JPS5836215B2 - ブレ−キヨウジドウチヨウセツソウチ - Google Patents

ブレ−キヨウジドウチヨウセツソウチ

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JPS5836215B2
JPS5836215B2 JP48120838A JP12083873A JPS5836215B2 JP S5836215 B2 JPS5836215 B2 JP S5836215B2 JP 48120838 A JP48120838 A JP 48120838A JP 12083873 A JP12083873 A JP 12083873A JP S5836215 B2 JPS5836215 B2 JP S5836215B2
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JP
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auxiliary piston
actuator
brake
fluid pressure
piston
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フイリツプ レジナルドフアー グリン
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Publication date
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    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/56Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
    • F16D65/567Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting on a disc brake
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    • F16D2125/18Mechanical mechanisms
    • F16D2125/20Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
    • F16D2125/22Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
    • F16D2125/26Cranks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレーキ隙間調節装置を内蔵する流体圧作動
のブレーキアクチュエータに関するものである。
流体圧力により相対的に遠ざかる方向に変位させられる
2つのアクチュエータ機素(例えばピストンとシリンダ
、又はシリンダ内の2つのピストン)の間に、両アクチ
ュエータ機素の相対的に近づく方向の運動を制限するた
めの有効長さ調節可能なストラット組立体と該ストラッ
ト組立体の有効長さを調節する調節機構とから成るブレ
ーキ隙間調節装置が配置された流体圧ブレーキアクチュ
エータの先行技術として、例えば英国特許第14033
57号(特公昭52−10509号公報参照)、英国特
許第1179235号(特公昭48−9878号公報参
照)、英国特許第152712号(特公昭46−256
46号公報参照)がある。
これらの先行技術の流体圧ブレーキアクチュエータは、
ブレーキを強く掛けた時のように高い作動流体圧を加え
た時生じるブレーキ構成部材の弾性的撓みによる擬似的
なブレーキ隙間増大に対してもブレーキ隙間調節装置の
調節機構が作動してしまうという欠点がある。
本発明は、上述の先行技術の欠点を解消することにある
本発明は、流体圧力により相対的に遠ざかる方向に変位
させられる2つのアクチュエータ機素(例えばピストン
とシリンダ、又はシリンダ内の2つのピストン)の間に
、両アクチュエータ機素の相対的に近づく方向の変位を
制限するための有効長さ調節可能なストラット組立体と
、該ストラット組立体の有効長さを調節する調節機構と
から成るブレーキ隙間調節装置が配置されている流体圧
作動のブレーキアクチュエータにおいて、上記両アクチ
ュエータ機素の片方のアクチュエータ機素と上記フレー
キ隙間調節装置との間に補助ピストンが配置され、該補
助ピストンは、段付ピストンの形態をなし、その大径部
および小径部において上記片方のアクチュエータ機素に
対し封止されて該片方のアクチュエータ機素に対し相対
的に上記両アクチュエータ機素の変位の方向に摺動可能
であり、かつ、該補助ピストンは、流体圧力により、上
記片方のアクチュエータ機素が受ける流体圧力の力の反
対方向の力を受けるようになされ、上記片方のアクチュ
エータ機素と上記補助ピストンの間にばねが配置され、
該ばねは、上記補助ピストンが受ける流体圧力の力に対
抗する力を該補助ピストンに加えるようになされ、上記
ばねの強さは、流体圧力が比較的低い所定圧力より低い
時、該ばねが上記補助ピストンに作用する流体圧力の力
に打勝って、上記補助ピストンを上記片方のアクチュエ
ータ機素に押つげ流体圧力が上記所定圧力を越えると上
記補助ピストンに作用する流体圧力の力が上記ばねの力
に打勝って、該補助ピストンが上記片方のアクチュエー
タ機素から遠ざかる方向に該片方のアクチュエータ機素
に対し相対的に変位するように設定されていることを特
徴とするものである。
本発明の流体圧作動のブレーキアクチュエータは、上記
片方のアクチュエータ機素とブレーキ隙間調節装置との
間に補助ピストンが介在し、該補助ピストンの上記片方
のアクチュエータ機素に対する相対位置が流体圧力と所
定強さのばねとにより制御され、ブレーキ構成部材に弾
性的撓みを生じるような高い流体圧力の下では、補助ピ
ストンが上記片方のアクチュエータ機素の変位に追従し
ないから、ブレーキ構成部材の弾性的撓みによる擬似的
なブレーキ隙間増大に対してはブレーキ隙間調節装置の
調節機構の作動が防止される。
添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1,2図に自動ブレーキ隙間調節装置を内蔵するアク
チュエータを含む円板ブレーキを示す。
円板ブレーキはブラケット11上に滑動可能に装架され
たキャリバ10を含み、ブラケット11は該ブラケット
内の孔12を貫通するボルトによって車輪取付部の固定
部に取付けられる。
アクチュエータはキャリパ100本体9内の孔14内に
滑動可能に装架されたピストン13を含む。
ピストン13は直接作動パッド組立体15に作用し、キ
ャリパ10は図示しない円板を跨いで間接作動パッド組
立体16に作用する。
パッド組立体15,16は互に対向しており、円板の対
向する面に作用する。
ブレーキを流体圧で作用させるためのブレーキ流体はピ
ストン13と孔14の内方端との間の室17に導入され
る。
カム18の形式の補助的な機械的作動装置がキャリパ1
0に取付ゆられ、ストラット19、ナット33および補
助ピストン51を介してピストン13に作用する。
手動ブレーキ用の補助的な機械的作動装置であるカム1
8はキャリパ10の横方向孔22内にローラ21によっ
て軸支され、ドリー23を介してストラット19の右端
に作用する。
カム18の一端24はキャリパ本体9から突出し、本体
9はアクチュエータのためのハウジングとして作用する
封止材25が横方向孔22に対してカム18を封止し、
異物の侵入を防止する。
封止材25は孔22内にスペーサ26によって位置決め
され、スペーサ26はカム18の突出端24に加熱鋲止
めによって固定された手動ブレーキレパー27に当接し
ている。
手動ブレーキレパー27の自由端は手動ブレーキを解除
している時はブラケット11に固定された止め部28に
当接している。
ボーデン索又は他の適宜な作動手段(図示しない)が手
動ブレーキレパー27の自由端に連結される。
該ブレーキが装着されている車輌の使用時に手動ブレー
キレバーに路面から跳ね飛んだ小石等が衝当ってカム1
8を孔22から引き出す傾向の力が作用することがある
カム18が引張り出されることを防止し封止材25が孔
22から脱出しないようにするため、保持板29がボル
ト30によって本体9に取付けられてレバー27のカム
18から遠い側の上に伸長している。
第1,2図に示す如く保持板29は2段折曲げ形状であ
って、カム18の突出端24に跨っている。
板29は二又形状のものとしてもよく、又は突出端24
を受入れる孔を有するものとしてもよい。
保持板29はばね鋼製として、突出部31が弾性的に手
動ブレーキレパー27に当接してカム18を孔22内に
押しつけているものとして図示されている。
弾性保持板29を形成する板ばねの自由長は比較的弱い
偏倚力をカム18に作用せしめるように十分に長いもの
とする。
しかしカム18が孔22から出る方向に僅かに軸方向に
運動すると手動ブレーキレパー27の一端が保持板29
の内側偶角部32に当接し、カム18のそれ以上の軸方
向運動に対して強い抵抗を与える。
ナット33は内側ねじ34を有し、該ねじ34はストラ
ット19の左端の外側ねじ34aと螺合して非可逆的ね
じ連結部を形成する。
ナット33とストラット19とは非可逆的ねじ連結によ
り有効長さが可変のストラット組立体を構成する。
ストラット組立体の有効長さを調節するための調節機構
20の詳細は第3,4図に示され、カプセル状に取囲む
容器35と環状体36とを含む。
環状体36は容器35内に配置されナット33を取囲ん
でいる。
環状体36には多重内側ねじ37が設けられ、ナット3
3上の多重外側ねじ38と係合して可逆的ねじ連結部を
形成する。
可逆的ねじ連結部はねじ34 ,34aによって形威さ
れる非可逆的ねじ連結部とは逆ねじ関係である。
環状体36には外側円錐形摩擦表面40が設けられ、カ
プセル状容器35の内側の段つき部として限定される内
側環状摩擦表面41と協働する。
皿形ばね座金42の形式の弾性装置が環状体36に作用
して両摩擦表面41.42を互に摩擦係合せしめる方向
に軸線方向に偏倚する。
ナット33のフランジ端44の衝当面43がカプセル状
容器35のかしめられた端部46によって形成される補
充的な衝当面45と協働する。
ばね47がナット33に作用して衝当表面43,45を
互に係合せしめる方向に軸方向偏倚力をナットに与える
ばね47はナット33のフランジ44と座金48との間
に作用し、座金48はカプセル状容器35の内側の第2
の肩によって形成される別の衝当面に当接する。
環状体36に作用するばね42は該環状体と座金48と
の間に配置される。
環状体36とナット33とは鋼製である。
カプセル状容器35は鋼板プレス製である。
非可逆的ねじ連結部34 ,34aには通常の製作公差
が与えられている。
可逆的ねじ連結部39にはピストン13のキャリパ10
に相対的な正常の軸線方向移動量(即ち、ブレーキ隙間
)を与えるために相当大きな軸線方向遊隙が設けられて
いるが、これについての詳細は後述する。
調節機構20は生産ラインの技術を使用することによっ
て容易に製作することができる。
調節機構20はカプセル状容器35が補助ピストン51
の内部孔50内に圧入され、これによって調節機構は補
助ピストン51内に収容される。
補助ピストン51はアクチュエータのピストン13の盲
孔52内に収容されている。
盲孔52は段つきであって、その小径部分53は補助ピ
ストン510大径部分54に対して封止リング55によ
って封止される。
第2の封止リング56が孔52の大径部分57を補助ピ
ストン51の小径部分58に対して封止している。
補助ピストン51は段つきピストンとして作用し、右方
にすなわちピストン13から遠ざかってキャリパ本体9
に向う方向に、空間17に作用する流体圧力によって押
される。
補助ピストン51の右方に向う運動はばね100の抵抗
を受ける。
ばね100は補助ピストン外周を取巻く段つき部に当接
する座金59とアクチュエータのピストン13の盲孔5
2内に保持された別の座金60との間に作用する。
ピストン13の内側の溝内に収容されたばねリング61
が座金60を保持している。
ストラット19は封止リング62によってキャリハ本体
9の小径孔63に対して封止されている。
ストラット190回転を防止するためにストラットには
両側に1対の平坦部が設けられ、該平坦部が円板64の
矩形の開口内に収容され、矩形の長辺がストラットの平
坦部に密接配置され、矩形の短辺はストラットから間隔
をおかれている。
円板64はばねリング65によってキャリパ本体9のい
くらか大径の孔部分内に保持される。
円板640回転はキャリハ本体9の孔内に配置された止
め釘(図示しない)によって阻止され、該止め釘はスト
ラット19の軸線に平行に伸長し且つ円板64の上述の
矩形開口の一方の短辺に隣接して円板上に配置される。
止め釘の上述の配置により、且つストラット19と円板
64の上述の矩形開口の短辺との間の間隙により、スト
ラット19は円板64に対し相対的に小量のユニバーサ
ルな運動が可能であり、アクチュエータ各部品間の僅か
な不整合を補償する。
正常の休止位置においてナット33の左側の端面66は
補助ピストン51の内側フシンジ1010面67に当接
休止しており、補助ピストン51はアクチュエータのピ
ストン13の盲孔52の底面102に当接休止している
ブレーキを流体圧で作用させ、かつブレーキ隙間調節の
ためのストラット組立体の有効長さ調節が必要とされな
いときには、補助ピストン51とストラット組立体(ス
トラット19およびナット33)との間の相対運動はね
し連結部、主として可逆的ねじ連結部39の遊隙によっ
て得られ、ストラット組立体は室17内の流体圧力がス
トラット19を右方に押すように作用することによって
ドリー23を介して手動ブレーキカム18に押しつげら
れる。
手動ブレーキを作用させるときにはストラット19は左
方に押付けられ、ストラット19はナット33との非可
逆的ねじ連結部34 ,34a、ナットの端面66、お
よび補助ピストン51の内側フランジ101を介してピ
ストン13に作用する。
フレーキライニングの摩耗が生じたと仮定してブレーキ
隙間調節装置の作動を説明する。
パッドの摩耗はブレーキ作動時に生ずるものであり、ブ
レーキ隙間調節装置の作動はブレーキ圧力解放時に行な
われる。
ブレーキ作動時に生ずるブレーキ圧力に比較したとき補
助ピストン51をばね100の力に抗して右方に運動さ
せることができる圧力は小である。
従って、フレーキが作用しているときストラット19お
よびナット33のみでなく補助ピストン51も右方に押
しつげられる。
衝当面43は衝当面45に係合した状態に維持され(又
は端面66が面67に衝当した状態に維持され)調節機
構20自体は第3図に示す位置をとる。
ブレーキが解放させられるときブレーキ圧力は比較的低
い所定値(ばね100に打勝つ最低の圧力)以下に低下
する。
この比較的低いブレーキ圧力においてはキャリハの変歪
は無視し得るほど小である。
圧力がこの所定値以下に低下すると、ばね100によっ
て補助ピストン51はストラット19に相対的に左方に
運動し、ナット33の端面66を面67から分離させる
パッドの摩耗が生じていなげれば容器35とナット33
との間の相対運動は可逆的ねじ連結部39における軸線
方向遊隙によってまかなわれ、調節機構は調節作用を行
わない。
しかし、パッドの摩耗があれば環状体36は容器35に
よってナット33に相対的に左方に、可逆的ねじ連結部
39における軸線方向遊隙よりも大きい量だけ運動させ
られる。
環状体36の回転は、ばね42の力によって環状の摩擦
表面40,41に生ずる摩擦力によって阻止される。
可逆的ねじ連結部39によってナット33はストラット
19に対し回転させられ、非可逆的ねじ連結部34 ,
34aに対してストラット組立体の有効長さ調節作用が
行なわれる。
最終的に室17内のブレーキ圧力が完全に消散するとピ
ストン13はキャリパ本体9に相対的に右方に移動し、
補助ピストン51の面67がナット33の左側端面66
に当接するようになる。
ばね47は面66,67を互に係合せしめるように押つ
げているが、環状体36とナット33との間に生じた相
対的回転によって、可逆的ねじ連結部39におげる軸方
向遊隙は面66,67が互に当接する以前に取上げられ
るから、摩擦表面40,41上の負荷は取去られて、環
状体36がナット33上で回転し、最終的に調節機構が
第3図に示す休止位置に復帰する。
図示する自動調節装置は漸進型と名付けられる形式のも
のである。
すなわちブレーキが解放されるとき非可逆的ねじ連結部
34 ,34aにおいて行なわれるストラット嗣立体の
有効長さ調節量はパッドの摩耗によって生じた過剰のピ
ストン移動量よりも小であるが、このことは可逆的ねじ
連結部39のピッチが非可逆的ねじ連結部34,34a
のピッチより犬であることによるものである。
従って次回にブレーキが作用させられたとき再び小量の
調節作用が行なわれるが、これはブレーキ作動時に補助
ピストン51とストラット19とがはじめは、すなわち
ばね100に打ち勝つ最低限の比較的低い圧力に圧力が
上昇するまでの間、互に相対的に移動することによる。
すなわち図示調節機構はブレーキ作動時にもブレーキ解
放時と同様な調節サイクルを行う。
調節サイクルは比較的低い圧力のときに行なわれ、この
ときのキャリパの変歪は微小であるからキャリパの変歪
によって過度の調節が行なわれることはない。
ナット33が補助ピストンの端面67に当接していると
き衝当部43,45も互に係合している。
この状態は調節機構20をナット33の右端面又はスト
ラット19に荷重を加えて容器35を補助ピストン51
に圧入させることによって達成される。
補助ピストン51のアクチュエータピストン13に相対
的な右方への運動はばね100の過度の圧縮を防止する
ために座金60によって制限される。
ある場合例えば、パッド組立体が組込まれていないとき
にブレーキが作動させられ、又は新しいパッド組立体の
代りに摩耗したパッド組立体が取付けられたような場合
には非常に大きい運動がピストン13とキャリパ本体9
との間に生じるが、調節機構20に作用する力は、該調
節機構が補助ピストン51の孔50から抜けることによ
って制限されるので調節機構20を破損せしめることが
ない。
このとき調節機構には孔50から若干引出されるが、調
節機構20はつぎに手動ブレーキが作用させられるとき
所定の位置に復帰する。
第5図は本発明の別の実施例を示す。
第1図の実施例における可逆的ねじ連結部の機能は可逆
的面カムによって代替的に行なわれる。
第5図において第1,4図の実施例におけるものと対応
する部品には同様の参照数字が附されている。
ナット71はストラット19との間に非可逆的ねじ連結
部72を有し、ナット71とストラット19とが有効長
さ可変のストラット組立体を構成する。
調節機構70は、環状体73、および該環状体73を収
容するカプセル状容器74を含む。
可逆的面カム75がナット71と環状体73との間に設
けられ、ナットと環状体とのらせん的に傾斜した凹所内
に3個の球76(1個のみが図示されている)が収容さ
れている。
捩りばね77がナットと環状体との間に作用しており、
その方向はナットと環状体とを軸方向に離れさせる方向
である。
環状体73には容器74の一端の内方に曲げられたフラ
ンジ80に形威された衝当面79に当接する補完的な衝
当面78が設げられている。
ナット71は摩擦面81によって座金83上の補完的な
摩擦面82に当接休止し、座金83は容器740反対側
端部を閉じて且つ補助ピストン51の内側フランジ10
10面67に対して接している。
第1〜4図の実施例の場合と同様に容器74は段つきの
補助ピストン51の孔50内に圧入されている。
調節サイクルを行うときの補助ピストン51の作動が比
較的低いブレーキ圧力においてなされることも前述の実
施例の場合と同様である。
調節機構70が調節機構20と異る点は、正常のブレー
キ隙間に相当するピストン13の軸線方向移動量はすべ
て非可逆ねじ連結部720遊隙によって与えられ、ブレ
ーキ隙間調節即ち、ストラット組立体の有効長さ調節が
必要とされる場合に環状体73はナット71に向って押
され、これによって可逆的面カム75は両部材71.7
3に相対的回転を与える。
調節サイクルの第一段階においてナット71はストラッ
ト19上で回転させられ、調節サイクルの第二段階にお
いて環状体73は容器74に対し相対的に回転する。
ノックバック現象を防止するために第5図の実施例にお
いてはラチェット機構103が設げられている。
機構103はナット71を取囲むリング104を含み、
リング104には3つの円周的に間隔をおかれた爪(図
示しない)があって座金83の右側の面上の円周的に間
隔をおかれた20個のラチェット歯と協働し、常に一つ
の爪がラチェット歯と係合し得るようになっている。
座金83は回転不能であり、リング104にはナット7
1に相対的にリングが回転することを阻止するためナッ
ト71の縦方向溝106に係合する3つの内方指状部1
05がある。
円錐形座金107がリング104と衝当リング108と
の間に作用し、ラチェット爪をラチェット歯に向って押
付けている。
ラチェット機構103はナット71がストラット19上
で逆の方向に回転することを阻止するものであり、例え
ば車輌が高速でまがるとき等に円板の変歪によりピスト
ン13がシリンダ孔14内に急激に押し戻されること(
ノックバック現象)を防止する。
ラチェット機構103は面カム75によって行なわれる
ブレーキ隙間調節即ちストラット組立体の有効長さの自
動調節作用には影響を与えない。
第6図はラチェット形式の調節機構に対する実施例であ
って、対応する部品には同一の参照数字が附してある。
調節機構84はカプセル状容器に収納されておらず、段
つきの補助ピストン85と一体的に形成された部材を含
んでいる。
スリーフ86とストラット91とが有効長さ可変のスト
ラット組立体を構成する。
スリーブ86は右端から軸線方向に伸びる切欠き溝があ
って、複数の弾性の指状部87とこれらが取付げられた
環状部88とが形成されている。
指状部87の自由端の内面にはセレーション89があっ
てストラット91上の補完的なセレーション90と噛み
合っている。
弾性の指状部87の自由端の外面には傾斜面92があっ
て補助ピストン85の内側の補完的な傾斜面93と協働
する。
カム18からの手動ブレーキ力はドリー23を介してス
トラット91(これは前述の各実施例におけるストラッ
ト19と同等である)に伝達され、セレーション89,
90を介してスリーブ86に、さらに傾斜面92,93
を経て補助ピストン85に伝達され、ピストン85はア
クチュエータピストン13の盲孔52の底面102に底
づきしている。
第6図において補助ピストン85はブレーキ隙間調節即
ちストラット組立体の有効長さ調節のための調節機構の
一部を形成しているが、調節サイクルは前述の各実施例
と同様に比較的低いブレーキ圧力のときに行なわれる。
ブレーキ隙間が過犬な状態でブレーキ解除時に流体圧力
が所定値(補助ピストン85に作用する流体圧力かばね
100に打勝つ最低値)以下に低下すると、ばね100
により補助ピストン85がピストン13の盲孔52の底
面102に当接するまでピストン13に押込まれ、その
際スリーブ86も補助ピストン85の右端肩部により左
方へ押される。
此の時傾斜面92 ,93は離れるから、スリーブ86
の指状部87は容易に半径方向外方へ拡開し、セレーシ
ョン89 ,900噛合いカ外れスリーブ86は補助ピ
ストン85と共にストラット91に対し相対的に左方へ
移動し、新たな位置でセレーション89,90の噛合い
が行われる。
即ち、スリーブ86とストラット91から成るストラッ
ト組立体の有効長さが増大し、ブレーキ隙間調節が行わ
れるのである。
手動ブレーキの推力を受けたときスリーブ86の指状部
87は傾斜面92,93により半径方向内方へ押され、
セレーション89.90を互に積極的に係合せしめるよ
うになっている。
第6図の実施例の構造と作動の詳細は前述各実施例の説
明と参照数字とによって明かであると考えるので省略す
る。
上述の各実施例において、手動ブレーキは省略すること
ができるが、その場合は、ストラット19,91はキャ
リパ本体(シリンダ)9に対し固定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例であるアクチュエータを
含む円板ブレーキの縦断面図。 第2図は第1図の円板ブレーキの右側面図。 第3図は第1図に含まれる調節機構の拡大断面図。 第4図は第3図の右側面図。 第5図は本発明の第2の実施例であるブレーキアクチュ
エータの縦断面図。 第6図は本発明の第3の実施例であるブレーキアクチュ
エータの縦断面図。 9・・・・・・キャリパ本体(シリンダ)、13・・・
・・・ピストン 18・・・・・・カム(機械的作動装
置)、19,91・・・・・・ストラット、33,71
・・・・・・ナット、86・・・一・・スリーブ、51
,85・・・・・・補助ピストン、20,70,84・
・・・・・調節機構、100・・・・・・ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流体圧力により相対的に遠ざかる方向に変位させら
    れる2つのアクチュエータ機素13,90間に、両アク
    チュエータ機素の相対的に近づ《方向の変位を制限する
    ための有効長さ調節可能なストラット組立体1 9 ,
    33;1 9,71 ;91 ,86と、該ストラッ
    ト組立体の有効長さを調節する調節機構20;70;8
    4とから成るブレーキ隙間調節装置が配置されている流
    体圧作動のブレーキアクチュエータにおいて、上記両ア
    クチュエータ機素13,9の片方のアクチュエータ機素
    13と上記ブレーキ隙間調節装置との間に補助ピストン
    51;85が配置され、該補助ピストンは、段付ピスト
    ンの形態をなし、その大径部および小径部において上記
    片方のアクチュエータ機素に対し封止されて該片方のア
    クチュエータ機素に対し相対的に上記両アクチュエータ
    機素の変位の方向に摺動可能であり、かつ、該補助ピス
    トンは、流体圧力により、上記片方のアクチュエータ機
    素が受ける流体圧力の力の反対方向の力を受けるように
    なされ、上記片方のアクチュエータ機素と上記補助ピス
    トンの間にばね100が配置され、該ばねは、上記補助
    ピストンが受ける流体圧力の力に対抗する力を該補助ピ
    ストンに加えるようになされ、上記ばねの強さは、流体
    圧力が比較的低い所定圧力より低い時、該ばねが上記補
    助ピストンに作用する流体圧力の力に打勝って、上記補
    助ピストンを上記片方のアクチュエータ機素に押つげ、
    流体圧力が上記所定圧力を越えると、上記補助ピストン
    に作用する流体圧力の力が上記ばねの力に打勝って、該
    補助ピストンが上記片方のアクチュエータ機素から遠ざ
    かる方向に該片方のアクチュエータ機素に対し相対的に
    変位するように設定されていることを特徴とするブレー
    キアクチュエータ。
JP48120838A 1972-11-01 1973-10-29 ブレ−キヨウジドウチヨウセツソウチ Expired JPS5836215B2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS49133770A JPS49133770A (ja) 1974-12-23
JPS5836215B2 true JPS5836215B2 (ja) 1983-08-08

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JP48120838A Expired JPS5836215B2 (ja) 1972-11-01 1973-10-29 ブレ−キヨウジドウチヨウセツソウチ

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DE (1) DE2354322C2 (ja)
FR (1) FR2205146A5 (ja)
GB (1) GB1439758A (ja)

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