JPS583658B2 - 食品生成物の圧力供給および圧力蒸煮装置用シ−ル板駆動装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシール板駆動装置組立体に関し、より詳しくは
殼粉生成物の圧力蒸煮装置に使用されるシール板駆動装
置組立体に関する。

特に、本発明は食品生成物の圧力供給・圧力蒸煮装置に
使用されるシール板駆動装置組立体に関し、この圧力供
給・圧力蒸煮装置は圧力供給装置組立体、その終端部で
食品生成混合物の締め固めとその流量制御を行なうシー
ル板およびシール板駆動装置組立体および圧力クツカー
組立体を包含する。

その上また、本発明の装置は圧力蒸煮された食品生成物
を押出す押出機組立体及び押出された食品生成物をペレ
ットにする切断機組立体を更に包含する。

本発明は本出願の譲渡人であるＣ．Ｄ．Ｆｉｓｈｅｒ氏
のクツカー・押出機装置に関する米国特許第３，２４６
，５９４号の改良であって、同特許の開示するところは
本明細書中に参考として織り込んである。

簡単に言えば、上記米国特許第３，２４６，５９４号に
は、大気圧以上の蒸気下で各種殼粉材料を連続的に圧力
蒸煮し、蒸煮した押出可能なマッシュをつくり、次いで
この蒸煮したマッシュを複数個のダイオリフイスから押
出す装置が開示されている。

本装置の運転が成功するための重要な鍵は、圧力クツカ
ーへの入口に耐圧シールを形成する能力に係っている。

本発明に従えば、このシールははいって来る材料すなわ
ち粉末生成混合物を、圧力供給装置の出口即ちその終端
部に締め固めて耐圧栓にすることにより作られる。

その上また、本発明に従えば、シールの形成された後に
、この締め固められた材料を摩砕してその元の粉末状態
に戻すことが一般には望ましいか又は必要であり、これ
は大気圧以上の蒸気が圧力クツカーの中で一様に且つく
まなく通るようにするためである。

このシールと摩砕機能を果すための適当な機構及び方法
は前記特許に詳細に開示されている。

より詳しく述べるに、上記特許に従えば、入って来る乾
燥材料は、材料供給口すなわちホッパから、圧力クツカ
ー入口へスクリューコンベヤから成る圧力供給機構によ
り前進させられる。

材料がスクリューコンベヤの供給口からその排出口すな
わちその終端まで進行する際、スクリューの谷径を増す
ことによって作られるスクリュー溝の深さの減少の結果
材料の部分的締め固めが生じる。

スクリューコンベヤの排出端と対向関係に配置されるゲ
ート、すなわち回転自在で且つ軸方向に並進運動自在の
シール板に向って材料が進行すると一層の締め固めが生
じる。

シール板すなわちゲートは、スクリューコンベヤの排出
口を圧力クッカーの供給口に連結する圧力供給装置ハウ
ジングを通してその中へ延びる軸に装着されている。

シール板をその軸方向移動並びに前進してくる材料に抗
して保持する力は、シール板軸の末端に連結される流体
圧作動ピストン・シリンダ組立体により制御される。

摩砕機能は、ジャッキ軸・歯車駆動装置を介してシール
板軸を、従って摩砕用突起つきシール板を回転させるこ
とによって達成される。

正常な回転中、シール板軸の軸方向運動と回転が同時に
絶えまなく起きている。

この装置は大気圧以上の蒸気圧で作動するので、軸シー
ルを備える必要がある。

この特許に開示の軸シールはパッキング押え機能である
。

成る程上述の組立体は満足に機能するが、それでも若干
の欠点を免れない。

第１に、パッキン押えは、その設計上、回転軸とパッキ
ングの間に僅かな隙間をもたなければならない。

従って、加工されている材料はもちろん大気圧以上の蒸
気の洩れがある。

隙間を大きくし過ぎると、過大な洩れが生じシール板駆
動装置組立体を囲繞するハウジング中に原料が多量に蓄
積されることになる。

これに反して隙間が無ければ、パッキングは乾いた状態
で動くので摩擦熱が発生し、パッキング押えは劣化する
ことになる。

パッキングが乾いたまゝで動くと軸にほすじがつき過大
な洩れがそこから始まる。

その上また、軸は軸方向に動くので、加工されている材
料のうちで摩砕性の高い材料が軸を伝ってパッキング押
えの中まで侵入することも有りうる。

したがって、パッキング押えを正しい保守および調節は
、かかって運転者の技倆、判断および注意力に委ねられ
ることになる。

第２に、駆動軸の支持方法にも問題がある。

駆動軸の軸受は軸方向運動と回転運動の両方を可能にし
なければならない。

この特許に開示の軸受及び／又はブツシングは一般的に
満足なものではあるが、寿命に限りがある。

最後に、軸が軸方向に動くため、駆動歯車は相互に滑動
しなくてはならない。

歯車が摩耗するにつれて、その円滑にして一様な軸方向
運動に問題が認められるようになる。

従って、本発明の目的とするところは、先行技術に付随
するこのような制限すなわち欠点を修正又は除去するこ
とにある。

本発明によれば、先行技術による周知構造の以上に列挙
の欠点及びそれ以外の諸欠点は、次のようなシール板駆
動装置組立体を備えることにより克服される。

このシール板駆動装置組立体は回転可能で且つ軸方向に
並進運動可能なシール板軸を含み、このシール板軸は圧
力供給装置ハウジングすなわち圧力供給装置吐出ハウジ
ング中にシール板を支持し、かつ圧力供給装置ハウジン
グの外側に１対の耐摩軸受に設けられた環状駆動軸によ
って伸縮自在に受入れられ、スプライン継手が好ましく
は前記両軸を相互に連結しシール板軸に軸方向並進運動
を許しながらこれら両軸を共に回転させる。

また、第１のシール装置が圧力供給装置ハウジングに隣
接する位置でシール板軸と管状駆動軸との間に配置され
ていて、生成混合物及び大気圧以上の蒸気が両軸間に侵
入するのを阻止し、第２のシール装置が圧力供給装置ハ
ウジングおよび管状駆動軸と協同し、生成混合物及び大
気圧以上の蒸気が圧力供給装置ハウジングから管状駆動
軸の外周を伝って漏出するのを阻止する。

本発明の改良装置の卓越した特徴の１つは、軸方向の運
動と回転運動とが分離されている点にある。

両運動を分離することにより、夫々の運動に適合するよ
う特に設計した、別々のシールを使用することができる
。

これに加えて、使用するのが好ましい２つの耐摩軸受は
勝れた支持体の役割を果し、これらの軸受の寿命は前記
米国特許に開示の先行技術による構造物の軸受装置より
も何倍も長い。

また、本発明の改良装置では、相互に滑動する歯車が不
要となり、これに付随した問題もなくなる。

その上、軸方向運動と回転運動は、好ましくは管状駆動
軸とシール板軸を連結するスプライン継手を介して伝達
される。

この構成では、これら２軸間に相対運動が起きることは
ない。

スプライン歯にかゝる荷重及びその結果生じるスプライ
ン歯の摩耗は、前記米国特許に開示の滑動歯車装置の場
合に比べて遥かに少ないが、これは荷重がより大きい表
面にわたり分散しているからである。

加えて、駆動歯車噛合せ装置に特徴的な、噛合っている
歯を引離そうとする力も発生することがない。

一般的に言えることは、本発明の改良形駆動装置組立体
はより長く、しかも無事故の運転を顧客に提供できると
いうことである。

本発明の、上に述べたところ及びそれ以外の諸目的、諸
特徴及び諸利点は、本発明の実施態様を更に考究するこ
とにより、特に以下に述べる明細書の説明を添付図面及
び特許請求の範囲と共に検討すれば、いっそう明らかに
なるであろう。

第１図を参照するに、同図には本発明と特に関連する代
表的なクツカー・押出機装置１０が略示されている。

図示のように、装置１０は一般に圧力供給装置組立体１
２、シール板およびシール板駆動装置組立体１４、圧力
クツカー組立体１６、押出機組立体１８及び切断機組立
体２０から成る。

図示のように、圧力供給装置組立体１２は材料供給口２
２を含み、この供給口は適当な駆動装置２８を備えた圧
力供給スクリュー、すなわちスクリューコンベア２６を
収容している水平円筒状圧力供給胴２４に通じる。

圧力供給スクリュー２６及び胴２４に対向関係に圧力シ
ール板３０が設けられ、このシール板はシール板駆動装
置組立体１４の部分３２及び復動ピストンシリンダ組立
体３４を介して作動させられる。

なお、この組立体の部分３２及びピストンシリンダ３４
については後に詳述する。

また第１図には、シール板３０と圧力供給胴２４の間に
、シールリング３６が示されている。

供給装置吐出ハウジング３８が圧力供給装置組立体１２
の終端部と圧力クツカー組立体１６とを連通させる。

圧力クツカー組立体１６はその主要構成要素として細長
い容器４０を包含し、この容器４０は、適当に支承され
、かつ駆動装置４４を備えた回転混合羽根車４２を含む
。

また前記の米国特許に詳述されているように、圧力クツ
カー４０は大気圧以上の蒸気及び／又は水又はその他の
液体を導入するための適当な装置（図示せず）を備える
。

クツカー容器４０の吐出端には、押出機組立体１８に通
じる押出機入口４６が設けられている。

押出機組立体１８は、押出機胴４８、押出スクリュー５
０、２つの継手５４、ギヤ減速機５６、軸受組立体５８
及び、押出機胴の吐出端における押出ダイ（図示せず）
から構成される。

最後に、押出された食品生成物のペレットを作るための
、在来の構造の切断機組立体６０及びこれ又在来構造の
切断機駆動装置６２が図示されている。

次に第２図を特に参照すると、同図には本発明の好まし
いシール板およびシール板駆動装置組立体１４、及びこ
の組立体と関連した圧力供給装置組立体１２の部分が図
示されている。

前述のように、圧力蒸煮すべき食品混合物は任意適当な
装置により圧力供給装置組立体１２に供給される。

材料が圧力供給装置組立体１２の入口から吐出端まで進
むと、圧力供給装置組立体の入口から吐出端まで、押出
スクリュー２６のねじ山の高さの減少すなわち谷径の増
大の結果、材料の部分締め固めが起きる。

圧力供給スクリュー２６の吐出端と対向関係に配置され
ている回転可能で軸方向に並進運動可能なゲートすなわ
ちシール板３０に向って材料が進むと、一層の締も固め
が起きる。

シール板すなわちゲート３０は回転可能で軸方向に並進
運動可能なシール板用軸６４に装着され、このシール板
用軸６４は、スクリューコンベヤすなわち圧力供給装置
組立体１２を圧力クッカー組立体１６の入口に連結する
圧力供給装置吐出ハウジング３８を貫通しその内部に延
びる。

圧縮のため、シール板３０を前進してくる材料に抗して
保持する力は、シール板６４の末端に連結されている流
体作動式、好ましくは空気ピストン・シリンダ組立体３
４により制御される。

シール板３０は複数の所望位置のうちの何れかをとるこ
とが出来、そのいくつかが図示されている。

シール板軸６４は管状駆動軸６６の中に抜差し自在に受
け入れられることによって軸方向運動及び回転運動可能
に支持され、この管状駆動軸６６は図示のように１対の
間隔をへだてた耐摩軸受６８，７０に回転自在に装着さ
れている。

軸６４と６６との間のスプライン連結は、ピストン・シ
リンダ組立体３４に最も近い管状駆動軸６６の端部に嵌
入させた雌スプライン部、すなわちスプラインハブ７４
とこれに噛合いかつシール板軸６４に形成された細長い
雄スプライン部７２とによって形成される。

それ故に、シール板軸６４は、その末端部が回転軸受組
立体７６、アダプタ７８及びピストン・シリンダ組立体
３４に固着されたＵリンク即ちヨーク８０を介して、ピ
ストン・シリンダ組立体３４に連結される。

後で明らかにする理由から、アダプタ７８はその回転を
阻止されているがその一部が軸方向に延びる溝付部材８
２の中に図示のように受入れられることによって往復運
動を許容されている。

この溝付部材８２は、一般にＵ字形の支持体８４に固着
され、又この支持体８４は圧力供給装置吐出ハウジング
３８にボルト止め又その他の方法で固着される。

支持体８４はその両側にカバ一部材８６を備え、これが
シール板駆動装置をすっかり包囲するハウジングを形成
している。

第２図に示すように、平歯車８８が、耐摩軸受６８と７
０の中間位置において、管状駆動軸６６の外周に固着さ
れている。

平歯車８８は前述の米国特許に開示のジャッキ軸／歯車
装置や専用の駆動モータのような（図示してない）任意
の通常の装置により回転駆動される。

一般に、圧力供給スクリュー２６の回転方向と逆の回転
が選ばれるが、歯車８８を必要に応じてどちらの方向に
も回転させることができることは当業者において明らか
である。

歯車８８の回転に伴い管状駆動軸６６は耐摩軸受６８及
び７０に対して回転し、シール板軸６４及びシール板３
０もスプライン継手７２，７４を介して回転する。

回転と同時に、シール板軸６４は、ピストン・シリンダ
組立体３４の作動により、管状駆動軸６６に対し軸方向
の並進運動を行なう。

シール板３０は一般に円筒状、すなわち円板形部材であ
って、中央に位置する円錐状突出部９０と複数個の突起
９２とを有し、そのいくつかだけが図示されている。

注目すべきは、シール板３０を圧力供給胴２４と密封係
合させるため、固定環状シールリング３６が胴２４の端
部に設けられていることである。

シール板３０は、その前進位置、すなわち図で右に示す
位置において、シールリング３６とその周辺部で係合し
て、大気圧以上の蒸気が圧力供給胴２４の中へ入るのを
阻止する。

つぎに、軸シールについて説明する。

ロツドシールすなわちワイパ／スクレーパ軸シール９４
が、供給装置ハウジング３８に隣接する位置でシール板
軸６４と管状駆動軸６６との間に配置されていて、生成
混合物及び大気圧以上の蒸気が２軸の間に侵入するのを
阻止している。

また、生成混合物と大気圧以上の蒸気が供給装置ハウジ
ング３８から管状駆動軸６６の外周面を伝って漏出する
のを阻止するため、このハウジング３８および駆動軸６
６と共働関係に配置されたメカニカルシール、すなわち
回転軸シール９６を設ける。

第３図及び４図に詳しく示すように、ワイパ／スクレー
パ軸シール９４は円筒形軸シール保持部材９８を含み、
この軸シール保持部材９８は、圧力供給装置ハウジング
３８に隣接する端部において、管状駆動軸６６の内面の
円筒形切欠部分内に例えば焼ばめなどにより固着される
。

少なくとも１対の一般には長方形断面の環状シール支持
溝１００及び１０２が保持部材９８の内側に向いた面に
設けられる。

シール板３０に近い方の溝１００には市販のワイパ／ス
クレーパリング１０１が装入され、これはパーカー・ハ
ニフィン社製のシリーズ９５９−２１番ワイパリングで
ある。

シール板３０から離れた方の溝１０２にはパーカー社の
第１８，７０２，０００番ワイパ／スクレーパシールリ
ング１０４が装入される。

後者のシールリング１０４にはその密封リップに荷重を
及ぼすＯリング型の合成ゴム製のＯ形ばねリング１０６
が組合されていて、シールリング１０４が真空または高
圧で変形するのを阻止する。

両シールリング１０４，１０６は、その特徴として、シ
ール板３０に向う方向に対し鋭角をなして延びるリップ
部分を有し、シール板軸６４と切れめなく円周で接触す
る。

両シールともエチレンプロピレンポリマでつくるのが望
ましい。

第３図にはまた回転軸シール９６も詳細に示されている
。

これは、回転軸の回りからのガスまたは液体の洩れをな
くすよう設計された、市販のメカニカルシールである。

図示のシールはＦＭＣ社のシントロン事業所で製造され
たＲＰ９２型シールである。

回転軸シール９６はその全作動部品が金属ケース１０８
内に収められていて、このケース１０８は、ハウジング
３８（第２図）のシール板駆動装置側にボルト締めされ
た環状締付リング１１０などにより、ハウジング３８に
適当に固定されている。

図示のように、シールのケース１０８は管状駆動軸６６
を囲む。

メカニカルシール９６の回転部品としては、押えばね１
１２、ばね押えリング１１４、駆動リング１１６及びシ
ール面リング１１８が含まれる。

メカニカルシール９６の静止部品としては、耐摩シール
リング１２０、耐摩リングシ一ト１２２及び、当然のこ
ととして、シールケース１０８が含まれる。

シールの回転部品は可撓駆動リング１１６を介して管状
駆動軸６６に保持され、この駆動リング１１６は管状駆
動軸６６と共に回転するので、シールのこれら部品も回
転して、ラツピングされたシール面リング１１８と超微
細構造のグラファイト製の自動給油式静止シールリング
１２０との間に、確実なシールが生じる。

本発明の実施に当っては、駆動リング１１６と耐摩リン
グシート１２２はブナーＮで、またシール面リング１１
８は青銅でくるのが好ましい。

シール９６には水のような、摩擦作用がなく且つ化学的
に侵食性のない液体が満されなければならない。

この液体は伝熱媒体、すなわち吸熱媒体として作用し、
発生した少量の熱を奪い去る。

この目的を達成するため、ケース１０８は１対の出入口
孔１２４，１２６を備え、これらの出入口孔は、任意適
当な方式で、フラッシュ冷却を行なうための冷却導管（
図示せず）に連結される。

フラッシュ冷却法は、シールの温度を安全動作範囲内に
維持するほか、別の同様に重要な機能も果す。

それはシールを加圧する機能である。

シールされる蒸気とは独立のフラツシング液供給装置の
圧力は、この大気圧以上の蒸気の圧力よりも僅かばかり
高くなければならない。

最大作動圧にまで達する、軸シール９６の使用荷重はば
ねにより及ぼされるのではなくて、シール区域内に充填
された封液の呈する圧力によって及ぼされるのである。

特許法の規定に従い、以上本発明の原理、その好ましい
構造及び動作様式を述べ、且つ本発明の最善と考えられ
る代表的実施例を本明細書で図解し且つ説明してきた。

しかしながら、本発明は、本明細書の特許請求の範囲内
で、本明細書で特に図解し説明したものとは別な方式で
も実施できるものと解するべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を特に適用するクツカー押出機装置を示
す全体の概略図である。 第２図は本発明のシール板駆動装置組立体及びこれと関
連した圧力供給装置組立体の終端部分の側面図であって
、１部を断面で、１部を切除し、理解を助けるため、斜
線をはぶいて図示してある。 第３図は第１図に示す軸シール組立体の拡大図であり、
１部を断面で示す。 第４図はシール板駆動軸用の軸シール装置の部分を更に
拡大して示す断面図である。 １２・・・・・・圧力供給装置組立体、１４・・・・シ
ール板組立体、シール板駆動装置組立体、１６・・・・
・・圧力クツカー組立体、１８・・・・・・押出機組立
体、２０・・・・・・切断機組立体、２６・・・・・圧
力供給スクリュー、２８・・・・・・回転駆動装置、３
０・・・・・・シール板、３４・・・・・・複動式空気
圧作動ピストンシリンダ駆動装置、３８・・・・・・圧
力供給装置ハウジング、６４・・・・・シール板軸、６
６・・・・・・管状駆動軸、６８，７０・・・・・・耐
磨軸受、７２，７４・・・・・・スプライン継手、７６
・・・・・・回転軸受部材、８４・・・・・・支持装置
、８６・・・・・・シール板駆動装置ハウジング、８８
・・・・・・平歯車、９２・・・・・・（製品混合物を
）摩砕する装置、９８・・・・・・シールリング保持装
置、１０１，１０４・・・・・・シールリング、１０８
・・・・・・シールケース、１１０・・・・・・固定す
る装置、１１６・・・・・・駆動リング、１１８・・・
・・シール面リング、１２０・・・・・・耐摩シールリ
ング、１２０，１２６・・・・・・流体加圧装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 食品生成物を連続的に圧力蒸煮し、押出してペレッ
   トに成形する装置であって、圧力供給装置組立体、シー
   ル板組立体、圧力クツカー組立体、押出機組立体及び切
   断機組立体とを含む装置において、前記シール板組立体
   は （ａ） 前記圧力クツカー組立体の圧力シールを形成
   するように、前記圧力供給装置組立体の終端部に生成混
   合物を締め固めかつその流量を制御するシール板、 （ｂ） 前記シール板は前記圧力クツカー組立体中で
   迅速な均一加熱のために締め固められた生成混合物を摩
   砕する装置を表面に支持し、 （ｃ） 前記シール板は、前記圧力供給装置組立体の
   前記終端部分から前記圧力クツカー組立体の入口へ前記
   生成混合物を導びく圧力供給装置ハウジングの中へ入る
   、回転可能な且つ軸方向に並進運動可能なシール板軸の
   １端に取付けられ、（ｄ） 前記シール板軸は前記圧
   力供給装置ハウジングの外側に取付けられた管状駆動軸
   内に伸縮自在に受入れられ、 （ｅ） 前記管状駆動軸を回転自在に支持する軸受装
   置、 （ｆ） 前記管状駆動軸に対する前記シール板軸の軸
   方向並除運動を許しながらこれら両軸が共に回転するよ
   うに前記管状駆動軸を前記シール板軸に相互連結する連
   結装置、 （ｇ） 前記管状駆動軸に回転運動を付与するためこ
   の駆動軸に作動的に連結された第１の駆動装置、（ｈ）
   前記シール板軸に並進運動を付与するためこのシー
   ル板軸に作動的に連結された第２の駆動装置、 （ｉ） 生成混合物及び大気圧以上の蒸気の前記両軸
   間への侵入を阻止するため前記圧力供給装置ハウジング
   に隣接する位置で前記シール板軸と前記管状駆動軸との
   間に配置された第１のシール装置及び （ｊ） 生成混合物及び大気圧以上の蒸気が前記圧力
   供給装置ハウジングから前記管状駆動軸の外周面を伝っ
   て漏出するのを阻止するため前記圧力供給装置ハウジン
   グと前記管状駆動軸とに作動的に組合わされた第２のシ
   ール装置 から構成されることを特徴とする装置。 ２ 前記連結装置は、前記管状駆動軸と前記シール板軸
   の、前記第１及び第２のシール装置のある位置とは反対
   側の、端部分において前記両軸を連結するスプライン継
   手である特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３ 前記軸受装置は、前記管状駆動軸を前記第１の駆動
   装置の両側でそれぞれ支持する少なくとも１対の耐摩軸
   受である特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４ 前記第１のシール装置は前記管状駆動軸上のシーリ
   ング保持装置と、この保持装置中に装入された複数個の
   切れめのないシールリングとを包含し、これらシールリ
   ングは全て前記シール板に向う方向に対し鋭角をなして
   延びると共に前記シール板軸と切れめのない円周接触を
   行なう突出部分を有し、前記シールリングの少なくとも
   １つはその突出部分が前記シール板軸に向かうばね偏倚
   力を及ぼされているので確実な突出部分圧力が生じる特
   許請求の範囲第３項記載の装置。 ５ 前記第２のシール装置は前記駆動軸を囲繞するシー
   ルケースと、このシールケースを前記圧力供給装置ハウ
   ジングに固定する装置と、前記管状駆動軸と共に回転す
   るよう構成され且つ配置された、ばね偏倚力を及ぼされ
   ている、前記ケース内の、シール面リングを伴った可撓
   駆動リングと、前記回転自在に配置されたシール面リン
   グと共働して確実なシールを生じるよう配置された、前
   記ケースの両端部分における、静止耐摩シールリングと
   、前記ケースの内部を流体で加圧し、前記耐摩シールリ
   ングと前記シール面リングとに所望の使用荷重を付与し
   シール温度を所望のレベルに維持する流体加圧装置とを
   包含する特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６ 前記第１の駆動装置は前記耐摩軸受の中間で前記管
   状駆動軸に固定される平歯車を含む特許請求の範囲第５
   項記載の装置。 ７ 前記第２の駆動装置は複動式空気圧作動ピストンシ
   リンダ駆動装置を含み、そのピストン棒は、前記シール
   板軸の軸方向並進運動とは独立にこのシール板軸の回転
   運動を許すように、回転軸受部材を介して前記シール板
   軸のスプライン端に作動的に連結される特許請求の範囲
   第５項記載の装置。 ８ 前記圧力供給装置ハウジングに取付けられると共に
   前記管状駆動軸、軸受装置、連結装置、第１の駆動装置
   及び第１と第２のシール装置を包囲する、支持装置つき
   シール板駆動装置ハウジングを更に含む特許請求の範囲
   第５項記載の装置。 ９ 前記圧力供給装置組立体は圧送スクリューとこのス
   クリューを回転駆動する装置とを含み、前記第１の駆動
   装置は前記平歯車を前記圧送スクリューと反対の向きに
   回転駆動させる装置を更に含む特許請求の範囲第６項記
   載の装置。 １０ 前記圧力供給装置組立体は圧送スクリューとこ
   のスクリューを回転駆動させる装置とを含み、前記第１
   の駆動装置は前記平歯車を前記圧送スクリューと共に回
   転駆動させる装置を更に含む特許請求の範囲第６項記載
   の装置。 １１ 圧力供給装置組立体と、その終端部分において
   製品配合物を圧縮し制御するシール板と、圧力クツカー
   組立体とを含む食品の圧力調理装置に使用されるシール
   板駆動装置組立体であって、この組立体は （ａ） 前記圧力供給装置組立体の終端部分から前記
   圧力クツカー組立体の入口へ前記製品配合物を連通させ
   る圧力供給装置ハウジングの中に突入すると共にこのハ
   ウジング中で前記シール板を支持するよう構成され且つ
   配置された、回転自在で軸方向に並進運動自在のシール
   板軸、（ｂ） 前記シール板軸は前記圧力供給装置ハ
   ウジングの外側に装着されるよう構成され且つ配置され
   た管状駆動軸内に伸縮自在に受入れられ、（ｃ） 前
   記管状駆動軸を回転するよう支持する軸受装置、 （ｄ） 前記シール板軸の前記管状駆動軸に対する軸
   方向並進運動を許しながらこれら両軸が共に回転するよ
   う前記管状駆動軸を前記シール板軸に相互連結する連結
   装置、 （ｅ） 前記管状駆動軸に作動的に連結してこれに回
   転運動を付与する第１の駆動装置、 （ｆ） 前記シール板軸に作動的に連結してこれに並
   進運動を付与する第２の駆動装置、 （ｇ） 製品配合物及び大気圧を超える圧力にある蒸
   気の前記両軸間への侵入を阻止するため前記シール板軸
   と前記管状駆動軸との間でしかも前記圧力供給装置ハウ
   ジングに隣接する位置に配置される第１のシール装置、
   及び （ｈ） 製品配合物及び大気圧を超える圧力にある蒸
   気が前記圧力供給装置ハウジングから前記管状駆動軸の
   外周面を伝って漏出するのを阻止するため前記圧力供給
   装置ハウジングと前記管状駆動軸とに作動的に組合わさ
   れた第２のシール装置 とから構成されることを特徴とする食品の圧力クツカー
   装置。 １２ 前記連結装置は、前記管状駆動軸と前記シール
   板軸の、前記第１及び第２のシール装置のある位置とは
   反対側の、それぞれの端部分において前記両軸を連結す
   るスプライン継手を含む特許請求の範囲第１１項記載の
   装置。 １３ 前記軸受装置は前記管状駆動軸を前記第１の駆
   動装置の両側でそれぞれ支持する少なくとも１対の耐摩
   軸受である特許請求の範囲第１２項記載の装置。 １４ 前記第１のシール装置は前記管状駆動軸上のシ
   ールリング保持装置と、この保持装置中に装入された複
   数個の切れめのないシールリングとを包含し、これらシ
   ールリングは全て前記シール板に向う方向に対し鋭角を
   なして延びると共に前記シール板軸と切れめのない円周
   接触を行なう突出部分を有し、前記シールリングの少な
   くとも１つはその突出部が前記シール板軸に向かうばね
   偏倚力を及ぼされているので確実な突出部分圧力が生じ
   る特許請求の範囲第１３項記載の装置。 １５ 前記第２のシール装置は前記駆動軸を囲繞する
   シールケースと、このシールケースを前記圧力供給装置
   ハウジングに固定する装置と、前記管状駆動軸と共に回
   転するよう構成され且つ配置された、ばね偏倚力を及ぼ
   されている、前記ケース内の、シール面リングを伴った
   可撓駆動リングと、前記回転自在に配置されたシールリ
   ングと共働して確実なシールを生じるよう配置された、
   前記ケースの両端部分における、静止耐摩シールリング
   と、前記ケースの内部を流体で加圧し、前記耐摩シール
   リングと前記シール面リングとに所望の使用荷重を付与
   しシール温度を所望のレベルに維持する流体加圧装置と
   を包含する特許請求の範囲第１４項記載の装置。 １６ 前記第１の駆動装置は前記耐摩軸受の中間で前
   記管状駆動軸に固定される平歯車を含む特許請求の範囲
   第１５項記載の装置。 １７ 前記第２の駆動装置は複動式空気圧作動ピスト
   ンシリンダ駆動装置を含み、そのピストン棒は、前記シ
   ール板軸の軸方向並進運動とは独立にこのシール板軸の
   回転運動を許すように、回転軸受部材を介して前記シー
   ル板軸のスプライン端に作動的に連結される特許請求の
   範囲第１５項記載の装置。 １８ 前記圧力供給装置ハウジングに取付けられると
   共に前記管状駆動軸、軸受装置、連結装置、第１の駆動
   装置及び第１と第２のシール装置を包囲する、支持装置
   つきシール板駆動装置ハウジングを更に含む特許請求の
   範囲第１５項記載の装置。 １９ 前記圧力供給装置組立体は圧送スクリューとこ
   のスクリューを回転駆動させる装置とを含み、前記第１
   の駆動装置は前記乎歯車を前記圧送スクリューと反対の
   向きに回転駆動させる装置を更に含む特許請求の範囲第
   １６項記載の装置。 ２０ 前記圧力供給装置組立体は圧送スクリューとこ
   のスクリューを回転駆動させる装置とを含み、前記第１
   の駆動装置は前記平歯車を前記圧送スクリューと共に回
   転駆動させる装置を更に含む特許請求の範囲第１６項記
   載の装置。