JPS583492Y2 - コンバインにおける薬剤散布装置の駆動装置 - Google Patents

コンバインにおける薬剤散布装置の駆動装置

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JPS583492Y2
JPS583492Y2 JP1977101305U JP10130577U JPS583492Y2 JP S583492 Y2 JPS583492 Y2 JP S583492Y2 JP 1977101305 U JP1977101305 U JP 1977101305U JP 10130577 U JP10130577 U JP 10130577U JP S583492 Y2 JPS583492 Y2 JP S583492Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chemical spraying
spraying device
chemical
combine harvester
continuously variable
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977101305U
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English (en)
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JPS5427986U (ja
Inventor
一 米村
Original Assignee
三菱農機株式会社
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Publication date
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 一般にコンバインは、作柄、植付状態又は円面の状態等
において標準的な圃場条件の場合に、所定の速度で走行
し、刈取中に対し立毛殻稈の条数が少ない時及び収量が
少ない時等には速く走行させ、逆に密植又は収量の多い
時、殻稈が倒伏している時、湿田又は畦畔際を回り刈り
する場合等には遅く走行させる。
そして、斯るコンバインに薬剤散布装置を付設したもの
において、一定時間に一定量ずつ散布するように構成す
ると、走行速度が速いと単位面積当りの散布量が少な過
ぎて所期の薬効を奏し得す、また走行速度が遅すぎると
単位面積当りの散布量が多くなり過ぎて薬剤が無駄にな
るばがっでなく、場合によっては薬害が起る等の欠点が
ある。
本考案は多様な圃場条件に適応すべく機体の走行速度を
変更してもその速度変動に追従して薬剤散布量が変化し
走行速度の遅速に拘らず、単位面積当りに略一定量ずつ
薬剤を散布することができると共に接地ローラーにより
駆動するもの・ように接地ローラーが湿田の泥土中にめ
り込んだり、畦越の障害となること、及び泥土が藁や雑
草と共に接地ローラーに巻き付くことがないコンバイン
における薬剤散布装置の駆動装置を提供せんとするもの
であって、薬剤散布装置Aを装着すると共に無段変速装
置を介して走行装置2を駆動するようにしたコンバイン
において、前記走行装置を駆動する無段変速装置の出力
側の伝動系に前記薬剤散布装置Aを連動連結して、該薬
剤散布装置をその散布量が無段的に変速される走行速度
に比例させて駆動するように構成したことを特徴とする
ものである。
以下図面に示す実施例について本考案を更に詳細に説明
すると、1は走行装置2を有する機台3上の1側寄りに
搭載した脱穀装置で他側寄りには前部から順に操作盤4
.座席5.籾袋受フロワー6が設けてあり、前方には刈
取装置7が上下傾動可能に装着されている。
また、前記脱穀装置1の後方へ向けて殻稈を搬送する挟
把し−ル付のフィードチェーン8の終端部には排藁用の
搬送帯9とチェーン10.10’とが連設してあり、そ
れらの終端下方に臨設したカッター12は多数の丸鋸刃
11と掻込輪11′とをそれぞれ横軸に取付けてなり、
ベルト13を介して脱穀装置1の適宜の軸により駆動さ
れる。
14は機台3上に搭載したエンジンであって、その出力
軸に取付けられていて油圧シリンダー15aによって作
動するレバー15bとカム15Cとによって巾が拡縮さ
れる割■ブー’J−16aとVベルト17の緊張度に応
じてスプリング18に抗して拡縮する割■プーリー16
bとからなる無段変速装置を介して中間軸19を駆動
し、その動力はレバー20aを有する主クラッチ20を
介してサブケース21内の伝動機構に伝達される。
そして、上記サブケース21の中間部の出力軸に取付け
たVプーリー22はVベルト23を介して刈取装置7及
び刈取殻稈を脱穀装置1に搬送して供給する搬送体24
等の前処理装置の入力プーリー25を駆動し、サブケー
ス21の前部に連設したミッションケース26は車軸2
7を駆動する。
また、前記カッター12の上部には腐植促進剤。
消毒薬、除草剤又は殺虫剤等の薬剤を散布する薬剤散布
装置Aのタンク28が装着してあり、その下部に内装し
たギヤポンプ29の吐出口に上端を連通せしめた濃薬管
30の下部は前後2つに分岐し、それ等分岐部の末端に
取付けると共にステーaで支持したノズル31.31’
は前記カッター12の藁排出口12aの前方と後方に臨
んでおり、各分岐部にはそれぞれ切換バルブ32.32
’が付設してあり、その一方を開き他方を閉じることに
よりいずれか一方のノズル31又は31′のみにて薬剤
を散布することができ、両方開けば前後のノズル31.
31’にて同時に散布することができる。
また、いずれか一方のノズル31又は31′のみにて薬
剤を散布せんとする場合は濃薬管30の分岐部に切換バ
ルブを設けても良く、各分岐管において第4図に示すよ
うに中央から左右両側に延長しそれぞれの延長部の基部
にバルブ32 a 、32 a’を設けて散布を機体の
左右に切換えるようにすると、畦畔に沿った狭い部分等
に対し適当中散布することができる。
而して、この薬剤散布装置Aの入力プーリー33は中間
プーリー34及びベル)35a、35bを介して主クラ
ッチ20が取付けられている中間軸19に固定したプー
リー36に連動連結してあり、上記ベル) 35 bに
は揺動アーム37の先端に取付けたタイトプーリー38
が接離可能に付設されている。
また、上記揺動アーム37は弾機39と操作ワイヤー4
0とを介して操作盤4の操作レバー41に連結してあり
、この操作レバー41は操作ワイヤー42を介して前記
主クラッチ20のレバー20 aにも連結されていて操
作レバー41を傾動して主クラッチ20を切って走行装
置2及び前処理部の入力プーリー25への動力を断つと
操作ワイヤー40が弛み、タイトプーリー38がベル)
35 bから離れて薬剤散布装置Aが停止する。
更に上記揺動アーム37は弾機39 a及び操作ワイヤ
ー43を介して刈取装置70枠体7aに連結してあり、
油圧シリンダー44で枠体7aを上下動させると、枠体
7aは枢支点7bを中心として上下傾動し、それにとも
なって揺動アーム37を上下回動させるのでタイトプー
リー38はベルト35 bを緊張せしめたり弛めたりす
る。
この時及び前記操作レバー41によって揺動アーム37
を作動させる時、強制作動されない側の弾機39又は3
9 aは追従して伸縮する。
45は座席5の近傍に設けた手動操作レバーであって連
杆46により前記揺動アーム37に連繋してあり、薬剤
散布装置Aへの動力の伝達を断った状態に保持する場合
はフック47を手動操作レバー45に掛けてロックして
おく。
次に作用について説明すると、各作動部を駆動しながら
機体を立毛殻稈中に侵入させた時刈取装置7によって刈
取られた殻稈は搬送体24により脱穀装置1に供給され
て脱穀処理される。
そして、一方では脱穀装置1の排稈口から排出された排
藁は排藁ベルト9及び排藁チェーン10゜10’により
後送されてカッター12に供給され、適当な長さに切断
されてからその排出口から圃場に散布される。
他方タンク28内に充填した薬剤はギヤポンプ29によ
り送り出されているのでノズル31又は31′から噴出
され圃場又は切藁上に散布される。
この時、走行装置2及び薬剤散布装置Aは共に無段変速
装置を介して駆動される中間軸19によって駆動される
ので走行速度とギヤポンプ29の回転とが比例して変動
するので、単位面積当りの散布量は略一定となる。
そして機体を停止させるべく操作レバー41により主ク
ラッチ20を切ると、操作ワイヤー40が弛み、タイト
プーリー38がベル)35bから離れるのでギヤポンプ
29への動力は断たれ散布は中断される。
また、機体を回向させる際に油圧シリンダー44を作動
させて刈取装置7の枠体7aを上昇させると主クラッチ
20は切れず機体が進行しているにも拘らず操作ワイヤ
ー43を介して揺動アーみ37が下降回動してベル)
35 bが弛み、ギヤポンプ29は停止する。
なお薬剤の散布量は別途設けた開閉弁の開度により調節
するようにしても良い。
本願考案は前述のように薬剤散布装置Aを装着すると共
に無段変速装置を介して走行装置2を駆動するようにし
たコンバインにおいて、前記走行装置を駆動する無段変
速装置の出力側の伝動系に前記薬剤散布装置Aを連動連
結して、該薬剤散布装置をその散布量が無段的に変速さ
れる走行速度に比例させて駆動するように構成したので
、刈取脱穀作業中無段的に変速される走行速度に比例し
て消毒剤、殺虫剤、肥料又は腐植促進剤等の薬剤を散布
することが可能であり、殻稈の立毛状態、作柄、田面の
乾湿その他多様な条件に適合するように走行速度を変速
しても単位面積当りの散布量は予じめ設定された略所定
量ずつとなり、常に所期の薬効をあげることができると
共に薬剤を無駄にしたり、薬害が生じたりすることを防
止することができる。
しかも作業中は無段変速装置により走行速度を変速し、
その出力側で薬剤散布装置を駆動するので、ギヤチェン
ジ方式の走行変速装置により変速するもの・ように変速
時に機体を停止することがなく、その間に薬剤が散布さ
れるのを防止、することができる。
更に接地ローラーにより薬剤散布装置を駆動するもの・
ように接地ローラーが泥土中にめり込んだり、畦越の障
害となること、及び泥土が藁や雑草と・もに接地ローラ
ーに巻き付いて走行抵抗となったり駆動速度が変調した
りすることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
平面図、第2図は側面図、第3図は要部の一部を破断し
た側面図、第4図は要部の平面図、第5図は伝動機構の
側面図、第6図は同上平面図である。 ・・・・・・脱穀装置、7・・・・・・刈取装置、12
・・・・・・カッター16a、16b・・・・・・割■
プーリー、19・・・・・・中間軸、20・・・・・・
主クラッチ、17,23,35 a 、35 b・・・
・・・ベルト、26・・・・・・ミッションケース、2
8・・・・・・タンク、29・・・・・・ギヤポンプ、
31.31’・・・・・・ノズル、32.32′・・・
・・・バルブ、38・・・・・・タイトプーリー、40
,42.43・・・・・・操作ワイヤー、41・・・・
・・操作レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬剤散布装置Aを装着すると共に無段変速装置を介して
    走行装置2を駆動するようにしたコンバインにおいて、
    前記走行装置を駆動する無段変速装置の出力側の伝動系
    に前記薬剤散布装置Aを連動連結して、該薬剤散布装置
    をその散布量が無段的に変速される走行速度に比例させ
    て駆動するように構成したことを特徴とするコンバイン
    における薬剤散布装置の駆動装置。
JP1977101305U 1977-07-28 1977-07-28 コンバインにおける薬剤散布装置の駆動装置 Expired JPS583492Y2 (ja)

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JP1977101305U JPS583492Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28 コンバインにおける薬剤散布装置の駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5427986U JPS5427986U (ja) 1979-02-23
JPS583492Y2 true JPS583492Y2 (ja) 1983-01-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474836U (ja) * 1971-02-12 1972-09-13
JPS4819072U (ja) * 1971-07-12 1973-03-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5169626U (ja) * 1974-11-25 1976-06-02

Patent Citations (2)

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