JPS5835315A - 燃焼炉内での塩化水素とイオウ般化物の同時除去方法 - Google Patents
燃焼炉内での塩化水素とイオウ般化物の同時除去方法Info
- Publication number
- JPS5835315A JPS5835315A JP56133850A JP13385081A JPS5835315A JP S5835315 A JPS5835315 A JP S5835315A JP 56133850 A JP56133850 A JP 56133850A JP 13385081 A JP13385081 A JP 13385081A JP S5835315 A JPS5835315 A JP S5835315A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- hydrogen chloride
- burnt
- gas
- sulfur
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C10/00—Fluidised bed combustion apparatus
- F23C10/002—Fluidised bed combustion apparatus for pulverulent solid fuel
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被燃焼物をボイラーや焼却炉などの燃焼炉内で
燃焼させるに際し、生成される燃焼ガスから、それに含
まれる塩化水素とイオウ酸化物を同時かつ効率的に除去
する方法に関するものである。
燃焼させるに際し、生成される燃焼ガスから、それに含
まれる塩化水素とイオウ酸化物を同時かつ効率的に除去
する方法に関するものである。
省資源の気運の高まりと共に、石炭、各種廃棄物、低品
位燃料などの燃料資源をエネルギーとしてより有効に活
用する新しい技術の開発が広く進められている。このよ
うな技術の開発に当・つては、エネルギー回収効率の向
上と共に、廃ガスの無公害化も重要な技術課題の１つに
なっている。
位燃料などの燃料資源をエネルギーとしてより有効に活
用する新しい技術の開発が広く進められている。このよ
うな技術の開発に当・つては、エネルギー回収効率の向
上と共に、廃ガスの無公害化も重要な技術課題の１つに
なっている。
一般に、石油、石炭及び都市ゴミやその熱分解生成物な
どには、イオウ分、窒素分及び塩素分などの不純物が含
まれている。これらの成分は、燃焼によってそれぞれイ
オウ酸化物（主としてＳＯ□）、窒素酸化物及び塩化水
素に変化し、大気汚染の原因となる。これらの汚染物の
中、窒素酸化物は燃焼技術の改良と、燃焼状態の制御に
よっである程度の低減が可能になっているが、イオウ酸
化物と塩化水素は燃焼技術の改良によってこれらの低減
をはかることは不可能である。そこで、現状では、イオ
ウ酸化物に対しては石灰を使用した湿式吸収法及び塩化
水素に対しては苛性ソーダを吸収剤とした湿式吸収法が
一般に用いられているが、このような湿式法の場合、処
理施設費が大きくなるばかりでなく、エネルギー回収効
率の低下、ランニ 石炭物の燃焼について種々研究を
行っていたところ、１メ塩炭酸カルシウムなどのカルシ
ウム化合物の存在下 分ノで燃焼を行う時には、燃焼
により発生した塩化水 物の素とイオウ酸化物はカル
シウム化合物に効率よく のと同時吸収除去され、
殊に、イオウ酸化物の吸収効 が含含む被燃焼物を燃
焼炉内において燃焼させるに際 量比本発明における
被燃焼物としては、燃焼可能な に・ものであれば任
意のものが用いられ、石油系及び であ系の燃料をは
じめ、都市ゴミ及びその熱分解物、及びその他の廃棄物
が挙げられる。本発用いる被燃焼物は、不純物として、
イオウ分素分を必須成分として含むものである。塩素存
在は、カルシウム化合物によるイオウ酸化吸収効率を高
める上では、むしろ好ましいも言える。従って、被燃焼
物がイオウ分のみしまない場合には、塩素分を含む被燃
焼物を混て燃焼させることにより、イオウ酸化物の重率
を高めることができる。被燃焼物中に含まイオウ分と塩
素分の割合は特に制約されない元素量換算で、イオウ分
に対する塩素分の電率Ｃ１／Ｓが０．１以上になるよう
にするのがよい。
どには、イオウ分、窒素分及び塩素分などの不純物が含
まれている。これらの成分は、燃焼によってそれぞれイ
オウ酸化物（主としてＳＯ□）、窒素酸化物及び塩化水
素に変化し、大気汚染の原因となる。これらの汚染物の
中、窒素酸化物は燃焼技術の改良と、燃焼状態の制御に
よっである程度の低減が可能になっているが、イオウ酸
化物と塩化水素は燃焼技術の改良によってこれらの低減
をはかることは不可能である。そこで、現状では、イオ
ウ酸化物に対しては石灰を使用した湿式吸収法及び塩化
水素に対しては苛性ソーダを吸収剤とした湿式吸収法が
一般に用いられているが、このような湿式法の場合、処
理施設費が大きくなるばかりでなく、エネルギー回収効
率の低下、ランニ 石炭物の燃焼について種々研究を
行っていたところ、１メ塩炭酸カルシウムなどのカルシ
ウム化合物の存在下 分ノで燃焼を行う時には、燃焼
により発生した塩化水 物の素とイオウ酸化物はカル
シウム化合物に効率よく のと同時吸収除去され、
殊に、イオウ酸化物の吸収効 が含含む被燃焼物を燃
焼炉内において燃焼させるに際 量比本発明における
被燃焼物としては、燃焼可能な に・ものであれば任
意のものが用いられ、石油系及び であ系の燃料をは
じめ、都市ゴミ及びその熱分解物、及びその他の廃棄物
が挙げられる。本発用いる被燃焼物は、不純物として、
イオウ分素分を必須成分として含むものである。塩素存
在は、カルシウム化合物によるイオウ酸化吸収効率を高
める上では、むしろ好ましいも言える。従って、被燃焼
物がイオウ分のみしまない場合には、塩素分を含む被燃
焼物を混て燃焼させることにより、イオウ酸化物の重率
を高めることができる。被燃焼物中に含まイオウ分と塩
素分の割合は特に制約されない元素量換算で、イオウ分
に対する塩素分の電率Ｃ１／Ｓが０．１以上になるよう
にするのがよい。
発明で吸収剤として用いるカルシウム化合物燃焼温度（
７００〜９００℃）でイオウ酸化物と水素に対して反応
性を示すものであればよく、ようなものには、酸化カル
シウム、水酸化カラム、炭酸カルシウムなどが挙げられ
る。殊炭酸カルシウムは、安価であり、安定な物質るこ
と、粒状を保ちやすいことなどの観点から好ましいもの
である。カルシウム化合物の使用割合量は、前記イオウ
酸化物と塩化水素に対する理論量の少なくとも２倍、好
ましくは３倍以上の割合であればよく、このカルシウム
化合゛物は、通常、被燃焼物と共に連続的に燃焼炉内に
投入される。
７００〜９００℃）でイオウ酸化物と水素に対して反応
性を示すものであればよく、ようなものには、酸化カル
シウム、水酸化カラム、炭酸カルシウムなどが挙げられ
る。殊炭酸カルシウムは、安価であり、安定な物質るこ
と、粒状を保ちやすいことなどの観点から好ましいもの
である。カルシウム化合物の使用割合量は、前記イオウ
酸化物と塩化水素に対する理論量の少なくとも２倍、好
ましくは３倍以上の割合であればよく、このカルシウム
化合゛物は、通常、被燃焼物と共に連続的に燃焼炉内に
投入される。
本発明によるカルシウム化合物に対スるイオウ酸化物及
び塩化水素の吸収除去は、燃焼炉内において行われるこ
とから、従来の湿式処理に見られ庭ような大型の付属設
備を設ける必要はなく、その上、燃焼炉内でイオウ酸化
物及び塩化水素が除去されることから、燃焼炉の腐蝕が
抑制される利点もあり、さらに、ボイラーの場合には、
熱回収部の腐蝕を低減させることができるために、過熱
蒸気圧を高めてエネルギー回収効率の向上をはかること
も可能である。
び塩化水素の吸収除去は、燃焼炉内において行われるこ
とから、従来の湿式処理に見られ庭ような大型の付属設
備を設ける必要はなく、その上、燃焼炉内でイオウ酸化
物及び塩化水素が除去されることから、燃焼炉の腐蝕が
抑制される利点もあり、さらに、ボイラーの場合には、
熱回収部の腐蝕を低減させることができるために、過熱
蒸気圧を高めてエネルギー回収効率の向上をはかること
も可能である。
次に、本発明を図面により説明する。
図面において、符号１はカルシウム化合物ホッパー、２
は燃料（被燃焼物）ホッパーであシ、これらのホッパー
を通して、カルシウム化合物と燃料が流動燃焼炉１５の
側面の供給口３から流動層部４に入る。一方、燃焼用空
気７は導風室８及び分散板９を通して供給される。流動
層部４で燃焼発生したイオウ酸化物と塩化水素はカルシ
ウム化合物によって吸収され、イオウ酸化物と塩化水素
を吸収したカルシウム化合物は廃吸収剤として排出口５
から排出される。飛散するダストは排ガス出口１０を通
って集塵器１１によって廃ガス１２から分離される。１
３及び１４は熱回収のための伝熱管である。
は燃料（被燃焼物）ホッパーであシ、これらのホッパー
を通して、カルシウム化合物と燃料が流動燃焼炉１５の
側面の供給口３から流動層部４に入る。一方、燃焼用空
気７は導風室８及び分散板９を通して供給される。流動
層部４で燃焼発生したイオウ酸化物と塩化水素はカルシ
ウム化合物によって吸収され、イオウ酸化物と塩化水素
を吸収したカルシウム化合物は廃吸収剤として排出口５
から排出される。飛散するダストは排ガス出口１０を通
って集塵器１１によって廃ガス１２から分離される。１
３及び１４は熱回収のための伝熱管である。
上記したように、本発明では、塩化水素やイオウ酸化物
を吸収するための特別の設備を設置する必要がなく、カ
ルシウム化合物を、燃料流動化用媒体と兼用することも
可能である。吸収反応温度、即ち、流動層部４の温度は
７００〜９００℃の範囲が望ましい。脱塩化水素率及び
脱硫率を向上させるためには、燃料に対するカルシウム
化合物の供給比を高めることが必要になるが、こり供給
比は通常Ｃａ／（Ｃｔ２＋Ｓ）のモル比で２以上、好ま
しくは３以上である。
を吸収するための特別の設備を設置する必要がなく、カ
ルシウム化合物を、燃料流動化用媒体と兼用することも
可能である。吸収反応温度、即ち、流動層部４の温度は
７００〜９００℃の範囲が望ましい。脱塩化水素率及び
脱硫率を向上させるためには、燃料に対するカルシウム
化合物の供給比を高めることが必要になるが、こり供給
比は通常Ｃａ／（Ｃｔ２＋Ｓ）のモル比で２以上、好ま
しくは３以上である。
なお、本発明は、流動燃焼に限らず、他の燃焼における
脱硫及び脱塩素に適用し得ることは当然のことである。
脱硫及び脱塩素に適用し得ることは当然のことである。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例
図面に示すような流動燃焼炉を用いて都市ゴミの熱分解
生成物を８００℃で燃焼させぞ。この場合、吸収剤なし
では廃ガス中に塩化水素が１２００ ｐｐｍ、イオウ酸
化物（８０□）が５００ ｐｐｍ含まれる。これに対し
て、Ｃａ／（Ｃ４２＋Ｓ）のモル比で約２に相当する炭
酸カルシウムを混入すると、塩化水素は４５０ ｐｐｍ
、イオウ酸化物は５０ｐｐｍまで低下し、それぞれの吸
収率は約６０チ及び９０チであった。また、炭酸カルシ
ウムに代えて、酸化カルシウムを用いても同様の結果が
得られた。
生成物を８００℃で燃焼させぞ。この場合、吸収剤なし
では廃ガス中に塩化水素が１２００ ｐｐｍ、イオウ酸
化物（８０□）が５００ ｐｐｍ含まれる。これに対し
て、Ｃａ／（Ｃ４２＋Ｓ）のモル比で約２に相当する炭
酸カルシウムを混入すると、塩化水素は４５０ ｐｐｍ
、イオウ酸化物は５０ｐｐｍまで低下し、それぞれの吸
収率は約６０チ及び９０チであった。また、炭酸カルシ
ウムに代えて、酸化カルシウムを用いても同様の結果が
得られた。
なお、比較のために塩素分を実質的に含有しないが同程
度のイオウ分を含む燃３料を前記と同様にして燃焼させ
た場合、イオウ吸収率は約６０チであり、塩素分の共存
ｊ４−都市ゴミ熱分解生成物を燃焼する場合よりもその
イオウ酸化物吸収率は低下することが認められた。
度のイオウ分を含む燃３料を前記と同様にして燃焼させ
た場合、イオウ吸収率は約６０チであり、塩素分の共存
ｊ４−都市ゴミ熱分解生成物を燃焼する場合よりもその
イオウ酸化物吸収率は低下することが認められた。
図面は本発明を実施する場合の装置説明図である。
ｌ・・・カルシウム化合物ホツノく−、２・・・燃料ホ
ラ° 、３・・・供給口、４・・・流動層部、５・・・
排出口、６・・・排出カルシウム化合物、７・・・空気
、８・・・導風室、９・・・分散板、ｌＯ・・・排〃ス
出口、１１・・・集塵器、１２・・・廃ガス、１３ 、
１４・・・伝−管、１５・・・流動燃焼炉。 特許比−人 工業技術院艮 石 坂 誠 −指定代理人
工業技術院北海道工業開発試験所長 佐 藤 俊
夫
ラ° 、３・・・供給口、４・・・流動層部、５・・・
排出口、６・・・排出カルシウム化合物、７・・・空気
、８・・・導風室、９・・・分散板、ｌＯ・・・排〃ス
出口、１１・・・集塵器、１２・・・廃ガス、１３ 、
１４・・・伝−管、１５・・・流動燃焼炉。 特許比−人 工業技術院艮 石 坂 誠 −指定代理人
工業技術院北海道工業開発試験所長 佐 藤 俊
夫
Claims (1)
- （１）塩素分及びイオウ分を含む被燃焼物を燃焼炉内に
おいて燃焼させるに際し、該被燃焼物をカルシウム化合
物の存在下で燃焼させることにより、燃焼によって発生
した塩化水素−及びイオウ酸化物を該カルシウム化合物
に同時吸収除去させること及びイオウ酸化物の吸収除去
率を高めることを特徴とする燃焼炉内における塩化水素
とイオウ酸化物の同時除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56133850A JPS5835315A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 燃焼炉内での塩化水素とイオウ般化物の同時除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56133850A JPS5835315A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 燃焼炉内での塩化水素とイオウ般化物の同時除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835315A true JPS5835315A (ja) | 1983-03-02 |
Family
ID=15114487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56133850A Pending JPS5835315A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 燃焼炉内での塩化水素とイオウ般化物の同時除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835315A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01163511A (ja) * | 1987-05-22 | 1989-06-27 | Evs Energ Versorgungssyst Gmbh | 化石燃料，ごみ等を燃やす際に造塩元素を固体物質に結合する方法及び装置 |
| JPH03502128A (ja) * | 1987-10-16 | 1991-05-16 | 藤本 明男 | 酸素燃焼による廃棄物の処理方法 |
| JPH0783422A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-03-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 流動層ごみ焼却炉における塩化水素の除去方法 |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP56133850A patent/JPS5835315A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01163511A (ja) * | 1987-05-22 | 1989-06-27 | Evs Energ Versorgungssyst Gmbh | 化石燃料，ごみ等を燃やす際に造塩元素を固体物質に結合する方法及び装置 |
| JPH03502128A (ja) * | 1987-10-16 | 1991-05-16 | 藤本 明男 | 酸素燃焼による廃棄物の処理方法 |
| JPH0783422A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-03-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 流動層ごみ焼却炉における塩化水素の除去方法 |
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