JPS5836291B2 - 電磁流量計の励振回路 - Google Patents

電磁流量計の励振回路

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JPS5836291B2
JPS5836291B2 JP4154077A JP4154077A JPS5836291B2 JP S5836291 B2 JPS5836291 B2 JP S5836291B2 JP 4154077 A JP4154077 A JP 4154077A JP 4154077 A JP4154077 A JP 4154077A JP S5836291 B2 JPS5836291 B2 JP S5836291B2
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JP
Japan
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current
excitation
switch
circuit
voltage
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JP4154077A
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JPS53127765A (en
Inventor
忠次 秋山
一宇 鈴木
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Hokushin Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁流量計発信器の励磁コイルに電流を比較
的高い周波数でON−OFF制御されるスイッチを介し
て供給し、スイッチがONで電源から励磁コイルに供給
される電流とスイッチがOFFで励磁コイルの逆起電力
によって励磁コイルに流れる電流とをカレントトランス
の2つの1次巻線に夫々逆極性に供給し、カレントトラ
ンスの2次巻線に励磁電流に比例した交流電流を得るよ
うにした電磁流量計の励振回路の改良に関する。
第1図は本発明の基本となる電磁流量計の回路構成図で
あり、1は電磁流量計発信器、2は被測定流体が通る導
管、3,4は導管に設けられた電極、5は励磁コイル、
6は電極3,4間に発生する流量信号を増幅する信号増
幅器、7は割算回路、8は励磁電流検出用のカレントト
ランス、9は整流回路、10は励磁コイル5に発生する
逆起電力によって生ずる電流を流すダイオード、11は
スイッチ、12はスイッチ駆動回路、13は整流器、1
4は商用電源である。
この回路の構成は次のようである。
商用電源14は整流器13に接続され、整流器13の出
力にはスイッチ11とカレントトランス8の第1の1次
巻線8aと励磁コイル5とからなる直列回路が接続され
ている。
励磁コイル5と並列にカレントトランス8の第2の1次
巻線8bとダイオード10の直列回路が接続されている
電極3,4は信号増幅器6の入力端に接続され、信号増
幅器6の出力端は割算回路7に接続されている。
カレントトランス8の2次巻線8cは整流回路9に接続
され、整流回路9の出力端は割算回路7に接続されてい
る。
この回路の動作は次のようである。
商用電源14の交流電圧は整流器13により全波整流さ
れる。
スイッチ11はスイッチ駆動回路12により商用電源1
4の周波数より高い周波数でON−OFF駆動される。
したがって、スイッチ11を介して整流器13から励磁
コイル5に断続的に電流が供給される。
この電流はカレントトランス8の第1の1次巻線8aに
流れ、2次巻線8cに伝達される。
また、スイッチ11がOFFの時、励磁コイル5には逆
起電力が発生し、励磁コイル5にはダイオード10とカ
レントトランス8の第2の1次巻線8bを介して電流が
流れる。
この電流はカレントトランス8の第2の1次巻線8bか
ら2次巻線8cに伝達される。
したがって、励磁コイル5に流れる励磁電流はスイッチ
11のON時はもちろんOFF時も励磁コイル5に発生
する逆起電力により電流が流れ、連続的な直流励磁電流
となる。
また、カレントトランス8に於で、第1の1次巻線8a
と第2の1次巻線8bとの巻き方向が逆方向とされ、、
第1の1次巻線8aに流れる電流により生ずる磁束の方
向と、第2の1次巻線8bに流れる電流により生ずる磁
束の方向とが互に逆方向となる。
これによりカレントトランス8の2次巻線8cに、スイ
ッチ11のON−OFF周波数と同一の周波数で励磁電
流に比例した交流電流が発生する。
一方、電極3,4間に発生した流量信号は信号増幅器6
により増幅され、割算回路7に供給される。
カレントトランス8の2次巻線8cに発生する励磁電流
に比例した交流電流゛は整流回路9において直流に整流
され、比較信号として割算回路7に供給される。
割算回路7では信号増幅器6からの流量信号を整流回路
9からの比較信号で割算して、励磁電流の変動による流
量信号を補償し、出力端子OU’l’から高精度の流量
信号を得るものである。
なお、スイッチ11のON−OFF駆動において、OF
Fとする時間を周期的に長くとれば、この長いOFF時
の非励磁状態とON−OFF時の励磁状態との繰り返し
の低周波短形波励磁方式の電磁流量計となる。
低周波励磁方式の電磁流量計においては、一般に励磁状
態と非励磁状態(又は正の励磁状態と負の励磁状態)に
おいて励磁電流が安定した点で流量信号及び励磁電流の
変動を補償するための比較電圧をサンプルし、励磁状態
時の信号から非励磁状態時の信号を引き算することによ
り電気回路等から発生する直流分を打ち消しているが、
この部分は本発明の特徴部分ではないので割算回路γ内
に含め説明を省略する。
この本発明の基本となる電磁流量計は、励磁電流に比例
した比較電圧を検出するにカレントトランス8により行
なうことに特徴を持つものであり、次のような長所があ
る。
(a) カレントトランス8に流れる電流の周波数は
、励磁コイルに流れる励磁電流が直流或いは低い周波数
であっても、スイッチ11のON−OFF駆動の周波数
と同一であり、比較的高い周波数であるので小形のカレ
ントトランスでも高精度の比較信号が容易に得られる。
(b)商用電源と検出された比較信号との絶縁がカレン
トトランスによりとられる。
(c)得られる比較信号は比較的大きな値として得られ
る。
ところで、このような電磁流量計において、更に高精度
に励磁電流に比例した比較信号の検出を行なおうとした
場合、商用電源電圧が零ボルトとなる付近で次に示す問
題点がある。
第2図はその問題点を説明するための動作波形図であり
、1は商用電源14を整流器13で整流した電圧波形、
2はスイッチ11のON−OFF駆動波形、3はカレン
トトランス8の第1の1次巻線8aに流れる電流波形、
4は第2の1次巻線8bに流れる電流波形、5は励磁コ
イル5に流れる励磁電流波形、6はカレントトランス8
の2次巻線8cに発生する電流波形、7は2次巻線8c
に発生する交流電流を整流した波形である。
電源側から励磁コイル5に供給される電流は、電源電圧
が零ボルト付近となるとスイッチ11がON状態であっ
ても電源電圧が整流器13の順方向電圧より低くなると
第2図波形3に示す様にこの区間では一時的に電源から
供給される電流の値が減少してしまう。
一方、励磁コイル5の逆起電力により励磁コイル5に流
れる電流はスイッチ11のOFF時のみでなく、スイッ
チ11がON状態であっても電源電圧が零ボルト付近と
なる時にも流れ、第2図波形4に示す様に電源側からの
供給電流が減少した分に相当する電流が流れる。
つまり、電源電圧が零ボルト付近でスイッチ11がON
状態となっていると、カレントトランス8の第1の1次
巻線8aにも第2の1次巻線8bにも同時に電流が流れ
る。
すると、カレントトランス8の2次巻線8cにはこれら
の差電流が発生することになるので、第2図波形6に示
す2次巻線8cに発生する電流を整流すると第2図波形
7に示す様に、電源電圧が零ボルト付近で第1,第2の
1次巻線8a ,8bに同時に流れる電流値が第2図波
形2に示す励磁電流の値より減少する。
この減少した値が比較信号の誤差となる。
この問題点を解決する方法として、次のような方法も1
つとして考えられる。
つまり、整流器13の出力端に平滑用コンデンサを挿入
して、交流電源電圧が零ボルトとなる時にはこの平滑用
コンデンサから励磁コイル5に電流が供給されるように
する方法である。
ところがこの方法は、励磁電流に数アンペア以上と大電
流が必要な電磁流量計では、大容量のコンデンサが必要
である。
またこの様に大容量のコンデンサは信頼性の高いものが
得にくい。
そこで本発明は、スイッチ11をON−OFF駆動する
際に、商用電源周波数と同期させ、かつ商用電源電圧が
零ボルト付近では必ずOFF状態となるようにしたもの
である。
このようにすれば、大容量のコンデンサを使わなくても
簡単に上記問題点を解決出来、高精度に比較信号の検出
が出来る。
第3図は本発明の実施に必要なスイッチ11を駆動する
スイッチ駆動回路12の一例を示す回路図であり、15
は第5図1,2に示す様な零電圧検出回路、16はリセ
ット端子R付のパルス発生器、17は低周波発振器、1
8はANDゲートである。
第4図は第3図に示すスイッチ駆動回路の動作を示す波
形図であり、第4図波形1は商用電源14の電圧波形、
第4図波形2は零電圧検出回路15の出力波形、第4図
波形3はパルス発生器16の出力波形である。
第3図に示すスイッチ駆動回路12において、零電圧検
出回路15は商用電源14の電圧零ボルト付近を検出し
て第4図波形2に示す信号を発生する。
この信号はパルス発生器16のリセット端子Rに入力さ
れ、パルス発生器16の出力はリセットされ、商用電源
電圧が零ボルト付近では常にスイッチをOFFとする駆
動信号を発振する。
なお低周波発振器17は、励磁コイル5の励磁状態と非
励磁状態とを規制する低周波信号を発振するものである
なお、パルス発生器16は、リセット端子を持つタイマ
ICを用いたり、或いは発振器とリセット端子付カウン
タとを組み合せたものを用いたり出来る。
また、パルス発生器16の出力は商用電源電圧が零ボル
ト付近でもそのデューテイサイクルは50係であること
が望ましいので、そのような出力になるようにパルス発
生器16を設計することも有効である。
さらに本発明は、直流励磁方式の電磁流量計や励磁状態
と非励磁状態の繰り返しの電磁流量計のみでなく、正の
励磁状態と負の励磁状態の繰り返し或いは正の励磁状態
と非励磁状態と負の励磁状態と非励磁状態との繰り返し
の電磁流量計にも適用出来る。
なおこの場合は、ダイオード10をコンデンサと抵抗の
直列回路に変更する。
そして本発明は、第6図実施例に示す様に励磁電流を一
定とする電磁流量計にも適用出来る。
この実施例は、整流回路9からの比較信号と設定器19
からの設定信号とを比較器20により比較し、励磁電流
制御用トランジスタ21で励磁電流を一定に制御するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本となる電磁流量計の回路構或図、
第2図は第1図に示す電磁流量計の動作波形図、第3図
は本発明に必要なスイッチ駆動回路の一例を示す回路図
、第4図はそのスイッチ駆動回路の動作波形図、第5図
1,2は零電圧検出回路図、第6図は本発明の他の実施
例である。 1:電磁流量計発信器、3,4:電極、5:励磁コイル
、6:信号増幅器、7:割算回路、8:カレントトラン
ス、8a:第1の1次巻線、8b:第2の1次巻線、8
c:2次巻線、9:整流回路、11:スイッチ、12:
スイッチ駆動回路、13:整流器、14:商用電源、1
5:零電圧検出回路、16:パルス発生器、17:低周
波振器、19:設定器、20:比較器、21:励磁電流
制御用トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源の電圧を整流して整流電圧を得る整流手段
    と、前記整流電圧を前記交流電源の周波数より高い周波
    数で開閉するスイッチ手段と、第一および第二の1次巻
    線と2次巻線とを有し前記第一の1次巻線には前記スイ
    ッチ手段を介して発信器の励磁コイルに流れる電流を流
    し前記第二の1次巻線には前記第一の1次巻線によって
    生ずる磁束が打消されるように結線されて前記励磁コイ
    ルの逆起電力によって流れる電流が供給され前記2次巻
    線には励磁電流に対応した比較電圧を得るカレントトラ
    ンスと、前記交流電源の電圧が零となる附近の零電圧を
    検出する零電圧検出手段と、前記零電圧検出手段に基づ
    き検出された検出信号により前記零電圧附近では常に前
    記スイッチをオフとする手段を具備することを特徴とし
    た電磁流量計の励振回路。
JP4154077A 1977-04-13 1977-04-13 電磁流量計の励振回路 Expired JPS5836291B2 (ja)

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JPS53127765A JPS53127765A (en) 1978-11-08
JPS5836291B2 true JPS5836291B2 (ja) 1983-08-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154192U (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 積水プラントシステム株式会社 内部補強したタンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58154192U (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 積水プラントシステム株式会社 内部補強したタンク

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