JPS5834049A - 粉砕機における粉砕量の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塊状物の粉砕における粉砕量の制御方法に関し
、詳細には粉砕された粉粒体を直ちに気流で搬出する様
に構成された粉砕機の運転において、粉砕量を広範囲に
わたって制御することのできる方法に関するものである
。

石油情勢の悪化に伴なって石炭資源の見直しが行なわれ
ているが、特にエネルギー資源としての石油消費量の削
減は世界的に重要な問題となっており、石爽燃料の利用
比率が急激に高まっている。

旧訳燃料の利用形類としては塊状の１１で燃焼させる方
式と粉砕して燃焼させる方式に大別されるが、良質石炭
の枯褐傾向とも相まって後者の方式が主流を占めつつあ
る０石＊１粉砕して燃焼装置へ搬出するに当っては、通
常第１図に示す様な概念に従って粉砕及び搬出を行なう
、即ち粉砕機ｌには粉砕用モータＭが備え付けられると
共に、その側壁上方には原料投入装置２を配置し、原料
石炭８を投入する。他方粉砕機１の下方には気流噴射ノ
ズＡ／を設けて搬出ガス（例えば鼠素ガス）を圧入し、
粉砕機１内において粉砕された微粉度を分級しながら上
方より放出し矢印Ａ方向に沿って使用側へ供給する。と
ころが使用側における微粉炭需要量は一定不変ではなく
、時には最小需要量が最大需要量のｉ以下になることも
あるので、上記の様な徽粉脚供給Ｖステムの稼動に当っ
ては使用側の需要量に応じて供給量の自動制御を行ない
得る様にしておく必要がある。そこで従来の装置におい
ては、搬出ガス吹込みフィンに圧力差制御器ＰｄＣを設
けると共に、原料投入装置型における原動側モーター６
の回転速度制御器ＳＣを設け、圧力差制御器ｐ４ｃの出
力信号によって原料投入量を制御する様に構成している
。即ち上記制御においては、粉砕機ｌ内の原料滞留量が
常に一定になる様に制御するものであって、定常運転中
においては、気流噴射ノズｙにおけるノズル前後の差圧
を測定し、予め設定しておいた差圧からの変動に応じて
原料投入量を制御することにより粉砕機の！定運転がな
されている。そして粉砕量を積極的に変更したい場合に
は、粉砕量に見合う様に上記差圧設定値を変廻し、該設
定値と測走値の差に応じて投入量の増減１行なって目標
粉砕量を確保するものである。しかるに上述の従来法で
は粉砕機の粉砕用モータを調整するのではなく、粉砕機
内の原料滞留量をクツＶヨンにし、原料投入量を調整し
て粉砕量制御を行なうものであるから、粉砕量の制御範
囲はわずかでＴｏ９、最大粉砕量と最小粉砕量の比はせ
いぜ伝１．５〜２倍止りに過ぎなかった。

本発明はこの様な事情に着目してなされたものであって
、その目的は粉砕量の制御範囲１に可及的に拡大し得る
様な制御方法を提供する点に存在する。しかして本発明
は、粉砕量を増加又は減少させるに当って噴射ノズルの
設定差圧を変化させるのではなく、原料投入量を積極的
に増加又は減少し、これに伴なうノズル前後の差圧変化
を検知してこの差圧を設定差圧まで戻す様に粉砕用モー
タの回転数を変化させるか、若しくはまず該モータの回
転数の方を変化させてノズル前後の差圧を変化させ、次
にこの差圧を設定差圧迄戻す機に原料搬入量を変化させ
ることを要旨とするものである。

即ち、噴射ノズル前後の差圧設定値を変化させないＯで
、最適差圧を保持することができると共に原料投入量又
は粉砕能力を積極的に変化させて制御するものであるか
ら、粉砕量の制御範囲は大巾に拡大されることとなった
。

第意図は本発明の原３ｍを第１図の従来法と比較して示
すグラフであり、縦軸に粉砕量、横軸に粉砕用モータの
回転数を示し、−次直線は夫々設定された差圧にむける
回転数と粉砕量の関係を示している。即ち回転数と粉砕
量は比例関係にあり。

又設定差圧をパラメータと考えると、設定差圧が大きい
場合には（ΔＰ　〉ΔＰ　〉ΔＦ３）、同１　　　　　
　！！ じ粉砕能力でも粉砕量が大きく、粉砕された徽粉脚が次
々搬出されていくことが分かる。

ところで従来の制御方式において、例えば設定差圧をΔ
Ｐ２、そのときの粉砕用モータ回転数をＳ、粉砕量ｔＱ
として（点Ｉの状態）定常運転している場合ＫＴｈいて
、粉砕量をＱ′に高めようとするときは、尚該回転数Ｓ
において粉砕量がＱ′を示す様な設定差圧ΔＰ１を求め
、ノズル前後の設定差圧をΔＰ１に賢える（点Ｉの状態
）、従ってその時点での運転差圧がΔＰ８近傍にあるか
ら、設定差圧ΔＰ１との間にはΔＰ１−ΔＦ２の差が生
じる。

そこで従来法では実績粉砕量がｑに戻る迄（制御上はΔ
ｐ　１−ｘΔＰ２になる迄）原料投入量を高めている。

即ち点Ｉから点Ｉへの制御を行なう、従って粉砕量をｌ
に高めようとすれば設定差圧１２１ｔ−更に高めなけれ
ばならず制御精度の低下が余饋なくされる。

これに対し本発明では、設定差圧そのものは制御精度面
において好ましい圧力、例えばΔＰ記に固定しく点Ｉの
状頗）、 （１）粉砕用モータ回転数を変化させずに粉砕量に見合
うだけの投入量を高め（点■の状１Ｍ）、そのときの測
定差圧−と設定差圧ΔＰ！！の差を検知し、この差が零
になるまで粉砕用モータ回転数を高める（点ｙの状態）
か、又は （２）原料投入量を変化させずに粉砕用モータ回転数を
高め（点■の状態）、そのときの測定差圧と設定差圧Δ
Ｐ２の差を検知し、この差が零になるまで原料投入量を
高める（点■の状ｎ）か、いずれかＯ方法を採用する。

尚粉砕量を減少させたい場合には上記と逆に粉砕用モー
タ回転数を減少させ石方向に制御すれば良い。

即ち従来の制御方式が、原料投入量の調整を主体とし粉
砕用モータ回転数の調整を組み合わせておらなかったの
に対し、粉砕用モータ回転数の調整によって粉砕能力そ
のものを制御する様にしたので、粉砕量を広い範囲にわ
たって制御することができる。

第８．４図は本発明の制御方式ｔ−実施する為のフロー
Ｖ−）で６９、第８図は第１の方式（即ち原料投入量を
変更し、これに合わせて粉砕用モータ回転数を制御する
方式）の為のフローＶ−）、第４図は第２の方式（即ち
、粉砕用モータ回転数ｔｌ’ＬＬ、これに合わせて原料
投入量ｔＳＯ御する方式）の為のプローＶ−）である、
即ち第８図のフローＦ−）では、圧力差制御器ＰｄＣと
原料投入装置８における原動側モーターの回転速度制御
器ＳＣは独立させ、圧力差制御器ＰｄＣの信号は粉砕用
モータＭの回転速度制御器ＳＣに入力させる様に構成さ
れており、第４図のフローシートでは粉砕用モーターの
回転速度制御器ＳＣに粉砕希望量に見合った回転速度を
セットし、圧力差制御器ＰｄＣの信号を原料投入装置２
における原動ｌＩセーターの回転速度制御器ＳＣに入力
させる様に構成されている。

本発明は上記の如く構成され、粉砕機の粉砕能力を直接
的に制御の一因子としてと９入れているので、粉砕量の
制御範囲を大巾に拡大することができた。又５脚粉砕の
分野だけでなく、粉体の気流搬送方式と結合される粉砕
方式の全てに広く適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方式のフローＶ−）、第２図は本発明法と
従来法の比較を示す原理図、第８．４図は本発明方式の
プローＦ−）を示す。 第１図 第３図 １２ａａ Ｓ　　　　　　　Ｓｌ 粉砕モーター回転数 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）粉砕用モータによって稼動され、気流噴射ノズｋ
   ｔ介して圧入されるガスによって粉粒体を気流搬出する
   ＩＩＫ構成された粉砕機の運転において粉砕量の制御を
   行なうに当り、投入量の変化に伴なうノズル前後の差圧
   変化を検知しも該差圧を設定差圧に一致させる様に屹−
   夕の回転数制御を行なうことを特徴とする粉砕量の制御
   方法。
2. （２）粉砕用モータによって稼動され、気流噴射ノズＶ
   を介して圧入されるガスによって粉流体を気流搬出する
   様に構成され九粉砕機の運転において粉砕量の制御を行
   なうに当り、モータ回転数の変化に伴なうノズル前後の
   差圧変化を検知し、該差圧を設定差圧に一致させる様に
   投入量の制御を行なうことを特徴とする粉砕量の制御法
   。