JPS58349A - 凍結鋳型の製造方法 - Google Patents
凍結鋳型の製造方法Info
- Publication number
- JPS58349A JPS58349A JP9900381A JP9900381A JPS58349A JP S58349 A JPS58349 A JP S58349A JP 9900381 A JP9900381 A JP 9900381A JP 9900381 A JP9900381 A JP 9900381A JP S58349 A JPS58349 A JP S58349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic film
- mold
- sand
- frozen
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/12—Treating moulds or cores, e.g. drying, hardening
- B22C9/126—Hardening by freezing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
鋳物砂中に／〜７０パーセントの水を配合し、よく混練
したのち、これを鋳枠中に投入してつき固めたのち、液
体窒素のような低温媒体によって、鋳物砂を凍結させた
鋳型は、強固で、鋳型の反転や移動等に十分耐えられ、
しかも、溶融金属を注湯し、冷却後型ばらしを行うとき
には、溶融金属が持っていた熱によって凍結状態が解け
、きわめて容易に製品をとり出すことができるといった
すぐれた利点がある。しかし、複雑な形状の模型の場合
には、凍結させたのち模型をと９出すのが困難で、在住
鋳型の一部が壊れることと、この鋳型に溶融金属を注入
したとき、鋳型の表面部分とくに堰前や湯口底のように
、激しく溶融金属がぶつかる部分は、粘結剤の役割を担
っている氷が気化消失して、あたかも粘結剤のない鋳型
に注湯したときと同じように洗われ欠陥を生じるという
重大な欠点を持っている。これらの欠点のうち、前者の
鋳型の壊れに対しては、数パーセントのでん粉ベントナ
イト、水ガラス等の粘結剤を加えて、凍結前の鋳型強度
を上げ、しかるのち模型を抜きとって、鋳型のみを凍結
させる方法が良いとされているが、模型の抜きとりが容
易にできるように、十分な粘結剤を添加すると、溶融金
属を注入し、冷却後鋳型内から製品をとり出すとき、型
ばらしが困難になるという新たな問題点が派生する。ま
た後者の洗われ欠陥に対しても、同じように粘結剤の添
加が有効であるが、洗われ欠陥に対して十分な粘結剤の
量は、かなり多量になるため、造型時の鋳物砂の充填性
を悪くし、冷却後鋳型内から製品をとり出すときの型ば
らし性を極端に悪くして、凍結鋳型の利点を喪失する。
したのち、これを鋳枠中に投入してつき固めたのち、液
体窒素のような低温媒体によって、鋳物砂を凍結させた
鋳型は、強固で、鋳型の反転や移動等に十分耐えられ、
しかも、溶融金属を注湯し、冷却後型ばらしを行うとき
には、溶融金属が持っていた熱によって凍結状態が解け
、きわめて容易に製品をとり出すことができるといった
すぐれた利点がある。しかし、複雑な形状の模型の場合
には、凍結させたのち模型をと９出すのが困難で、在住
鋳型の一部が壊れることと、この鋳型に溶融金属を注入
したとき、鋳型の表面部分とくに堰前や湯口底のように
、激しく溶融金属がぶつかる部分は、粘結剤の役割を担
っている氷が気化消失して、あたかも粘結剤のない鋳型
に注湯したときと同じように洗われ欠陥を生じるという
重大な欠点を持っている。これらの欠点のうち、前者の
鋳型の壊れに対しては、数パーセントのでん粉ベントナ
イト、水ガラス等の粘結剤を加えて、凍結前の鋳型強度
を上げ、しかるのち模型を抜きとって、鋳型のみを凍結
させる方法が良いとされているが、模型の抜きとりが容
易にできるように、十分な粘結剤を添加すると、溶融金
属を注入し、冷却後鋳型内から製品をとり出すとき、型
ばらしが困難になるという新たな問題点が派生する。ま
た後者の洗われ欠陥に対しても、同じように粘結剤の添
加が有効であるが、洗われ欠陥に対して十分な粘結剤の
量は、かなり多量になるため、造型時の鋳物砂の充填性
を悪くし、冷却後鋳型内から製品をとり出すときの型ば
らし性を極端に悪くして、凍結鋳型の利点を喪失する。
水沫は、凍結鋳型の模型の抜き出しを容易にすることと
、洗われ欠陥の発生を未然に防止するために、模型面に
あらかじめプラスチックフィルムを覆せたのち、鋳枠を
はめこみ、次いで凍結鋳型用の鋳物砂を投入して、凍結
鋳型をつくる鋳型造型法である。プラスチックフィルム
の覆せは、定盤のように平担なものであれば、プラスチ
ックフィルムを模型面に拡げるだけでよいが、凹凸のは
げしい複雑な形状の模型であれば、減圧造型法で行って
いるように、プラスチックフィルムをあらかじめ加熱し
、伸縮を自由にしておいて、模型面に覆せればよい。覆
せ全うまく行うためには、減圧造型法で行っているよう
に、模型面に小さな穴を明け、模型面上の空気を模型背
面に吸引するようにすればよい。プラスチックフィルム
を覆せたのち、鋳枠をは荀こみ、凍結鋳型用の鋳物砂を
投入し、とれに液体窒素のような低温媒体を吹き込むと
、プラスチックフィルムともども鋳物砂が凍結して固化
する。なおプラスチックフィルムの鋳物砂側は鋳物砂中
の水によって濡れ、低温媒体によって凍結して鋳物砂に
接着するが、プラスチックフィルムの模型側は水が存在
しないため、接着を起さず抜型を阻害することがない。
、洗われ欠陥の発生を未然に防止するために、模型面に
あらかじめプラスチックフィルムを覆せたのち、鋳枠を
はめこみ、次いで凍結鋳型用の鋳物砂を投入して、凍結
鋳型をつくる鋳型造型法である。プラスチックフィルム
の覆せは、定盤のように平担なものであれば、プラスチ
ックフィルムを模型面に拡げるだけでよいが、凹凸のは
げしい複雑な形状の模型であれば、減圧造型法で行って
いるように、プラスチックフィルムをあらかじめ加熱し
、伸縮を自由にしておいて、模型面に覆せればよい。覆
せ全うまく行うためには、減圧造型法で行っているよう
に、模型面に小さな穴を明け、模型面上の空気を模型背
面に吸引するようにすればよい。プラスチックフィルム
を覆せたのち、鋳枠をは荀こみ、凍結鋳型用の鋳物砂を
投入し、とれに液体窒素のような低温媒体を吹き込むと
、プラスチックフィルムともども鋳物砂が凍結して固化
する。なおプラスチックフィルムの鋳物砂側は鋳物砂中
の水によって濡れ、低温媒体によって凍結して鋳物砂に
接着するが、プラスチックフィルムの模型側は水が存在
しないため、接着を起さず抜型を阻害することがない。
プラスチックフィルムの接着した鋳型は、平込めの場合
上型と下型を、縦込めの場合左型と右型を合せたのち溶
融金属を注入しても、鋳型内が酸素不足であるため、プ
ラスチックフィルムは容易には消失せず、凍結鋳型の表
面砂粒が洗われるようなことはない。
上型と下型を、縦込めの場合左型と右型を合せたのち溶
融金属を注入しても、鋳型内が酸素不足であるため、プ
ラスチックフィルムは容易には消失せず、凍結鋳型の表
面砂粒が洗われるようなことはない。
溶融金属が激しくぶつかる部分は、若干法われが生ずる
ことがあるが、このような部分には、模型面にプラスチ
ックフィルムを覆せたのち、その上面すなわちプラスチ
ックフィルムの鋳物砂側に水ガラス、耐火粘土等の粘結
剤を含んだ鋳物砂の層もしくは黒鉛、ジルコン粉末等の
附大物を基材とした塗型剤の層をつくり、そのうえに凍
結鋳型用の鋳物砂を投入して、液体窒素のような低温媒
体を鋳物砂中に吹込んで凍結させるようにすれば、洗わ
れることもなく、また型ばらしが困難な仁ともない。し
かもこのようにプラスチックフィルムを覆せた凍結鋳型
は、鋳型表面の凍結状態が部分的に解消して、鋳型の一
部分が不安定な状態になるというようなこともない。
ことがあるが、このような部分には、模型面にプラスチ
ックフィルムを覆せたのち、その上面すなわちプラスチ
ックフィルムの鋳物砂側に水ガラス、耐火粘土等の粘結
剤を含んだ鋳物砂の層もしくは黒鉛、ジルコン粉末等の
附大物を基材とした塗型剤の層をつくり、そのうえに凍
結鋳型用の鋳物砂を投入して、液体窒素のような低温媒
体を鋳物砂中に吹込んで凍結させるようにすれば、洗わ
れることもなく、また型ばらしが困難な仁ともない。し
かもこのようにプラスチックフィルムを覆せた凍結鋳型
は、鋳型表面の凍結状態が部分的に解消して、鋳型の一
部分が不安定な状態になるというようなこともない。
以上のように、プラスチックフィルムをうまく使った凍
結鋳型は、どのように複雑な模型でも簡単に形状を写し
とることができ、洗われのような鋳造欠陥を起シに＜＜
シた鋳型である。この方法を同じようにプラスチックフ
ィルムを使用する減圧造型鋳型と比較すると、鋳枠に減
圧のためのホースを接続する必要がないために、鋳枠の
移動が容易である点がきわだった利点となる。なお凍結
鋳型におけるプラスチックフィルムの使用ハ見切面側だ
けで、鋳型の背面側には不要である。
結鋳型は、どのように複雑な模型でも簡単に形状を写し
とることができ、洗われのような鋳造欠陥を起シに＜＜
シた鋳型である。この方法を同じようにプラスチックフ
ィルムを使用する減圧造型鋳型と比較すると、鋳枠に減
圧のためのホースを接続する必要がないために、鋳枠の
移動が容易である点がきわだった利点となる。なお凍結
鋳型におけるプラスチックフィルムの使用ハ見切面側だ
けで、鋳型の背面側には不要である。
特許出願人 工業技術院長 石 坂 誠 −指
定代理人 工業技術院名古屋工業技術試験所長犬飼
鑑
定代理人 工業技術院名古屋工業技術試験所長犬飼
鑑
Claims (2)
- （１）模型面にプラスチックフィルムを覆ったのち、７
〜７０％の水分を持った砂を投入し、液体窒素のような
低温媒体を用いて、これを凍結させ、型とわれのない強
固な鋳型を製作する方法。 - （２） 模型面にグラスチックフィルムを覆ったのち
、さらに耐火性のある粘結剤を含んだ鋳物砂もしくは塗
型剤の層をつくった特許請求の範囲第（１１項記載の洗
われの起らない強固な鋳型を製作する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9900381A JPS58349A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 凍結鋳型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9900381A JPS58349A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 凍結鋳型の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58349A true JPS58349A (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=14234822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9900381A Pending JPS58349A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 凍結鋳型の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58349A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4806497A (en) * | 1986-09-17 | 1989-02-21 | Bbc Brown Boveri Ag | Method for producing large-area power semiconductor components |
| US20230398601A1 (en) * | 2022-05-17 | 2023-12-14 | Nanjing University Of Aeronautics And Astronautics | Method for preparing negative pressure film-covering frozen sand mold |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9900381A patent/JPS58349A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4806497A (en) * | 1986-09-17 | 1989-02-21 | Bbc Brown Boveri Ag | Method for producing large-area power semiconductor components |
| US20230398601A1 (en) * | 2022-05-17 | 2023-12-14 | Nanjing University Of Aeronautics And Astronautics | Method for preparing negative pressure film-covering frozen sand mold |
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