JPS5836173Y2 - 逆張力発生装置 - Google Patents

逆張力発生装置

Info

Publication number
JPS5836173Y2
JPS5836173Y2 JP10528879U JP10528879U JPS5836173Y2 JP S5836173 Y2 JPS5836173 Y2 JP S5836173Y2 JP 10528879 U JP10528879 U JP 10528879U JP 10528879 U JP10528879 U JP 10528879U JP S5836173 Y2 JPS5836173 Y2 JP S5836173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reducer
shaft
permanent magnet
magnetic
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10528879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5625916U (ja
Inventor
文雄 八尋
Original Assignee
技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 技研工業株式会社 filed Critical 技研工業株式会社
Priority to JP10528879U priority Critical patent/JPS5836173Y2/ja
Publication of JPS5625916U publication Critical patent/JPS5625916U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5836173Y2 publication Critical patent/JPS5836173Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信ケーブルや電カケープル等の布設作業等に
使用する通張力発生装置に関する。
例えば、地下にケーブルを布設する場合、実際の布設作
業に先立ち布設管内の状況を知る予備作業が必要である
この予備作業は、一般的には数メートルの長さのテスト
ケーブルを通して行なわれるが、テストケーブルを通す
だけでは実際の施工状況に合わないので、テストケーブ
ルの後端にワイヤロープを接続し、逆張力を加えながら
テストケーブルの管通しを行なっている。
しがし、逆張力を与えるための従来方法は逆張力の設定
が非常に困難であり、また、その保持に安定性を欠き、
作業を円滑に遂行できないといった問題がある。
更にまた、空中におけるケーブルの架設作業の場合でも
、鉄塔間においてケーブルが大きく垂れ下がり、作業を
困難にするといった問題がある。
本考案は上記の点に鑑みて、磁石継手と減速機とを巧く
みに組合わせ、動力を全熱必要とせずに、引出されるケ
ーブル等に対して逆張力を与えることができ、かつ、そ
の強さを設定された状態に保持できる通張力発生装置を
提供するものである。
即ち、本考案の特徴とする通張力発生装置は、減速機と
、対向面間に間隙を設けて配置された永久磁石と磁性体
の2部材を主構成部材とする磁石継手とを備え、上記減
速機の出力軸側にキャプスタンを、また入力軸側に上記
磁石継手の構成部材のうちの何れか一方の部材をそれぞ
れ固定し、上記磁石継手の他方の部材は上記入力軸と同
軸的に、かつ、軸方向に沿って摺動自在に設けた調整軸
に固定すると共に、この調整軸を回転できないように保
持して戊るものであって、以下にその実施例を添付図面
を参照しながら説明する。
1は基台で、この基台1上に固定した支持体2には減速
機3と磁石継手4が支持されている。
減速機3は複数の歯車3aを組合わせて成る通常の構造
のものであり、また、磁石継手4は永久磁石4aと磁性
体4bを主構成部材としており、磁性体4bとしては磁
気ヒステリシスの大きな材料、例えばコバルト鋼などが
用いられる。
減速機3の出力軸5aにはキャプスタン6が固定され、
また入力軸5bには永久磁石4aが固定されている。
入力軸5bと同軸的に配置した調整軸7には磁性体4b
を固定し、この磁性体4bと上記永久磁石4aとの間に
は間隙を設けてあり、調整軸7を後述するように回転不
能の状態に保持することで、永久磁石4aと磁性体4b
とは相対的回転ができる仕組になっている。
調整軸7はネジ軸として形成され、スリーブ8を介して
支持体2に摺動自在に装着されており、この調整軸7に
調整ナツト10と係止ナツト9が嵌合している。
したがって、調整ナラ)10を廻せば、調整軸7は摺動
して永久磁石4aと磁性体4bとの間隙を調整でき、永
久磁石4aのトルクを任意に設定することが可能となる
なお、調整軸7を回転できないように保持する手段とし
て、この実施例の場合には永久磁石4aの一部に盲孔1
1を設け、この盲孔11に支持体2に貫挿したピン12
を抜き差し自在に挿着しである。
以上の構成によれば、キャップスタン6に巻きつけられ
たケーブル(又はローブ)13が引き出され、キャップ
スタン6が回転すると、このキャツフ。
スタン6には永久磁石4a及び減速機3によるトルクが
発生し、結果的には引き出されるケーブル13に抵抗力
(逆張力)を与えることができる。
例えば、図示の場合に永久磁石4a側のトルクを1kg
−m、減速機3による減速比を1/100、キャプスタ
ン6の直径を3QQmmとすれば、キャプスタン6側に
は の負荷、即ち666 kgの逆張力をケーブル13に作
用させることが可能となる。
しかして、永久磁石4aと磁性体4bとは何れか一方を
回転できない状態に保持すればよく、両部材の相対的回
転差に関係なく 1−ルクは殆んど不変であり、両部材
間の間隙調整によってのみトルクを変えることができる
本考案は上記の如くであって、モータや油圧ブレーキ等
による作動力を必要としないで逆張力を発生することが
できるし、予め設定されたトルクをキャプスタン側の回
転変動に関係なく一定に保持できるものであって、ケー
ブルの引き出し作業の円滑化を計る上に有効であり、ケ
ーブルの引き出し時は勿論のこと、停止時にも逆張力を
そのまま保持で゛きるので゛、ケーフ゛ルの不当な引き
出しが防止されるなど、構造が簡単で容易に実施できる
点と相俟って、その実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を一部を断面で示した正面図であ
る。 図中、3は減速機、4は磁石継手、4aは永久磁石、4
bは磁性体、5aは出力軸、5bは入力軸、6はキャプ
スタン、7は調整軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 減速機と、対向面間に間隙を設けて配置された永久磁石
    と磁性体の2部材を主構成部材とする磁石継手とを備え
    、上記減速機の出力軸側にキャプスタンを、また入力軸
    側に上記磁石継手の構成部材のうちの何れか一方の部材
    をそれぞれ固定し、上記磁石継手の他方の部材は上記入
    力軸と同軸的に、かつ、軸方向に沿って摺動自在に設け
    た調整軸に固定すると共に、この調整軸を回転できない
    ように保持して成ることを特徴とする通張力発生装置。
JP10528879U 1979-08-01 1979-08-01 逆張力発生装置 Expired JPS5836173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10528879U JPS5836173Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01 逆張力発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10528879U JPS5836173Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01 逆張力発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5625916U JPS5625916U (ja) 1981-03-10
JPS5836173Y2 true JPS5836173Y2 (ja) 1983-08-15

Family

ID=29337947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10528879U Expired JPS5836173Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01 逆張力発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5836173Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5625916U (ja) 1981-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3072382A (en) Electrical conduit wire puller
JPH02219442A (ja) 巻線用張力発生装置
US3201090A (en) Elbow adapter for electrical conduit wire puller
JPS5836173Y2 (ja) 逆張力発生装置
CN205689104U (zh) 一种张力系统、张力遮阳天幕卷帘
DE2219127A1 (de) Vorrichtung zum Abspulen eines Seils unter Spannung von einer Trommel
US3128962A (en) figures
JP2744683B2 (ja) 多導体送電線路の添線架設方法
JPS6341398Y2 (ja)
CN113675791A (zh) 一种电力施工用电线双向拉伸紧固装置及其使用方法
US3784164A (en) Knockdown winch assembly for mounting upon a power driven vehicle wheel
AU684362B2 (en) Windlass
JPS63293507A (ja) ウインチ
JPH06133435A (ja) ケーブルクランプ
CN212811115U (zh) 一种输变电线路多功能紧线器
CN216335954U (zh) 一种新型电缆绞车
CN220041460U (zh) 一种可快速并线的电缆
CN215326223U (zh) 一种随行电缆卷扬装置
CN214817922U (zh) 一种用于安装滑轮的辅助工具
CN2153531Y (zh) 一种电缆收放装置
JPH072388U (ja) ケーブル牽引機
JPS5847770Y2 (ja) ラツシングマシン用後退防止装置
JPH02239064A (ja) ケーブルドラム回転制動付支持具
JPH0455031Y2 (ja)
JPH10120375A (ja) トルクロ−ラ