JPS5835449Y2 - 破砕機 - Google Patents
破砕機Info
- Publication number
- JPS5835449Y2 JPS5835449Y2 JP11658380U JP11658380U JPS5835449Y2 JP S5835449 Y2 JPS5835449 Y2 JP S5835449Y2 JP 11658380 U JP11658380 U JP 11658380U JP 11658380 U JP11658380 U JP 11658380U JP S5835449 Y2 JPS5835449 Y2 JP S5835449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- rotating drum
- base body
- vehicle body
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば原野・山林等を開整し造成する際に潅
木等を伐倒し破砕する破砕機に関する。
木等を伐倒し破砕する破砕機に関する。
従来、この種の破砕機においては、周面に多数の刃体が
回転自在に軸支された回転ドラムを基体に取付け、該基
体をトラクター等の車両本体前部または後部に懸架する
一方、前記回転ドラムを、例えば車体の動力等を利用し
て前後方向に高速回転させ、かつ該回転ドラムの高速回
転に伴う遠心力により前記各々の刃体を起立回動させて
車体の推力で潅木等に押当てるとともに、刃体の連打切
削により伐倒し破砕してなる構成を有するものが周知で
ある。
回転自在に軸支された回転ドラムを基体に取付け、該基
体をトラクター等の車両本体前部または後部に懸架する
一方、前記回転ドラムを、例えば車体の動力等を利用し
て前後方向に高速回転させ、かつ該回転ドラムの高速回
転に伴う遠心力により前記各々の刃体を起立回動させて
車体の推力で潅木等に押当てるとともに、刃体の連打切
削により伐倒し破砕してなる構成を有するものが周知で
ある。
しかしながら、このような従来構造のものでは、回転ド
ラムに軸支される刃体の刃部形状が一般的に旧字型をな
す鋼板製の薄い板状刃からなるために、伐倒破砕時、潅
木の切削破片等が刃部に目詰筐りしたり、また刃先の摩
耗が激しいばかりか、岩石あるいは小石等による衝撃で
刃こぼれ等を生じて耐久性に劣り、しかも刃部の自重が
軽量であるため、潅木等への刃の喰い込み量が少な(、
迅速な伐倒作業ができないなど、種々の不具合が生じ易
い。
ラムに軸支される刃体の刃部形状が一般的に旧字型をな
す鋼板製の薄い板状刃からなるために、伐倒破砕時、潅
木の切削破片等が刃部に目詰筐りしたり、また刃先の摩
耗が激しいばかりか、岩石あるいは小石等による衝撃で
刃こぼれ等を生じて耐久性に劣り、しかも刃部の自重が
軽量であるため、潅木等への刃の喰い込み量が少な(、
迅速な伐倒作業ができないなど、種々の不具合が生じ易
い。
また従来、上記破砕機をトラクター等に懸架するにあた
っては、通常トラクターの前部昔たは後部の懸架リンケ
ージに基体を3点懸架し、かつ該基体をパワーリフトに
より昇降調整自在にするとともに、3点懸架リンケージ
のトップリンクを手動により伸縮させて基体を前方また
は後方に、チルト調整可能にし、これによって回転ドラ
ムの潅木等への押し込み角を造成地の起伏に応じて可変
調整しているものであるが、この種のものでは、特に回
転ドラムの回転駆動力をトラクター等の車両本体の動力
伝達機構から得る場合、前記した基体のチルト調整によ
って車両本体の動力伝達機構と、基体側に設けた回転ド
ラムの回転伝達機構との間を連結するプロペラシャフト
の連結部に介在したユニバーサルジヨイントのヨーク角
が増加し、ジヨイントの摩耗を増長させるため基体のチ
ルト調整範囲が極めて狭<、シたかつて造成地の起伏に
応じた回転ドラムの押し込み角の最適な調整は事実上不
可能であるばかりか、遠隔操作による自動調整もできな
いなどの不都合があった。
っては、通常トラクターの前部昔たは後部の懸架リンケ
ージに基体を3点懸架し、かつ該基体をパワーリフトに
より昇降調整自在にするとともに、3点懸架リンケージ
のトップリンクを手動により伸縮させて基体を前方また
は後方に、チルト調整可能にし、これによって回転ドラ
ムの潅木等への押し込み角を造成地の起伏に応じて可変
調整しているものであるが、この種のものでは、特に回
転ドラムの回転駆動力をトラクター等の車両本体の動力
伝達機構から得る場合、前記した基体のチルト調整によ
って車両本体の動力伝達機構と、基体側に設けた回転ド
ラムの回転伝達機構との間を連結するプロペラシャフト
の連結部に介在したユニバーサルジヨイントのヨーク角
が増加し、ジヨイントの摩耗を増長させるため基体のチ
ルト調整範囲が極めて狭<、シたかつて造成地の起伏に
応じた回転ドラムの押し込み角の最適な調整は事実上不
可能であるばかりか、遠隔操作による自動調整もできな
いなどの不都合があった。
本考案は、上記した従来の欠点を解消することを目的と
したもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
したもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、図中1は例えばトラクタ−等の車
両本体で、前部には前輪車軸2に一端3aが軸支された
左右一対のロワーリンクアーム3と、油圧シリンダから
なるトップリンク4と、前記ロワーリンクアーム3の他
端3bをリフティングアーム5及びパワーリフト6を介
して上下回動させるパワーリフトシリンダγとからなる
支持機構が形成され、該支持機構には破砕機本体を構成
する基体8が懸架されている。
両本体で、前部には前輪車軸2に一端3aが軸支された
左右一対のロワーリンクアーム3と、油圧シリンダから
なるトップリンク4と、前記ロワーリンクアーム3の他
端3bをリフティングアーム5及びパワーリフト6を介
して上下回動させるパワーリフトシリンダγとからなる
支持機構が形成され、該支持機構には破砕機本体を構成
する基体8が懸架されている。
該基体8は、後端に設けた支持フレーム9の下端部を前
記ロワーリンクアーム3の他端3aに軸支させ、かつそ
の上端部を前記トップリンク4の伸縮ロッド4aに軸支
させることにより車両本体前部に3点懸架させてなる構
成を有するもので、前面側に形成した開口部8aには回
転ドラム10が前後方向に回転自在に取付けられている
。
記ロワーリンクアーム3の他端3aに軸支させ、かつそ
の上端部を前記トップリンク4の伸縮ロッド4aに軸支
させることにより車両本体前部に3点懸架させてなる構
成を有するもので、前面側に形成した開口部8aには回
転ドラム10が前後方向に回転自在に取付けられている
。
該回転ドラム100周面には、第2図及び第3図に示す
ように、多数の刃格納凹部11・・・が回転軸方向及び
円周方向に沿い所定の間隔を存して整列形成され、かつ
その円周方向に互いに隣υ合う各々の凹部11を回転軸
方向に所定幅aで変位させてなるとともに、該各々の凹
部11・・・には、ピン12を介して刃体13が前後方
向に回転自在に格納され軸支されている。
ように、多数の刃格納凹部11・・・が回転軸方向及び
円周方向に沿い所定の間隔を存して整列形成され、かつ
その円周方向に互いに隣υ合う各々の凹部11を回転軸
方向に所定幅aで変位させてなるとともに、該各々の凹
部11・・・には、ピン12を介して刃体13が前後方
向に回転自在に格納され軸支されている。
該刃体13は、第4図に示すように、前記ピン12が挿
通される円筒形の軸支部14と、該軸支部14から半円
弧状に彎曲させて突出する刃部15とから形成されてい
るとともに、該刃部15は、第5図に示すように、その
彎曲する内側面側が膨出面となるように横断面三日月形
状に曲成して鈍端な肉厚構造とし、前記回転ドラム10
の凹部11・・・に軸支する際、円周方向に互いに隣り
合う刃体13の刃部15の彎曲する白きが相反するよう
に配列してなるものである。
通される円筒形の軸支部14と、該軸支部14から半円
弧状に彎曲させて突出する刃部15とから形成されてい
るとともに、該刃部15は、第5図に示すように、その
彎曲する内側面側が膨出面となるように横断面三日月形
状に曲成して鈍端な肉厚構造とし、前記回転ドラム10
の凹部11・・・に軸支する際、円周方向に互いに隣り
合う刃体13の刃部15の彎曲する白きが相反するよう
に配列してなるものである。
さらに、図中16は上記回転ドラム10の上面後方部が
対応する基体8の内面に形成された固定刃で、回転ドラ
ム10の各々の刃体11に対峙するように配列した複数
条の刃部からなっている。
対応する基体8の内面に形成された固定刃で、回転ドラ
ム10の各々の刃体11に対峙するように配列した複数
条の刃部からなっている。
そして、前記回転ドラム10の正逆回転駆動は、車両本
体1の動力伝達機構Eから動力を得るもので、第1図に
示すように、車両本体1の動力伝達機構Eのスプライン
シャフト17に第1のユニバーサルジヨイント18を介
してプロペラシャフト19(1)−ml 9 aを連結
し、該プロペラシャフト19の他端19bに第2のユニ
バーサルジヨイント20を介して前記基体8に設けたベ
ベルギヤボックス21のインプットシャフト22を連結
してなる構成を有し、第6図に示すように、該ベベルギ
ヤボックス21のアウトプットシャフト23は、前記回
転ドラム10にプーリ及びベルト(図示せず)を介しし
て駆動させるようになっているとともに、該ベベルギヤ
ボックス21自体は、前記アウトプットシャフト23と
同軸的に突設した軸21aを、前記基体8にブラケット
24を介して支持固定されたアウトプットシャフト支持
筒25に嵌合させて軸支させることにより前後方向に回
転自在になっている。
体1の動力伝達機構Eから動力を得るもので、第1図に
示すように、車両本体1の動力伝達機構Eのスプライン
シャフト17に第1のユニバーサルジヨイント18を介
してプロペラシャフト19(1)−ml 9 aを連結
し、該プロペラシャフト19の他端19bに第2のユニ
バーサルジヨイント20を介して前記基体8に設けたベ
ベルギヤボックス21のインプットシャフト22を連結
してなる構成を有し、第6図に示すように、該ベベルギ
ヤボックス21のアウトプットシャフト23は、前記回
転ドラム10にプーリ及びベルト(図示せず)を介しし
て駆動させるようになっているとともに、該ベベルギヤ
ボックス21自体は、前記アウトプットシャフト23と
同軸的に突設した軸21aを、前記基体8にブラケット
24を介して支持固定されたアウトプットシャフト支持
筒25に嵌合させて軸支させることにより前後方向に回
転自在になっている。
さらに、該ベベルギヤボックス21には、支持杆26が
起立固定されていて、該支持杆26の上端26aは、前
記支持機構を構成する車両本体側に固定されたトップリ
ンク4から延びる抑止ロッド2Tにより支持され、これ
によって前記ベベルギヤボックス210回動を抑止して
いる。
起立固定されていて、該支持杆26の上端26aは、前
記支持機構を構成する車両本体側に固定されたトップリ
ンク4から延びる抑止ロッド2Tにより支持され、これ
によって前記ベベルギヤボックス210回動を抑止して
いる。
筐た、図中28は、前記基体8の前端上部に起立させた
カードバーで、油圧シリンダ29により前傾回動自在に
取付けられ、伐倒作業時の比較的高い立木の切削におけ
る後方、つlり車両本体の運転席側への倒れ込みを防止
し得るものである。
カードバーで、油圧シリンダ29により前傾回動自在に
取付けられ、伐倒作業時の比較的高い立木の切削におけ
る後方、つlり車両本体の運転席側への倒れ込みを防止
し得るものである。
さらに、図中30は、前記基体8の前面開口部8aを開
閉するカバーで、車両本体の前進による第1次伐倒作業
時に開状態を保つ一方、後進による第2次伐倒作業時に
閉状態にし、破砕片の飛散を防止し得るようになってい
る。
閉するカバーで、車両本体の前進による第1次伐倒作業
時に開状態を保つ一方、後進による第2次伐倒作業時に
閉状態にし、破砕片の飛散を防止し得るようになってい
る。
次に、本考案に係る破砕機の作動を説明すると、曾ず車
両本体1の前進による第1次伐倒作業時において、パワ
ーリフトシリンダ7を短縮動作させることによりロワー
リンクアーム3を上方に回動させて基体8の後端側を持
上げ、地面Gから適宜の高さに浮上させるとともに、ト
ップリンク4を構成する油圧シリンダを短縮動作させて
基体8の前面開口部8a(このとき、カバー30は開状
態にする)側を突き上げるように調整することにより、
車両本体1の動力伝達機構Eの動力で高速回転する回転
ドラム10の潅木等への押し込み角を調整しながら前進
させる。
両本体1の前進による第1次伐倒作業時において、パワ
ーリフトシリンダ7を短縮動作させることによりロワー
リンクアーム3を上方に回動させて基体8の後端側を持
上げ、地面Gから適宜の高さに浮上させるとともに、ト
ップリンク4を構成する油圧シリンダを短縮動作させて
基体8の前面開口部8a(このとき、カバー30は開状
態にする)側を突き上げるように調整することにより、
車両本体1の動力伝達機構Eの動力で高速回転する回転
ドラム10の潅木等への押し込み角を調整しながら前進
させる。
逆に、車両本体1の後進による第2次伐倒作業時には、
前記操作とは逆にトップリンク4を構成する油圧シリン
ダを伸長させて基体8の前面開口m8aの下端を接地さ
せ(このとき、カバー30は閉状態にする)、かっパワ
ーリフトシリンダ7を更に短縮動作させてロワーリフト
アーム3を上方に回動させるとともに、基体8の後端部
を浮上させることにより、樹片等への喰い込み角を増進
調整しながら後進させる。
前記操作とは逆にトップリンク4を構成する油圧シリン
ダを伸長させて基体8の前面開口m8aの下端を接地さ
せ(このとき、カバー30は閉状態にする)、かっパワ
ーリフトシリンダ7を更に短縮動作させてロワーリフト
アーム3を上方に回動させるとともに、基体8の後端部
を浮上させることにより、樹片等への喰い込み角を増進
調整しながら後進させる。
このような伐倒作業において、例えば車両本体1の前進
による第1次伐倒作業時、回転ドラム100周面に軸支
された刃体13は、第3図に示すように回転ドラム10
の高速回転に伴う遠心力により刃部15が起立回動して
突出し、潅木等に押し込んだ際、車両本体1の推力と共
に刃体13の刃部15で潅木を連打切削して伐倒破砕し
、かつその破砕片を散布して造成する。
による第1次伐倒作業時、回転ドラム100周面に軸支
された刃体13は、第3図に示すように回転ドラム10
の高速回転に伴う遠心力により刃部15が起立回動して
突出し、潅木等に押し込んだ際、車両本体1の推力と共
に刃体13の刃部15で潅木を連打切削して伐倒破砕し
、かつその破砕片を散布して造成する。
このとき、前記回転ドラム10に軸支された多数の刃体
13は、回転軸方向及び円周方向に整列配置され、かつ
その円周方向に互いに隣り合う各各の刃体13を回転軸
方向に変位させる一方、半円弧状の刃部の彎曲する向き
を相反させてなることから回転ドラム10の回転により
円周方向に隣り合う一対の刃体の刃部が潅木を連打した
際、潅木に対する9JQlj断面が楕円形状の方形を呈
し、しかも刃部横断面を三日月形にした鈍端で慣性力の
犬な肉厚形状となっているとともに、刃先端が曲線的に
なっているために、潅木に突き刺さる際の瞬間的な楔抵
抗を減じ、また樹木の繊維層に対して刃が斜め方向に作
用し、これによって従来のような繊維層に対し直角方向
に作用するものと比較してより小さな抵抗で樹体を小片
に破砕することができ、切削効率を高め、かつ刃体の耐
摩耗性の向上を図ることができ、さらにオた、回転ドラ
ム100回転により基体8内に巻き込1れる破砕片の一
部は、刃体11と固定刃16とでさらに小片に破砕され
る。
13は、回転軸方向及び円周方向に整列配置され、かつ
その円周方向に互いに隣り合う各各の刃体13を回転軸
方向に変位させる一方、半円弧状の刃部の彎曲する向き
を相反させてなることから回転ドラム10の回転により
円周方向に隣り合う一対の刃体の刃部が潅木を連打した
際、潅木に対する9JQlj断面が楕円形状の方形を呈
し、しかも刃部横断面を三日月形にした鈍端で慣性力の
犬な肉厚形状となっているとともに、刃先端が曲線的に
なっているために、潅木に突き刺さる際の瞬間的な楔抵
抗を減じ、また樹木の繊維層に対して刃が斜め方向に作
用し、これによって従来のような繊維層に対し直角方向
に作用するものと比較してより小さな抵抗で樹体を小片
に破砕することができ、切削効率を高め、かつ刃体の耐
摩耗性の向上を図ることができ、さらにオた、回転ドラ
ム100回転により基体8内に巻き込1れる破砕片の一
部は、刃体11と固定刃16とでさらに小片に破砕され
る。
そして、造成地の起伏に応じて潅木に対する回転ドラム
10の押し込み角をチルト調整するには、トップリンク
4を構成する油圧シリンダを短縮または伸長させ、ロワ
ーリンクアーム3の他端3bを支点にして基体8を上方
筐たは下方に回動させるもので、このとき、車両本体1
の動力伝達機構Eからプロペラシャフト19を介して回
転ドラム10を回転させるベベルギヤボックス21は、
基体8に前後方向旋回自在に設けられ、かつ抑止ロッド
27によりその回動が抑止されていることから、基体8
の上下回動に対して相対的に回動するだけであるため、
プロペラシャフト連結部におけるユニバーサルジヨイン
ト18,20のヨーク角αは常に一定に保持されて変移
せず、これによって基体のチルト調整範囲の拡大化を可
能にしているものである。
10の押し込み角をチルト調整するには、トップリンク
4を構成する油圧シリンダを短縮または伸長させ、ロワ
ーリンクアーム3の他端3bを支点にして基体8を上方
筐たは下方に回動させるもので、このとき、車両本体1
の動力伝達機構Eからプロペラシャフト19を介して回
転ドラム10を回転させるベベルギヤボックス21は、
基体8に前後方向旋回自在に設けられ、かつ抑止ロッド
27によりその回動が抑止されていることから、基体8
の上下回動に対して相対的に回動するだけであるため、
プロペラシャフト連結部におけるユニバーサルジヨイン
ト18,20のヨーク角αは常に一定に保持されて変移
せず、これによって基体のチルト調整範囲の拡大化を可
能にしているものである。
以上説明したように、本考案は、破砕機における回転ド
ラムの刃体の配列及び刃部の形態に改良を施すことによ
り、切削効率を高め、かつ刃体の耐摩耗性の向上を図る
一方、基体の車両本体への懸架機構に工夫を施すことに
より、基体のチルト調整範囲を拡大化し、回転ドラムの
潅木等への押し込み角の可変調整を容易にしたことを特
徴としこれによって円滑でかつ迅速な伐倒破砕作業が行
なうことができるなど、実用性にすぐれた効果を奏する
ものである。
ラムの刃体の配列及び刃部の形態に改良を施すことによ
り、切削効率を高め、かつ刃体の耐摩耗性の向上を図る
一方、基体の車両本体への懸架機構に工夫を施すことに
より、基体のチルト調整範囲を拡大化し、回転ドラムの
潅木等への押し込み角の可変調整を容易にしたことを特
徴としこれによって円滑でかつ迅速な伐倒破砕作業が行
なうことができるなど、実用性にすぐれた効果を奏する
ものである。
第1図は本考案に係る破砕機を車両本体に懸架した状態
を示す説明図、第2図は回転ドラムの説明図、第3図は
第2図m−■線における要部拡大断面図、第4図は刃体
の説明図、第5図は第4図■−■線における要部拡大横
断面図、第6図は基体に設けたベベルギヤボックスの取
付は状態を示す要部説明図である。 1・・・・・・車両本体、2・・・・・・前輪車軸、3
・・・・・・ロワーリンクアーム、4・・・・・・トッ
プリンク、5・・・・・・リフティングアーム、6・・
・・・・パワーリフト、7・・・・・・パワーリフトシ
リンダ、8・・・・・・基体、10・・・・・・回転ド
ラム、12・・・・・・軸、13・・・・・・刃体、1
4・・・・・・軸支部、15・・・・・・刃部、16・
・・・・・固定刃、17・・・・・・スプラインシャフ
ト、18・・・・・・ユニバーサルジヨイント、19・
・・・・・プロペラシャフト、20・・・・・・ユニバ
ーサルジヨイント、21・・・・・・ベベルギヤボック
ス、22・・・・・・インプットシャフト、23・・・
・・・アウトプットシャフト、26・・・・・・支持杆
、2γ・・・・・・抑止ロッド、E・・・・・・動力伝
達機構。
を示す説明図、第2図は回転ドラムの説明図、第3図は
第2図m−■線における要部拡大断面図、第4図は刃体
の説明図、第5図は第4図■−■線における要部拡大横
断面図、第6図は基体に設けたベベルギヤボックスの取
付は状態を示す要部説明図である。 1・・・・・・車両本体、2・・・・・・前輪車軸、3
・・・・・・ロワーリンクアーム、4・・・・・・トッ
プリンク、5・・・・・・リフティングアーム、6・・
・・・・パワーリフト、7・・・・・・パワーリフトシ
リンダ、8・・・・・・基体、10・・・・・・回転ド
ラム、12・・・・・・軸、13・・・・・・刃体、1
4・・・・・・軸支部、15・・・・・・刃部、16・
・・・・・固定刃、17・・・・・・スプラインシャフ
ト、18・・・・・・ユニバーサルジヨイント、19・
・・・・・プロペラシャフト、20・・・・・・ユニバ
ーサルジヨイント、21・・・・・・ベベルギヤボック
ス、22・・・・・・インプットシャフト、23・・・
・・・アウトプットシャフト、26・・・・・・支持杆
、2γ・・・・・・抑止ロッド、E・・・・・・動力伝
達機構。
Claims (1)
- トラクター等の車両本体に懸架される基体に、回転ドラ
ムを前後方向正逆回転自在に取付け、該回転ドラムの周
面に、多数の刃体を回転軸方向及び円周方向に沿い所定
の間隔を存して前後方向に回転自在に軸支させるととも
に、該刃体を、円筒形状の軸支部と、該軸支部から半円
弧状に彎曲させて突出しかつその彎曲する内側面が膨出
面となるように横断面を三日月形状に曲成した鈍端な肉
厚の刃部とで形成する一方、前記回転ドラムの円周方向
に列設される隣り合う各々の刃体を回転軸方向に所定幅
変位させ、かつ該各々の刃体の彎曲する刃部の向きを互
いに相反させてなる構成を有することを特徴とする破砕
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11658380U JPS5835449Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11658380U JPS5835449Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 破砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739708U JPS5739708U (ja) | 1982-03-03 |
JPS5835449Y2 true JPS5835449Y2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=29477413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11658380U Expired JPS5835449Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835449Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-18 JP JP11658380U patent/JPS5835449Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739708U (ja) | 1982-03-03 |
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