JPS5834396Y2 - スラブ搬送用シユ− - Google Patents

スラブ搬送用シユ−

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Publication number
JPS5834396Y2
JPS5834396Y2 JP1436180U JP1436180U JPS5834396Y2 JP S5834396 Y2 JPS5834396 Y2 JP S5834396Y2 JP 1436180 U JP1436180 U JP 1436180U JP 1436180 U JP1436180 U JP 1436180U JP S5834396 Y2 JPS5834396 Y2 JP S5834396Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slab
shoe
receiving member
cylindrical portion
fitting grooves
Prior art date
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Expired
Application number
JP1436180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56115700U (ja
Inventor
昇 真木
Original Assignee
ロザイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ロザイ工業株式会社 filed Critical ロザイ工業株式会社
Priority to JP1436180U priority Critical patent/JPS5834396Y2/ja
Publication of JPS56115700U publication Critical patent/JPS56115700U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続式加熱炉において、炉内にスラブを載置し
て搬送するスラブ搬送用シューの改良に関するものであ
る。
従来から、この種のシューとしては、L字状に形成して
スラブの平面部を背もたれ状態で支持するチェヤーバツ
ク方式のものや、第3図及び第4図に示すように上面に
一対の対向上向傾斜面を設けて該傾斜面をスラブ載置面
a、aとしたシューが採用されているが、前者によれば
スラブの安定載置が可能である反面、大型なシューとな
って熱損失が大きく、その上、加熱炉内に装入できる数
量が少なくてスラブの加熱生産性が悪い欠点がある。
又、後者によれば、シューが小型化される利点があるが
、第1図に示すような両端部側面をθなる角度にして切
削形成されたスラブSを載置するためには、第3図に示
すように、スラブ載置面aの水平方向に対する角度αを
α〉θとする必要があり、さらに、第2図に示すように
スラブ側面が凸曲面に形成されている場合には、第4図
に示すようにシューSのスラブ載置面aに対するスラブ
の接触点をできるだけスラブ中心より外側部に設定して
安定した状態で載置が行えるようにする必要がある。
然し乍ら、スラブSの巾が厚ければ第4図の左半面図に
示すように安定性が得られるが、同図の右半面図に示す
ようにスラブ巾が薄くなると、載置面aに対するスラブ
Sの接触点Xがスラブ側面の列端部で載置面aと接触す
る場合が生じて面圧条件が悪くなる欠点がある。
又、第1図に示すようなスラブSにおいては、スラブ巾
に関係なく第3図に示すようにスラブSがyl又はy2
のスラブ側面の列端部で載置面a上に接触載置するため
、スラブのような大重量のもの、特にアルミスラブにお
いては許容面圧以上になる恐れがあると共にシューの移
送中にスラブがずれ動くこともあり得る。
本考案はこのような欠点をなくするために、シュ一本体
の上面両側部に揺動自在な載置面を有するスラブ受止部
材を配設してスラブの側端面の切削誤差や形状に関係な
く安定した状態で載置することができ、しかもスラブ載
置中心線とシュー載置中心線とがスラブ載置時に多少の
ずれが生じてもスラブの傾きを僅少にして且つ安全な移
送を可能とし、又、スラグの重量に対する面圧条件を良
くして許容面圧以下にすることによりスラブの損傷を防
止できるようにしたスラブ搬送用シューを提供するもの
である。
実施例を示す図面について説明すると、第5図〜第7図
において、1は平面長方形状のシュ一本体で、その上面
を水平な平滑面に形成すると共に上面両側部に互いに平
行な円弧状嵌合溝2,2を金山に亙って刻設しである。
3,3はスラブ受止部材で、下部を円柱形状部3aに形
成して該円柱形状部3aの大部分を前述した円弧状嵌合
溝2,2に揺動自在に嵌合させると共にシュ一本体1の
上面から突出した円柱形状部3aの上層部に上面をスラ
ブ載置面4どした平面板3bを一体的に設けてなるもの
である。
5,5は円弧状嵌合溝2の両端に固着したスラブ受止部
材3の抜は止め終端板である。
このように構成したスラブ搬送用シューは、加熱炉内の
レール上を長さ方向に移動するものであるが、今、一対
のスラブ受止部材3,3の平面板3b、3b上にスラブ
Sが載置されると、該スラブSが第1図に示す形状を有
する場合には、実線で示す厚さの大なるものと二点鎖線
で示す厚さの小なるものにも拘らず、該スラブSの側面
(下面)形成角度θに合致する方向に平面板3b、3b
が円柱形状部3aを中心として揺動してスラブSの側面
と平面板3b、3bの載置面4とが平面接触して安定し
た状態で載置される。
又、側面(下面)が凸弧面に形成されたスラブSを載置
した場合には第5図におけるXの接融点にてスラブSが
載置面4に対して接線接触となり、一対のスラブ受止部
材3゜3の平面板3b、3bが互いに内方に向かい合っ
た状態で傾斜してスラブSを安定した状態で載置するこ
とになる。
又、第7図に示すように、シュ一本体1の円弧状嵌合溝
2,2に夫々2個宛のスラブ受止部材3,3を間隙片6
を介して配設してもよく、この場合にはスラブ受止部材
3が2対になるために、スラブSの側面に対するこれら
受止部材3の平面板3bの揺動接触が個々に実施されて
前述したスラブ受止部材3,3が一対配設した場合より
も平面接触状態が確実となり、スラブSが一層安定した
状態で載置されるようになる。
次に第8図乃至第11図は本考案の他の実施例を示すも
ので、第5図に示した前記実施例におけるスラブ受止部
材3の上部平面板3bをなくして、シュ一本体1の円弧
状嵌合溝2,2に揺動自在に嵌合した円柱形状部3a’
の上周面でスラブSを受止するように構成したものであ
る。
即ち、シュ一本体1の上面から突出するスラブ受止部材
3の円柱形状部3 a /の上層部を全長に互って緩や
かな凹弧面4aに形成すると共に該凹弧面4aの両端部
に円柱形状部3a’の外周面と滑かに連らなる凸弧面4
b 、4 b’を形成してこれらの凹弧面4aと凸弧
面4b、4b’とでスラブSの載置面を形成してなるも
のである。
なお、このスラブ受止部材3が必要角度以上に揺動しな
いように突起等の適宜なストッパー(図示せず)を円柱
形状部3a′の適所に設けてシュ一本体1に係止させる
ようにしである。
このように構成したシューのスラブ受止部材3.3にス
ラブSを載置すると、スラブSが広巾の場合にはスラブ
受止部材3の凸弧面4 b 、4 b’のいずれかにま
ず押接してその押接力によりスラブ受止部材3が円柱形
状部3a′のOを中心としてシュ一本体1に対して回動
し、第8図に示すように他方の凸弧面がスラブSに当接
した状態でスラブ受止部材3の回動が停止し、両方のス
ラブ受止部材3,3間でスラブSを支持する。
この場合、スラブ受止部材3とスラブSとの接点は、常
に受止部材3の回転中心Oより回転容易な充分な距離で
接触して受止部材3を回動させることが可能である。
このように、広巾のスラブSの場合は、スラブ受止部材
3,3の両端凸弧面4 b 、4 b’で4点線接触し
てスラブSを受止するが、スラブSが巾狭い場合には、
第9図に示すようにスラブ受止部材3,3の内側の凸弧
面4b’と凹弧面4aとで受止することになる。
又、スラブSの載置中心とシュ一本体の中心が多少ずれ
た場合でも、受止部材3が自動的に回動調整して第5図
に示した機構と同様に載置スラブSの傾斜度は極めて少
なく、スラブ側面の切削誤差に対しても影響されること
はない。
さらに、シュー移送時においてもスラブSは常に4点で
支持されているためにずれて移動することもなく安全で
ある。
第11図はシュ一本体1の円弧状嵌合溝2,2に夫々2
個宛のスラブ受止部材3,3を間隙片6を介して配設し
たもので、前述の第7図で示した構造と同様であり、こ
のようなスラブ受止部材3,3の配設態様は2対に限ら
ず、それ以上の複数対をシニ一本体1に設けてもよい。
なお、上部に平面板3bを有する第5図に示すようなス
ラブ受止部材はスラブ巾の差が少ない時に特に有効であ
り、上面を凹弧面4aに形威し且つその両端部を凸弧面
4b、4b’に形成した第8図に示すスラブ受止部材の
場合にはスラブ巾の差が大きい時及びスラブ側面の形状
等に関係なく有効である。
以上のように本考案は、シュ一本体の上面両側部に互い
に平行な円弧状嵌合溝を刻設し、これらの円弧状嵌合溝
にスラブ受止部材の円柱形状部を揺動自在に嵌合し、シ
ュ一本体から上方に突出するスラブ受止部材上部の上面
をスラブ載置面に形成したことを特徴とするスラブ搬送
用シューに係るものであるから、スラブを受止部材間に
跨がるようにして載置した時に受止部材がスラブの側面
形状に応じて円弧状嵌合溝を介し揺動して安定した状態
で支持することができると共に面圧条件を最も良好にし
てシュー移送時にもずれる虞れがなく、さらに、スラブ
の載置中心とシュ一本体の中心とが多少ずれてもそれに
対応して受止部材が回動し、スラブの接触点と受止部材
の回転中心とを結ぶ線上にスラブの荷重方向が作用する
ことになると共にその接触点の高さも殆んど変化しない
ので確実且つ安定した姿勢で搬送することかできるもの
である。
又、本考案のシューによれば、スラブの巾の大小に拘ら
ず、受止部材間で最良のスラブ面圧条件で載置でき、ス
ラブのずれや損傷を防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は2種のスラブ側面の形状を示す要部
の正面図、第3園長し゛第4図は公知のシューによりス
ラブを支持した状態の正面図、第5図乃至第11図は本
考案の2枡の実施例を示すもので、第5図は例1の縦断
正面図、第6図はぞの平面図、第7図はその変形例を示
す平面図、第3図及び第9図は例2の縦断正面図、第1
0図はその平面図、第11図はその変形例を示す平面図
である。 1・・・・・・シュ一本体、2,2・・・・・・円弧状
嵌合溝、3゜3・・・・・・スラブ受止部材、3a・・
・・・・円柱形状部、4,4a 、4 b・・・・・・
載置面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ シュ一本体の上面両側部に互いに平行な円弧状嵌合
    溝を刻設し、これらの円弧状嵌合溝にスラブ受止部材の
    下部円柱形状部を揺動自在に嵌合し、シュ一本体から上
    方に突出するスラブ受止部材上部の上面をスラブ載置面
    に形成したことを特徴とするスラブ搬送用シュー。 ■ 前記スラブ載置面を平面に形成してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のスラブ搬送用シュー ■ 前記スラブ載置面を両端部が凸弧面で且つ中央部が
    凹弧面に形成してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のスラブ搬送用シュー
JP1436180U 1980-02-06 1980-02-06 スラブ搬送用シユ− Expired JPS5834396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1436180U JPS5834396Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 スラブ搬送用シユ−

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JP1436180U JPS5834396Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06 スラブ搬送用シユ−

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Publication Number Publication Date
JPS56115700U JPS56115700U (ja) 1981-09-04
JPS5834396Y2 true JPS5834396Y2 (ja) 1983-08-02

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