JPS5835387Y2 - 歯切盤の割出装置 - Google Patents

歯切盤の割出装置

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JPS5835387Y2
JPS5835387Y2 JP9410779U JP9410779U JPS5835387Y2 JP S5835387 Y2 JPS5835387 Y2 JP S5835387Y2 JP 9410779 U JP9410779 U JP 9410779U JP 9410779 U JP9410779 U JP 9410779U JP S5835387 Y2 JPS5835387 Y2 JP S5835387Y2
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JP
Japan
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geneva
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gear
shaft
clutch
Prior art date
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Expired
Application number
JP9410779U
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English (en)
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JPS5615622U (ja
Inventor
正昭 川端
伸之 林
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP9410779U priority Critical patent/JPS5835387Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この出願は歯車加工に用いられる歯切盤の割出装置の技
術に属するものである。
而して、開示考案は工作主軸に設けられた割出板と該割
出板を所定色間欠勤させるゼネバ−軸とから成る割出装
置に関するものであり、特に、歯数の異なる複数の割出
板と該割出板の各々に係合回動しクラッチにより選択回
動する様にされた複数のゼネバ−軸を設けた歯切盤の割
出装置に係るものである。
一般に、歯車加工に用いられる歯切盤には割出装置が内
蔵されているが、特に・・イボイド歯車用歯切盤等の様
に割出精度が高く要求されるものには割出板を用いた割
出装置が採用されている。
而して、その構造は第1図に示す様に工作主軸1に図示
しないキー等を介して割出板275咬換自在に装備され
ており、該割出板2の内面に所定歯数の割出溝3が刻設
され、又該割出板20局面には割出溝3と同回転角ピッ
チにて位置決め溝4が刻設されている。
又、上記工作主軸1と平行に設けられたゼネバ−軸5の
端面にはゼネバ−ピン6が植設され、該ゼネバ−ピン6
は上記割出溝3と係合可能に対設されている。
而して、該ゼネバ−軸5は一方向クラッチ7を有し、そ
の歯車8が油圧回転シリンダ9のシャフト10に固定さ
れた歯車11と係合された態様とされており、該油圧回
転シリンダ9の回動により歯車11,8を介してゼネバ
−軸5を間欠回動させ、ゼネバ−ピン6が割出溝3内を
摺動する間に割出板2が所定角度回転させ割出しを行な
う様にされている。
又、上記割出板2の回転に対応して位置決めアーム12
が適宜上下動し、その下部に設けられたロック13が割
出板2の位置決め溝4に順次嵌合し割出しロックが行な
われる様にされたものである。
而して、上記従来構造の割出装置によれば高精度な割出
し効果を有するが、その反面、加工歯車の歯数が変更さ
れ割出ピッチの変更を必要とする場合、工作主軸1から
割出板2を外し、新たなものと交換する必要がある為に
加工歯車変更の段取替工程が煩雑で且つ段取時間が長く
なる欠点を有していた。
その結果、特に多種小量生産の場合に段取工数の増大に
より製品コストアップにつながる不利点を有していた。
この考案の目的は上記従来技術に基づく割出装置に於け
る段取工程の煩雑さの問題点に鑑み、しバー等によって
割出ピッチの変更が行なえる様にすることによって上記
欠点を除去し不利点を無くした優れた歯切盤の割出装置
を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は、ゼネバ−ピンの間欠
回動によりこれと係合される割出板が所定割出ピッチに
より回動し工作主軸が被加工歯車とカッターとの相対位
置の割出しを行ない、而して被加工歯車の歯数の変更を
行なう際には、レバー等の操作により間欠回動機構とゼ
ネバ−軸とのクラッチを切換え、上記のものと歯数の異
なる他の割出板と係合するゼネバ−軸が回動する様に変
換することによって即時、歯数の異なる歯車の歯切加工
に対処し得る様にされたことを要旨とするものである。
次に、この考案の実施例を第2図以下の図面に基づいて
説明すれば以下のとおりである。
尚、第1図と同一部分は同一符号にて説明する。
第2図に於いて、14はこの考案の割出装置であって、
自動車の減速歯車装置等に使用される・〜イボイドギヤ
を加工する歯切盤に装備されているものである。
而して、その構造は工作主軸1′には2箇所の割出板取
付部が設けられてPす、その各々に歯数の互いに異なる
割出板2,2′がキー等を介して取付けられており、又
、必要に応じて該割出板2,2′は他のものと交換出来
る様抜止めリング或いは抜止めピンによって位置決めさ
れている。
上記割出板2,2′は第1図に示したものと同様その対
向内面に割出溝3が放射状に刻設されていると共に外周
面には該割出溝3に対応して同数の位置決め溝4が刻設
されている。
父、s’、ffはゼネバ−軸であって上記割出板2゜7
の内面に各々対設されたものであり、その端面に植設さ
れたゼネバ−ピン6′、りが前記割出溝3゜3・・・に
順次係合する様な位置関係に配されてむり、又、各ゼネ
バ−軸5’、!lrの対向端面にはクラッチ爪15或い
はクラッチ溝15′が設けられている。
而して、上記クラッチ爪15及びクラッチ溝15′の中
間には切換クラッチ16が設けられ、その両端面にはク
ラッチ溝17とクラッチ爪17′とが設けられている。
第2図に於いては図示の都合上切換クラッチ16は暗示
されているが、実際には第3図に示す様にクラッチ軸1
8に遊装されており、周部に刻設された溝19に切換爪
20が係合され、該切換爪20はレバー21に連絡され
図示しないスプリング機構により第3図の矢印方向にフ
リップフロップ摺動する様にされている。
その結果、上記切換クラッチ16は各ゼネバ−軸5′、
りのクラッチ爪15とクラッチ溝15′とに選択的に係
合することとなる。
又、上記切換クラッチ16には歯車22が一体的に設け
られ、中間歯車23と常時噛合い状態にある。
該中間歯車23は中間シャフト24に固設されてトリ、
更に該中間シャフト24には一方向クラッチ本体7が固
設されている。
而して、該一方向クラッチ本体7と係合し合うスライダ
7′はスプリング25により係合方向に弾圧されて上記
中間シャフト24に遊動自在に嵌装されている。
そして、上記スライダ7′の周部に一体的に設けられた
歯車26は油圧回転シリンダ9のシャフト10に固定さ
れた歯車11と噛合う様にされている。
12 、12’は位置決めアームであって、その下面に
突設されたロック13 、13’が各割出板2゜7の位
置決め溝4に嵌合する様にされたものであり、図示しな
い適宜カム機構によって割出板2、或いは、2′が回転
する際に持上がり、これによって各位置決め溝4,4、
・・・に順次嵌合し合う様にされている。
又位置決めアーム12 、12’はレバー21の切換に
よる。
図示されていない電気指令により、割出板2とロック1
3又は、割出板2′とロック13′の一方が嵌合し、一
方は図示されていない油圧シリンダによって位置決めア
ーム12又は12′が持ち上げられ嵌合しない構造にな
っている。
上記構成に於いて、歯切加工を行なうに際しては、まず
被加工歯車の歯数に応じた割出板2,2′を各々工作主
軸1′にセットし、最初に加工する歯車の歯数が割出板
2に対応するものである場合には第3図に於いてレバー
21をA方向に引張ってセットする。
その結果、上記レバー21に一体化された切換爪20が
切換クラッチ16をクラッチ軸18に対してスライドさ
せ、クラッチ溝17が一方のゼネバ−軸5′のクラッチ
爪15に係合されて段取工程が完了する。
而して、図示しない加工部によって歯車加工が行なわれ
るが、この間の工作主軸1′の回転角の割出しは以下の
様にして行なわれる。
まず、割出しタイミングに合わせて油圧回転シリンダ9
が一回作動し、歯車11が所定角度回転すると、その回
転は歯車26からクラッチ本体7を介して中間シャフト
24に伝達され、該中間シャフト24に固定された中間
歯車23が回転される。
更に、上記中間歯車23と噛合う歯車22が回転されク
ラッチ係合部17.15を介してゼネバ−軸5′が回転
される。
尚、各歯車11・・・22の歯数比により前記油圧回転
シリンダ9の1ストロ一ク回転によってゼネバ−軸5′
が3600回転する様に設定されている。
而して、該ゼネバ−軸5′の回転によりゼネバ−ピンσ
が割出板2の割出溝3のうちの1つと摺動し合い、これ
により割出板2が所定角度ピッチだけ回転し、これに伴
ない工作主軸1′が回転して所定の割出しが行なわれる
同、上記割出板2が回転する間は図示しないカム機構に
より位置決めアーム12が上昇し、割出板2が所定角回
転後に下降してロック13が位置決め溝4に嵌合して割
出板2の位置決めを行ない割出精度が確保出来る様にさ
れている。
而して、上記割出し終了後油圧回転シリンダ9の復帰す
る際には歯車11を介しての歯車26の逆転はスライダ
7′とクラッチ本体Iとの空転により中間シャフト24
に伝達されない様にされ、次段サイクルの準備がなされ
る。
次に、被加工歯車の歯数の変更を行なう場合にはレバー
21をB方向に押してセットすると、該レバー21に固
定された切換爪20によって切換クラッチ16がB方向
にスライドされそのクラッチ溝17と前記ゼネバ−軸5
′のクラッチ爪15との係合が解離されて反対側のクラ
ッチ爪17′が他方のゼネバ−軸ダのクラッチ溝15′
との係合に切換わる。
その結果、前記油圧回転シリンダ9の回転出力は前述と
同様の糸路によりゼネバ−軸ダに伝達され、これにより
割出板2′が所定回転角ピッチにて回転し、前述の割出
板2による場合と異なる割出ピッチにて工作主軸1′が
回動する。
即ち、前記レバー21の操作のみで割出板2から2′へ
の切換えが行なわれ割出しピッチの変更が行なわれる。
従って異種の歯車加工への段取換えが短時間にて行なう
ことが出来る。
尚、この考案の実施例は上記のものに限られるものでは
なく、他の設計が可能であり、切換クラッチの切換機構
は他の態様にすることが出来、又、一本の工作主軸に3
個以上の割出板を設け、而して、クラッチを割出板と同
数設けて所望歯数の割出板を該クラッチの断続によって
選択切換えする様にしても良い。
上記の様にこの考案によれば、割出板とゼネバ−ピンと
を有する歯切盤の割出装置において、歯数の異なる複数
の割出板の各々に対応して設けられたゼネバ−軸が切換
えられて選択回動する様にされているので、異なる歯数
の歯車の加工プロセスに移行する為の段取替が切換えレ
バー等によってワンタッチにて行なえるので段取工数が
短縮され、特に、多種の歯車を短期間に製造する場合に
製造コストの削減を行なうことの出来る優れた効果があ
る。
又、上記割出板の切換えはゼネバ−軸をクラッチにて切
換える構造としているので、従来のものに比して特に装
置が複雑化することもなく、低コストにて提供できる装
置である点も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の説明図、第2,3図はこの考案の実
施例を示すものであり第2図は装置全体斜視図、第3図
は部分断面図である。 1.1′・・・・・・工作主軸、2,2′・・・・・・
割出板、6゜6′、ヒ・・・・・・ゼネバ−ピン、5,
5′、り・・・・・・ゼネバ−軸、9・・・・・・油圧
回転シリンダ、16・・・・・・切換クラッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作主軸に割出板が設けられ、該割出板に係合するゼネ
    バ−ピンを有したゼネバ−軸が間欠回動機構に連動され
    ている歯切盤の割出装置に釦いて、上記工作主軸に歯数
    の異なる複数の割出板が設けられ、又、前記ゼネバ−軸
    が各割出板毎に設けられており、該各ゼネバー軸が切換
    クラッチを有して前記間欠回動機構に連動されて選択回
    動する様にされていることを特徴とする歯切盤の割出装
    置。
JP9410779U 1979-07-10 1979-07-10 歯切盤の割出装置 Expired JPS5835387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9410779U JPS5835387Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 歯切盤の割出装置

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JP9410779U JPS5835387Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 歯切盤の割出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5615622U JPS5615622U (ja) 1981-02-10
JPS5835387Y2 true JPS5835387Y2 (ja) 1983-08-09

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ID=29327003

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JP9410779U Expired JPS5835387Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 歯切盤の割出装置

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