JPS5836959A - 無機質組成物

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は俸芹な硬化体を形成する無機質組成物に関し、
成形体や塗料用の基礎材料として有用なものである。

市販の普通ポルトランドセメント・白色ポルトランドセ
メントその他のセメント３０〜９Ｑｗｔ％と、粘土ある
いはカオリンやパイロフィライト等の粘土鉱物７０〜７
Ｑｗｔ％とを合計で１０（１）ｗｔ％となるように適量
の水と共に混合すると、陶器のごとき硬化体が得られる
。

本発明は、このようなセメント−粘土系組成物の堕密化
を図ることを目的とし、これに晟功したもので、発明の
要旨は特許請求の範囲の欄に記述したとおり、水および
電解質を添加しある程度時間が経過したセメントと、粘
土ないし粘土鉱物とを混合することを特徴とする無機質
組成物である。

セメントに水を加え硬化する際、ＮａＣｌ等の゛電解質
を添加すると、セメント硬化体に強度の低下が認められ
たり、またセメント硬化体の表面へ電解質が析出し美感
を損うというような欠点が現れる。

しかしながら、ＮａＣ１等の電解質を添加されたセメン
トペーストが硬化するまでの間に、これに粘土ないし粘
土鉱物を混合することにより、長期的に見た強度は比較
的大きく、また硬化体の表面へ電解質が析出しにくくな
るばかりか、緻密な溶化磁器のごとき組織や外観の硬化
体が得られる。

が、粘土色が表われにくい。普通、セメント−粘土系の
硬化体は比較的強い粘土色を呈するし、また電解質を添
加しないセメントペーストと粘土ないし粘土鉱物を混合
し硬化させたものも、少し粘土色を呈するものである。

本発明に係る硬化体はｊ甑密な溶化磁器のごときであり
、低吸水性であり、汚染され難いというような長所を持
っている。

実施例を示すと、白色ポルトランドセメント３ＯＮｍ部
に適量の水と塩化ナトリウム（食塩）Ｓ重量部を添加し
、該セメントペーストを約２０分間放＠後、ジョージア
カオリングＯ重量部混合し、放置して硬化させ、硬化後
に水中浸５１シて親電解質処理を施した。

普通、セメント−粘土系の硬化体はポーラスな陶器様で
あるのに対し、実施例により得られた硬化体は溶化磁器
様の楓密な組織をもっていた。

以上本発明は、水および電解質を、添加しある程度時間
が経過したセメントと、粘土ないし粘土鉱物とを混合す
ることを特徴とする発明であり、敵密な硬化体が得られ
る効果がある。

特許出願人　　　宵　１）清　悟

【特許請求の範囲】