JPS5833416B2 - デンジクラツチ

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【発明の詳細な説明】本発明は電磁クラッチの改良に関するものである。

まず従来の電磁クラッチにりいて第１図、第２図によっ
て説明する。

この電磁クラッチにおいては入力軸１力■転してもフィ
ールドコア部２に規格電流が通電されない状態ではアー
マチュア部３は入力軸１には拘束されないフリーの状態
にある。

即ち、入力軸１と軸受４は滑合されており、この軸受４
にアーマチュアハブ５が圧入嵌合され、さらにこのアー
マチュアハブ５にスプロケット６がねじ止めされている
。

アーマチュアハブ５とアーマチュア３との関係はアーマ
チュア３に一端をリベット止めされ他端をアーマチュア
ノ・ブ５にリベット止めされた３本のレリーズスプリン
グ７によって連結され、そのレリーズスプリング７によ
ってアーマチェアノ１ブＳＯＵに偏寄させられている。

そして、アーマチュア３の他面ばロータ８とある規定値
の間隔で円周上均一でなければならない。

また、ロータ８のアーマチュア３と対向する面には摩擦
板９が設けられており、連結の確実性を増している。

そして円周上の均一性を保障するためにはアーマチュア
３の端面ば軸受４の内径中心に対して厳しく直角度を得
てなげればならない。

そして、そのように直角度を得るためには軸受４、アー
マチュア・・ブ５、リベットが正確に作られ、精密に組
合わされねばならない。

本発明は以上のような難点を解決除去するもので以下第
３図、第４図に従って詳細に説明する。

即ち、第３図のように軸受１０、アーマチュアハブ１１
．リベット及びスプロケット１２を一体成形に構成し、
この一体構成体Ａとロータ１３とを電磁的に結合させる
ことによって電磁クラッチの目的を達成するものである
。

また、一体構成体Ａのアーマチュア３に面する側に突起
１４が設げられており、これがアーマチュア３の位置及
び面振れ精度を保持する役目をはたすものである。

さらに本実施例では一体構成体Ａは鉄系オイルメタルで
作られており、内径軸受部はその組成密度が粗に含油す
る様に作られ、外周のスプロケット歯形部は密度が密に
作られ機械的強度が犬になる様に構成されている。

以上説明したように本発明の構成によれば、軸受けに一
体形成された突起部が直接アーマチュア面を保持できる
ので、その直角度がきわめて高く保証されるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来例を示す断面図、第３図は本発明
の要部を示した断面図、第４図は本発明の電磁クラッチ
の断面図である。Ａは一体構成体、３はアーマチュア、１０は軸受、１１
はアーマチュアハフ、１２はスプロケット、１３はロー
ター１４は突起である。