JPS5834000A - 電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転数が変動する主軸駆動発電機を装備した
船舶等において、主軸回転数に同期して回転する必要の
ある電気機器を駆動するた＼ めの電源装置に関する。

従来、例えばディーゼル主機関の不平衝偶力に起因する
船体振動を抑制する消振装置等、主機関の回転数に同期
して回転する必要のある°電動機は、通常次の方法によ
り回転数を制御していた。即ち第１の方法は、電動機に
誘導電動機を用い、又主軸回転数検出装置を設け、該検
出装置により得られる回転数信号により前記誘導電動機
の一次電圧を制御するなど、いわゆる同期装置により同
期をとるもので、一般に広く採用されている。又別の方
法として電動機に同期電動機を用い、このための電源と
して専用の同期発電機を設け、主機関の回転数に合わせ
て同期発電機を運転するものである。しかし何れの方法
にせよ、電動機の制御系統の構成が複雑であり、又設備
費が嵩む欠点があった。

本発明は、前述の欠点を解消するため、前述の自動同期
装置又は専用の同期発電機の装備を省略し、安価で確実
な駆動用電源を提供する目的でなしたもので、その要旨
とするところは、回転数が変動する主機関によって駆動
される交流発電機の発電端と該交流発電機の出力周波数
変換装置とを連結する電源母線に、前記主機関に同期運
転させるべき電気機器に接続する給電用分岐線を設け、
該給電用分岐線に給電線保護用遮断器を設けたものであ
る。

以下本発明の実施例につき、図面にもとづいて説明する
。

図において、（１）はディーゼル主機関、（２）は推進
器、（３）は増速歯車、（４）はクラッチ、（５）は主
軸駆動の交流発電機（以下発電機と称す）であって、発
電機（５）の発電々力は周波数変換装置（６）を介して
略一定周波数の電力に変換され、給電線（力を経て船内
一般負荷に供給される（矢印α）。

発電機（５）と周波数変換装置（６）の間の電源母、ｍ
１（８）に給電用分岐＃　（９）を分岐させ、船体振動
消振装置α１を駆動する誘導電動機ａυに接続し、前記
給電用分岐１１！　（９）の分岐部α渇に近く給電線保
護用遮断器ａ３を設ける。誘導電動機θυに替えて同期
電動機を用いても５よい。

尚図面には示してないが、主軸αａと誘導電動機ａυの
回転位相を一定に保つための位相検出装置及び位相制御
装置を設けること、又誘導電動機０υの運転期間を主機
関（１）の回転方向によって規制する場合は、主機関の
回転方向検出装置を発電機（５）の出力周波数は主機関
（１）の回転数に比例し、また誘導電動機０１）は発電
機の出力周波数に従って回転するので、誘導電動機０υ
を主機関（１）の回転数に同期して回転させることがで
きる０ 尚本発明は、前述の実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更
を加え得ることは勿論である。

本発明の電源装置は、前述の構成を有するので、次の優
れた効果を発揮する。

（１）主軸駆動の発電機は、主機関の回転数に比例して
回転し、又電動機は前記発電機の発電端と周波数変換装
置との間の電源母線より分岐した給電線により電力の供
給を受けるので、電動機を主機関の回転変動に同期して
回転させることができる。

（１１）前項と同じ理由により、従来のごとく自動同期
装置、或いは同期発電機を設備する必要かないため、設
備費を節減し、しかも確実番こ同期運転させることがで
きる。

０１１）給電線の分岐部に遮断器を設けたので、＃ｌ−
常の場合は容易に電源を切り離すこと力（でき、給電系
統の安全を、確保することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示す電源装置の系統図である。 図中、（１）は主機関、（３）は増速歯車、（５）！ま
交流発電機、（６）は周波数変換装置、（８）は電源母
線、（９）は給電用分岐線、ｑ３は給電線保護用、遮断
器、ａ４は主軸を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 ０１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）回転数が変動する主機関によって駆動される交流発
   電機の発電端と該交流発電機の出力周波数変換装置とを
   連結する電源母線に、前記主機関に同期運転させるべき
   電気機器に接続する給電用分岐線を設け、該給電用分岐
   線に給電線保護用遮断器を設けたことを特徴とする電源
   装置。