JPS5836509Y2 - プラスチック注入形成型機における材料注入装置 - Google Patents

プラスチック注入形成型機における材料注入装置

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JPS5836509Y2
JPS5836509Y2 JP1980044279U JP4427980U JPS5836509Y2 JP S5836509 Y2 JPS5836509 Y2 JP S5836509Y2 JP 1980044279 U JP1980044279 U JP 1980044279U JP 4427980 U JP4427980 U JP 4427980U JP S5836509 Y2 JPS5836509 Y2 JP S5836509Y2
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JP
Japan
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mold
injection
pipe
molding machine
injection device
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Application number
JP1980044279U
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English (en)
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JPS56144617U (ja
Inventor
寅恵 鈴木
Original Assignee
中小企業事業団
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、金型に材料を注入する材料注入装置に関し
、殊に金型に連続的に材料を注入するに際し、材料注入
装置の下流側端部を上記金型に対し、上下方向に接離さ
せながら材料を注入するようにした材料注入装置の可動
部の潤滑を、安価にしてしかも材料の劣化を防止しなが
ら行なうようにした材料注入装置を提供することにある
以下この考案を図示した一実施例に基づいて詳細に説明
する。
1はプラスチック注入形成型機であり、多数の金型装置
2が無端状のチェーンコンベア3に載置され、金型装置
2が所定位置に到来した際に材料注入装置4により金型
装置2内に順次材料を充填するとともに、この材料が金
型装置2内に設定量充填された際に充填停止装置5が作
動して上記材料注入装置4を停止するようになっている
上記金型装置2は、互いに上下方向に分割可能の上型2
1と下型22とにより柱状の成形空間23を形成し、上
型21の第1図中右端部には材料注入装置4に接続され
る注入口21 aが形成されており、また上下型の左端
側接合部には成形空間23と外気とを連通させる小孔2
4が形成されており、この小孔24には可動ロッド25
を摺動可能に嵌挿する。
さらに上記上型22の中間部には、互いに長手方向に離
間配置した2個の成形品押出孔21b、21Cが形成さ
れている。
上記上下型21.22の上下面にはベース26 、27
が固定されており、このベース26.27には上下型2
1.22を組付は分解する係止具28が設けられている
この係止具28は、上下のベース26 、27にこれの
幅方向に延在配置した金具28a、支持金具28 bを
固定し、下部側の支持金具28 bの両側端に枢着した
係止アーム28Cの上端部を上部側の金具28 aの両
側端部に着脱可能に係止してなる。
また、上部のベース26中間部には、各押出孔21b、
21Cと対向して上下方向摺動可能に嵌挿した成形品の
押出ロッド26 a 、26 bを設け、右端部には注
入口21 aと対向してスライドシャッタ26 Cによ
り開閉される窓孔26 dをそれぞれ設ける。
さらに、下部ベース27下方には、支持金具28 bを
介して金型係止板29を固定し、この金型係止板29を
介して金型装置2がチェーンコンベア3に着脱可能に載
置される。
上記チェーンコンベア3は、水平方向に互いに離間配置
した一対のスプロケット31間に無端チェーン32を巻
回し、この無端チェノ32に多数の金型載置板33を等
間隔に連結してなる。
この金型載置板33の長手方向両端部には、係止孔33
aを穿設するとともにロック金具33 bを設けであ
る。
この係止孔33 aおよびロック金具33 bは、上記
金型係止板29が金型載置板33に載置した際に、金型
係止板29の両端下面に垂下固定した係止ピン29 a
を嵌挿したのち、ロック作動することにより、金型係止
板29と金型載置板33とを一体的に連結するようにな
っている。
次に前述の材料注入装置4は、フレーム11に支持され
ており、加熱溶融されたプラスチック等の材料を横送り
するスクリューコンベア41の終端側に中継管42を連
結し、この中継管42に形成された横流路42 aの終
端部に油圧シリンダ43により上下動される注入管(以
下たて管という)44を摺動可能に嵌挿し、このたて管
44の下部に該たて管に形成したたで流路44 aを開
閉するシャッタ装置45を装着しである。
上記たて管44の周壁一部には長孔44 bを穿設して
、該たて管44が上下動してもたて流路44 aと横流
路42 aとを常に連通させるようにしてあり、さらに
上記長孔44 bが位置するたて管44の外周壁面には
上下方向に間隔をおいて3条の環状溝44 Cを形成し
て、たて流路44 aを通過する材料の一部が上記環状
溝44 Cに流入し得るようにし、これによりたて管4
4と中継管42との摺動面を潤滑するようにしている。
また、たて流路44 aの上方に位置するたて管44の
頂部には冷却液室44 dを形成して油圧シリンダ43
方向への熱伝導を遮断している。
なお44 eは冷却水を循環させるホースである。
上記シャッタ装置45は第2図に示すように、たて管4
4の下部にこれと直交(水平)方向に延在固定したブラ
ケツl−45aの左端に油圧シリンダ45 bを固定し
、この油圧シリンダ45bのピストンロッド45 Cに
、上記ブラケツI−45a内に摺動可能に嵌挿したスラ
イドシャッタ45 dを連結する。
このスライドシャッタ45 dは、たで流路44 aと
その中間部で交叉させるとともに、該中間部に上記たて
流路44 aと重合可能の開口45eを有し、またスラ
イドシャッタ45 dの右端およびピストンロッド45
Cの端部に係止爪45 f 、45gを垂下装着し、
この係止爪45 f 、45 gはそれぞれたて管44
が降下した際に前述した金型装置2側のスライドシャッ
タ26 Cの右端および左端と保合可能となっている。
次に前述の充填停止装置5は、第1図に示すように、金
型装置2の左端部に装着した可動ロッド25と対向させ
て圧力感知体51を配置し、この圧力感知体51は、そ
の左方に配置した油圧シリンダ520ベース52 aに
、スライド支持板51 aを介して左右方向に摺動可能
に嵌合支持されている。
上記圧力感知体51は、空気圧形式の圧力調整シリンダ
51 bによりその感知ロッド51 Cを設定された圧
力で右方に押圧し、この感知ロッド51 Cは圧力調整
シリンダ51 bを貫通して左右方向に突出延在し、そ
の右端は上記可動ロッド25の左端に対向し、その左端
はスライド支持板51 aの後部(左端部)に装着され
た第1のりミツ1へスイッチ51 dに所定間隔をおい
て対向している。
上記油圧シリンダ52は、そのピストンロッド52 b
を右方に突出延在させてスライド支持板51aに連結し
、そのベース52 a後部(左端部)には第2のリミッ
トスイッチ52 Cをスライド支持板51aの後端(左
端)から所定間隔をおいて装着する。
また、上記ベース52 aはフレーム11にステー11
aを介して固定支持されている。
上記のように構成されたプラスチック注入形成型機1は
次のように設定されて作動する。
まず金型装置2が材料注入位置に到来すると、充填停止
装置5の油圧シリンダー52が伸張作動して圧力感知体
51の感知ロッド51 Cを第1図中右方に移動させて
可動ロッド25に当接するとともに、これを右動させて
成形空間23内に突出させる。
次いで、材料注入装置4の油圧シリンダ43が伸長作動
して、たて管44及びシャッタ装置45を降下させて、
たて管44の下端を金型装置2側の窓孔26 dに当接
させ、その後シャッタ装置45の油圧シリンダ45 b
が短縮作動してスライドシャッタ45 d 、26 C
を第2図中左方に移動即ち開作動させて、材料注入装置
4側の流路アと成形空間23とを窓孔26d、注入口2
1 aを介して連通させたのち、スクリューコンベア4
1を駆動して材料イを成形空間23に注入する。
この際、中継管42の横流路42 aからたて管44の
たて流路44 aに向かう材料のうち、その一部はたて
管の外周面に形成した環状溝44 C内に流入し中継管
42とたて管44との摺動面を潤滑することになる。
そして成形空間23に材料イが充填され、この部が所定
圧力になると、該圧力によって可動ロッド25が第1図
中左方に移動され、従って感知ロッド51 Cが圧力調
整シリンダ51 bの予め設定された反力に抗して左動
し、第1のりミツ)・スイッチ51dが作動される。
これにより、シャッタ装置45が前述と逆方向に作動即
ち閉作動されて、流路アと成形空間23との連通を遮断
する。
次いで油圧シリンダ43の短縮作動によりたて管44を
上動させるとともに、スクリューコンベア41の駆動を
停止させる。
同時に充填停止装置5の油圧シリンダ52が短縮作動し
て、圧力感知体51を左方に後退移動させて第2のリミ
ッI〜スイッチ52 Cを作動させ、これによりチェー
ンコンベア3を駆動して次の金型装置2を材料注入位置
まで移動させる。
以上の動作および作用を順次繰返しながら、金型装置2
への材料充填を自動的に行なうように設定されている。
この考案は、以上説明したように、金型に対して上下動
するたて管の摺動部に該たて管内を流動する材料の一部
を充満させることにより、上記摺動部を潤滑するように
したから、別途専用の潤滑材を供給する必要がなく、そ
れだけ安価な装置を得ることができる。
また異質の潤滑材が成形用材料内に混入することがなく
、品質劣化を生ずることかない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による材料注入装置の要部断面図、第
2図はそのII −II断面図である。 1−プラスチック注入形成型機、2−金型装置、21下
型、21a−注入口、22−上型、23−成形空間、2
4−小孔、25−可動ロッド、26−上部ベース、26
Cスライドシヤツタ、26d−窓孔、27−下部ベース
、28−係止具、29−金型係止板、3−チェーンコン
ベア、31−スプロケット、32−無端チェーン、33
金型載置板、4−材料注入装置、41−スクリューコン
ベア、42−中継管、42 a−横流路、43−油圧シ
リンダ、44−注入管(たて管)、44a−たて流路、
44 b−長孔、44 C−環状溝、44 d−冷却液
室、45−シャッタ装置、45a−ブラケット、45b
−油圧シリンダ、45 C−ピストンロッド、45d−
スライドシャッタ、45e−開口、45 f 、45
g−係止孔、5−充填停止装置、51−圧力感知体、5
1 a−スライド支持板、51 b−圧力調整シリンダ
、52−油圧シリンダ、52 a−ベース、52b−ピ
ストンロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱溶融されたプラスチック材料を管体を介して流動移
    送するコンベアを設け、前記管体の移送終端部に金型の
    注入口に対し接離し得る注入管を摺動可能に連通接続し
    、前記摺動部に管体と注入管との両者間に空隙を有する
    環状溝を形成し、該環状溝を前記管体内に連通してなる
    プラスチック注入成型機における材料注入装置。
JP1980044279U 1980-04-01 1980-04-01 プラスチック注入形成型機における材料注入装置 Expired JPS5836509Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980044279U JPS5836509Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01 プラスチック注入形成型機における材料注入装置

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JP1980044279U JPS5836509Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01 プラスチック注入形成型機における材料注入装置

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Publication Number Publication Date
JPS56144617U JPS56144617U (ja) 1981-10-31
JPS5836509Y2 true JPS5836509Y2 (ja) 1983-08-17

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JP1980044279U Expired JPS5836509Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01 プラスチック注入形成型機における材料注入装置

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JPS5277975U (ja) * 1975-12-09 1977-06-10

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JPS56144617U (ja) 1981-10-31

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