JPS5834840B2 - 電子楽器に於ける音量エンベロ−プ設定方式 - Google Patents

電子楽器に於ける音量エンベロ−プ設定方式

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JPS5834840B2
JPS5834840B2 JP51150238A JP15023876A JPS5834840B2 JP S5834840 B2 JPS5834840 B2 JP S5834840B2 JP 51150238 A JP51150238 A JP 51150238A JP 15023876 A JP15023876 A JP 15023876A JP S5834840 B2 JPS5834840 B2 JP S5834840B2
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counter
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俊雄 樫尾
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子楽器に於ける楽音を構成する音量エンベロ
ープの少なくとも立上り時間、立下り時間を数値で指定
するようにする電子楽器に於ける音量エンベロープ設定
方式に関する。
電子楽器に於いて音量エンベロープは楽音を構成する上
で極めて重要な要素となるものであるが、従来の電子楽
器はアナログ的手法を用いて設計されているのが多く、
従って音量エンベローフモCR時定数で回路構成したり
、あらかじめエンベロープ波形を記憶装置に設定してお
く構成で行われるものである。
しかし、このような構成では楽器に対応して複数個のC
R回路や記憶装置を必要とすることになり回路構成が複
雑にならざるを得すコスト的にも高価になるものであっ
た。
本発明は上記の点に鑑みて威されたもので、音量エンベ
ロープのA(アタック)D(ディケイ)S(サスティン
)R(リリース)を数値でもって任意設定出来るように
構成する電子楽器に於ける音量エンベロープ設定方式を
提供するものである。
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る全体構成を示すもので、1は、第
2図の如く多数の演奏用キーが配列されたキーマトリッ
クスで、この場合84個のキーが12列7行に配列され
てなる。
2はクロックパルスCP1を計数する84進の計数回路
であり、4ビツト12進のバイナリの列計数回路2a及
び3ビツト7進のバイナリの百計数回路2bとから構成
され、列計数回路2aの各ビット出力は音階デコーダ3
へ、百計数回路2bの各ピット出力はオクターブデコー
ダ4に供給され逐次タイミング信号を発生する。
前記マトリックス回路1の詳細は第3図に示されるもの
で、84個のキーは音階デコーダ3がらの12本の入力
ライン1−1.・・・・・・、1−12及び出力ライン
1−13.・・・・・・、1−19に結合される。
そして、前記出力ライン113.・曲・、1−19はオ
クターブデコーダ4の各出力ライン120、・・・・・
・、1−26と論理積接続されるアンド回路1−27.
・・・・・・、1−33を介してオア回路1−34に接
続され、前記キーが操作された場合にオクターブタイミ
ング信号に対応した音階デコーダ3からの操作タイミン
グ信号をこのオア回路1−34より出力するものである
また、列計数回路2aの4及び8ウエイトのビット段出
力はアンド回路5に結合され、その出力の立上り時に列
計数回路2aをリセットすると共に百計数回路2bに「
+1」歩進信号を供給し、行計数回路2bc、)谷ビッ
ト段出力はアンド回路6に結合されその出力の立上り時
にこの再計数回路2bをリセットするように計数動作す
る為、副計数回路2a、再計数回路2bは夫々12進、
7進−QIif数動作されるものである。
前記計数回路2の谷ビット段出力は7ビツトパラレルの
第1のレジスタ7及び一致回路8に後述するアンド回路
9からの出力信号に同期して供給され、さらに、この第
1のレジスタ1の各ビット段出力は7ビツトパラレルの
第2のレジスタ10及び前記一致回路8に後述するアン
ド回路11からの出力信号に同期して供給さるものであ
る。
この第2のレジスタの7ビツトハラレル数値情報は音高
クロック制御回路12に供給され、ここでは前記数値情
報に基づく音高に対応した周波数のクロック信Mをアド
レス制御回路13にアドレスステップ信号として供給し
、楽音波形記憶装置14に記憶されている楽音波形をア
ドレスステップ毎に読み出すようにするものである。
前記楽音波形記憶装置14は第4図に示した半波の楽音
波形をディジタル的に記憶する例えばRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)から構成されるもので、例えば2
56(ステップ)×11(ピッ))=2816(ビット
)の記憶容量を有するものとする。
一方、アドレス制御回路は第5図に示されるもので、「
0」から「255」の256ステツプのバイナリ計数状
態を得る8ビットのアップ・ダウン計数動作するアドレ
スカウンタ13−1が設けられている。
即ち、このアドレスカウンタ13−1は「0」からl’
−255J撃状態迄順次アンプ方向に計数されて楽音波
形記憶装置14に記憶されている半波の楽音波形を読み
出した後ダウン方向に「255」かも「0」計数状態迄
順次指定して逆方向に楽音波形を読み出すことによって
求める全波の楽音波形を読み出し出力するように動作す
るものである。
従って、音高クロック制御回路12からの指定された音
高に対応する周波数のクロック信号(第6図a参照)が
アドレスカウンタ13−1に供給されると前記楽音波形
記憶装置14は順次アップ方向にアドレスステップされ
る。
そして、アドレスカウンタ131が第6図に示す如(「
255j計数状態になると第6図すの如くキャリー信号
がオア回路13−2に供給される為、ディレードフリッ
プフロップ(以下DF/Fと称呼する)[開路13−3
0Q側出力及び演奏指令かりえもれているアンド回路1
3−4が開かれ、その出力信号がDF/F回路13−5
に印加される。
このDF/F回路135は前述した音高クロック信号を
インバータ135は前述した音高クロック信号をインバ
ータ13−6で反転した出力信号の立上り時にQ側出力
より信号を発生し、アドレスカウンタ13−1に第6図
Cの如くダウン指令信号を供給する。
また、このダウン指令信号は前記オア回路13−2に帰
還されると共にアンド回路13−7の入力端にも印加さ
れる。
そして、ダウン指令信号に基づくアドレスカウンタ13
−1のダウン計数動作時にこのアドレスカウンタ13−
1が「O」計数状態になると、オア回路118を介して
インバータ13−9から第6図dの如く「O」検出信号
が得られアンド回路117に印加される。
この時、アンド回路13−7にはDF/F回路133の
Q側からの信号も印加されているため、このアンド回路
13−7は開かれ、その出力信号はDF/F回路13−
3のデータ入力端に印加され音高クロック信号に同期し
てその出力状態が反転されQ側出力より第6図eの如く
S信号を得る。
このDF/F回路13−3のQ側副力信号はゲート回路
15に印加されている為、前記S信号出力時はゲート出
力を禁止し「0」出力状態とするものである。
即ち、アドレスカウンタ13−1はダウン指令によって
第6図e出力時には「0」計数状態から1255j計数
状態になるが、この時点ではゲー]・回路15からの出
力が禁止されることになる。
そして、DF/F回路13−3のQ側出力端からS信号
が出力されることによりアンド回路131.13−7の
出力が禁示され、第6図Cの様に再びダウン指令からア
ップ指令に変わる為アドレスカウンタ13−1はアップ
方向に計数動作されrOJ計数状態から計数歩進される
従って、第4図の如く、楽音波形記憶装置14に記憶さ
れている半波の楽音波形をアドレスカウンタ13−1の
計数状態を「0」→「255J→「0」と順次アドレス
指定して全波の楽音波形として読み出すものであるが、
この1サイクル後に再び繰り返し読み出す場合には「0
」→l’−255J→rOJ rOJ→「255j・・
・・・・の如く「0」アドレスを連続して指定しなけれ
ばならないために前記DF/F回路13−3によるS信
号を設けて1ステップ追加回路が必要となるものである
また、前記アドレス制御回路13からのダウン指令信号
はD/A変換回路16に極性反転信号として供給され、
アドレスカウンタ13−1のダウン計数動作に読み出さ
れる楽音波形の逆性を反転するように制御すると共にこ
こで楽音波形記憶装置14からゲート回路15を介して
読み出されたディジタル値がアナログ量に変換されるも
のである。
尚、楽音波形記憶装置14には半波を記憶するようにし
たが、これは勿論全波の楽音波形として記憶するように
してもよいもので、この場合記憶1、アドレスステップ
数が増大するが、アドレス制御回路13の構成を簡略化
することができ、アドレスカウンタ13−1のダウン方
向制御は必要なくなるものである。
また、演奏時に前記キーマトリックス回路1のオア回路
1−34から出力されろ操作されたキーに対応するタイ
ミング信号はオア回路17を介してキーの数に対応した
記憶ビット数を有する84ビツトのシフトレジスタ18
の対応する記憶ビット位置に記憶される。
このシフトレジスタ18は前記クロック信号CP1に同
期して順次シフト動作されるもので、このシフトレジス
タ18からの出力信号は後述する20m5の計測カウン
タ20からの出力信号が供給されるアンド回路19を介
してオア回路17に帰還される。
21は、「O」、「1」、「2」の出力より計数値信号
を順次出力する3進の計数回路で、その「1」出力は前
記アンド回路11の第1入力端に、「2」出力はアンド
回路22の第1入力端に、rOJ出力は前記アンド回路
9の第1入力端に接続され、「O」、「1」、「2」出
力順にゲート制御されるようになる。
アンド回路9の他方入力端には前記オア回路17から出
力信号が接続されその出力信号はオア回路23の第1入
力端に、アンド回路22の第2入力端には前記−数回路
8の一致出力信号が接続されその出力信号はオア回路2
3の第2入力端に、またアンド回路11の第2入力端に
は後述する16m5の計測カウンタ24からの出力信号
を、第3入力端には前記アドレス制御回路13からの第
6図eに示したS信号又はスタート指令が印加されその
出力信号はオア回路23の第3入力端に結合され、この
オア回路23の出力信号によって3進のカウンタ21が
計数歩進されるようにしてなる。
なお、CPl、CF2、後述のCF3のクロック周波数
は、特に限定されるものではないが、本実施例では、C
Plは64KHz (15,625μS)のクロック
であり、CPlを計数する計数回路2のキースキャンの
1周期は15.625μ5X84=1.3125rrL
sである。
CF2はCPlを64分周して得られたIKHz (
1is )のクロックであり、計測カウンタ24は5ビ
ツトで構成されMSBの半周期(即ちクリア状態からM
SBが1になるまでの時間)は16m5となる。
計測カウンタ20も同様に5ビツトで構成しカウンタ値
の10100(JO進で20)をデコードした出力をイ
ンバータ31とアンド回路19に接続してキーオン後2
0m、sの信号を得る。
前記1677LSの計測カウンタ24はアンド回路11
からの出力によってクリアされると直ちにその初期状態
からアンド回路25を介して出力されるクロック信号C
P2を計数し、16m、s経過後に出力信号を得るもの
で、その出力信号はインバータ26を介してアンド回路
25に結合し計測状態を停止するようになる。
即ち、この16m5の計測カウンタ24は和音演奏とし
て同時押圧操作された複数の音高指定の夫々に対応して
16m5経過毎に順次切り替え時分割的に楽音波形を、
対応する音高クロック信号に従って読み出し出力するよ
うに制御するものであり、しかもこの場合、16m5経
過後であって直且つアドレスカウンタ13−1の計数状
態が第6図eに示したS信号が発生された時点で切替え
制御されるようになるものである。
また、前記キーマトリックス回路1のオア回路1−34
から出力された操作キーに対応したタイミング信号はア
ンド回路27の一方入力端に供給され、また他方入力端
には前記シフトレジスタ18からの出力信号がインバー
タ28を介して供給される。
そしてアンド回路27の出力信号は後述するエンベロー
プ回路29にアタック信号として供給されると共に前記
計測カウンタ20をクリアするようにしてなる。
この計測カウンタ20はクリアされると直ちにその初期
状態からアンド回路30を介して出力される前記クロッ
ク信号CP2を計数し20rrLs経過後に出力信号を
得るもので、その出力信号はインバータ31を介してア
ンド回路30のゲート禁止信号となるものである。
即ち、演奏時に操作されたキーのタイミング信号を記憶
している84ビツトのシフトレジスタの中から、最つど
も直前に操作されたキー人力の瞬間から20m5の間に
操作されていないキーに対してはその記憶値をシフトレ
ジスタ18から消去するようにするものである。
更に、エンベロープ回路29からのエンベロープ信号は
D/A変換回路32を介して、前述した楽音波形の読み
出し出力が供給されろD/A変換回路16の出力と共に
アナログ乗算及び増幅回路33に印加され、ここで最終
的に音色を伴った音高を作放し、スピーカ34から楽音
として出力するようにしてなる。
また、キーマトリックス回路1のオア回路134から出
力される操作タイミング信号はカウンタ35で計数され
、その計数値は計数回路2のキャリー信号でレジスタ3
6にプリセットされると共に遅延回路37を介した信号
でとのカウンタ35はクリアされる。
そして、レジスタ36の出力値は前記アナログ乗算及び
増幅回路33に供給されるものである。
即ち、このカウンタ35は同時押圧操作されたキーの数
を計数回路2の1サイクル中に計数するもので、その計
数値に対応した値によって音量制御をも行うようにする
ものである。
第7図は前記エンベロープ回路29の具体例を示すもの
である。
エンベロープは第8図に実線で示す包絡線を成すもので
一般にはアタックタイム、ディケイタイム、サスティン
レベル、リリースタイムを有すものである。
本実施例では、演奏時に先だってあらかじめこれらアタ
ックタイム、ディケイタイム、サスティンレベル、リリ
ースタイムを任意数値設定するもので、その為に「O」
、・・・・・・ 「15」の16個のキーを有するキー
人力装置29−1が設けられている。
これらキー「0」、・・・・・・、「15」はアタック
タイム、ディケイタイム、サスティンレベル、リリース
タイムの順に操作指定されるもので、それら数値はデコ
ーダ29−2で検値コード化されオア回路29−3 、
・・・・・・。
29−6を介してシフトレジスタ29−7に入力される
このシフトレジスタ29−7は4ビツトパラレルの記憶
要素29−8.・・・・・・、 29−11が直列に接
続された4桁のデータ記憶装置から構成され且つ記憶要
素29−11の出力は前記オア回路29−3.・・・・
・・、29−6に帰還されるようニナっティる。
一方、キー人力装置29−1からキー操作毎に出力され
る操作信号はオア回路29−12を介しディレードフリ
ップフロップ(以下DF/Fと称呼する)回路29−1
3に印加されクロック信号CP3に同期してQ側から出
力されるものである。
従ってDF/F回路29−13のQ側出力とオア回路2
912の論理積を得るアンド回路29−14からは立上
り時にワンショット信号が発生しオア回路2915の第
1入力端に供給される。
このオア回路29−15の出力は前記シフトレジスタ2
9−7にシフト信号として印加されると共にこのシフト
レジスタ29−7のシフト動作に同期して計数される4
進のカウンタ29−16に計数歩進伝号として印加され
る。
即ち、キー人力装置29−1でアタックタイム、ディケ
イタイム、サスティンレベル、IJ I) −、z、
タイムを指定する為に操作されたキーに対応する数値コ
ードが最終的に、記憶要素29−11にアタックタイム
、記憶要素29−10にディケイタイム、記憶要素29
−9にサスティンレベル値及び記憶要素29−8にリリ
ースタイムとして記憶されるようになる。
前記カウンタ29−16は3ビツトの第1、第2、第3
記憶要素と、その各ビット出力をオア回路29−17、
インバータ2918を介して第1記憶要素の入力側に帰
還する様に構成されており、インバータ29−18の出
力をa、カウンタ29−16の第1記憶要素の出力をb
、第2記憶要素の出力をC1第3記憶要素の出力をdと
すると、初期状態では各a、b、c、d出力はr100
0J状態であり、オア回路29−15がらの計数歩進信
号が印加される毎に順次IQ 100J、「0o1o」
、 rooolJと変化するものである。
前記シフトレジスタ29−γの記憶要素29−8の各ビ
ット段出力はデー12120でデコードされ、数値コー
ドの小さい順に「IJ、・・・・・・、「16」の出力
を与えるようになる。
一方、前記クロック信号CP3は16ビツトのバイナリ
計数回路29−21で計数され、各ビット出力は前記デ
コーダ29−20の各出力「1」、・・・・・・、「1
6」とアンド回路29−22.・・・・・・、29−3
7で論理積結合されるようになる。
そしてアンド回路29−22.・・・・・・、2L−3
7の各出力はオア回路29−38を介してアンド回路2
9−39の一方入力端に接続されると共にDF/F回路
29−40にも印加されクロック信号CP3に同期して
前記バイナリ計数回路29−21をクリアするものであ
る。
即ち、前記バイナリ計数回路29−21はデコーダ29
−20において指定された出力までクロック信号CP3
を計数するように動作する為、デコーダ29−20の出
力によって異なる時間測定値が得られることになる。
アンド回路29−39から得られる時間計測クロック信
号はアップ・ダウン計数動作される5ビツトのバイナリ
計数回路29−41に計数歩進信号として供給される。
このバイナリ計数回路29−41は通常はアップ方向に
計数されるが前記4進のカウンタ29−16の第1記憶
要素のb出力以外ではインバータ2142を介したダウ
ン指令によってダウン方向に計数されるものである。
また、バイナリ計数回路29−41の「2」、「4」、
「8」、「16」の各ビット段出力はシフトレジスタ2
9−7の記憶要素29−11の出力と一致回路29−4
3で一致が得られるようになると共に、全ビット段出力
は第1図に示したD/A変換回路32に供給されるよう
になる。
そして、この一致回路29−43からの一致信号は前記
4進のカウンタ29−16の第2記憶要素の。
出力と共にアンド回路29−44に入力され、更にこの
アンド回路29−44の出力はインバータ29−45を
介して前記アンド回路29−39にゲート禁止信号とし
て供給される。
演奏時に操作されたキーに応答して第1図に示したアン
ド回路27から出力されるアタック信号は第7図のエン
ベロープ回路29のアンド回路29−46の第1入力端
に印加される。
またこのアンド回路29−46の第2入力端には前記ク
ロック信号CP3が、第3入力端には前記インバータ2
9−42の出力が結合されている為、アタック信号が印
加されると、アンド回路29−46が開かれオア回路2
9−15を介してシフトレジスタ29−7にシフト信号
が供給され記憶要素2911にあらかじめ記憶されてい
るアタックタイムの数値コードがオア回路29−3.・
・・・・・、29−6を介して記憶要素29−8にシフ
トされその数値コードがデコーダ29−20に印加され
ると共にカウンタ29−16が歩進しIQ 100J状
態となる。
そして、デコーダ29−20でアンド回路29−22
、・・・・−・、29−37の1つが選択され、数値に
対応する時間計数毎に出力されオア回路29−38、ア
ンド回路29−39を介してバイナリカウンタ29−4
1で計数される。
このバイナリカウンタ29−41が第8図に示した最大
レベル値の31になるとアンド回路29−47から出力
信号が得られ、オア回路29−12を介してDF/F回
路29−13がセットされる。
従って、前述した如くアンド回路29−14、オア回路
29i5を介してシフト信号が出力される為シフトレジ
スタ29−7の記憶要素29−8にはディケイタイムが
シフト記憶されるようになると共にカウンタ29−16
はJOO10J状態となる。
この為、バイナリカウンタ29−41にはダウン指令が
供給され、記憶要素29−8のディケイタイムの設定数
値に対応した計測時間に応じて計数値「31」より「−
」計数動作されるようになる。
そして、このダウン計数動作時にシフトレジスタ29−
11に記憶されているサスティンレベルの設定数値とバ
イナリカウンタ29−41の計数値とが一致すると一致
回路29−43から一致出力が得られ、アンド回路29
−44、オア回路29−45を介してアンド回路29−
39は禁示され計数動作が停止保持されるようになる。
このサスティンレベル値は別に設けられるリリース釦の
操作によって解徐されるもので、即ちリリース釦を操作
するとその操作信号がアンド回路29−48の第1入力
端に供給される。
このアンド回路29−48の第2入力端には前記クロッ
ク信号CP3が、第3入力端にはオア回路29−17の
出力が印加されるため、その出力よりオア回路29−1
5を介してクロック信号CP3がシフトレジスタ29−
7、カウンタ29−16に印加される。
従って、このクロック信号CP3が2発印加されると前
述の段階で記憶要素29−10にシフト記憶されている
リリースタイムの設定数値が記憶要素29−8に記憶さ
れデコーダ29−20に出力されると共にオア回路29
−17の出力が1−O」になりアンド回路29−48の
ゲートが禁止されるようになる。
そして、バイナリカウンタ29−41がオア回路29−
49、インバータ29−50によりrOJ状態が検出さ
れるとダウン指令信号が結合されるアンド回路2L−5
1,インバータ29−52を介して前記アンド回路21
39が禁止され計数ストップ状態となる。
また、前記シフトレジスタ29−7、カウンタ29−1
6及びバイナリカウンタ29−41には初期設定の為の
クリア信号が印加されるものである。
なお、CF2はCPlを2分周した3 2 KHz(3
1,25μs)のクロックで、オア回路29−38の出
力にはアタックタイム、ディケイタイム、リリースタ・
イムの設定値「O」、・・・・・・ 「15」に応じて
それぞれ62.5μs、125μS・・・・・・102
4m5,2048rrLsの周期のクロックが得られる
従って、バイナリカウンタ21−41にてこのクロック
がカウントされるため、例えばキーオンからアタック状
態が終了(ディケイが始まる)までの時間はそれぞれ2
rrLs、4rrLs・・・・・・32.768s、6
5.536sとなる。
次に上記実施例に基づく音量エンベロープ設定方式につ
いての動作について説明する。
まず、演奏に先だって、第8図に示された音量エンベロ
ープに従って、あらかじめ第1図のシフトレジスタ29
−7にアタックタイム、ディケイタイム、サスティンレ
ベル及びリリースタイムが数値化して各記憶要素29−
11.29i0゜29−9.29−8に順次記憶してお
くものである。
即ち、キー人力装置29−1において、アタック、ディ
ケイ、サスティン、リリースの順に「0」・・・・・・
「15」のキーの1つが順次選択操作されるもので、例
えば「5」、「2」、「8」、「4」の数値が指定され
るものとすると先ず数値「5」がデコーダ29−2でコ
ード化される。
一方、このキー操作によりキー操作信号がオア回路29
12を介してアンド回路29−14、DF/F回路29
−13に印加される為、アンド回路2914からはワン
ショット信号が出力されオア回路2115を介してシフ
トレジスタ29−7にシフト指令として供給される。
従って、デコーダ29−2で数値コード化された「10
10」がオア回路213.・・・・・・29−6を介し
て記憶要素29−8に記憶される。
次に、数値「2」の操作によりコード化されたro 1
00Jがオア回路29−15が出力されるシフト指令に
基づいて記憶要素29−8に記憶され、先のコード化数
値「5」は記憶要素29−9にシフト記憶される。
以下順次数値「8」、「4」が同様の動作でシフトレジ
スタ29−7に入力され、最終的に記憶要素29−8に
コード化数値「4」、記憶要素29−9にコード化数値
「8」、記憶要素29−10にコード化数値「2」、記
憶要素21−11にコード化数値「5」が記憶保持され
るようになる。
デコーダ29−20の出力1.・・・・・・16は前記
数値「O」、・・・・・・「15」の小さい数値から順
に対応してデコードされるもので、数値の小さいものほ
ど速い繰り返し速度でクロック信号CP3を計数するよ
うになる。
そして、第3図に示したキーマ) IJツクス回路1に
おいて、演奏の際にXキーを操作したとするとそのタイ
ミング信号が第9図から解るように84ビツトのシフト
レジスタ180r4Jビット位置に信号有の「1」信号
としてクロック信号CP1によるシフト動作に同期して
記憶される。
一方、このXキーの操作タイミング信号はアンド回路2
7を介してエンベロープ回路29のアンド回路2146
の入力にアタック信号として供給される。
この為、シフトレジスタ29−7の記憶要素29−11
に記憶されているアタックタイムの数値が記憶要素29
−8にシフトされその出力よりデコーダ2120に供給
される。
従って、設定された数値に対応したデコーダ出力、例え
ば「5」の場合にはバイナリ計数回路29−21で16
発のクロック信号CP3を計数した時点でアンド回路2
126から出力信号が得られ、この出力信号はオア回路
29−38、アンド回路29−39を介してバイナリカ
ウンタ2141を「+1」計数歩進しアタックタイムが
立上るようになる。
また前記アンド回路29−26からの出力信号はDF/
F回路29−40に印加されバイナリ計数回路29−2
1をクリアする為、再び初期状態からクロック信号CP
3を計数することになる。
このようにしてアンド回路2L−26は16発のクロッ
ク信号CP3を計数する毎にバイナリカウンタ29−4
1を計数値「31」(111]、 1 )になる迄歩進
する。
計数値「31」になるとアンド回路2L−47から出力
信号が得られオア回路29−12に供給されることによ
りオア回路2915からシフト信号が発生される為記憶
要素29−8にディケイタイムの設定数値「2」がシフ
ト記憶される。
この時、カウンタ29−16はC出力に信号が有る為イ
ンバータ29−42からダウン指令信号がバイナリカウ
ンタ29−41に供給される。
このディケイタイム時においても前記アタックタイムと
同様の動作でバイナリ計数回路29−21は指定された
数値「2」に対応したデコーダの出力に相当する繰り返
し周期でクロック信号CP3の計数動作を行ない、この
場合には、バイナリカウンタ2141を「31」計数値
よりダウン計数動作するようになるものである。
このディケイタイム時において、再び演奏キー操作によ
りアンド回路27からアタック信号がエンベロープ回路
29のアンド回路2146に印加されると、このアンド
回路29−46からクロック信号CP3が印加されオア
回路29−15を介してシフトレジスタ29−7にシフ
ト指令を、カウンタ29−16に計数歩進信号を供給す
る。
この時、カウンタ2116は「0010J状態であるた
め、アンド回路29−46はこのカウンタ29−16が
「0100」状態になるまでクロック信号CP3を出力
(この場合3発)することになり、当然シフトレジスタ
29−7に3発のシフト指令が供給され記憶要素29−
8には再びアタックタイムの設定数値「5」がシフト記
憶される。
従って、第8図の点線から解るようにディケイタイムの
途中から再び音量の立上り状態に設定され、前述した如
く、アタックタイムの設定数値「5」に対応した計測時
間に従ってバイナリカウンタ29−41はアップ方向に
計数値「31」迄歩進されるようになる。
バイナリカウンタ29−41は計数値「31」になると
再びディケイタイムが設定され、前述の如くダウン方向
に計数される。
そして、バイナリカウンタ29−41の計数値がこのデ
ィケイタイム時のダウン計数動作時に記憶要素29−1
1にシフト記憶されているサスティンレベル数値「8」
と一致すると一致回路29−43から出力信号に応答し
てアンド回路2 L−39のゲートが閉じられ計数動作
は停止する。
このサスティンレベル時において再び演奏キーの操作に
よりアンド回路27からアタック信号がエンベロープ回
路29のアンド回路2146に印加されると、カウンタ
2916の「0100J状態になるまで゛、クロック信
号CP3がオア回路29−15より出力(この場合3発
)され、再び記憶要素29−8にアタックタイムの設定
数値「5」がシフト記憶されるようになり第8図の点線
で示した如くサスティンレベルから再び音量の立上り状
態に設定される。
そして、前述の如く動作が繰り返され、バイナリカウン
タ29−41は計数値「31」になる迄アップ方、向に
計数動作され、その後ディケイタイムに移行するもので
ある。
そして、このサスティンレベル状態においてリリース釦
が操作されるとアンド回路29−48よりクロック信号
CP3が2発出力されることになり、記憶要素29−8
にはリリースタイムの設定数値「4」がシフト記憶され
るようになる。
従って、前述のアタック、ディケイの場合と同様に、リ
リースタイムの数値に対応した計測時間に応じてバイナ
リカウンタ29−41はrOJ計数値迄ダウン方向に計
数動作される。
また、リリースタイム時において、再び演奏キーの操作
によりアタック信号がアンド回路27より出力されアン
ド回路29−46に印加された場合にも音量の立上り状
態に設定することができるものである。
従って、前記バイナリカウンタ29−41のディジタル
計数値が第8図に示すような音量エンベロープの制御信
号としてD/A変換回路32に供給されアナログ量に変
換され音量を制御するようになるものである。
尚、第7図においてはキー人力装置29−1を用いて数
値キーにてADSRを数値設定するようにしたが、ダイ
ヤル設定方式でも、またROM(リード・オンリ・メモ
リ)にあらかじめ必要な複数のエンベロープのADSR
の数値を記憶するようにし、所望のアドレスを指定する
ように構成してもよい等種々変更可能なものである。
また、シフトレジスタ29−7もビットハラレルmtJ
IJ限られるものではなくビットシリアルに構成しても
よいし、その他のメモリを用いてもよいものである。
更に、バイナリ計数回路29−21構成も実施例に限ら
ず例えば第10図の如くであってもよい。
即ち、第10図について簡単に説明する。クロック信号
CP3を計数する5ビツトのバイナリカウンタ38を設
け、各ビット段出力及びそのインバータ39.・・・・
・・、43を介した出力の組合わせによりアンド回路部
44を形成する。
このアンド回路部44の5出力からはバイナリカウンタ
38の1ザイクル計数値「32」に対して順次]6.8
.4.2及び1発のパルス信号を得るように出力構成さ
れる。
更に、アンド回路部44の出力は組合わせにより1、・
・・・・・、16のパルス信号が得られるようにオア回
路部45が構成されており、その出力デコーダ2120
の出力と共にアンド回路部46に結合され、そのアンド
回路部46の出力はオア回路47を介してアンド回路4
8に供給される。
従って、このアンド回路48からは指定されたデコーダ
29−20の出力に対応した数だけのクロック信号CP
3が出力されるようになり、第7図のアンド回路2 L
−39に印加される。
また、第11図の如く構成することもできる。
即ち第7図のバイナリ計数回路2921の各出力をデコ
ーダ49でデコードした出力と前記シフトレジスタ29
−7の記憶要素298の出力とを一致回路50にて一致
検出するようにしてもよい。
そして、一致検出毎にバイナリカウンタ29−21をク
リアするようにする。
その他本実施例に基づく回路構成は本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更が可能なことはもちろんである。
以上詳述した如く本発明によれば、音量エンベロープの
少なくとも立上り時間、立下り時間を任意に数値でもっ
て指定することができるため、簡単なディジタル回路構
成であらゆる音量エンベロープが自由に設定可能となり
、音量制御を極めて効果的に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る全体構成図、第2図は演奏キーボ
ードを示す図、第3図はキーマトリックス回路の詳細図
、第4図は楽音波形を示す図、第5図は楽音波形の読み
出しアドレス制御回路の詳細図、第6図は第5図の動作
説明図、第7図はエンベロープ回路の詳細図、第8図は
エンベローフ波形説明図、第9図はキー操作タイミング
を説明する図、第10図は第7図のエンベロープ回路の
一部を示す他の実施例を示す図、第11図は同じく他の
実施例を説明する図である。 1・・・・・・キーマトリックス回路、29・・・・・
・エンベロープ回路、29−1・・・・・・キー人力装
置、297・・・・・・シフトレジスタ、29−16・
・・・・・カウンタ、29−20・・・・・・デコーダ
、29−21・・・・・・バイナリ計数回路、2122
.・・・・・・、29−37・・・・・・アンド回路、
29−39・・・・・・アンド回路、2941・・・・
・・バイナリカウンタ、2143・・・・・・−数回路
、29−46・・・・・・アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 音量エンベロープの音量の少なくとも立上り時間、
    立下り時間を数値的に指定する数値入力指定手段と、該
    数値入力指定手段により指定された前記数値を記憶する
    記憶手段と、該記憶手段より読み出された数値に対応し
    た周期のクロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、該クロック信号発生手段からの前記クロック信号に
    よって上昇又は下降制御される計数手段と、該計数手段
    の計数値に対応した音量制御を行う音量制御手段とを具
    備したことを特徴とする電子楽器に於ける音量エンベロ
    ープ設定方式。
JP51150238A 1976-12-14 1976-12-14 電子楽器に於ける音量エンベロ−プ設定方式 Expired JPS5834840B2 (ja)

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