JPS5836289Y2 - 捕虫器構造 - Google Patents
捕虫器構造Info
- Publication number
- JPS5836289Y2 JPS5836289Y2 JP1978020443U JP2044378U JPS5836289Y2 JP S5836289 Y2 JPS5836289 Y2 JP S5836289Y2 JP 1978020443 U JP1978020443 U JP 1978020443U JP 2044378 U JP2044378 U JP 2044378U JP S5836289 Y2 JPS5836289 Y2 JP S5836289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- insect trap
- opening
- cover
- predetermined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は牧場、厩舎、鶏舎等で家畜に害を及ぼす虻な
どの害虫を捕獲する捕虫器構造に関するものである。
どの害虫を捕獲する捕虫器構造に関するものである。
従来より家畜に害を及ぼす虻や蚊などの害虫を駆除する
方法は、殺虫剤、電気虫取器、虫取紙、あるいは夜間に
使用する誘蛾燈など種々使用されてきたが、殺虫剤は家
畜に有害であるだけでなく、牧場等の屋外では薬代が高
くつくため使用できず、電気式では設置場所、電気配線
および屋外での使用効果が薄く、高い設備費がか・る欠
点があった。
方法は、殺虫剤、電気虫取器、虫取紙、あるいは夜間に
使用する誘蛾燈など種々使用されてきたが、殺虫剤は家
畜に有害であるだけでなく、牧場等の屋外では薬代が高
くつくため使用できず、電気式では設置場所、電気配線
および屋外での使用効果が薄く、高い設備費がか・る欠
点があった。
また虫取紙は屋外では使用できず、誘蛾燈は夜間のみに
限定されるなど、いずれも安全であらゆる条件を満足し
た安価な捕虫器は未だ実現しておらず、これらの条件を
満しだ捕虫器の考案が畜産業者などから広く望まれてい
た。
限定されるなど、いずれも安全であらゆる条件を満足し
た安価な捕虫器は未だ実現しておらず、これらの条件を
満しだ捕虫器の考案が畜産業者などから広く望まれてい
た。
この考案は上述の要望に充分応えるものであり、軽量で
組立、分解、運搬、格納などが容易にできる簡便な構造
で、どこにでも手軽に設置できる安価でしかも安全な捕
虫器構造を提供せんとするものである。
組立、分解、運搬、格納などが容易にできる簡便な構造
で、どこにでも手軽に設置できる安価でしかも安全な捕
虫器構造を提供せんとするものである。
以下、この考案の一実施例を添付の図面にもとづいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図はこの実施例を示す斜視図であり、捕虫器構造は
、軽量パイプ材などで成形された本体1、透明な捕虫器
2および布に防水処理を施した防水シート3から構成さ
れており、三つの構成部分に分解できると共に上記本体
1はさらに分解できるように構成されている。
、軽量パイプ材などで成形された本体1、透明な捕虫器
2および布に防水処理を施した防水シート3から構成さ
れており、三つの構成部分に分解できると共に上記本体
1はさらに分解できるように構成されている。
すなわち本体1は第2図ないし第4図に示すように、上
梓本体4、継手棒5a、5b、5C1継手6および支柱
7より構成され、適宜差し込みによって組立てられるも
のである。
梓本体4、継手棒5a、5b、5C1継手6および支柱
7より構成され、適宜差し込みによって組立てられるも
のである。
上記の上梓本体4は第3図に示すように所定の開口部8
を有する枠体4aに、傾斜枠足4bを4隅に配設したも
のである。
を有する枠体4aに、傾斜枠足4bを4隅に配設したも
のである。
上記傾斜枠足4bの傾斜は害虫がスムーズに上方開口部
8へ誘導されるに適した傾斜に形成される。
8へ誘導されるに適した傾斜に形成される。
継手棒5a、5b、5Cはいずれも両端に本体1を構成
する軽量パイプ材と同材質で所定長を有する小径のパイ
プを固着したので、本体1の縦、横、斜に対応した適当
な長さに成形されている。
する軽量パイプ材と同材質で所定長を有する小径のパイ
プを固着したので、本体1の縦、横、斜に対応した適当
な長さに成形されている。
継手6は本体1の角隅部に位置して継手棒5a、5b、
5cおよび支柱7を結合するものであって、所定の方向
に延設した結合部6aの強度を増大するために補強板6
bを溶接して補強しである。
5cおよび支柱7を結合するものであって、所定の方向
に延設した結合部6aの強度を増大するために補強板6
bを溶接して補強しである。
また上記支柱7は本体1を支えるものであり、」二端部
には継手6に差し込まれるように小径のパイプ7aが固
着され、下端部には牧場などの屋外に設置されるときに
地面に突き差すように脚9が固着されている。
には継手6に差し込まれるように小径のパイプ7aが固
着され、下端部には牧場などの屋外に設置されるときに
地面に突き差すように脚9が固着されている。
このように構成された本体1には防水シートを被覆する
のであるが、防水シート3を係止するハトメのような係
止爪10が本体1の各構成部材の適所に固着されている
。
のであるが、防水シート3を係止するハトメのような係
止爪10が本体1の各構成部材の適所に固着されている
。
上記本体1に被覆される防水シート3は、上枠本体4の
上端に形成した開口部8から支柱7の地」二より適当な
高さまで本体1の周囲を覆うものであり、本体1の適所
に固着した係止爪10にて取付けられる。
上端に形成した開口部8から支柱7の地」二より適当な
高さまで本体1の周囲を覆うものであり、本体1の適所
に固着した係止爪10にて取付けられる。
なお、上記防水シート3は害虫を誘うに適した黒色系、
赤色系、褐色系、紫色系等の暗色の着色を施すことによ
り、容易に害虫を誘導することが可能である。
赤色系、褐色系、紫色系等の暗色の着色を施すことによ
り、容易に害虫を誘導することが可能である。
また、防水シート3は一体に縫製しても良いが、破損に
よる修理を考慮して本体1の枠体部において、係止爪1
0を介して重わ合わせるように各部ごとに分離しても良
いことはいうまで゛もない。
よる修理を考慮して本体1の枠体部において、係止爪1
0を介して重わ合わせるように各部ごとに分離しても良
いことはいうまで゛もない。
尚、防水シートの他に、蚊帳、防水紙、ベニヤ板、樹脂
板、金属板を用いても良い。
板、金属板を用いても良い。
一方捕虫器2は、軽量な型材などの枠組2aにより形成
し、側面パネル2bおよび上面の開閉蓋パネル2Cは、
透明な樹脂板をはめ込んで構成される。
し、側面パネル2bおよび上面の開閉蓋パネル2Cは、
透明な樹脂板をはめ込んで構成される。
またこの捕虫器2の下面は本体1の上梓本体4に着脱自
在に装着されるものであり、上梓本体4の傾斜面に対応
し、かつ中央に上梓本体4の開口部8に連通する開口2
dを有する傾斜パネル2eによって構成されている。
在に装着されるものであり、上梓本体4の傾斜面に対応
し、かつ中央に上梓本体4の開口部8に連通する開口2
dを有する傾斜パネル2eによって構成されている。
以上のように、この考案によれば捕虫器2を本体1に覆
せた防水シート3の上方から載置して、本体1の開口部
8と、捕虫器2の開口2dとを一致させて所望の捕虫器
構造としたものであるから、牧場や屋内を問わず、所望
の場所にて組立てて設置し、虻など害虫が好んで集まる
炭酸ガスを本体の中央部下方に置くだけで、害虫は匂い
に誘導され蚊帳で囲まれた本体内部を通り、開口部から
捕虫器に集まってくる。
せた防水シート3の上方から載置して、本体1の開口部
8と、捕虫器2の開口2dとを一致させて所望の捕虫器
構造としたものであるから、牧場や屋内を問わず、所望
の場所にて組立てて設置し、虻など害虫が好んで集まる
炭酸ガスを本体の中央部下方に置くだけで、害虫は匂い
に誘導され蚊帳で囲まれた本体内部を通り、開口部から
捕虫器に集まってくる。
本体の内部は周囲を蚊帳で覆われているので、うす暗く
、上方開口部が明かるく見えるので、害虫の習性により
上方へ飛んで行く。
、上方開口部が明かるく見えるので、害虫の習性により
上方へ飛んで行く。
一旦捕虫器に捕獲された害虫は再び開口部より飛び出す
ことはなく、捕虫器の透明な側面パネルに突き当ってつ
いには死滅するものである。
ことはなく、捕虫器の透明な側面パネルに突き当ってつ
いには死滅するものである。
害虫の死骸は捕虫器を取り外し、上面の開閉蓋パネルを
開いて放出すれば良い。
開いて放出すれば良い。
なお、害虫を誘導する炭酸ガスは、ガスボンベがらゴム
ホースおよび開閉弁を介して本体の中央部に導いても良
いが、ドライアイスなどを台11の上に載せておいても
効果がある。
ホースおよび開閉弁を介して本体の中央部に導いても良
いが、ドライアイスなどを台11の上に載せておいても
効果がある。
このように、この考案は、従来の方式と全く異なり、薬
剤や電気等を使用せず、軽量で簡単に組立、分解、運搬
、格納できるうえ、どこにでも手軽に設置できる安価な
捕虫器である。
剤や電気等を使用せず、軽量で簡単に組立、分解、運搬
、格納できるうえ、どこにでも手軽に設置できる安価な
捕虫器である。
また、取扱いも簡単であり、捕虫器も容易に着脱できる
がら清掃も簡単で常に清潔な状態で使用できるなど実用
上の効果がある。
がら清掃も簡単で常に清潔な状態で使用できるなど実用
上の効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図
は同上本体の分解斜視図、第3図は第2図の上梓本体の
平面図、第4図は第2図の支柱の一部破断した側面図、
第5図はこの考案の捕虫器の一部を破断した斜視図であ
る。 1・・・・・・本体、2・・・・・・捕虫器、3・・・
・・・防水シート(覆い)、4・・・・・・上枠本体、
5a、5b、5C・・・・・・継手棒、6・・・・・・
継手、7・・・・・・支柱、8・・・・・・開口部、9
・・・・・・脚、10・・・・・・係止爪、]1・・・
・・・台。
は同上本体の分解斜視図、第3図は第2図の上梓本体の
平面図、第4図は第2図の支柱の一部破断した側面図、
第5図はこの考案の捕虫器の一部を破断した斜視図であ
る。 1・・・・・・本体、2・・・・・・捕虫器、3・・・
・・・防水シート(覆い)、4・・・・・・上枠本体、
5a、5b、5C・・・・・・継手棒、6・・・・・・
継手、7・・・・・・支柱、8・・・・・・開口部、9
・・・・・・脚、10・・・・・・係止爪、]1・・・
・・・台。
Claims (2)
- (1)上面に所定の開口部を有する上方錐状の本体と、
該本体上端の開口部から地上より適当な高さまでの周囲
を覆う覆いと、該覆いを被覆した本体上方に装着し、前
記開口部と連通ずる開口を底面に有する捕虫容器とから
なり、上記本体、覆いおよび捕虫容器を互いに着脱可能
に構成し、上記本体は、上面に所定の開口部を有する枠
体に所定の傾斜枠足を配設した上梓本体と軽量パイプ材
により分解組立可能にした所定長さの継手棒および支柱
を接続する継手により構成すると共に、前記捕虫容器は
、本体の錐状傾斜と同一傾斜および開口を有する底板、
および上面に開閉蓋を有する透明パネルで構成したこと
を特徴とする捕虫器構造。 - (2)前記覆いは、暗色にした防止シートからなる実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載の捕虫器構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978020443U JPS5836289Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 捕虫器構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978020443U JPS5836289Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 捕虫器構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54123378U JPS54123378U (ja) | 1979-08-29 |
JPS5836289Y2 true JPS5836289Y2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=28851431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978020443U Expired JPS5836289Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 捕虫器構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836289Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100799307B1 (ko) | 2007-01-12 | 2008-02-01 | 대한민국 | 포집장치 |
JP6420549B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2018-11-07 | 日立エーアイシー株式会社 | 害虫駆除装置 |
JP6433562B2 (ja) * | 2017-09-28 | 2018-12-05 | 日立エーアイシー株式会社 | 害虫駆除装置 |
JP6572280B2 (ja) * | 2017-09-28 | 2019-09-04 | 日立エーアイシー株式会社 | 害虫駆除装置用構造物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141360A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-25 | Kyoto Prefecture | Trap for houseefly |
JPS5317174A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-16 | Taishiyou Giken Kk | Assemblyytype fly trap |
-
1978
- 1978-02-20 JP JP1978020443U patent/JPS5836289Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141360A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-25 | Kyoto Prefecture | Trap for houseefly |
JPS5317174A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-16 | Taishiyou Giken Kk | Assemblyytype fly trap |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54123378U (ja) | 1979-08-29 |
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