JPS5836346B2 - マトリクス素子による光学装置 - Google Patents

マトリクス素子による光学装置

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JPS5836346B2
JPS5836346B2 JP49008293A JP829374A JPS5836346B2 JP S5836346 B2 JPS5836346 B2 JP S5836346B2 JP 49008293 A JP49008293 A JP 49008293A JP 829374 A JP829374 A JP 829374A JP S5836346 B2 JPS5836346 B2 JP S5836346B2
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JP
Japan
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electrodes
electrode
matrix
optical device
voltage
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JP49008293A
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文夫 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、マトリクス素子を用いて1個の光学装置を
構成したマトリクス素子による光学装置に関するもので
ある。
従来のこの種光学装置に用いられるマトリクス素子とし
て、液晶を用いたものを例にとって説明する。
第1図は従来の液晶マトリクス素子を用いた光学装置の
一例を示すもので、2枚の透明基板1,2の間に液晶(
図示せず)を介在せしめてある。
一方の透明基板1には所要数のX電極3がそれぞれ並行
に取付けられ、各X電極3にはリード線4が接続される
他方の透明基板2にはY電極5が同様に取付けられ、こ
れにリード線6が接続される。
なお、シール、スペーサ等は省略してある。この動作に
ついて説明すると、例えばY電極5に順次走査電圧を印
加し、X電極3に上記走査電圧との一致の具合で各マト
リクス要素に対応する領域の液晶の応動がみかゆ上決ま
るような信号電圧を、いわゆる線同時に印加して、所望
の液晶の応動パターンを得、これを液晶の現象によりそ
のまS可視パターンとして直視するか、または偏向板を
用いて可視化するなどする。
この場合、Y電極5が多げれば多いだけ、すなわち、表
示画像のY方向の分解能を上げようとすればする程、液
晶素子を用いる場合に限らず、またはこれを用いる場合
、利用する現象の種類にかかわらず、Y電圧のデューテ
ィが低下するために、所定の平均(実効)的応動を得よ
うとする場合、一般にY電圧のピークツウピーク値を高
くすることが必要となってくる。
また、いわゆるクロストーク電圧が表示パターンのコン
トラストを低下させる(以下クロストークによるコント
ラスト低下という)のが常であった。
これらの事実は装置の性能、例えばY方向の分解能に限
界を設けさせたり、またはコストパーフォーマンスを低
下させるなどの原因となっていた。
この発明は、マトリクス素子を複数枚用いるか、または
各々のY電極に対向して複数個のX電極を配列すること
によって、上記従来装置の欠点を除去したものである。
以下この発明について説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示すもので、■,■,■
の3組の対をなすマトリクス素子を用いて構成してある
すなわち、透明基板IA,IB,ICにはそれぞれ9本
のX電極3がX方向に配列され、それらにはリード線4
がそれぞれ取付けられる。
透明基板2A,2B,2Cにはそれぞれ3本のY電極5
がX方向と直交するY方向に配列され、それらにはリー
ド線6がそれぞれ取付けられる。
そして透明基板2A,2B,2C上のY電極5はそれぞ
れ3本ずつ設けられるが、視方向からみて各々のマトリ
ックス素子I,n,IIIの発光点が重ならないように
、その位置は互にずらせてあり、Z方向からみたとき丁
度等間隔になるようにしてある。
したがって、Z方向からみたとき、各組のX電極3とY
電極5の交点であるドットの数は第1図の従来例と同様
に9X9=81ドットとなる。
そして各組のY電極503個分ずつ、リード線7によっ
て接続され、これらにそれぞれeye,eY2jeY3
の走査電圧が印加される。
そして各組の9X3=27個のX電極3に信号電圧eX
,1,eX2t >””゜””5eX9ls eX1
2 )e)(22t ””””’ teX92, eX
13 ,”X23 ,””’−”=X93が加えられる
その動作は従来と同じように信号電圧eXと走査電圧e
yの一致の具合で各要素の応動が決まり、Z方向から見
た場合、81ドットで構成される2次元の応動パターン
が得られる。
従来の構成では1度に1ラインアドレス方式を採用せざ
るを得なかったが、この構成によると1度に3ラインア
ドレス方式が可能になるため、走査デューテイが3倍に
向上する。
n組の電極板を用いればn倍に向上させることができる
このことは、一般に選択要素に対応する液晶に加わる実
効的な電圧と非選択要素のそれとの差が太き《とれるよ
うになり、また単位時間当り任意の要素に電圧を加える
機会が増加するため、その要素の所定の実効的応動を得
るのに、その電圧の瞬時値の最大は小さくてすむように
なる(一般に走査電圧eyのピークツウピーク値が信号
電圧eXのそれより応動のコントラストを向上するため
には大きい方がよいという事実がある)ということに関
連して、ある分解能(すなわちみかげ上のある走ったY
電極5の数およびX電極3の数)の表示装置、シャツタ
マトリクス等の光学装置を得るのに、応動のコントラス
トのより高いもの、駆動電圧のより低いもの、ひいては
MOS構造、IC等の半導体ICと適合性が高いマトリ
クス素子による光学装置の実現が可能となる。
なお、上記第2図の実施例においては、各電極が周期的
に配置されているが、非周期的であってもよい。
また信号電圧eXおよび走査電圧eyを各素子間で対応
する電極に共通に加えても、別々に加えてもよい。
また、X電極を中央付近で切断しておき、両端に別々の
信号電圧eXを印加し、走査電圧eyをマトリクス素子
の上部(Y方向の一方向とする)に属するY電極と下部
(Y方向の他の方向とする)に属するY電極とに共通し
て印加するようにすれば、マトリクス素子を2枚重ねた
ものと、少なくとも印加電圧のピークツウピーク値やデ
ューテイの点に関しては殆んど同様な結果が得られる。
さらに、第1図に示す従来例のように、1個の素子で充
分なマトリクス要素が構成されているものを複数枚重ね
、各マトリクス要素の総合的な応動を直視するか、これ
を間接的に利用して光学装置を構成することも可能であ
る。
そして上記いずれの場合でも光学系が1台ですむ利点が
ある。
第3図はこの発明の他の実施例を示すもので一つの平面
上にX電極3A,3Bを交互に配置し、両者に共通にY
電極5を設けたもので、これによりあたかも2枚のマト
リクス素子を重ねたようにみせるものである。
この図でXiとはみかゆ上i番目のX電極であり、サフ
イクスのL,Rは左側、右側を分けて示したものであり
、Yjはj番目のY電極であることを示す。
上記X電極3A,3BはX電極3のY電極5に対向した
部分を夫々Y方向に複数に分割配夕1ルた分割単位の電
極を示しており、それらは分割単位毎に電気接続されて
いる。
第4図はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、1
つのY電極5に則して3A,3B ,3C03個のX電
極を配置したもので、Xi1,Xi2,Xi3はそれら
の座標を示したものである。
この実施例によれば、あたかも3枚のマトリクス素子を
重ねたと同様の効果が得られる。
なお、第3図、第4図に示す実施例においては、図から
も明らかなように、X電極の分割単位を結ぶ接続部をX
電極の分割単位と比較して充分小さくしてあり、その上
、接続部に対応するY電極に切り込みを入れるようにし
てあるので、X電極とY電極とが苅向しないようにして
あり、そうすることによってこの接続部で不必要な表示
がなされないようにしている。
本発明は上述の実施例以外の接続部で不必要な表示をさ
せない方法を種々適用できることはいうまでもない。
上記第3図、第4図の実施例からわかるように相互に隣
り合5X電極3A,3B,3Cに属する発光点の座標中
心を結ぶ方向はY電極5が伸びる方向とは異ならせてあ
る。
なお、この発明に用いる電気一光素子であるマトリクス
素子としては、液晶やEL,LED等適宜のものを選択
することができる。
以上詳細に説明したように、この発明はマトリクス素子
を複数枚重ねて用いて光学装置を構成したので、走査電
圧のデューテイを向上することができる。
これはコントラストのより高いものを提供することがで
きる。
そして走査電圧のピークツウピーク値を低くできること
から、駆動回路の耐圧の低いものが使用でき、より低価
格でよりコンパクトな光学装置を実現することができる
また、この発明によれば、一般に信号電圧eXより値が
大きい走査電圧eyの電源を事実上減らせることからも
同様のことが云える。
さらに原理的に分解能(電極本数)に上限がなくなるか
ら、商用テレビジョン画像を得る程の分解能のもので実
用的なものも実現可能となる。
また、1個のY電極にズ」し複数個のX電極を配置した
ものは、一枚で複数枚のマトリクス素子を重ねたものと
同様の効果が得られより薄い光学装置が得られる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマトリクス素子による光学装置の1例を
示す斜視略図、第2図はこの発明の一実施例を示す斜視
略図、第3図はこの発明の他の実施例を示す一部を破断
して示した部分平面図、第4図はこの発明のさらに他の
実施例を示す一部を破断して示した部分平面図である。 図中、1A〜3A,IB〜3Bは透明基板、3はX電極
、5はY電極、I,n,IIIはマトリクス素子である
。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々信号電圧が印加されX方向に配列した複数個の
    X電極と、各々走査電圧が印加され上記X方向とほぼ直
    交するY方向に配夕1ルた複数個のY電極とを備え、マ
    トリクス状をなす両電極の交点部分が発光するマトリク
    ス素子を、祝方向からみて各々のマトリクス素子の発光
    点が重ならないように複数枚重ねて構成したことを特徴
    とするマトリクス素子による光学装置。 2 各々信号電圧が印加されX方向に配列した複数個の
    X電極と、各々走査電圧が印加され上記X方向とほぼ直
    交するY方向に配夕1ルた複数個のY電極とを備え、上
    記X電極の上記Y電極に対向した部分を夫々上記Y方向
    に複数に分割配夕Iルて分割単位毎に接続し、マトリク
    ス状をなすY電極と分割されたX電極との交点部分が発
    光するマトリクス素子を用い構成したことを特徴とする
    マトリクス素子による光学装置。
JP49008293A 1974-01-18 1974-01-18 マトリクス素子による光学装置 Expired JPS5836346B2 (ja)

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