
られている。
上記内円筒6部の外周には軸受13が嵌着せしめられて
おり、軸受13の外周には回転円板14部を有する外円
筒15が枢着せしめられている。
又回転円板14部に穿設した孔には、上記クランクピン
9を枢着した軸受10が嵌合せしめられている。
更に外円筒15の外周は駆動装置16のフレーム17内
に嵌合した軸受18じ枢着されている。
駆動装置16のフレーム19内には、軸受20が嵌着せ
しめられており、該軸受20内には、回転円板21部を
有する円筒22が枢着されている。
該円筒220回転円板21部には孔が穿設してあり、該
孔には、上記クランク軸9に枢着した軸受12が嵌着さ
れている。
又円筒22の最外周には、図示してない他のギヤと噛合
したギャ23が、該円筒22と一体的に設けられており
、円筒22の測部と外円筒15の回転円板14部とは、
ボルトによって一体的に締結してある。
フレーム19の外方に装着したキャップ24内方には、
歯部25が設けられており、該歯部25には、軸芯部l
1をトップドラム1の軸芯線l1と一致せしめた軸26
が回転不能に取付けられている。
又軸26のキャップ24測の端部には、軸26の位置調
整のためのトラ二オン27が枢着されている。
更に軸26の他端には、サンギャ28が固着されており
、該サンギャ28は前記スターギャ11と噛合せしめら
れている。
図示してない駆動モータを起動すると、駆動装置16内
の図示してないギヤ類を介して動力が円筒22のギャ2
3に伝達される。
そうすると、ギャ23が回転すると共に外円筒15、円
筒22及びクランクピン9が一体で軸芯線l,のまゎり
を?転する。
外円筒15、円筒22及びクランクピン9が一体的に回
転すると、クランクピン9に取付けたスターギャ11は
、回転不能に軸26に固着したサンギャ28の周囲を自
転しつつ公転する。
例えばサンギャ28の歯数とスターギャ11の歯数との
比を2対1とすれば、外円筒15や円筒22が軸芯線l
1のまわりを1回転すると、スターギャ11は自転2回
と公転1回、合計3回転することになり、従ってクラン
クピン9も軸芯線l1のまわりを1回転することにより
、軸芯線l2のまわりを公転1回、自転2回、合計3回
転する。
しかしてクランクピン9の回転につれて回転力はカイド
ブロック8、内円筒6を介してトップドラム1に伝えら
れ、クランクピン9が1回公転することによって、該ト
ップドラム1は軸芯線l1のまわりを1回転する。
ところがクランクピン9は軸芯軸1。
とl′2とでeだげ偏芯しているから、クランクピン9
の軸芯線1′2はクランクピン9が3回転すると、軸芯
線12のまわりを3回転し、しかしてガイドブツク8は
切欠溝1の測部に沿って3往復の摺動運動を行う。
この摺動運動の際、クランクピン9の偏芯部の軸芯線l
2から外周までの距離(r+e)の部分が、第2図の回
転円板50回転方向の前方測に回転する場合には、偏芯
量e分だけ回転円板5は余分に進まなくてはならないか
ら(第3図の二点鎖線イ参照)、内円筒6とトップドラ
ム10角速度ωは徐々に加速され、一方偏芯部の軸芯線
l2から外周までの距離(r−e)の部分が第3図の内
円筒60回転方向の前方測に回転する場合には、偏芯量
e分だけ内円筒6は少なく進まなくてはならないから(
第3図の二点鎖線口参照)、内円筒6とトップドラム1
0角速度ωは徐々に減速される。
従ってトップドラム1とボトムドラム2とでストリップ
を剪断する場合、剪断前におけるトップドラム10角速
度ωを上述のように除減せしめ、第4図に示すごとく、
単位時間あたりの進み角θ1,θ2,θ3・・・・・・
θnをθ1〉θ2〉θ3・・・・・・〉伽とし、進み角
θ1,θ2,θ3・・・・・・onによるX軸方向の単
位時間あたりの移動距離L1,L2,L3・・・・・・
LnをL1=L2−L3・・・・・・一Ln とすれば
、刃物のX方向の速度が同一となり、ストリップの速度
と同調せしめることにより、ストリップを都合良く剪断
することができる。
次に、刃物のX方向の速度がストリップの速度と同調せ
しめるための偏芯クランクの回転条件を第5図により説
明する。
今、第5図において横軸に時間をとり縦軸にストリップ
の進行方向と同一方向(第4図のX方向)における速度
をとると、第2図のトップドラム1のサイクルは第5図
の実線Aに示すようになり、又クランクピン9のサイク
ルは、トップドラム101回転に対しクランクピン9が
3回転するため、第5図の実線Bに示すようになる。
従って実線A,Bを合成すれば、第5図の二点鎖線Cの
ごとき曲線が得られるからTの範囲にわたって近似等速
性がもたらされ、刃物をストリップの速度と同調せしめ
ることができる。
このような近似等速機構を得るためには、要するに、刃
物を取付けたドラムやフレームが1回転する間に、すな
わち本例の場合にはトップドラム1が軸芯線l1のまわ
りを1回転する間に、クランクピン9が軸芯線l2のま
わりを複数回回転すればよい。
なお、これらのことは、本願出願人が昭和45年12月
30日付で出願した特願昭45−122320号明細書
(特公昭53−25989号公報)に記載されている原
理に基づいている。
なお本発明の実施例においては、近似等速機構をドラム
式の走間剪断機に設ける場合について説明したが、ドラ
ム式の走間剪断機に限らず、種々の剪断機に使用し得る
こと(例えば特公昭47一11676号公報に示すクラ
ンク截断機や特公昭49−11112号公報に示すごと
き走行剪断装置のように刃物の回転軌跡が円軌跡となる
ようなものに使用し得ること)、近似等速機構をドラム
に直接接続せず、近似等速機構とドラムとの間に適宜の
減速手段を設けても良いこと、その他本発明の要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論で
ある。
本発明の走間剪断機における近似等速機構は上述のごと
き構成であるから、ストリップの速度と同調せしめるこ
とを容易に行い得るうえ、構造が簡単であるから設備費
が安価となる。
又刃物寿命が伸びストリップの切口が良くなる。
更に剪断機と材料送り機構が同一駆動装置により駆動さ
れる場合本発明の装置を使用することで容易に材料の送
り速度と剪断速度を一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走間剪断機における近似等速機構を使
用したドラム式剪断機の説明図、第2図は本発明の走間
剪断機における近似等速機構の横断面図、第3図は第2
図の■方向矢視図、第4図は近似等速になる原理の説明
図、第5図は本発明の走間剪断機における近似等速機構
において、刃物に等速性をもたらす説明図である。 1はトップドラム、2はボトムドラム、5は回転円板、
6は内円筒、7は切欠溝、8はガイドブロツク、9はク
ランクピン、11はスターギャ、14は回転円板、15
は外円筒、21は回転円板、22は円筒、24はキャッ
プ、28はサンギアを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドラム又はフレームに取付けられたストリップ剪断
    用の刃物の回転軌跡が円軌跡を描く走間剪断機において
    固定されたサンギャの周囲を自転しつつ公転するスター
    ギャを設けると共に、該スターギャに、スターギャの軸
    芯線に対して適宜量偏芯した偏芯部を有するクランクピ
    ンを取付け、該クランクピンの偏芯部を、前記刃物を具
    備するドラム或いは刃物を具備するフレーム若しくは該
    ドラム又はフレームに連接する軸に固着した回転板の切
    欠溝に、ラジアル方向に摺動可能に設けたことを特徴と
    する走間剪断機における近似等速機構。
JP306276A 1976-01-13 1976-01-13 走間剪断機における近似等速機構 Expired JPS5837095B2 (ja)

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JP306276A JPS5837095B2 (ja) 1976-01-13 1976-01-13 走間剪断機における近似等速機構

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JP306276A JPS5837095B2 (ja) 1976-01-13 1976-01-13 走間剪断機における近似等速機構

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JPS5286586A JPS5286586A (en) 1977-07-19
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