JPS5837048B2 - H形鋼角度矯正装置 - Google Patents

H形鋼角度矯正装置

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JPS5837048B2
JPS5837048B2 JP53016020A JP1602078A JPS5837048B2 JP S5837048 B2 JPS5837048 B2 JP S5837048B2 JP 53016020 A JP53016020 A JP 53016020A JP 1602078 A JP1602078 A JP 1602078A JP S5837048 B2 JPS5837048 B2 JP S5837048B2
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JP
Japan
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roller
straightened
pressure roller
frame
flange
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JP53016020A
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English (en)
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JPS54109060A (en
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逸男 仮屋
善彦 山口
勉 児玉
一夫 藤岡
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱間圧延H形鋼のフランジ直角度を矯正す
るための装置に関するものである。
一般に圧延H形鋼は、後工程における冷却条件やH形鋼
特有の各部の温度条件の違い等によりフランジとウエブ
との直角度に狂いが生じる。
第1図にH形鋼の直角度不良の状態を示す。
直角度不良については、却格に基づいた寸法許容差が設
けられている。
最近、H形鋼使用者側からのフランジとウエブの直角度
に対する要求は、ますますシビャーなものとなって来た
H形鋼の製造に当り、直角度に対する前記ユーザサイド
からの要求に応え、メーカー側は種々対策を立て,直角
度の良好な製品の出荷に苦心しているものであるが、前
記直角度不良の発生は不可避的といえるものであり、従
来精整場においてプレス作業によってフランジとウエブ
の直角度の狂いを矯正したり、フランジを挾んだ一対の
垂直ローラーを有し、ウエブ上下を挾圧し駆動される水
平ロールを備えたフランジ矯正装置(特公昭49−38
980号公報参照)等を特別に設けて矯正がなされてい
た。
しかし、前記従来の矯正手段では、作業能率が悪くかつ
矯正効果が満足できるものでなかった。
又、特別の装置を用いた直角度矯正においては、多犬の
設備費の投資と設備配置のためのスペースを必要とする
等の問題があった。
この発明は、前記従来の欠点や問題点を解消でき、機構
が至って簡単でしかも取扱いに便利な直角度矯正装置を
提供することを目的としてなされたものである。
しかして上記目的を効果的に達成するためのこの発明装
置の要旨は、移送ローラーテーブルラインを跨いで配さ
れ、移送中のH姿勢のH形鋼の角度不良矯正のための装
置であって、被矯正材の通過空間を形成した門型フレー
ムを基盤上に固定して配し、該フレーム内に加圧ジャッ
キを介して被矯正材通過方向に対して直角方向へ進退可
能な横移動スタンドを配し、前記フレームの上方には被
矯正材のウエブ面を押圧する抑圧ローラーを配し、被矯
正材が通過する側の固定脚部には被矯正材のフランジ面
を支承する支承ローラーを配し、前記移動スタンドには
被矯正材の他側フランジ面を加圧する加圧ローラーを配
すると共に該加圧ローラーおよび前記支承ローラーの胴
長を被矯正材のフランジ片幅寸法とほぼ等しく形成し、
かつ前記押圧ローラー及び加圧ローラー並びに支承ロー
ラーの高さ位置をそれぞれ調節可能に構成したことを特
徴とするH形鋼角度矯正装置。
以下図面に示す実施例によってこの発明装置の詳細を説
明する。
第2図はこの発明装置の具体的な構成の一例を示す説明
図であり、1は移送用のテーブルローラ2土を移送され
る被矯正H形鋼で、該被矯正材1の通過空間を有し門型
に形成されたフレーム4を基盤3上に固着して設けられ
、該フレーム4はテーブルライン中に設置される。
フレーム4の一方の固定脚部5には加圧ジャッキ6が配
設されており、該加圧ジャッキ6を介してH形鋼1の進
行方向に対して直角方向に移動可能に構成した横移動ス
タンド7が設けられている。
しかして前記門型フレーム4の土方にはH形鋼1のウエ
ブ面1aを押圧する押圧ローラー8が高さ位置を調節可
能に設けられている。
又、前記横移動スタンド7にはH形鋼1のフランジの一
面1bを加圧する加圧ローラー9が設けてあり、該加圧
ローラー9の高さ位置も調節可能に構成されている。
更に他側固定脚部11にはH形鋼1の他側フランジ面1
Cを支承する支承ローラー10が設けてあり、該支承ロ
ーラー10の高さ位置もまた調節可能に構成されている
なお、前記横移動スタンド7はその上下面に車輪12及
び・13を備え、移動可能に構成され、固定脚部5にス
プリング14によって係止されている。
第3図乃至第5図は、前記抑圧ローラー、加圧ローラー
、並びに支承ローラーの高さ位置を調節する機構の一例
を示すものである。
第3図には抑圧ローラーの高さ調節機構の例を示すが、
門型フレーム4の外周を囲繞したケーシング15が水平
位置微調節可能に設けられていて、該ケーシング15は
みみ部16を有し、該みみ部16には中空円筒状に形成
されたガイド17が固着されており、該ガイド17内に
は押圧ローラー取付台18に固着された桿19が貫装さ
れている。
桿19の上方にはスプリング材21が固定ナット20を
介して弾装されている。
又、押圧ローラー取付台18の上方には押圧ジャッキ2
2が取付けられていて,ケーシング15を介して取付台
18が押し下げられ、該取付台18に回動自在に支承さ
れた抑圧ローラー8の高さ位置が調節可能である。
なお、23は水平方向位置調節用の位置決めネジを示す
第4図は加圧口−ラーの高さ位置調節機構の一例を示す
もので、門型フレーム4内に設けられた移動スタンド7
内に加圧ローラー9を回動自在に保持する枠体24が内
装されている。
該枠体24は、フレーム4、横移動スタンド7並びに枠
体24を貫通した高さ調節用のネジ棒25によって保持
されている。
しかして枠体24の高さ位置は前記ネジ棒25を固定す
る固定ナット26により係止位置が決められ、加圧ロー
ラー9の高さ位置が調節される。
第5図は支承ローラーの高さ位置調節機構の一例を示す
もので、門型フレーム4の固定脚部11に支承ローラー
10を回動自在に保持した枠体27が内装されている。
該枠体27は、フレーム4及び枠体27を貫通したネジ
棒28にて懸吊され、枠体27の高さ位置は固定ナット
29により調節することができる。
上記の如く、抑圧ローラー8、加圧ローラー9並びに支
承ローラー10は夫々高さ位置を任意に調節できるよう
構成されている。
しかして、被矯正材のH形鋼のフランジ面に接する加圧
ローラー及び支承ローラーは共に竪型に配置されており
、その形状は図示する如く上下非対称形で、ほぼこま状
に形威されている。
この事はH形鋼の直角度矯正に当り、傾斜したフランジ
面にできるだけ広くローラーが接触するように、又矯正
によって疵を発生せしめないよう考慮して形成されたも
のである。
なお、支承ローラーと加圧ローラーの胴長は、被矯正H
形鋼のフランジ幅のほぼ1/2に設定されており、実際
の胴長を決定する際には被矯正材サイズのうち最も小さ
いH形鋼のフランジ片幅寸法を目安として定めればよい
本実施例では被矯正材の最小サイズをフランジ幅300
關として前記両ローラーの胴長を160問に定め、その
他の大きいサイズにも不都合なく対応できることが確認
された。
前記のようにこの発明の矯正装置は、ウエブを押圧する
ローラーと、フランジを両側から加圧する加圧ローラー
及び支承ローラーの3個のローラーによってH形鋼の直
角度不良を矯正する装置であり、構成は至って簡単であ
り、各O−ラーの駆動装置は必要としないものである。
この発明装置は特にフランジ巾の広巾サイズ(フランジ
巾300〜400mm)の矯正に適したものであるが、
被矯正材のサイズ変更にも簡単に対応できるものである
次にこの発明の矯正装置を用いてH形鋼の直角度不良を
矯正する方法について説明する。
前記第1図イ図に示す様な形状のH形鋼を矯正するに当
り、矯正装置の各ロール位置は第6図に示す如く配置さ
れる。
すなわち、被矯正材H形鋼1はテーブルローラー2によ
って矯正装置に送り込まれて来る。
矯正装置に達したH形鋼1は停止され、抑圧ジャッキを
介して押圧ローラー8が矢印A方向に押し下げられ、H
形鋼1のウエブ部1aを押さえる。
一般に熱間圧延成形されたH形鋼でフランジ直角度が不
良なものはウエブにも変形が見られ、第1図イの如き状
態のものはウエブが僅かに凸状に彎曲している。
従って、押圧ローラー8によるウエブ部1aの押圧は、
H形鋼1をテーブルローラー2への充分な接触を行なわ
しめると共に、前記ウエブ部の彎曲の矯正を行なうもの
である。
次に前記移動スタンドに保持された加圧ローラー9は加
圧ジャッキを介してH形鋼1のフランジ面1b方向(矢
印B)に前進させられ、フランジ面1bを加圧する。
この際支承ローラー10は他のフランジ面1cに接して
H形鋼1を支承する。
しかしてこの時前記押圧O−ラー8の押圧によって両側
のフランジib,1cは内側に縮まろうとしているので
、フランジ面1b及び1cへの矯正加圧力はさほど大き
くない。
この際加圧ローラー9及び支承O−ラー10は前記のよ
うにほぼこま状に形成されていて、H形鋼フランジ面1
b及び1cにできるだけ接触面積が大きくなるよう考慮
されている。
この様にして前記3つのローラー8.9.10をH形鋼
1に接触させ所定の圧力を加圧しつつローラーテーブル
を操作してH形鋼1を移送する。
移送中のH形鋼1の保持は、テーブルローラー2と左右
の加圧ローラー9及び支承ローラー10と上からの押圧
ローラー8によってなされる。
抑圧ローラー8、加圧ローラー9、支承ローラー10は
前記のように、それぞれ高さ位置が調節可能であるので
H形鋼1の角度不良の状態に対応して高さ位置を任意に
変えられる(第7図参照)。
以上詳述したように、この発明装置によれば、いたって
簡単にH形鋼の直角度不良を矯正することができ、しか
も連続的な矯正も難しくない。
又この発明の矯正装置はコンパクトに構成されているの
で、設備費が安く済む。
更にほこの装置はポータブル式に移送ラインに設けるこ
とができ、格別なスペースを要しない。
以上詳述した如く、この発明の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱間圧延によるH形鋼の直角度不良の状態を示
す説明図、第2図はこの発明の矯正装置の実施態様の具
体例を示す説明図、第3図乃至第5図はこの発明装置に
おける作動ローラ一部の上下位置調節機構の具体的実施
例の概要を示す説明図で、第3図は押圧ローラ一部の上
下位置調節機構、第4図は加圧ローラ一部の上下位置調
節機構,第5図は支承ローラ一部の上下位置調節機構の
概要説明図である。 第6図及び第7図は、この発明装置によるH形鋼の角度
不良矯正状態を示す説明図である。 図において、1・・・被矯正材、2・・・テーブルロー
ラー、3・・・基台、4・・・門型フレーム、5・・・
固定脚部、6・・・加圧ジャッキ、7・・・横移動スタ
ンド、8・・・抑圧ローラー 9・・・加圧ローラー、
10・・・支承ローラー、11・・・固定脚部、12・
・・車輪、13・・・車輪、14・・・スプリング材、
15・・・ケーシング、16・・・みみ部、17・・・
ガイド、18・・・取付台、19・・・桿、20・・・
固定ナント、21・・・スプリング、22・・・抑圧ジ
ャッキ,23・・・ネジ、24・・・枠体,25・・・
ネジ棒、26・・・固定ナット、21・・・枠体、28
・・・ネジ棒、 29・・・固定ナント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移送ローラーテーブルラインを跨いで配され、移送
    中のH姿勢のH形鋼の角度不良矯正のための装置であっ
    て、被矯正材の通過空間を形成した門型フレームを基盤
    上に固定して配し、該フレーム内に加圧ジャッキを介し
    て被矯正材通過方向に対して直角方向へ進退可能な横移
    動スタンドを配し、前記フレームの上方には被矯正材の
    ウエブ面を押圧する抑圧ローラーを配し、被矯正材が通
    過する側の固定脚部には被矯正材のフランジ面を支承す
    る支承ローラーを配し、前記移動スタンドには被矯正材
    の他側フランジ面を加圧する加圧ローラーを配すると共
    に該加圧ローラーおよび前記支承口−ラーの胴長を被矯
    正材のフランジ片幅寸法とほぼ等しく形成し、かつ前記
    抑圧ローラー及び加圧ローラー並びに支承ローラーの高
    さ位置をそれぞれ調節可能に構成したことを特徴とする
    H形鋼角度矯正装置。
JP53016020A 1978-02-15 1978-02-15 H形鋼角度矯正装置 Expired JPS5837048B2 (ja)

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JP53016020A JPS5837048B2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 H形鋼角度矯正装置

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JP53016020A JPS5837048B2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 H形鋼角度矯正装置

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JPS54109060A JPS54109060A (en) 1979-08-27
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JP53016020A Expired JPS5837048B2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 H形鋼角度矯正装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938980A (ja) * 1972-08-18 1974-04-11
JPS5121561A (ja) * 1974-08-19 1976-02-20 Nippon Steel Corp Katakoebukyoseisochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938980A (ja) * 1972-08-18 1974-04-11
JPS5121561A (ja) * 1974-08-19 1976-02-20 Nippon Steel Corp Katakoebukyoseisochi

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