JPS583684B2 - スライドフアスナオソノ シジリボンオオルサイニセイサクスルホウホウオヨビ ソウチ - Google Patents

スライドフアスナオソノ シジリボンオオルサイニセイサクスルホウホウオヨビ ソウチ

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JPS583684B2
JPS583684B2 JP49074211A JP7421174A JPS583684B2 JP S583684 B2 JPS583684 B2 JP S583684B2 JP 49074211 A JP49074211 A JP 49074211A JP 7421174 A JP7421174 A JP 7421174A JP S583684 B2 JPS583684 B2 JP S583684B2
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weft
tape
filament
plane
conical surface
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カール・リムペンス
ビルヘルム・フリードリツヒ・ヘンネンベルク
フリードリツヒ・グリントマイエル
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William Prym Werke GmbH and Co KG
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D35/00Smallware looms, i.e. looms for weaving ribbons or other narrow fabrics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/42Making by processes not fully provided for in one other class, e.g. B21D53/50, B21F45/18, B22D17/16, B29D5/00
    • A44B19/52Securing the interlocking members to stringer tapes while making the latter
    • A44B19/54Securing the interlocking members to stringer tapes while making the latter while weaving the stringer tapes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
    • D10B2501/06Details of garments
    • D10B2501/063Fasteners
    • D10B2501/0631Slide fasteners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/25Zipper or required component thereof
    • Y10T24/2518Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface
    • Y10T24/252Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface with stringer tape interwoven or knitted therewith

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Slide Fasteners (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スライドファスナをその支持テープを織る際
に製作する方法であって、ほぼ経方向で導かれて1つの
不動の軸線を中心とするコイル状の運動によって前後の
ループ部分とこれら両ループ部分の中間の脚部とから成
る務歯列を形成する務歯フィラメントを前記軸線を取り
囲む仮想円錐面に沿って円運動させ、かつ務歯列を部分
的に被う経方向の被覆糸を外側から仮想円錐面へ導き、
かつ、務歯フィラメントを仮想円錐面の範囲で運動させ
ている間、被覆糸を仮想円錐面に対して間隔をおいて保
持し、かつこの際テープ緯糸の緯入平面が仮想円錐面お
よび開口運動させた経糸の間を水平方向で交差している
ようにする形式のものに関する。
更に本発明は、スライドファスナをその支持テープを織
る際に製作する装置であって、務歯フィラメントのため
の円運動を行なう糸案内孔を有する、回転駆動される開
口運動用ロータを備えており、該ロータの回転軸線の範
囲に務歯形成用の心棒の固定された一端が取付けられて
おり、かつ、支持テープ経糸及び務歯列を部分的に被う
経方向の被覆糸の開口運動のために行程運動可能な糸案
内機構と杼口を通って運動可能な緯入機構とを備えてい
る形式のものに関する。
このような、テープと共に務歯列をも製織する公知の一
方法の場合、務歯列が1本の経糸として案内される務歯
用フィラメントから形成される(ドイツ特許出願公告公
報第2125470号)。
この方法は他の方法に比べて、務歯フィラメントが織機
内の任意の大きさの容量を有する1つの不動の供給ボビ
ンから引出され、そのためフィラメントの使い果しによ
る顕著な運転停止が生ぜず、且つ、スライドファスナ製
造のためにただ1つの緯入部材即ち支持テープ緯糸用の
緯入部材しか必要でなく、そのために単純な杼口形成ひ
いては高い作業速度が可能であるという利点を有してい
るが、しかし欠点もある。
即ち、作成された務歯列と支持テープ織地との結合が務
歯列の個個の務歯の後部ループ部分を掴むテープ緯糸に
よっておこなわれているに過ぎず、この結果、結合強度
が限定されている。
更に、付加的に被覆糸をテープ織地の縁部範囲に織り込
んで務歯列側へ開いた中空部を形成し、この中空部内へ
テープ緯糸によって引き込むことによって務歯列の保持
の強化がはかられるが、この被覆糸は務歯列と結合され
てなく、単に糸張力によって務歯列の後部ループ部分を
押える被覆層をなすにとどまる。
従って、務歯列の固定の強化に役立たないだけでなく、
スライダが被覆糸層の上で動かされることになり、要す
るにスライダの円滑なしゆう動性のためにも不利となる
別の形成のスライドファスナ製織法(インド特許第55
842号)の場合、務歯列の後部ループ部分に織糸がな
いようにし、被覆糸は務歯の脚部範囲をのみおおうよう
にする。
しかしこのためには、務歯列を形成する務歯フィラメン
トを緯糸として織込むことが必要であって、このために
はテープ緯糸用以外に、たんに一定限度のフィラメント
量を収容するに過ぎないもう1つの緯入部材が必要であ
り、このために頻繁な製織作業停止がおこる。
なおまたある程度の作業速度しか可能でない。
それというのはテープ緯糸用の緯入部材及び務歯フィラ
メント用の緯入部材を交互に通すために二重の杼口形成
が必要となるからである。
本発明の目的とするところは、支持テープ織地に務歯列
が極めて強固に織り込まれ、且つスライダが良好に動き
やすいように、最初に述べた形式のスライドファスナの
製織法を改良する点にある。
本発明はこれを次のようにして達成した。
即ち、被覆糸を、テープ緯糸の緯入平面を基準にして、
務歯フィラメントの通過中仮想円錐面の上側もしくは下
側に保持し、かつこの場合緯入平面の反対側に少なくと
も1本の別の付加糸を経方向で案内し、務歯フィラメン
トの残る円運動期間に、テープ緯糸を緯入れする前に、
少なくとも若干数の被覆糸を繰返し製織の一作業位相に
おいて仮想円錐面の内部へ案内して緯入平面の反対側へ
移し、この反対側でテープ緯糸を介して付加糸に固定す
るのである。
このような本発明の方法によれば、務歯列が1本の経糸
として案内される務歯フィラメントの円錐形を描く円運
動によって形成されるので、支持テープのテープ緯糸用
のただ1つの緯入部材によって高い製織速度が可能にさ
れており、その際務歯フィラメントによって描かれる仮
想円錐面の片側で導入される被覆糸はたんに、本来のス
ライドファスナ連結面を有する前部務歯ループとテープ
側の後部務歯ループとの間にある務歯脚部の範囲をおお
うに過ぎない。
これにより、後部の務歯ループには原則的に何ら織糸が
掛けられておらず、従ってスライダの確実な案内のため
の平滑な端縁が得られる。
本発明による方法で製作したスライドファスナの場合務
歯列が支持テープ平面に対して相対的に片側へ位置をず
らされており、これによりスライダのための極めて大き
な接触面が後部務歯ループに生ずることになる。
被覆糸と付加糸とが務歯脚部に対して互いに交差方向で
案内されることによって、務歯脚部は両側からつかまれ
、テープ緯糸によってテープ織地に固定される。
被覆糸と付加糸との上下交差によって、務歯列の個個の
ループ部分内に互いに逆の糸交錯個所が生じて務歯脚部
の確実な保持、ひいてはテープ織地への務歯列の確実な
結合がなされる。
被覆糸は、務歯フィラメントが仮想円錐面の被覆糸側で
ない範囲を円運動している間にのみこの仮想円錐面の内
部へ入り込み、務歯フィラメントが通り過ぎるまでは仮
想円錐面の外側に間隔を保たれているので、被覆糸の運
動路は常に務歯脚部の外側に位置し、これによって務歯
脚部範囲の良好な被覆がなされる。
このような被覆糸と逆方向で働く付加糸は、仮想円錐面
の反対側で導入される第2の被覆糸であってよい。
別の実施態様によれば、付加糸として、仮想円錐面の内
部で案内する1本の挿入ストランドを利用することも可
能である。
この挿入ストランドは務歯列のいわば芯材として公知で
あるが、本発明によれば、仮想円錐面の片方の側から導
入される被覆糸とテープ緯糸並びに務歯列を介して協働
する。
この場合に生ずるテープ緯糸との交錯個所は務歯脚部間
に位置し、これによってテープ織地に対する務歯脚の位
置を固定する。
務歯を形成するフィラメントは、テープ織地に関して、
”経糸”と呼ぶこともできる。
なぜなら務歯フィラメントは仮想円錐面に沿っての円運
動の際に上述のようにテープ緯糸の緯入平面を横断し、
これに伴いテープ緯糸の緯入の時点でフィラメントの杼
口形成が生ずるからである。
他面においてこの務歯フィラメントは被覆糸並びに付加
糸に対しては、テープ緯糸の緯入と協働して“緯糸”の
機能を果たす。
なぜなら上記のように被覆糸は常に務歯脚部の外側にあ
ってしかもテープ緯糸に対しては反対側から交錯してい
るからである。
しかもその際2倍の杼口及び2倍の緯入部材が必要でな
い。
むしろ、務歯フィラメントが円錐状の運動によって緯糸
および経糸の両方の複合機能を呈する。
仮想円錐面を描く務歯フィラメントの運動はたんに杼口
形成に役立っただけでなくて、被覆糸および付加糸に対
する務歯フィラメントの往復動にも役立ち、この場合は
仮想円錐面の底円、即ち務歯フィラメントがその円運動
に伴って案内される底円が緯糸の運動方向での著しい運
動成分を有する。
即ち、この仮想円錐面の底円は経糸の開口運動と平行な
平面内に位置してなく、経糸の運動方向に対して斜めに
か又は直交して位置している。
テープ織地における務歯列の位置の特に良好な安定性が
次のようにすることによって得られる。
即ち、仮想円錐面の内部に1本の挿入ストランドを案内
し、付加糸としての経糸を既に述べた第2の被覆糸群に
よって形成するのである。
この場合挿入ストランドは務歯フィラメントによって形
成される務歯列の上下に対をなす脚部の間を貫通して両
脚部の相互間隔を規定する。
また、挿入ストランドが上下両方の被覆糸と協働するこ
とによって、各務歯脚部は上下に対をなす脚部について
も、同じ高さで並び合う隣りの脚部についても交錯結合
されることになる。
かくしてテープ織地における務歯列の最良の位置安定性
が保証される。
1本の挿入ストランドの代りに互いに平行な複数本の挿
入糸を使用して、これらの隣り合う挿入糸間の鉛直平面
内で少なくとも1本の被覆糸を上下運動させると有利で
ある。
これによって務歯脚部における被覆糸の位置を正確に規
定できる。
この場合簡単な形式としてはすべての挿入糸を共通にテ
ープ緯糸の緯入平面を貫通案内する。
重要な点として、務歯列の後部務歯ループ側に最も近く
位置する被覆糸に接してその後部に1本の挿入糸を位置
させることがあげられる。
これによって、被覆糸が後部務歯ループ上へずれ動いて
スライダの円滑な案内を妨げるようなことはなくなる。
このような方法を実施する装置として本発明は次の点で
特徴をなしている。
即ち、もっぱら務歯脚部のみを被う被覆糸の案内機構が
、被覆糸用の目を前端に有する縦方向で行程運動可能な
綜絖から成っており、これらの綜絖はロータの、緯入機
構に面する側に配置されていてその行程運動の際に1つ
の三角形平面を通過せしめられ、この三角形平面は、務
歯フィラメントの筬打ち個所を第1の頂点とし、ロータ
の円運動する務歯フィラメント案内孔と緯入機構の緯入
平面との2つの交点を第2および第3の頂点とする三角
形平面であるようにしたのである。
これによって綜絖は、ロー夕前方において務歯フィラメ
ントの円運動によって描かれる仮想円錐面と水平な緯入
平面との交差によって区切られる三角形区域内で運動す
る。
務歯フィラメントをコイル状に進行させるための軸とし
て役立てられる務歯形成用の心棒を2つの分岐部分に分
け、これら両方の分岐部分が被覆糸の綜絖の前記三角形
の動作区域を包囲するように構成するならば務歯列の位
置ぎめにとって極めて有利である。
この場合両分岐部分の先端部は筬打ち個所において再び
寄せ合わされて務歯列の所望の内のり幅に等しくされる
かくして務歯列の位置および幅が簡単に規定される。
両方の分岐部分を先端部は別として緯入平面に対して互
いに反対側に位置させるならば、テープ緯糸による製織
結合が一層精密になる。
次に添付図面について本発明を詳説する。
第1図、第2図、第3図および第5図に示した第1実施
例のスライドファスナ10はテープ部分25と縁部分1
3とより成り、その際テープ部分25はスライドファス
ナ10を衣服類に取付けるために役立ち、縁部分13内
ではスライドファスナ10を織成する際に1本の務歯フ
ィラメント15が後述の円運動により1つの務歯列14
を作る。
テープ部分25内ではテープ経糸11が織地の長手方向
に延び、これらの経糸は1本の緯糸12によるテープ緯
糸34,34’と協働し、この緯糸12はテープ部分2
5内だけでなく、縁部分13内でも緯入れされている。
緯糸12は第16図に示した装置の平面図が示すように
1本の緯入針17により務歯列14の側からテープ織地
側へ入れられるので、テープ緯糸34,34’の各々は
1つのループ状の2本糸をなし、これは第7a図〜第1
0a図に示した個個の製織段階での織物の平面図が示す
ように緯入側とは反対側の織地端縁35のところでルー
プ端36,36’を形成し、これらのループ端は例えば
第7a図〜第10a図から判るように編目状に互いには
め合わせることによって、結合保持される。
勿論緯糸12を、1つの杼を往復させることによって緯
入れすることも可能である。
変形可能の合成樹脂フィラメントより成る務歯フィラメ
ント15はそのコイル状の進行によって務歯列14を作
る。
第1図〜第3図に示すように、務歯フィラメント15は
各巻回ごとに縁部分13の前縁を超えて突出する務歯ル
ープ20を形成し、これは連結面21を有し、これらの
連結面はスライドファスナを閉じた際にスライドファス
ナ10の他半部の対応する連結面とかみ合う。
これらの連結面21は織成前に務歯フィラメント15の
所要個所に形成されている。
務歯列14の反対側に何ら織糸を掛けられていない後方
の務歯ループ26があり、この務歯ループによって殊に
第1図から判るように事実上コイルの1ピッチの前進が
おこなわれる。
これらの務歯ループ20及び務歯ループ26はそれぞれ
務歯脚部27,28によって互いに結合されており、こ
れらの務歯脚部は互いに上下にほぼ鉛直に重なって支持
テープ平面32(第2図および第3図中の鎖線参照)に
対して平行に位置している。
務歯列14は、1つの務歯フィラメントを1つの蛇行形
に巻くことによって形成することもでき、この場合にも
やはり突出する務歯ループ20及び務歯脚部27,28
が形成されるが、しかしこの場合には後方の務歯ループ
は1つの上側の脚部27を1つの次の下側の脚部28と
結合するためには役立てられないで、2つの隣り合う上
側の務歯脚部27及び下側の務歯脚部28を交互に結合
する。
この相違以外には、コイル状に務歯フィラメントを案内
する場合と同様である。
務歯列14の長手方向で、互いに上下に位置している務
歯脚部27,28の間に1本の挿入ストランド60が延
びており、この挿入ストランド60は緯糸12のテープ
緯糸34,34’によって交互に上側及び下側から押え
られる。
縁部分13内には更に経方向に何本もの被覆糸18,1
9が延びており、その一方の群18はもっぱら上側の務
歯脚部27の上に、他方の群19はもっぱら下側の務歯
脚部28の下に位置する。
隣り合う2対の務歯脚部27,28の間の隙間内でこれ
らの被覆糸18,19はそれぞれ緯糸12のテープ緯糸
34,34’と交錯し、即ち下側の被覆糸19はいずれ
もテープ緯糸34,34’へ上から掛けられ、上側の被
覆糸18はいずれもテープ緯糸へその下から掛けられて
いる。
これによって上下両方の被覆糸18,19は互いに対称
的に働く。
被覆糸18もしくは19が常にテープ緯糸34,34′
の下もしくは上に位置しているので、務歯列14の務歯
脚部27,28と協働してのみ織物状の交錯組織が生じ
、その際被覆糸18,19はいずれも外側から務歯脚部
に巻き掛けられている。
横方向にのびている務歯脚部27,28並びにテープ緯
糸34,34’と、経方向にのびている被覆糸18,1
9並びに挿入ストランド60との間のこのような協働に
より、第5図から判るように務歯脚部の上下の相互間隔
を固持する理想的なくくり付けがなされている。
被覆糸18,19は務歯脚部27 ,28の間の隙間内
をテープ緯糸34,34′に向って延びて務歯列14の
個個の各巻回を取り囲み、これによって務歯列14の軸
方向移動が防止されているだけでなく、対状の取囲みに
よって務歯列14の半径方向の揺動も防止されている。
この場合挿入ストランド60は互いに上下に対をなす務
歯脚部27,28の間の間隙をふさぎ、これによって務
歯列14の高さも正確に保持されている。
各部を判り易くするために第5図中に挿入ストランド6
0が著しく細く図示されている。
既に述べたように、本発明によるスライドファスナ10
の場合原則として務歯列14の後部の務歯ループ26に
は、第2図及び第3図並びにまた第1図が示すように、
緯糸も被覆糸も全く掛かつていない。
務歯列14はテープ平面32から片側へ持上げられてお
り、従ってスライドファスナのスライダのための良好な
案内面が生ずる。
テープ緯糸34,34’は被覆糸18,19の上下両群
によって対称的に交錯されており且つこれらの交錯個所
37,37’は挿入ストランド60の上側及び下側に交
互に配置されている。
このスライドファスナ10では1対の務歯脚部27,2
8を有するコイル状の一巻きごとにただ1つのテープ緯
糸34,34’があるに過ぎない。
しかし、例えば別の実施例のスライドファスナ10′を
示す第6図の縦断面図から判るように、本発明の原理か
ら逸脱することなしに、他の組織も可能である。
このスライドファスナ10′は前述の実施例と殊に次の
点で異なっている。
即ち、相応の務歯脚部27,28を形成するコイル状の
一巻きの範囲内で2つのテープ緯糸38,39もしくは
38’,39’が緯入れされ、そのためテープ織地は2
倍の緯糸密度を有している点である。
この場合、挿入ストランド60の上側および下側に被覆
糸18もしくは19の交錯個所37,37’が交互に2
つづつ位置する。
第6図から判るように、ここでは務歯列の極めて安定し
た織込みが得られる。
というのは、2つの隣り合う務歯脚部27もしくは28
の間にそのつど2つのこのような交錯個所が、それも上
側の務歯脚部27についてはそれぞれ1つの上側の交錯
個所37′および下側の交錯個所37が且つ下側の務歯
脚部28の場合には交互に2つの上側交錯個所37’,
37’と2つの下側交錯個所37,37′があるからで
ある。
従って、務歯範囲内において全部で4つのテープ緯糸3
8,39並びに38’,39’を有する。
なおまた次のようにしても織物組織を変えることができ
る。
即ち、例えばスライドファスナ10の実施例においてた
だ1群の被覆糸18を使用し、交錯個所を、符号37で
示されているように、もっぱら挿入ストランド60の下
側に位置させるのであって、この場合すべてのテープ緯
糸34が挿入ストランド60の下側へのみ通される。
更に、すべての被覆糸18,19をテープ緯糸に掛ける
必要はなく、むしろたんに一方の群の何本かの被覆糸が
2つの隣り合う務歯脚部27,27もしくは28,28
の間の隙間内で1つのテープ緯糸をつかめば十分である
挿入ストランド60はその横断面形によって務歯列の範
囲内でのテープ緯糸の高さ位置を正確に規定するが、上
下2群の互いに対称的な被覆糸の場合にはこのような意
味でのストランドを省略することも可能である。
というのは、上側の被覆糸18と下側の被覆糸19が交
互にテープ緯糸を上と下とからつかむことになるからで
ある。
このようなスライドファスナ10の製織は第15図及び
第16図に詳細に示した主要構成部材を有する装置によ
って実施することができる。
第15図中に側面図で且つ第16図中に正面図で示され
ている既に最初に述べた緯入針17の運動のために、テ
ープ経糸11、務歯フィラメント15及び上下両群の被
覆糸18,19は第15図の側面図から判るように適当
な杼口の形に開口運動をあたえられる。
テープ経糸11用の糸案内機構としてこの場合普通の綜
絖枠22,23が使われ、その個数は所望の織物組織に
関係し、テープ経糸11を通すために中央に目を備えた
綜絖24を有している。
矢印29の方向でこれらの綜絖枠22,22を動かすた
めの制御機構は普通の構造を有しているものであり、そ
のために図示されていない。
綜絖枠22,23の後方に、必要個数の綜絖41,42
の形の糸案内機構があり、これはその前端に目44を有
し、やはり図示されていない周知の制御機構により製織
サイクルで図示の矢印45の方向で上下に運動可能であ
り、この運動中に第15図の作業段階で丁度おこなわれ
ているように目44が緯入針17の第15図に鎖線で示
されている作業手面49を通過する。
というのは、下側の被覆糸19のための綜絖42は通常
状態では杼口中心にある作業平面より図で見て下方の杼
口部分内にあって、第15図の状態では杼口の上部内へ
丁度上昇させられているのに対して、これと逆に、上方
から供給された被覆糸18のための綜絖41は対称的に
作業平面49を通過して杼口下部内へ動かされているか
らである。
被覆糸18,19は図示されていない給糸ボビンから経
方向で、図示の矢印50に沿って、相互に上下に隔てて
配置された2つの案内ローラ48,48を介して供給さ
れる。
これらの綜絖41 ,42の後方に1つの回転駆動され
るロータ47があり、これは円盤状の歯車の形を有して
いる。
第16図が示すようにロータ47は経方向50に対して
斜めに配置されていて、緯入針17に面している側でロ
ータ47の前に綜絖41,42を配置するためのスペー
スが得られる。
ロータ47は1つの環状のケーシング46内に収容され
ていて、このケーシングは第16図の断面図から良く判
るように、ロータ47用の1つの内溝を有しており、第
16図ではロータ47が第15図の■■b−■■b切断
線に沿って示されている。
第15図が示すように、ロータ47は縁部近くに務歯フ
ィラメント15を案内するための1つの案内孔56を有
している。
第16図ではこの案内孔がほぼ水平の位置56′で図示
されている。
ロータ47はその外周に沿って歯51を有し、これは1
つの歯車52とかみ合っており、この歯車は軸53によ
り矢印43の方向で回転する。
軸53用の支承部及び駆動モータ並びにケーシング46
のための取付部は図面を見やすくするために図示されて
いない。
ロータ47の直径及び高さ位置は、務歯フィラメント1
5が開口させられた杼口の上部から、ロータ47の回転
と共に、最後に務口下部内へ移動するように、きめられ
ている。
ロータ47は1つの中央の嵌合片55を備え、この嵌合
片はロータ回転の際に静止している。
この嵌合片55は先ず第1に、1つの務歯形成用の心棒
16の一端31を取り付けるために役立ち、この心棒は
常に緯入針17の上述の作業平面49の片側に、即ち図
示例ではこの作業手面49の下方に、不動に配置されて
おり、この心棒の他方の自由端部33は第15図及び第
16図が示すように務歯列14の内部へ少しだけ入り込
んでいる。
嵌合片55はさらに、挿入ストランド60を通すための
1つの案内孔59を有し、この挿入ストランドはロータ
47の後方に配置された1つの供給ボビン67から引き
出される。
この供給ボビン67は1つの孔を備えた1本の中空軸6
9上に差しはめられており、この中空軸69は後述の1
つの回転機構40に属している。
中空軸69の軸孔内を務歯フィラメント15がはめ通さ
れており、このフィラメントは次いでロータ47内の案
内孔56を通される。
務歯フィラメント15用の供給ボビンはこの回転機構4
0の後方にあり、図示されていない。
経方向50で導かれて来る糸、即ちテープ経糸11、被
覆糸18,19、務歯フィラメント15及び挿入ストラ
ンド60は緯糸12の緯入後に1つの筬30により、糸
交錯がおこなわれた後に筬打個所57へ筬打ちされ、こ
の場合筬30は図示の矢印58の方向で実線で示した位
置から鎖線で示した位置30′へ動く。
織成中に筬打個所57とロータ47との間に位置するフ
ィラメント部分は務歯形成心棒16並びに挿入ストラン
ド60を取り囲む1つの仮想円錐面に沿って運動する。
この仮想円錐面の底面はロータ47内の案内孔56の円
運動43によって規定されている。
仮想円錐面の頂点はフィラメント15の筬打個所57、
即ち務歯列14の形成個所にある。
綜絖41,42の昇降運動のための作業区域は第16図
から判るようにこの仮想円錐面によって規定されている
この作業区域はこの仮想円錐面と緯入部材17の前述の
作業平面49との交差によって生じる1つの三角形平面
内にあらねばならない。
第16図からこの三角形平面の2つの底角を知ることが
できる。
この三角形平面は綜絖41,42の上下運動のための作
業区域を形成する。
この場合ロータ47の第16図に示した切断面がほぼ緯
入針17の作業平面49内である。
三角形の一方の底角はロータ47内の務歯フィラメント
15用の案内孔の一方の側方位置56′によって規定さ
れていると共に、他方の底角はロータ直径方向で向き合
うフィラメント15“が通る案内孔によって規定されて
おり、この案内孔は第16図に符号56“で示された位
置を占める。
この、点57,56’,56“によって規定された三角
形平面内で綜絖41,42が作業し、これらの綜絖は勿
論場合により図示のただ4本の代りにもつと多数を設け
ておくこともできる。
普通の幅寸法の務歯列14を有する衣服用のスライドフ
ァスナの場合には、8本の被覆糸18,19用として8
個のこのような綜絖を設ける。
務歯列内で挿入ストランド60を中心に配置する場合に
はその両側に第16図から判るようにそれぞれ半分の綜
絖41,42があるのが適当である。
ロータ47の回転に伴って1つの仮想円錐面に沿って務
歯フィラメント15が運動するために、筬打個所57の
範囲で心棒16及び挿入ストランド60を中心とした所
望の巻付き運動がおこなわれるが、ロータ47の背後で
もこの務歯フィラメント15はロータ回転と共に上記と
逆の仮想円錐面を描いて運動し、従って何らかの手段を
講じないと、やはりロータの不動の嵌合片55内の案内
孔59を通して案内されている挿入ストランド60を取
巻く不都合な逆方向のからみつきを生じる。
これらの不都合なからみつきは回転機構40によって解
消させられる。
即ち回転機構40の中空軸69にからみ付きを防止する
1つのブラケット70が取り付けられており、このブラ
ケット70は第15図が示すように1つの孔72を有し
、この孔が供給ボビン67からの挿入ストランド60の
繰出し個所を規定する。
図示されているブレーキばね76を有するボビンブレー
キの代りにか又はそれに対して付加的に、供給ボビン6
7に1つの爪車65が連結されており、この爪車は第1
5図の後述の部材によって正しい時点に解放され、これ
によって筬打個所57における織成に相応して挿入スト
ランド60の所定の長さ分が繰り出される。
詳述するならば、挿入ストランド60は付加的に1つの
穴環73を通過し、この穴環はブラケット70に一端を
取り付けられた1つの引張ばね66によって引かれてお
り、この引張ばね66の作用のもとに縦方向で移動でき
ることにより挿入ストランドの短かい長さ部分をブラケ
ット70に保留するために役立つ。
このブラケット70には更に1つの回動ピン74が取付
けられていて、この回動ピン74は1つのアングルレバ
ー75を有し、このアングルレバーの一端は通常状態で
爪車65にかみ合う1つの爪片77を有していると共に
、アングルレバーの他端に1つの戻しばね78が作用し
ている。
このアングルレバ一端部にさらに1つのレバー系79が
連接されており、挿入ストランド60の保留分が消費さ
れた結果として引張ばね66が最大に緊張させられたと
きにこのレバー系79に穴環73があたる。
その結果レバー系79を介してアングルレバー75が戻
しばね78の作用に抗して旋回させられ、これによって
爪片77は爪車65から解離され、これにより供給ボビ
ン67が自由に回転することができて挿入ストランドを
放出する。
その際引張ばね66は再び穴環73を引き戻し、従って
爪片77も戻しばね78の作用により再び爪車65にか
み合う。
ロータ47の背後における務歯フィラメント15と挿入
ストランド60との間の不都合なからみ合いの解消は、
ブラケット70が中空軸69と一諸に図示の矢印68の
方向に回転してこの回転運動がロータ47の回転運動と
同期的であることによって、生ずる。
これによりロータ47の背後での挿入ストランド60の
円運動71が生じ、この円運動によって、挿入ストラン
ド60と務歯フィラメント15との間に不都合な撚合わ
せが生じるのを防止する。
挿入ストランド60は、嵌合片55内の案内孔59の位
置に基き、通例は杼口の下部、要するに緯入針17の緯
入平面、即ち作業平面49よりも下方に配置されており
、そこには第15図が示すように常に務歯形成用心棒1
6もある。
従って、第5図が示すようにテープ緯糸34′は挿入ス
トランド60の上側にある。
挿入ストランド60が務歯列の所望の個所でテープ緯糸
34の上側に位置しているようにするために、杼口の開
口運動範囲内に1つの突き棒62が配置されており、こ
の突き棒は図示されていない1つの普通の制御機構によ
り適切な時点で第15図に記入した矢印63の方向に持
上げられ、その端部のノツチ64が挿入ストランドを捕
捉して杼口上部内へ持上げる。
第1図、第2図、第3図および第5図に示した第1実施
例のスライドファスナ10を製作するための織成法が第
7a図〜第10b図に4つの作業段階で詳細に示されて
おり、次にこれについて説明する。
第7a図及び第7b図に示した第1の作業段階では丁度
緯糸12を2つ折りされた形にテープ緯糸34が務歯列
側から図示の矢印80の方向に緯入れされている。
テープ部分25内ではテープ経糸11が織物組織に相応
して第7b図が示すように開口運動させられており、縁
部分13内でも緯糸を通すための杼口形成がおこなわれ
ている。
第7b図の横断面図が示すように、心棒16は常に杼口
下部内にあり、このことは他のすべての作業段階につい
てもあてはまる。
鎖線で示した円81は務歯フィラメント15が仮想円錐
面に沿って動く場合の円運動を示す。
図示の作業段階では横断面が示すように務歯フィラメン
ト15はまだテープ緯糸34より上側の杼口上部内にあ
る。
務歯フィラメント15のその都度の位置を正確に表現す
るために務歯フィラメント15の種々の回転位置に時計
の文字盤の数字を当てはめると、第7b図ではほぼ″2
時”のところにある。
編目で示された挿入ストランド60の横断面が示すよう
に、上述の突き棒62により挿入ストランド60はテー
プ緯糸34よりも上側の杼口上部内へ移されている。
綜絖41もしくは42の上下運動によって達成される被
覆糸の位置が運動矢印41’,42’によって示されて
いる。
上側の群の被覆糸18はテープ緯糸34の下の杼口下部
内へ動かされているのに対して、下側の群の被覆糸19
は対称的に緯入平面を越えてテープ緯糸34の上側の杼
口上部内へ動かされている。
個個の糸のこの位置は第7a図の平面図からも判る。
この作業段階で務歯列14においては丁度1つの後方の
務歯ループ26が生じ、これには糸が掛けられていない
第8a図及び第8b図に示した第2の作業段階では務歯
フィラメント15は鎖線の円81によって示されている
仮想円錐面に沿って90゜以上の角度にわたって矢印4
3の方向に動かされていて、その位置は今や丁度“6時
”のところにある。
テープ緯糸34は第16図に符号17で示されている緯
入針によって既に緯入れを完了させられて、緯入針17
は再び完全に杼口外へ導き出されている。
その間にテープ緯糸34のループ端36は引き留められ
て先行のループ端内を通される。
心棒16は鎖線で示されている緯入平面49の片側に、
即ち下側に依然として位置を占めている。
テープ部分25の範囲内のテープ緯糸11の杼口は再び
閉じており、同様に突き棒62は挿入ストランド60か
ら離れた位置へ戻っており、従って挿入ストランドは緯
入平面49の下側の通常位置にあり、且つ第9a図、第
9b図および第10a図、第10b図に示した次の作業
段階中この位置にとどまる。
運動矢印41′が示すように被覆糸18はなお務歯フィ
ラメント15の描く仮想円錐面の円81の内部にあり、
事実上第7b図に示した先行の作業位置と同じ位置を占
めているのに対して、第8b図の運動矢印42’が示す
ように、被覆糸19は仮想円錐面外へ動かされていて務
歯フィラメント15に対して十分な間隔82を有し、円
81内部にある被覆糸18も務歯フィラメント15に対
して十分な間隔83を有している。
従って務歯フィラメント15が円81上で被覆糸19側
にある場合、上下両群の被覆糸18.19は杼口状に互
いに離反しており、これによって、務歯フィラメント1
5を妨げなく通過させるための1つの通路が間隔83,
82によって生ずる。
この運動段階で務歯フィラメント15は第8a図に示さ
れているように務歯列14の次の下側の務歯脚部28を
形成する。
第9a図及び第9b図に示した作業段階では務歯フィラ
メント15は180゜だけ更に運動していて、“12時
”の位置に達している。
挿入ストランド60及びテープ経糸11はその間にその
位置を変化しておらず、務歯形成用心棒16は常に、第
9b図にも鎖線で示された緯入平面49の下側にある。
しかし運動矢印41’,42’が示すように被覆糸18
,19の位置は第8b図に比して180°逆になってい
て、しかも被覆糸18は仮想円錐面81の外部に間隔8
2′のところに位置しているのに対して、被覆糸19は
既に、第10a及び第10b図に示す次の作業段階のた
めに望ましい仮想円錐面81の内側の位置を占める。
これによって、務歯フィラメント15を上側の群の被覆
糸18側で妨げなく通過させるためにやはり1つの杼口
状の通路が間隔82’,83’によって生ずる。
この時点で務歯列の前端に本来の連結面を備えた務歯ル
ープ20が形成されており、且つまたこの作業段階で既
に第9a図から判るように上側の務歯脚部27が生ずる
第10a図及び第10b図に示した最後の作業段階では
務歯フィラメント15は矢印43の方向でほぼ60°だ
け更に運動していて、“2時”の位置にある。
務歯フィラメント15は、テープ部分25内のテープ経
糸11からも判るように今やあらためて次のテープ緯糸
34′のために開口運動させられた糸の杼口上部内にあ
る。
挿入ストランド60は鎖線で示した円81による仮想円
錐面によって取り囲まれた空間の内部で心棒16と一諸
に杼口下部内にある。
今や被覆糸18,19もこの空間の内部にある。
即ち矢印42′が示すように下側の被覆糸19は既に先
行の作業位置のときからの位置を占めているのに対して
、上側の群の被覆糸18は緯入平面を通過してテープ緯
糸34′の下へ動かされている。
務歯列14には後方の務歯ループ26が形成される。
その際第10a図に示すようにやはりループ端部36′
は先行のループ端部36内を引き通される。
この作業段階は第7a図及び第7b図に示した第1の作
業段階に似ているが、挿入ストランド60が緯入平面よ
り下の低い位置にあるという点で異なっている。
図から判るように、テープ緯糸34の緯入れの場合には
挿入ストランド60は被覆糸19と協働するのに対して
、次のテープ緯糸34′の緯入れの場合には挿入ストラ
ンド60は他方の群の被覆糸18と協働する。
これは既に第5図と関連して詳細に説明したのと同じで
ある。
第8b図及び第9b図を第7b図及び第10b図と比較
すれば判るように、両方の通路82,83もしくは82
’,83’はテープ緯糸34,34’のためのテープ経
糸11の杼口に対して平行ではあるが、しかし杼口に対
して、かつ相互に高さをずらされており、即ちテープ緯
糸34,34’がいずれも仮想円錐面のほぼ中心軸線の
範囲で緯入れされるのに対して、通路は円運動の最高点
もしくは最低点のところに生ずる。
更に上記の作業段階の順序から判るように、テープ経糸
の杼口形成及び通路82,83又は82’,83’の形
成は時間的に順次におこなわれる。
第11a図〜第14b図は第7a図〜第10b図と同様
に、第6図の縦断面図に示すスライドファスナ10′を
製作するための製織法についてその作業段階を詳細に示
している。
このスライドファスナ10′は2倍の緯入密度を有して
いる。
第1実施例におけると同じ部分には同じ符号が付されて
おり、従って同じ説明は省略して以下においては特殊な
点だけを詳細に説明する。
第11a図及び第11b図に示した第1の作業段階では
務歯フィラメント15は“6時”の位置にあり、その際
被覆糸18,19の間に既に述べた通路82,83が生
ずる。
この場合にも務歯形成用の心棒16は常に緯入平面49
の下方にあり、挿入ストランド60も以下に説明する4
つの作業段階の間この緯入平面49の下方位置にとどま
っている。
その際第11a図に示すように、第6図の個所Aから判
るように、下側の務歯脚部28が形成される。
第12a図及び第12b図に示した作業段階では、務歯
フィラメント15が90°よりも小さな角度だけ仮想円
錐面の円81上で矢印43の方向で動かされている間に
、テープ緯糸38が緯入れされ、この時点で務歯フィラ
メント15はなお杼口下部内で“8時”の位置にある。
被覆糸18は緯入平面よりも下方の先行の位置を維持し
ているのに対して、他方の被覆糸19は緯入平面を通過
して仮想円錐面の内部へ動かされており、従ってテープ
緯糸38の上側にある。
この作業段階で、第12a図に示されているように、務
歯形成用の心棒16を取り囲む1つの務歯ループ20が
形成される。
第13a図及び第13b図の作業段階では務歯フィラメ
ント15を“12時”の位置の範囲で通すための上方の
通路82’,83’が生じており、その際被覆糸18は
再び仮想円錐面の外部に離れて位置している。
その際第13a図に示すように、第6図の縦断面図の個
所Bに示されているように、上側の務歯脚部27が形成
される。
第14a図及び第14b図に示した第4の作業段階では
、務歯フィラメント15は円81上で矢印方向43でほ
ぼ60°だけ更に動いてほぼ“12時”の位置に達して
おり、従ってテープ経糸11の杼口上部内にあり且つそ
の下で次のテープ緯糸39が緯入れされることになる。
被覆糸18,19は再び互いに逆方向で緯大平面を越え
ていて、テープ緯糸39に対して互いに逆の側にある。
務歯フィラメント15のこの運動段階で、第14a図に
示されているように、務歯列14の後方の務歯ループ2
6が形成される。
ところでこのスライドファスナ10′の縁部分における
製織が終了する前に、被覆糸18,19及び務歯フィラ
メント15の作業形式に関して、もう1度上記の4つの
作業段階が繰り返され、その際第6図の縦断面図からも
既に判るように次の務歯脚部27,28、後方の務歯ル
ープ26及び連結面を有する務歯ループ20が形成され
るが、しかし、この繰返しの作業段階において緯入れさ
れるテープ緯糸38’,39’に対して挿入ストランド
60はその上側の位置にある。
この目的のために、挿入ストランド60は第2の作業段
階から第4の作業段階にいたるまでその突き棒62を介
して緯入平面49よりも上方の持ち上げられた位置に保
たれるが、このことは図示されていない。
従って、スライドファスナ10′の縁部範囲内の1つの
完全な製織に伴って第11a図〜第14b図による4つ
の作業段階が2回にわたって繰り返され、全部で4つの
テープ緯糸38〜39′が緯入れされる。
第17図には第16図の例に似たもう1つの装置の実施
形が図示されている。
重要な相違は次の点にある。
即ち、務歯形成用心棒が2つの分岐部分16’,16“
に分けられている点にある。
これらの分岐部分は相互間に綜絖41,42の上下運動
が行なわれる既述の三角形の作業区域を形成している。
両方の心棒分岐部分16’,16”は務歯列14の筬打
個所57に向って相互に接近しているが、それらの端部
33’,33“の間に最小間隔84を有し、この間隔は
務歯列14の上下脚部間の所望の内のり幅に等しい。
これにより務歯の正確な形状並びに正確な位置が得られ
る。
務歯形成用心棒の両方の分岐部分16’,16“は勿論
、フイラメント15の互いに向き合う実線位置と鎖線位
置15“から明瞭に知ることができるように、フィラメ
ント15によって描かれる仮想円錐面の内部にある。
第18図はロータ47の背後に配置された構成部材の別
の実施例を示す。
経方向50で導かれて来たテープ経糸11及び上下両群
の被覆糸18,19の位置が示されているが、被覆糸1
8,19は案内ローラ48,48’の範囲では図面を見
易くするために図示を省略されている。
挿入ストランド60用の供給ボビン67はロータ47の
背後で、ロータ内の円運動する案内孔56に向って供給
される務歯フィラメント部分によって描かれる仮想円錐
面の内側に配置されている。
務歯フィラメントと挿入ストランド60の間の不都合な
撚合わせを防止するための回転機構はこの場合には必要
でない。
しかしこの実施例では挿入ストランド60が1本でなく
て、細い3本の挿入糸61,61’,61“から成って
いる。
これらの挿入糸は1つの共通の供給ボビン67上に並列
に巻き取られているので、供給ボビン67の巻放し時に
個々の挿入糸61〜61“の相互の撚合わせを防止する
ための1つの特別の支承機構90が設けてある。
支承機構90は、不動のボビンケース86内のスリット
85として設けられた糸引出個所が図示の位置で不変に
維持されるようにする。
この目的のために供給ボビン67はそのボビン軸87が
ボビンケース86内に支承されており、ボビン軸87の
自由端部を取囲んでいるブレーキばね76は1つのブレ
ーキ円板88を介して供給ボビン67の回転に制動作用
を加える。
ボビンケース86は半径方向で突出した1つのつば89
を備え、このつばはその外周面に1つのころがり軸受9
1を支持し、このころがり軸受上で1つの回転リング9
2ができるだけ摩擦なしにロータ47と同期的に回転す
る。
外周に歯環93を有している回転リング92は1つの駆
動歯車94によって駆動され、この歯車94は駆動軸9
5上に取り付けられていて、図示されていない電気モー
タによって回転される。
回転リング92はその外縁の近くにリング軸線に対して
平行な1つの孔97を有し、この孔は、挿入糸の供給ボ
ビン67の背後に配置された1つの供給ロール(図示せ
ず)から引き出される務歯フィラメント15を通すため
に役立つ。
回転リング92はその歯環93の隣りに更に別のころが
り軸受98,99を保持しており、これらの軸受は2部
分より成る縁枠状のケーシング96内でリング92をで
きるだけ摩擦なしに回転させるために役立ち、このケー
シング96は符号100で略示されているように装置の
フレーム(図示せず)に取り付けられている。
ケーシング96はその外周の一個所に1つの半径方向ス
リット101を有し、回転リング92を駆動する歯車9
4がこのスリット101を通して歯環92は外方の縁枠
状のケーシング96が固定されているにもかかわらず回
転し、且つその中心にあるボビンケース86を連行しな
い。
これにより務歯フィラメント15は供給ボビン67の範
囲で静止しているボビンケース86を中心として矢印1
02の方向に円運動をおこなう。
これにより務歯フィラメント15の後方の仮想円錐面が
延長される。
なぜならこの同期性のために回転リング92内の孔97
がロータ47内の案内孔56と一致して円運動し、従っ
て実線で示した位置からロータ半回転後にフィラメント
15がロータの背後でも鎖線で示した位置15“に達す
るからである。
個々の挿入糸61,61’,61“はボビンケース86
のスリット85から出た後に個々に、適当に構成された
1つのロータ嵌合片55内の相応する孔59,59’,
59“を通過する。
嵌合片55はこの円運動の際に静止しており、そのため
、やはり静止しているボビンケース86と結合しておく
こともできる。
個々の挿入糸61〜61“は所定の間隔で水平面内に互
いに並列に務歯形成用心棒の範囲内でのびており、この
心棒はこの場合、第17図に示した実施例と同様に2つ
の分岐部分16′,16“に分かれているのが適当であ
る。
製織個所の範囲でのこれらの挿入糸61〜61“の以後
の進路が製織個所を側面図及び平面図で示す第19図及
び第20図に示されている。
第15図及び第16図の第1実施例におけると同じ構成
部材には同じ符号が付されている。
この場合に作られるスライドファスナ10“は第4図の
横断面図にも詳細に図示されている。
第20図に示すように、所定の間隔103で配置された
挿入糸61〜61“の隙間内にそれぞれ上下1対をなす
被覆糸18,19が位置しており、その際務歯列14の
後方の務歯ループ26のところに、第4図が示すように
、最も内側の挿入糸61“が配置されており、この挿入
糸よりもテープ側にはもはや上側の被覆糸18がなく、
従って被覆糸18がこの後方の務歯ループ26上から脱
落するようなことにはならない。
これによって、円滑にスライダを案内するために後方の
務歯ループは被覆糸から解放されることになる。
挿入糸61〜61“、務歯フィラメント15及び被覆糸
18,19は第19図及び第20図では、第7a図及び
第7b図の作業段階で既に詳細に説明したような位置を
占めている。
その際挿入糸61〜61“は所属の突き棒62により、
第19図が示すようにその先端のノツチ63によって、
掴まれていて、緯入針17の緯入平面49よりも上側の
杼口上部内へ持ち上げられている。
このために個々の突き棒62は1つの共通の保持体10
4に取り付けられており、この保持体は図示の矢印63
の方向に持ち上げることができる。
この運動段階で第20図が示すように丁度1つの後方の
務歯ループ26が形成される。
緯入針17は丁度第20図の緯入矢印80の方向で杼口
内へ押し込まれて新たにテープ緯糸34の緯入れをおこ
なう。
注意すべきこととして、すべての挿入糸61〜61´´
並びにすべての被覆糸18,19を相互間に位置させて
いる両方の心棒分岐部分16’,16“は緯入針17の
鎖線で示されている作業平面49に対して互いに反対側
に配置されている。
即ち、一方の心棒分岐部分16′は常に作業平面49よ
りも上側にあるのに対して、他方の心棒分岐部分16“
はこの作業平面49の下側に保たれる。
この結果として、テープ緯糸34,34’によって異な
る糸を極めて正確に織成することになる。
更に、これにより両方の心棒分岐部分16’,16“の
間隔84に相応して務歯列14の所望の内のり幅が正確
に厳守される。
第1図、第7a図〜第10a図並びに第20図から判る
ように、第2図および第3図もしくは第4図に示すよう
にテープ織地の一方の側縁に織り込まれてテープ平面3
2から持ち上げられている務歯列14は、順次に続くテ
ープ緯糸34,34’の間のそれぞれの移行部分105
によって個個の務歯ループ20を上から押えられており
、この場合テープ緯糸34,34’は後部の務歯ループ
26の範囲では務歯フィラメント15の下を通っている
これによって、移行部分105は務歯列14の織込み結
合の強化に役立つ。
このことは、各移行部分105がすべての務歯脚部28
を上から押える形式の、第11a図〜第14b図に示し
た緯入密度の高いスライドファスナ10′についてもい
える。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による実施例を示すもので、第1図は
本発明によって製作した1つのスライドファスナの略示
斜視図、第2図及び第3図はいずれも第1図の■−■線
及び■−■線による横断面図、第4図は本発明の別のス
ライドファスナの横断面図、第5図は第1図の■−■線
による略示縦断面図、第6図はさらに別の実施形のスラ
イドファスナの第5図同様の縦断面図、第7a図、第8
a図、第9a図、第10a図はいずれも第1図および第
5図に示したスライドファスナの製織個所の範囲を4つ
の作業段階に分けて示した略示平面図、第7b図、第8
b図、第9b図、第10b図はいずれも第7a図〜第1
0a図の■b−■b線乃至■b−■b線による横断面図
、第11a図、第12a図、第13a図、第14a図は
いずれも務歯列の各務歯当り2倍の緯入数を有している
第6図に示したスライドファスナを4つの作業段階に分
けて示す略示平面図、第11b図、第12b図、第13
b図、第14b図はいずれも第11a図〜第14a図(
7)■■b−■■b線〜■■b−■■b線による横断面
図、第15図は第1図に示したスライドファスナを製作
するための1つの装置の略示側面図、第16図は第15
図の■■a−■■a線及び■■b−■■b線による断面
図、第17図は本発明による別の装置の第16図同様の
断面図、第18図は本発明による装置のさらに別の実施
形の水平断面図、第19図は第4図に示したスライドフ
ァスナを製作するための本発明による装置の織成個所の
範囲を示す側面図、第20図は第19図の個所の平面図
である。 図示された主要部と符号の対応関係は次の通りである:
10,10’,10“・・・・・・スライドファスナ、
11・・・・・・テープ経糸、12・・・・・・緯糸、
14・・・・・・務歯列、15及び15′・・・・・・
務歯フィラメント、16・・・・・・務歯形成用心棒、
17・・・・・・緯入針、18及び19・・・・・・被
覆糸、20・・・・・・務歯ループ、21・・・・・・
連結面、22及び23・・・・・・綜絖枠、24・・・
・・・綜絖、・26・・・・・・務歯ループ、27及び
28・・・・・・務歯脚部、30及び30′・・・・・
・筬、34及び34′・・・・・・テープ緯糸、38,
38’,39及び39′・・・・・・テープ緯糸、41
及び42・・・・・・綜絖、44・・・・・・目、47
・・・・・・ロータ、49・・・・・・緯入平面、50
・・・・・・経方向、56,56’,56“・・・・・
・案内孔、59,59’,59“・・・・・・案内孔、
60・・・・・・挿入ストランド、61,61’,61
”・・・・・・挿入糸、81・・・・・仮想円錐面、8
2,82’,83及び83′・・・・・・間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スライドファスナをその支持テープを織る際に製作
    する方法であって、ほぼ経方向で導かれて1つの不動の
    軸線を中心とするコイル状の運動によって前後のループ
    部分とこれら両ループ部分の中間の脚部とから成るスラ
    イドファスナ務歯列を形成する務歯フィラメントを上記
    軸線を取囲む仮想円錐面に沿って円運動させ、かつ務歯
    列を部分的に被う経方向の被覆糸を外側から仮想円錐面
    へ導き、かつ、務歯フィラメントを上記円錐面の範囲で
    運動させている間、被覆糸を円錐面に対して間隔をおい
    て保持し、かつこの際支持テープのテープ緯糸の緯入平
    面が上記円錐面及び開口運動させた経糸の間を水平方向
    で交差しているようにする形式のものにおいて、被覆糸
    18;19を、支持テープ緯糸12の緯入平面49を基
    準にして、円運動する務歯フィラメントが通過する間、
    仮想円錐面81の上側もしくは下側に保持し、かつこの
    場合緯入平面49の反対の側に少なくとも1本の、さら
    に別の付加糸19;18;60を経方向で案内し、務歯
    フィラメントの残る円運動期間に、テープ緯糸の緯入れ
    に先立って、少なくとも若干数の被覆糸18;19を、
    繰返し製織の一作業位相において仮想円錐面81の内部
    へ案内して緯入平面49の反対側へ移し、この反対側で
    テープ緯糸を介して付加糸19;18;60に固定する
    ことを特徴とする、スライドファスナをその支持テープ
    を織る際に製作する方法。 2 スライドファスナをその支持テープを織る際に製作
    する装置であって、務歯フィラメントのための円運動を
    行なう糸案内孔を有する、回転駆動される開口運動用ロ
    ータを備えており、該ロータの回転軸線の範囲に務歯形
    成用の心棒の固定された一端が取付けられており、かつ
    、支持テープのテープ経糸及び務歯列を部分的に被う被
    覆糸のための、開口運動のために行程運動可能な糸案内
    機構並びに、杼口を通って運動可能な緯入機構を備えて
    いる形式のものにおいて、専ら務歯脚部27,28のみ
    を被うカバ一糸18,19の案内機構がカバー経糸18
    ,19用の目44を前端部に有する、縦方向で運動可能
    の綜絖41,42から成っており、該綜絖41,42が
    、ロータ47の、緯入機構17に面する側に配置されて
    いてその行程運動63の際に1つの三角形平面を通過せ
    しめられ、該三角形平面は、務歯フィラメント15の筬
    打ち個所57を第1の頂点とし、ローク47の、円運動
    する務歯フィラメント案内孔59と緯入機構17の緯入
    平面49との2つの交点56’,56“を第2及び第3
    の頂点とする三角形から成っていることを特徴とする、
    スライドファスナをその支持テープを織る際に製作する
    装置。
JP49074211A 1973-06-29 1974-06-28 スライドフアスナオソノ シジリボンオオルサイニセイサクスルホウホウオヨビ ソウチ Expired JPS583684B2 (ja)

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