JPS5835353Y2 - 造水装置 - Google Patents
造水装置Info
- Publication number
- JPS5835353Y2 JPS5835353Y2 JP221782U JP221782U JPS5835353Y2 JP S5835353 Y2 JPS5835353 Y2 JP S5835353Y2 JP 221782 U JP221782 U JP 221782U JP 221782 U JP221782 U JP 221782U JP S5835353 Y2 JPS5835353 Y2 JP S5835353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- condenser
- condensable gas
- pipe
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は海水から淡水を製造する装置における不凝縮
ガスを抜き出しする装置の構造に関係する。
ガスを抜き出しする装置の構造に関係する。
海水より淡水を製造する装置のうち小型又は舶用の装置
においては加熱器が海水(ブライン)内に位置し、かつ
同一容器内に凝縮器が位置する所謂浸管式のものがある
。
においては加熱器が海水(ブライン)内に位置し、かつ
同一容器内に凝縮器が位置する所謂浸管式のものがある
。
この場合において容器外からの漏れ込み空気や海水中に
含有された空気、炭酸ガス、窒素ガス等の不凝縮ガスが
加熱により蒸気と共に放出されたものが凝縮器の周りに
ありより滞留していると水蒸気が凝縮器の冷却管と接触
することを阻害しいちじるしく遣水効率の低いものとし
、不凝縮ガスのない場合に比して凝縮伝熱効率がその3
0〜60%にまで低下するものである。
含有された空気、炭酸ガス、窒素ガス等の不凝縮ガスが
加熱により蒸気と共に放出されたものが凝縮器の周りに
ありより滞留していると水蒸気が凝縮器の冷却管と接触
することを阻害しいちじるしく遣水効率の低いものとし
、不凝縮ガスのない場合に比して凝縮伝熱効率がその3
0〜60%にまで低下するものである。
この考案はこのような不凝縮ガスを好適に抽出する装置
の構造を提案することを目的とする。
の構造を提案することを目的とする。
要するにこの考案は、不凝縮ガスがもつとも集まる凝縮
器の伝熱管の接続するヘッダの内部を仕切りする水平仕
切板面のレベル以下で凝縮器伝熱管に近接して不凝縮ガ
ス抜き出し管の開口端部を位置させた遣水装置であるこ
とを特徴とする。
器の伝熱管の接続するヘッダの内部を仕切りする水平仕
切板面のレベル以下で凝縮器伝熱管に近接して不凝縮ガ
ス抜き出し管の開口端部を位置させた遣水装置であるこ
とを特徴とする。
この考案にかかる装置を以下図面により説明する。
第1図は舶用の遣水装置の一例を示す断面図で、造水装
置1の本体1a内には加熱器2と凝縮器3の伝熱2aと
3aの管群を収容する。
置1の本体1a内には加熱器2と凝縮器3の伝熱2aと
3aの管群を収容する。
この両管群を仕切りするように淡水トレイ4が設けられ
る。
る。
海水は海水ポンプ5で汲み上げられ管路6から凝縮器3
のヘッダ30内の仕切板31で仕切られた海水流入ヘッ
ダ部32に流入し伝熱管3a内を流れ、ヘッダ上半分の
海水送出ヘッダ部33を経由し、ついで管路6□を経由
して排出される。
のヘッダ30内の仕切板31で仕切られた海水流入ヘッ
ダ部32に流入し伝熱管3a内を流れ、ヘッダ上半分の
海水送出ヘッダ部33を経由し、ついで管路6□を経由
して排出される。
管路6と61をブリッジ接続する管路には弁7が設けら
れる。
れる。
この弁7は遣水装置運転中は閉とされるが、遣水装置を
運転休止するときは管路6,6□に設けた弁7 a 、
7 bを閉とし弁7を開とし海水はそのまま海中に廃棄
するために使用する。
運転休止するときは管路6,6□に設けた弁7 a 、
7 bを閉とし弁7を開とし海水はそのまま海中に廃棄
するために使用する。
管路61がら分岐する管路62を経由し凝縮器3で吸熱
し昇温した海水は海水加熱室8に供給される。
し昇温した海水は海水加熱室8に供給される。
濃縮された海水は壁8aをオーバーフローし室9から排
出管路10を経由して排出される。
出管路10を経由して排出される。
加熱器2に供給される加熱流体、例えば蒸気やテ゛イー
ゼルエンジンの排ガスは管路11を経由し、ついで加熱
器の伝熱管群を通り管路11□を経由し他の装置(図示
せず)に送られる。
ゼルエンジンの排ガスは管路11を経由し、ついで加熱
器の伝熱管群を通り管路11□を経由し他の装置(図示
せず)に送られる。
管路11と11、をブリッジ接続する管路には弁12、
また管路11.11□には弁弁12 a 、12 bが
設けられ遣水装置の運転休止時に使用される。
また管路11.11□には弁弁12 a 、12 bが
設けられ遣水装置の運転休止時に使用される。
加熱器2の管群で加熱された海水は、本体1aが減圧さ
れているので急速に蒸発し水蒸気と凝縮器の伝熱管とは
熱交換し、蒸気は凝縮して淡水となり淡水トレイ4内に
たまり淡水ポンプ13により管路14a経由淡水タンク
(図示せず)へ管路14を経由して送られる。
れているので急速に蒸発し水蒸気と凝縮器の伝熱管とは
熱交換し、蒸気は凝縮して淡水となり淡水トレイ4内に
たまり淡水ポンプ13により管路14a経由淡水タンク
(図示せず)へ管路14を経由して送られる。
不凝縮ガスはノズル15または15aより抜き出される
。
。
しかし不凝縮ガスはトレイ4と凝縮器の伝熱管群との間
の空間に滞留し、特に伝熱管の海水の流入する側の空間
16に滞留することについては十分に認識されてはいな
かった。
の空間に滞留し、特に伝熱管の海水の流入する側の空間
16に滞留することについては十分に認識されてはいな
かった。
そのため従来は不凝縮ガスの濃度の薄いノズル15,1
58の付近からのみ抜き出しておりその効果は低かった
。
58の付近からのみ抜き出しておりその効果は低かった
。
冷却用の伝熱管においては冷却用海水の流入側において
蒸気が凝縮し淡水となるもので不凝縮ガスも分離され温
度も下り比重も大となるのでこの空間16に不凝縮ガス
が滞留するものである。
蒸気が凝縮し淡水となるもので不凝縮ガスも分離され温
度も下り比重も大となるのでこの空間16に不凝縮ガス
が滞留するものである。
実験と観察によれば不凝縮ガスは主としてヘッダの仕切
板31の板面レベル以下に集まることが確認された。
板31の板面レベル以下に集まることが確認された。
この考案はこのような実験と観察から不凝縮ガス抜き出
し管17の開口端部17aを空間16即ち仕切板31の
板面レベル以下で伝熱管3aに近接して位置させるもの
である。
し管17の開口端部17aを空間16即ち仕切板31の
板面レベル以下で伝熱管3aに近接して位置させるもの
である。
開口端部17Hには水滴分離手段として金網または他の
分離装置を接続するのがよい。
分離装置を接続するのがよい。
この考案を実施することにより不凝縮ガスは分離冷却さ
れかつ仕切板31のレベル面下方空間16の伝熱管3a
付近に集まるので効率の良い不凝縮ガスの抜き出しがで
き無駄な動力を使うこともなくかつ遣水効率をいちぢる
しく向上させるという効果を奏するものである。
れかつ仕切板31のレベル面下方空間16の伝熱管3a
付近に集まるので効率の良い不凝縮ガスの抜き出しがで
き無駄な動力を使うこともなくかつ遣水効率をいちぢる
しく向上させるという効果を奏するものである。
第1図は遣水装置の断面と管路並びに不凝縮ガス抜き出
し管の開口位置を示す図面、第2図は遣水装置の部分断
面図でかつ不凝縮ガス抜き出し管の配管を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・造水装置、1a・・・・・・本体、2・
・・・・・加熱器、3・・・・・・凝縮器、2a、3a
・・・・・・伝熱管、4・・・・・・トレイ、16・・
・・・・空間、17a・・・・・・不凝縮ガス抜き出し
管の開口端部、30・・・・・・ヘッダ、31・・・・
・・仕切板、32・・・・・・海水流入ヘッダ部、33
・・・・・・海水送出ヘッダ部。
し管の開口位置を示す図面、第2図は遣水装置の部分断
面図でかつ不凝縮ガス抜き出し管の配管を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・造水装置、1a・・・・・・本体、2・
・・・・・加熱器、3・・・・・・凝縮器、2a、3a
・・・・・・伝熱管、4・・・・・・トレイ、16・・
・・・・空間、17a・・・・・・不凝縮ガス抜き出し
管の開口端部、30・・・・・・ヘッダ、31・・・・
・・仕切板、32・・・・・・海水流入ヘッダ部、33
・・・・・・海水送出ヘッダ部。
Claims (1)
- 加熱器と凝縮器とを−の容器内に収容する海水から淡水
を造る装置において、凝縮器伝熱管の接続するヘッダ内
を実質的に水平な仕切板で仕切し下半分を蒸気冷却用の
海水流入ヘッダ部とし、前記仕切板面のレベル以下で凝
縮器伝熱管に近接して不凝縮ガス抜き出し管の開口端部
を位置させた遣水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP221782U JPS5835353Y2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 造水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP221782U JPS5835353Y2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 造水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57145585U JPS57145585U (ja) | 1982-09-13 |
JPS5835353Y2 true JPS5835353Y2 (ja) | 1983-08-09 |
Family
ID=29800662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP221782U Expired JPS5835353Y2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 造水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835353Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6116432B2 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-04-19 | 本田技研工業株式会社 | エンジン駆動作業機 |
IN2014DE01933A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-06-19 | Honda Motor Co Ltd |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP221782U patent/JPS5835353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57145585U (ja) | 1982-09-13 |
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