JPS5832851A - 置換ジペプチド類、その製造方法および該ジペプチドを含有する薬剤組成物 - Google Patents

置換ジペプチド類、その製造方法および該ジペプチドを含有する薬剤組成物

Info

Publication number
JPS5832851A
JPS5832851A JP56205055A JP20505581A JPS5832851A JP S5832851 A JPS5832851 A JP S5832851A JP 56205055 A JP56205055 A JP 56205055A JP 20505581 A JP20505581 A JP 20505581A JP S5832851 A JPS5832851 A JP S5832851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower alkyl
compound
hydrogen
formula
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56205055A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0379339B2 (ja
Inventor
ジヨエル・ジ−・バ−ガ−
ジエイ・ワインスタイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schering Plough Corp
Original Assignee
Schering Plough Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schering Plough Corp filed Critical Schering Plough Corp
Publication of JPS5832851A publication Critical patent/JPS5832851A/ja
Publication of JPH0379339B2 publication Critical patent/JPH0379339B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は特定な新規な置換ジペプチド類およびその製造
方法に関する。また、本発明は本発明による新規なジペ
プチド類からなる置換ペプチド類を含有する医薬組成物
に関する。
1エンケフアリン(enkgphalin) ’として
知られている天然の阿片受容体拮抗剤はH−Tyr−G
ly−Gly−Phg−Aht−Off (メチオニ7
−.17ケフアリン)およびH−T11r−Gl y−
Gl y−Phg−Law−OH(ロイシン−エンケフ
ァリン)の二種類のペプチドからなる混合物であると思
われる。以下の記載ではこれら二種類のエンケファリン
とも(19) ”エンケファリン″という一般名に集約して呼ぶことと
する。エンケファリンをラットの脳室に注射すると該ラ
ットに深在性無痛覚症をおこすことが報告されている(
Beluzzicら、”Natrbre”、260.6
25(1976))。
温血動物の体内に自然に生成されるエンケファリンは、
該体内に同様に自然に生成されるエンケファリナーゼと
して得られる酵素群によって不活化されている。従って
、前記のエンケファリナーゼの不活性作用に拮抗できる
か、あるいは低下させることのできる化合物をみつけだ
すことは意義がある。
本発明の目的は次式の置換ジペプチド類およびその薬学
的に受容できる塩類全提供することであ不。
(式中、It、は水素、アルキル、ハロゲン低級アルキ
ル、ヒドロキシ低級アルキル、低級アルコキ(20) ジ低級アルキル、アリミルオキシ低級アルキル、アミノ
低級アルキル、低級アルキルアミノ低級アルキル、ジ低
級アルキルアミノ低級アルキル、アシルアミノ低級アル
キル、ジアリールアミノ低級アルキル、アリールアミノ
低級アルキル、グアニジノ低級アルキル、ヘテロアリー
ル、アリール、アラルキル、メルカプト低級アルギル、
アリールチオ低級アルキル、低級アルキルアラルキル、
アルキルチオ低級アルキル、アラルキルオキシアルキル
、アラルキルチオアルキル、またはへテロアリールオキ
シアルキル(ここで、前記アラルキルオキシアルキル、
アラルキルチオアルキルおよびヘテロアリールオキシア
ルキル基はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、
ヒドロキシ、アミン、アミノメチル、カルボキシル、シ
アノおよび/またはスルファモイルで置換されていても
よい)、若しくは複素環式基(例えば、ヘテロアリール
)で置換されたアルケニル(好ましくは、低級アルケニ
ル、あるいは複素環式基(例えば、ヘテロアリール)で
置換されたアルキル(打着しくけ、低(21) 級アルキル)(ここで、前記複素環式基で置換されたア
ルケニルおよび複素環式基で置換されたアルキル基は、
低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、アミン、
低級アルキルアミノ、ジー低級アルキルアミノ、アシル
アミノ、)10ゲン、ノ\ロゲノ低Rアルキル、シアン
および/またはスルホンアミドから選択される1個以上
の基で任意に置換されていてもよい)である; /<、は−COOIi、 −COO−C低級アルキル)
、−COO−(アリール低級アルキル)、〜COOアリ
ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、低級アルキ
ル、アリールまたはベンジルである。)である; R3は水素または低級アルキルである;またはlである
)基である; R4およびRsはR1について定義したとおり(22) 0または1〜8の整数であり;mは2〜8である)基、
インドリル(例えば、3−インドリル)、インドリルア
ルキル(例えば、3−インドリルアルキル)、アダマン
チル(例えば、1−アダマンチル)、アダマンチルメチ
ル(例えば、■−アダマンチルメチル)、およびアミノ
メチルフェニル低級アルキルから選択される; yは0またけ1〜Bの整数である; R6はヒドロキシ、低級アルコキシおよび#Ra& (
ここで、R8およびRoは各々、水素、アラルキルまた
は低級アルキルであるか、若しくは、R6およびRoは
R3およびRoが結合しているチッ素原子と一緒になっ
て4〜6員の複素環式基を形成することができ、4〜6
員のうちのl員は酸素または硫黄であってもよい)基か
ら選択−COO(低級アルキル)、−Coo(アリール
低級アルキル)または−COO(アリール〕であり、V
が0であり、そして、Roが−OH,低級アルコキシ、
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アラルキルアミノ
またはジアラルキルアミンである場合、R4は1’ h
−C1l、−B基(ここで、−Th”は2−または3−
チェニルであり;Bは炭素−炭素結合または低級アルキ
ル基である) 、Ha ph−C1it−B基(ここで
、−Naph”はl−または2−ナフチルで前記に定義
したとおりのものである。)、アダマンチルメチル、未
直換または置換フェニルおよび置換フェニル低級アルキ
ル(ここで、置換フェニルおよび置換フェニル低級アル
キル基の置換基はハロゲン、トリフルオロメチル、ニト
ロ、低級アルキルおよび低級アルコキシから選択される
。)から選択される。l Vが1.2または8であり; R2が−COOIi、 −COO(アルキル)、−CO
O(アリール低級アルキル)jたは−COO<アリール
)であり: R3が水素であり: R6が水素、前記に定義したとおりのT A C1に−
B−基、前記に定義したとおりのNaph−C1b−B
−基、l−アダマンチルメチル、シクロ低級アルキル、
アジルアミノ低級アルキル(例えば、アセチルアミノ低
級アルキル)、アミノ低級アルキル、ジ低級アルキルア
ミノ低級アルキル、ハロゲノ低級アルキル、グアジニノ
低級アルギル、イミダゾリル低級アルキル、インドリル
低級アルキル、メルカプト低級アルキル、低級アルキル
チオ低級アルキル、未置換フェニル、置換フェニル、未
置換フェニル低級アルキル、置換フェニル低級アルキル
(ここで、該置換フェニルおよび置換フェニル低級アル
キルの置換基はハロゲノ、低級アルキル、低級アルコキ
シ、トリフルオロメチルおよび−CCH7)n基(ここ
で、nおよびmは前記に定義したとおりのものである)
およびアミノメチルフ(25) エニル低級アルキルから選択される、化介物である。
興味のもたれる別の一群の化介物は式中、R7が−CO
OH,−COO(アルキル)、−COO(アリール低級
アルキル)または−Coo(アリール)であり; Vが0であり; RIが水素、アルキル、アラルキル、フェニル、アラル
ギルオキシアルキル、アラルキルチオアルキル咬たはヘ
テロアリールオキシアルキル(ここで、該アラルキルオ
キシアルキル、アラルキルチオアルキルおよびヘテロア
リールオキシアルキル基は前記に定義したように任意に
置換されている。)基であり; R3が水素であり; R4が前記に定義したとおりのTh C&  B−は前
記に定義したとおりのものである。)、置換(26) フェニル、未置換フェニル、置換フェニル低級アルキル
(ここで、該置換フェニルおよびイρ換フェニル低級ア
ルキル基の置換基はハロゲン、トリフルオロメチノペニ
トロ、低級アルキルおよび低級アルコキシから選択され
る)から選択される、たこで、pは3.4または5であ
り、Qは酸素または硫黄である)である場合、1114
は水素、低級アルキル、インドリル低級アルキル、メル
カプト低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル
、グアニジノ低級アルキル、イミダゾリル−低級アルキ
ル、ヒドロキシ置換フェニルであることもで@: R1は前記のR4に関するただし臀事項も含めて前記の
84について定義したとおりの基から選択され: R6Ltiヒドロキシ、低級アルコ□キシ、−NR≦R
;基(ここで、R1およびR6は各々水素および低級ア
ルキルから選択されるか、または、R1および(ここで
、pおよびQは前記に定義したとおりのものである。)
を形成することもできる)から選択される、化合物であ
る。
興味のもたらる更に別の一群の化合物は式中、4 yが好ましくはOであり; R8は前記の式■について定義したとおりのものである
が、アルケニルは複素環式基で置換されていてもよく、
またアルキルは置換複素環式基で置換されていてもよい
; R7は−COO(アリール)、−COOCアラルキル)
、または好1しくは−COOH若しくは−C00(低級
アルキル)であり; R3は水素またはi級アルキルであり;R4は好ましく
は、氷解の化合物におけるR8について定義した基のう
ちの1つであるか、またmは前記に定義したとおりのも
のである)基、アダマンチル若しくはインドリルであり
;R3は好1しくけ氷解の化合物におけるR4について
定義したとおりの基のうちの1つであり;R6は好まし
くは一〇Hである;化合物である。
興味のもたられる他の一群の化合物類は式中、R7が0
−P−ORIoであり; 言 R71 Vが好ましくは0であり; R1が前記の式Iについて定義したとおりのものである
が、アルケニルは複素環式基で置換されていてもよく、
また、アルキルは置換複素環式基で置換されていてもよ
い: Rs 、R4、Rs 、RtoおよびR++が前記の式
Iについて定義したとおりのものであり; R1が−COOEまたは−C00(アルキル)である; (29) R,が−(Mlであり;また、 化合物である。
本書の全体を通じて使用される用語の定義全以下に述べ
る。
(1)1アルキル、アルコキシおよびアルケニル”とい
う用語は炭素原子を1個〜20個有するような基を意味
する。具体的には、直鎖または分枝鎖および/または1
種以上の脂環式環からなる。
(2)  “低級アルキル、低級アルコキシおよび低級
アルケニル″という用語は炭素原子を1個〜8個有する
ような基を意味する。
(8)  ”アラルキル“という用語は炭素原子を7個
〜20個有するような基であり、該アルキル基部分は直
鎖または分枝鎖および/または1種以上の脂環式環から
なる。
(4)  ”複素環式″という用語は4.5または6員
の基であって、このうちの2員はへテロ原子であること
ができ、ヘテロ原子のうちの1つはチッ素(30) で、残りは酸素または硫黄である。
(5)  “ヘテロアリール″といり用語は5または6
員の芳香族環を意味し、S、N−1−たはOから選択さ
れるヘテロ原子を1個才たけ2個イイする。
(6)  “テヘロアリール”という用語は前記に定義
したようなヘテロアリールで置換された前記に定義した
ようなアルキル基を意味する。
(7)  “アリール”という用語は芳香族炭化水素か
ら水素原子を1個除云して誘導した基であり、具体的ニ
はフェニル、トリルおよびナフチル基ならびに置換フェ
ニルなどであり、ここで該置換基はftL<it、ハロ
ゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、ニトロ、低級
アルコキシアミノ、低級アルキルアミノ、ジー低級アル
キルアミノ、アシルアミノ、低級アルキル、低級アルコ
キシ、アミノ、シアノおよび/またはスルホンアミドか
ら選択される。
以外の基でおり、Vは好1しくは0である)で示される
新規な化合物類のうち、興味のある化合物は、式中のR
1が1−アダマンチル、1−″または2−ナフチルメチ
ル、2−または3−チェニルメチル、ハロゲノ(例えば
、フルオロ)、置換ベンジルおよびシクロプロピル−メ
チルである化合物;特に、R4が前記の基のうちのいず
れかである場合に式中のR,がフェニル低級アルキル(
例えば、ベンジルまたはフェニル−エチル)マたは低級
アルキル(例えば、メチルまたはエチル)である化合物
:および、特に、R1およびR4が前記の基のうちのい
ずれかである場合に、R5が水素またはメチルである化
合物;および特に、R1、R4およびRsが前記の基の
うちのいずれかである場合にR7が−COOHまたは−
COO(低級アルキル)である化合物;更に、特に、R
I 、R2、R4およびR3が前記の基の9ちのいずれ
かである場合に、R@がヒドロキシま是:砂低級アルコ
キシでアル化合物などである。
このような新規化合物のうち代表的なものは次のとおり
である。
N−(L−1−エトキシカルボニルエチル)−L−2−
チェニル−アラニルクリシン; N−(L−1−エトキシカルボニルエチル)−り一2−
チェニル−アラニル−L−アラニン;N−(L−1−エ
トキシカルボニルエチル)−L−3−−f−エニルーア
ラニルーL−アラニン;N−CL−1−エトキシカルボ
ニルエチル)−L−3−チェニル−アラニルクリシン; N−(L−1−カルボキシエチル)−L−2−チェニル
アラニル−L−7−y=ン: N−CL−1−t−ブトキシカルボニルエチル)−L−
2−チェニルアラニル−L−7ラニン;N−(L−1−
カルボキシ−3−フェニルプロピル)−L−8−(8−
チェニル)アラニル−L。
−アラニン m、p、  192.5℃−198℃:N
−CD、L−1−カルボキシ−8−フェニルプロピル)
−L−8−<2’−ナフチル)アラニル−L−アラニy
  m、p、149℃−155℃;N−(L−1−エト
キシカルボニル−8−フェニルプロピル)−L−8−<
2’−チェニル)アラ(33) ニルーL−アラニン、またはそのマレイン酸塩m、p、
124℃−124,5℃; N−(,1)−1−力ルボキシ−3−フェニルプロピル
)−7’、−(4−フルオロフェニル)アラニル−L−
アラニン 湘、p、147℃−152℃;N−CL−L
−カルボキシ−3−フェニルプロピル)−L−a−(l
−ナフチル)アラニル−β−アラニン; N−CI)−L−カルボキシ−3−フェニルプロピル)
−Z、−8−(3−チェニル)アラニル−L−アラニア
  m、p、  16F′G  164℃;N−(L−
1−力ルボキシ−2−(ベンジルチオ)−エチル)−L
−フェニルアラニル−β−アラニン; N−(L−1−カルボキシ−2−フェネチル)−L−−
yx=ルアラニルーβ−アラニンm、p、218℃−2
19℃; N’−(L−1−力ルボキシ−2−フェネチル)−L−
フェニルアラニル−γ−アミノ酪酸飢、p−209℃−
211℃: (34) N−CL−x−−tyルボキシ−3−フェニルプロピル
)−L−フェニルアラニル−β−アラニン半水利物 m
、p、176℃−190℃;N−(L−1−カルボキシ
−8−フェニルプロピル)−D、L−8−CI−ナフチ
ル)アラニル−L−アラニン 祭、p、186℃−19
4℃;およびこれらの薬剤学的に受答可能な塩類。
式lの化付物(式中、Xは R4 (低級アルキルであり;R6はOffであり;Vは好ま
しくは0である)のうち興味のもたれる化合物は次のも
のである。
R8およびR3が両方とも水素であり−R7が−Coo
(低級アルキル)、例えば、−COOCtHsである:
化合物。
Roが水素、アルキルまたはアラルキルでめり;・: R4が8−インドリル、了り−ルまたはヘテロアリール
であり; R5が水素、または低級アルキルであり;そして、 R1が水素または低級アルキルである:化合物。
R1がアラルキル、例えば、C61fs (CH2)2
−であり; R2がカルボキシであり; R4がアリール、例えばフェニルであり:そして、 R3およびR3が両方とも水素である、化合物。
R1がアルキル、例えばメチルであり;R,がカルボキ
シであり; Rsが水素であり; R4がヘテロアリール、例えば4−イミダゾリルであり
;そして R6が低級アルキル、例えばメチルである;化合物。
R1がメチル、フェネチル捷たはアラルキルチオアルキ
ルであり; R,が−COOHであり; Ra カフェニルでめり;そして、 R3が水素、メチルまたはインブチルである;化合物。
および、 R1がフェネチルまたはメチルであり:R2が−Coo
(低級アルキル)であり;R5が水素でめり; R4が8−インドリル、ヘテロアリールまたはアリール
であり;そして、 Rsが水素または低級アルキルである化合物。
前記の化合物類の代表的なものは次の1#換基の組合せ
を有する化合物類である: (1)  RI=水素、 R2=−COOC!H51 Rs= H1 R4=8−インドリル、 R,=H;および (!り  RI=メチル、 R2=−COOH。
Rs= H1 R4=4−イミダゾリル、 R*=メチル。
興味のもたれる化合物はR1が水素、アルキル、アリー
ルまたはアラルキルでR4が低級アルキル、アリール、
アラルキル(例えば、ベンジル)、ヘテロアリール芽た
はヘテロアルキルである化合物である。例えば、R1が
メチルまたはフェネチルであり、R3が水素であり、R
5が水素または低級アルキル(例えばメチル〕であり、
RIoが水素般的に興味のもたれる化合物類は、R8が
水素、アルキル、アリールおよびアラルキルで、R4が
低級アルキル、アラルキル(例えばベンジル)またはヘ
テロアラルキルである化合物である。例えば、R1がメ
チル捷たはフェネチルであり、R8が水素であり、セし
てR5が水素または低級アルキル(例えば、メチル)で
あり、Rloが水素であり、R81がヒドロキシまたは
メトキシである化合物類である。
(3日) 特に興味のもたれる別の化合物群は、RIがメチルまた
はフェネチルであり、R4がベンジルであり、R5が水
素またはメチルであり、7?1nが水素であり、R1,
がメチルであり、そして、Xがただし書で除外された化
合物も含めて一般式Iで示される前記の化合物はF記の
生体内および試験管内試験によって実証されるようにエ
ンケファリナーゼを阻害するのに有用であることが発見
された。前記にあげたものの他、この様な有用化合物の
代表例をあげれば次の′とおりである。
N−CL−1−カルボキシ−8−フェニルプロピk)−
L−フェニルアラニル−L−7ラニン、N−CD、L−
1−カルボキシ−エチル)−L−フェニルアラニル−L
−アラニン、 N−CD、L−カルボキシ−8−フェニルプロピル)−
L−−yエニルーアラニルニクリシン、N−CL−1−
カルボキシ−8−フェニルプロピル) −L−7xニル
−アラニル−L−”75ニン、N−CL−カルボキシ−
2−メチルプロピル)−り、L−フェニル−アラニル−
L−アラニン、N−CL−1−−r−トキシカルボニル
ー3−フェニルプロピル)−D−7エニルアラニルーL
−アラニン およびこれらの薬剤学的に受容可能な塩類。
本発明の化合物類は下記に述べるような多数の方法によ
って製造できる。
全製造する方法は、次式の化合物 (式中、RいR7およびR6は反応性基を保護するため
保護基を有していてもよい)を還元し、続いて、必要な
らば保饅基を除去して次式のジペプチド 全生成し、そして、所望により、好ましくはXが−bH
−である場合、式lの生成化合物中のR6が一〇Hのと
き、R6全アルコキシ基または−NR8R,基に変換す
ることからなる。
全体の反応によって、ケトン酸またはエステルとアミノ
酸またはエステルから反応混合物中にシッフ塩基が生成
されるので、前記の方法はこのシッフ塩基を還元するこ
とによって行なうことかできる。
り・ と第1級アミンCとの反応は溶剤として例えば、水また
はアセトニトリルを使用し、溶液中で、tなとんど中性
の条件下で、適当な還元剤(例えば、(41) 水素化シアノホウ素ナトリウム)の存在下で行なうこと
ができる。
別法として、ケト酸またはエステルDとアミノ酸または
エステルCとの反応によって得られたシッフ塩基を1〜
4気圧の水素の存在下で接触的に還元することもできる
。適当な触媒は例えば、ラネー・ニッケルおよびPd/
C例えばlO%P d/Cである。
通當、C086基紘保護されたカルボキシル基、例エバ
、ベンジルオキシカルボニル寸たは低級アルコキシカル
ボニル(例えば、t−1チルオキシカルボニル)である
。前記のような場合、常用の加水分解または水添分解方
法を使用し、例えば、塩基性条件下で加水分解すること
によって、例えば、適当な溶剤中でNaOHと反応させ
ることによって、保護基を除去し、式Iの化合物(式中
、R6はヒドロキシ基である。)を得ることができる。
R6が一〇Hである場合、常用の方法によって−NR,
R,基へ、または、アルコキシ基に変換す(42) ることもできる。例えば、式lの化合物”esoct。
またはオキサリルクロリドと反応させ、Roを活性エス
テル基へ変換できる。その後、アミンHNRsR,−ま
たはアルコールと反応させ、目的化合物を得る。
化合物Cは下記に示す反応式(式中のXが4 −CH−である化合物について例証した)によって製造
できる: 前記の反応式において、アミノ酸Fのアミノ基は例えば
常用のアミノ保護基P1例えば、ベンジルオキシカルボ
ニルまたはt−ブチルオキシカルボニル基によって保饅
することができる。
アミノ酸Fは例えば、ジシクロへキシルカルボジイミド
CDCC)甘たはジフェニルホスホリルアジドのような
縮合剤を使用することによってアミンエステル誘導体G
と縮合させることができる。
活性化剤、例えば、■−ヒドロキシベンゾチアゾールを
この縮合反応中で使用できる。
得られたジペプチドHに結合したアミノ保護基Pは常用
の処理方法、例えば酸で処理することによって、または
水素化、例えば、金属触媒の存在下で水素を使用するこ
とによって除去できる。
R4 Aの還元は例えば、次式の塩基の単離後、例えば、水素
化シアノホウ素ナトリウムのような還元剤全弱酸性条件
下で使用することによって実施できる。生成され菱・次
式の化合物、c2 を、R6の変換が必要ならば、Rsがカルボキシ保護基
の場合、加水分解または水素化のような周知の方法によ
って処理し、末端にカルボキシル基を有する化合物を生
成できる。同様に、R7がカルボキシ保護基の場合、所
望ならば、これ全カルボキシル基に変換できる。
出発化合物Tは下記の反応式に従って製造できる。
(45) (46) 前記の反応式において、N−保護ヒドラジンMは保護カ
ルボキシ置換ヒドラジンを適当に置換されたアルデヒド
と縮合させ、生成した化合物りを単離し、次いで、化合
物L”f例えば、Pd/C触媒を使用し水素で水素化す
るが、捷たは、化合物りを水素化ホウ素ナトリウムのよ
うな還元剤で処理することによって還元し製造される。
次いで、生成されたヒドラジンMf適当に置換されたイ
ソシアナト0と反応させ、N−保護アミノペプチドP”
rH造する。イソシアナl−0はα−アミノ酸エステル
塩酸塩を前記の反応式で例証したように炭化水素溶剤中
でホスゲンで処理し、溶剤を除去し、そして、残留物全
蒸留することによって製造できる。
化合物Pの末端のアミン基にある保護カルボキシ基は任
意の標準的方法、例えば、酢酸またはトリフルオロ酢酸
を使用する酸加水分解法によって除去し、遊離アミンR
を生成させることができる( −J、 Cham、P;
oc、−1Perkin 1.246(1976)を参
照)。この遊離アミンRk次いで適当に置換された酸ケ
トン凍たはアルデヒドSと塩基性条件下、例えば、酢酸
ナトリウムの存在下で縮合させ、ヒドラゾン7′ヲ生成
させる。例えば、ケトンSとしてピルビン酸エチルエス
テル全使用することによってヒドラゾンT(式中、R1
は−CH,であり、そして、R,は−COOCtHsで
ある)を生成する。
前記の反応式においてR6は例えばメトキシである。生
成された化合物Tは次いで、例えば、弱酸性条件下で水
素化シアノホウ素ナトリウムで処理することによって還
元し、化合物E’を生成できる。
別法として、第1級アミンRはケトン捷たはアルデヒド
Sと水素化シアノホウ素ナトリウムのような還元剤の存
在下で弱酸性条件下、例えば、酢酸の存在下で縮合させ
ることができる。斯くして、ヒドラゾンTはその生成に
つれて還元され、化合物E全直接生成する。
(/J)  本発明の化合物類は次式のアミノ酸エステ
ル1 5 HlNCIiCCHt)y  COR6A’全次式の化
合物、 5 RlCH# Jl’ C0OH7?’ R7 (式中、A! 1、Rt 、RsおよびR6は反応性基
が適当に保護されていてもよい)とカップリングさせ、
続いて、保護基を除去し、次式のジペプチド2 を生成し、その後、所望により、好1しくはXがある場
合、R6が−011ならば、R11ヲ例えば、前記の方
法によってアルコキシ基または−NRa R。
基へ変換することによっても製造できる。
以外のものである化合物を製造する場合、化合物B′は
下記の反応式に従って、適当に置換されたア(49) ミノ酸をケト酸またはエステルと還元縮合させることに
よって製造できる。
しかし、好寸しくけ、化合物B′は下記の反応式に従っ
て、適当に置換されたケト酸をアミノ酸エステルと還元
縮合させることによって製造される。
これらの縮合は前記の方法(α)において化合物りおよ
びCとの間の反応について述べた条件下で実施できる。
生成された化合物B′を次いでアミノ酸A′(ここで、
R6は例えばアルコキシまたはジアルキルアミノ若しく
は前記のR6の定義の範囲内のその他の非反応性基であ
る)とカップリングさせる。
(50) 用の出発中間体B′は例えば、次式の化合物である。
R4 R,−CH−NH−CD−COd−1 (式中、Rloはアルキルまたはベンジルである。)化
合物D′は例えば、次式のアミン R+−CHN& てシッフ塩基を生成し、これを、打着しくけ水素化シア
ノホウ素ナトリウムで還元して化合物D′とすることに
よって製造できる。この特別な方法において、化合物D
′と反応される化合物A′は例えば適当に置換されたメ
チルグリシネート(即ち、R6が−01derである)
である。反応条件は1級アミンとケト酸またはエステル
との反応について前記の方法(α)で略述したとおりの
ものである。例えば、DCCのような縮合剤を使用する
ことからなる。
RoおよびRloとして適当な保護基を選択すれば、所
望によりR+o基に保護基をのこした捷ま、常法によっ
て生成化合物のR8基のところだけを選択的に脱保護し
、式中の86が一〇Hである、末端にカルボキシル基を
有する化合物を得ることができる。しかし所望ならば、
R6およびR2Oの両方とも例えばアルカリ性条件下で
加水分解しヒドロキシ基とすることもできる。
化合物B′は標準的な方法全使用してR3置換アミノ酸
A′とカップリングさせることができる。例エバ、最初
に化合物B’kl−ヒドロキシーベンゾトリアゾールの
ような活性化剤と反応させることによって活性化エステ
ル基全生成させ、続いて、化合物A′と反応させ、そし
て1−(3−ジメチル−アミノプロピル)−3−エチル
カルボジイミド壌酸塩のような縮合剤で処理することに
よって笑ための別の方法は次のとおりである; に2 (式中、R,、R,、R4、R1およびR6は反応性基
の適当な保護基を有することができる。)を還元して次
式の化合物 に2 Q′ 全製造し、続いて保護基を除去する。この方法は次式の
ケトン E′ 全次式のアミノ酸またはエステル、 ■ と例えば、水素化シアノホウ素ナトリウムのよう(53
) な還元剤の存在下で縮合させることによって都合よ〈実
施される。
所望ならば、末端にカルボキシル基(&=−OH)を有
する生成化合物G′および好才しくはR7が方法によっ
て更に処理し、対応する式■(式中、R6はアルコキシ
または−NRm Roである)の化合物を製造すること
ができる。
中間体E’にこで、R6は一〇Hである)は下記の反応
式に従って製造できる。
(54) Ri  CHO十CHt CO21f 1 Nf−ICOCHs U′ (式中、R1は生成化合物E′のペプチド鎖に結合され
たメチル基と一緒になってR1基を構成する基である。
) N−アセチルグリシンH’Fi、R,で適当に置換され
たアルデヒド(好1しくにアリールまたはヘテ・11 0アリール若しくはヘテロアラルキルアルデヒ1りと無
水酢酸または酢酸/酢酸ナトリウムのいずれかの存在下
で縮合させ、置換アズラクトンJ’に生成する。続いて
、このアズラクトンJ”tR,で置換されたグリシネ−
I・と反応させてR3−置換N−アセチルデヒドロジペ
プチドを生成する。このペプチドkfR水n斗液の存在
下で対応するR4、Ra  −置換ピルボイルアミノ酸
E′に変換する。
別法として、出発化合物E′はR4−置換ピルビン酸k
R5−Wll換グリシネートエステルと、ジシクロへキ
シルカルボジイミド(1) CC)の影響下で縮合させ
、続いて、生成エステルをアルカリ加水分解することに
よっても製造できる。この一連の反応は下記の反応式で
示される。
N′ ニ 化合物M′において、Roはメトキシであってもよい。
エステルN′ヲ加水分解すると次式の遊離ケト酸が得ら
れる。
合、方法(C)はRloが水素以外のもの、即ち、ベン
ジルまたは低級アルキルである化合物を便用することに
よって実施できる。対応する化合物(ここで、Rsoは
水素である)はR2Oがベンジルである場合、およびア
ルキルである場合、これを常法を用いて塩基性加水分解
することにより還元すれば容易に製造できる。
本発明の化合物を製造するのにこの方法で使用できる中
間体は次式を有する。
R1−CH−NH。
0=P−OR+。
に、、        P (式中、RIoは水素ではない)通常、この中間体は水
素化シアノホウ素ナトリウムのような還元剤の存在下で
式E′の化付物と縮合される。前記の中間体は、例えば
、RI−置換アルデヒド、アンモニ(57) アおよびR11−置換アルコキシまた社ベンジルオキシ
ホスホン酸またけホスフィン酸を一緒に反応さぜること
によって製造できる。
(d)  本発明の化合物全製造するための他の方法は
次のとおりである: 次式のアミノrfI/またはエステル (式中、X、 R,およびR6は前記に足義したとおり
のものである)を次式の化合物 1 Hal−CH IT−′ 2 (式中、R1、Rt、Ra、R6およびR6は反応性基
の適当な保護基を有することができる: Halはハロ
ゲン、例えば、塩素または臭素である。)と反このR6
基を前記の方法によってアルコキシ基またIa−NRa
Ro基へ変換してもよい。
(58) アルキル化剤T′と中間体S′との反応は常用のアルキ
ル化条件下で、好ましくは、塩基、例えば、第8級アミ
ン、無機水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩の存在下で実
施できる。この反応は通常、水またはジメチルホルムア
ミドまたはアセトニトリルのような有機浴剤中で行なわ
れる。式中のXが素である化会物類は例えば下記に示さ
れるような反応式に従って製造できる。
Y4イ メチル化カルボキシル基を加水分解することによって式
中(D A’ aが−OHテあり、Rt カC00II
である化合物が得られる。このハロゲン化物は塩化物ま
たは臭化物であることが好ましい。
化介物を製造するのに利用できる更に別の方法は次のと
おりである: 亜硫酸エステルまたはリン酸エステルヲR4、R7−ジ
置換化合物と次式のように反応させR+  C1l N
HX C0NHCHCORs0=P−ORIO Rll         β“ (式中、R1゜は水系工はない。R,は保睦基を有する
カルボキシル基、例んば、メトキシ基である。
R5、R4およびR5のその他の反応性基は適当に保護
されてい又もよい。);続いて、必要に応じて保護基金
除去することからなる。
生成化合物B#を処理して保護基R@を除去し、末端に
カルボキシル基(Rs ”” Off )’にもたらす
ことができる。1だ、所望ならば、Rlo基は水素でお
きかえることができる。例えば、化合物B″(ここて、
R6は低級アルキル基、例えばメチル基である。)を塩
基性条件下で加水分解処理すると式中のRloが水素で
R6が−011である本発明の化金物が生成される。
り・ 前記の方法は式中のXが−N−でめる化付物、4 ならびにXが−CH−であり、また、R4がペプチド鎖
の炭素原子に直接結合した、水素、アリール、ヘテロア
リール、アダマンチルまたはインドリルである化合物に
ついて特に好適である。
本発明は遊離酸基または塩基を1個以上有する式lの化
合物の無機筒たは有機酸または塩基類の塩類を含む。こ
のような塩類は例えばアルカリ金属塩類、例えばす) 
IJウムおよびカリウム塩類および有機ならびに無機酸
類の塩類、例スーげ、HCI(61) およびマレイン酸などである。
これらの塩類は公知の方法によって調製できる。
例えば、遊離酸または遊離塩基の形の生成物を少なくと
も1当量の適当な塩基または酸と、生成された酸が不溶
性である溶剤または反応溶媒(例えば、酢酸エチル)中
で、あるいは真空中もしくは凍結乾燥によって除去でき
る溶剤中で反応させることによって調製できる。
中間体の製造あるいは本発明の最終目的化合物の製造に
関する前記の反応が水の生成(例えば、縮合反応)をと
もなう場合、これらの反応は適当な高沸点溶剤(例えば
、トルエンまたはキシレン)と共に共沸蒸留条件下で、
あるいは、脱水剤(例えば、分子篩)の存在下で実施で
きる。
前記の方法によって本発明の化合物Th&造するのに使
用される各種の中間体類は市販されている。
例えば、Chttmical Dynamics社から
市販されている。また、その中間体の製造もペプチドま
たは一般の化学文献に開示されている。例えば、J。
11、Jones著−Comprehensive O
rganic Che−(6・2) m1stry’、vol、2.819〜82B頁(19
79);引用2および29〜81およびTetrahe
dronLetters 164.1978.875〜
878頁などである。
前記の化合物は不斉炭素原子のところに中ノ1ノ性キラ
リティーを有する。
一般的に、本書に述べた方法によって製造される化合物
は前記中心性キラリティーの少なくとも1つのところで
それぞれ@D”および@L=である化合物類のジアステ
レオマー混合物である。
このようなジアステレオマー混合物の分離は当業界で周
知の方法によって実施できる。例えば、各化合物は晶出
捷たはクロマトグラフのよりな物理的手段によって、ま
たはジアステレオマー塩を生成させ、続いて分別結晶さ
せることによって分離させることができる。
本発明は本書に述べたジペプチド化分物類のめ1 らゆる種類のy体異性体形に関連している。
天然のL−アミノ酸の文体配置と同様な配置金有する化
合物が好ましい。通常、天然アミノ酸類はCahn−1
ngold Prtrlog系によりS−配置と指定さ
れる。特に例外的なのは天然アミノ酸のシスティンであ
る。これはR配置を有する。
本書に開示したジペプチド化合物はエンケファリナーゼ
の活性を阻害する。本発明の化合物はラットの横絞筋か
ら誘離されるエンケファリナーゼAk阻害するのに有用
であることが発見された。
試験管内試験では本発明の化合物音10−’〜10−6
Mの濃度で使用した場合、前記酵素の活性を50%以上
低下させた。
前記の試験で使用したエンケファリナーゼはSJpデα
σxg−DowL ev系の若い雄のラットの脳から分
離することによって得た。この分離にあたってはC,G
orensteinらが@Life 5cience’
、vol。
25.2065〜2070頁、Pergamon Pr
ess社刊(1979)に開示した方法を用いた。
この方法では、エンケファリンを分解する脳中の様々な
酵累活性物質を□バラバラに分割した。この分割は前掲
の@Life 5cience ’誌に開示された方法
を用いて行なった。Sprague−Da?nl my
系の若いラット1匹から摘出した脳(小脳を除く)全最
初、pH7,4の50mMトリス緩衝液80倍容量中で
ホモジナイズした。得られたホモジネートを50,00
0 Gで15分間遠心分離し、メンプラン結合酵素物質
からなるペレットヲトリス緩衝液中に再懸濁させ、洗浄
し、そして、遠心分離した。
この操作全前記のように4回くりかんした。膜ペレット
′JkpH’1.4の50tnMトリスー1%トリトン
、¥−100緩衝液15倍容量(最初の脳重量を基準に
して)中で87℃で4.5分間インキュベートすること
によって膜ベレン)Th可溶化させた。
100.000Gで60分間遠心分離して非可溶化物質
を除去した後、トリトンに可溶性の上澄Wk、50tr
LMトリス緩衝液10.1%トリトン混液(pH7,4
)で事前に平衡にされた1、5x80crILDBAE
セフアデツクスカラムに入れた。0.0〜0.4Mに至
る一次濃度勾配のNaC11131r使用し、上澄液t
カラムから俗離させた。7 mlごとに溶出液をあつめ
、各溶出液画分につい℃そのエンケファリナーゼ活性を
検定した。このよつな粂件下で、(65) エンケファリナーゼ1A#(ジペプチジルカルボキシペ
プチダーゼ)活性全120〜22(II/の間の溶出液
中にみいだされた。続いて、アミノペプチダーゼ活性は
260〜4001n!の間の溶出液中にみいだされ、最
後にエンケファリナーゼ″B’(ジペプチジルアミノペ
プチダーゼ)活性が420〜450m1の間に検出され
た。
一連のエンケファリナーゼにおいて、活性は放射性同位
元素によって測定した。受媒質には73H7,4の0.
05A/lリス緩衝液で希釈した8H−met −:r
−7ケフアリy (50,I Ci/mu 、 HEN
 ) ’fr使用し、最終反応混合物濃度を40nMと
した。
酵素および受媒質からなる反応混合物の総容量は250
ばであった。
87℃で90分間培養した。培養管を15分間沸騰水浴
中につけて反応全停止させた。反応混合物のアリコート
4 mf Baker−FleycシリカゲルlBプレ
ート(20X20cm)に非標識化標準物質で6 ルm
e t−エンケファリン、チロシン、チロシン−グリシ
ン、チロシル、クリシル−グリシン(66) と共にスポットし、そして、これらをイソプロパツール
/酢酸エチル/ 5 w/v%酢酸(2:2:1)混液
からなる展開溶剤系中でクロマトグラフした。
この展開溶剤系はmet−エンケファリンの分解生成物
からmgt−エンケファリン全分離させることができる
。総展開時間は17時間であった。TLC展開槽は展開
開始前にチッ素ガスで光1んさせた。
展開がすすむに従って、ニンヒドリンを噴霧し、斑点を
9かびあがらせた。これらの斑点を残りのプレート部分
と共に該プレートからかきとり、各斑点に対応する放射
能ヲシチレーションカウンターによって測定した。従っ
て、Tyr *TyrGty+TyrGlyGlyおよ
び未消化mat−エンケファリンをそれぞれ含有斑点中
の放射線量k 1ll11定した。
各プレートについて、該プレートからもたらされた各斑
点の放射能は該プレートから回収された総放射能の百分
率として表示できる。
・: 酵素の不存在下におけるmet−エンケファリンの自然
分解にもとすく効果を排除するため、非酵素空試験によ
るTyr 、 TyrGl y 、 TyrGl yG
l y斑点の放射能百分率を、被験サンプルについて酵
素を使用した各展開試験から得られた対応する値から控
除する。得られた値を合計し各試験についての総生成物
百分率を得る。
別の種類のジペプチドの比較評価をするための値を得る
ために、各ジペプチドについて、各ジペプチドの存在下
での展開試験で生成された総生成物百分率(P)および
該ジペプチドの不存在下での展開試験で生成された総生
成物百分率(A) k式(A−P)/、Pに代入する。
別の種類のジペプチドについて得られた値は各種のジペ
プチドの比較阻害作用を示すのに使用される。
同様に、生体内試験では、本発明の化合物類は5〜10
0 m97kgの範囲内の投与量でマウスに非経口的に
投与した場合、脳内に投与されたD−A、lα−met
=エンケファリンアミドの鎮痛作用に相乗することが確
認され糸。
製剤は当業界で公知の剤形ならばどのような剤形であっ
てもよい。例えば、経口投与用に錠剤、カプセル剤筐た
はエリキシル剤など、また、非経口投与用に滅菌溶液ま
たは懸濁液などの剤形とすることができる。
投与剤形は活性成分のジペプチドの他に製剤」二受容で
き、かつ、混オロ性の担体せたは賦形剤、結付剤、保存
剤、安定化剤および着香料などを使用することによって
都合よく調製される。
投与剤形は通常、5〜100m97に9の範囲内の投与
量で活性成分の投与が容易におこなわれるように調製さ
れる。前記の投与量は3〜8時間毎に投与される。
前記の製剤中で使用することのできる代表的な製剤用担
体は例えば、乳糖、白糖、マンニトールおよびソルビト
ールのような糖類;トウモロコシデンプン、タピオカデ
ンプン、およびバレイショデンプンのようなデンプン類
;カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセル
ロースおよびメチルセルロースのようなセルロースおよ
ヒ誘導体類;リン酸二カルシウム、およびリン酸三カル
シウムのようなリン酸カルシウム類;硫酸ナトリウム、
硫酸カルシウム、ポリビニルピロリドン、(69) ポリビニルアルコール、ステアリン酸;ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウムのようなステアリ
ン酸のアルカリ土類金属塩:ビーナツツ油、綿実油、ゴ
マ油、オリーブ油、およびトウモロコシ油のような植物
油;カチオンおよびアニオン界面活性剤;エチレングリ
コールポリマー類;β−サイクロデキストリン;脂肪ア
ルコール類および氷解穀類固形物などである。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
L−8−(3’−チェニル)アラニン(ケミカル・ダイ
ナミックス社製) 2.Of (11,68mM ) 
kトリエチルアミン1.6mlに懸濁させた。ジ−t−
ブチルジカーボネート2.61−ジメチルホルムアミド
(以下IDMF」という)22WI!およびメタノール
22+1!/から成る混液に溶解させた。この混(70
) 液は分子篩で事前に乾燥させておいた。
このDMF/メタノール浴液を前記の懸濁液に攪拌しな
がら添加した。室温で更に24時間攪拌をつづけた。得
られた均質な溶液を水880 mlで希釈し、次いで、
クエン酸で酸性化させた。得られた溶液を酢酸エチル1
回1分89m/で4回抽出し、抽出物全初め水で、次に
ブラインで洗浄し、M(7804で乾燥させた。溶剤を
蒸発させ標記のIFE成物全3.21得た。
エチルエステル 前記の工程(α)で得られた標記の生成物8.2f(1
1,68mM ) kL−アラニンエチルエステル塩酸
塩(シグマケミカル社製)1.89およびヒドロキシベ
ンジルトリアゾール3.81と共にI) A(F201
1/およびトリエチルアミン2.Ofl/からなる混液
に室温で攪拌しながら懸濁させた。次いで、N−CN、
N−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジ
イミド塩酸塩2.5fおよびトリエチルアミン2 ml
 fこの懸濁液を添加し、得られた混合物を一晩攪拌し
た。それから、この反応混合物に水8001/’に添加
した。その後、柿エチル1回分60ゴで4回抽出した。
抽出物をあわせ、lN重炭酸ナトリウム’10m1で2
回、INクエン酸39m/で2回、水79m/で2回、
更にブライン70m1で1回洗浄した。得られた抽出物
をMg5O。
で乾燥させ、溶剤を蒸発させて標記の生成物音5.11
得た。
前記の工程(/J)の標記生成物4.4 f (11,
8mAf)をメタノール39m1に溶解させた。この溶
液に水801R1”?:添加し、続いて50 wt/v
%NaOH水溶液1.1 ? (14,2mM ) k
添加した。反応混合物全室温で攪拌し、1時間経過後、
サンプルをとって薄層クロマトグラフ(以下[TLC」
という)で分析し、出発物質の有無をチェックした。T
LC分析はシリカゲルでメタノール/クロロホルム/酢
酸(5: 95 : 0.5 )混液を展開溶剤にして
行なった。攪拌をつづけ、出発物質が検出されず反応の
終了が確認される1でTLCでモニターをつづけた。次
いで、この反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を水8
01R1と混合し、得られた水溶液含塩化メチレン30
ttrlで2回洗浄し、その後酸性化させてガム状沈殿
を得た。この沈殿物を酢酸エチルで抽出し、抽出物fM
gso、で乾燥させ、酢酸エチル全蒸発させ標記の生成
物’fr5.8?得た。
工程(C)で得られた標記の生成物5.8fk塩化メチ
レン1511Ltに攪拌しながら溶解させた。この溶液
にトリフルオロ酢酸15m/i添加し、得られた混合物
全室温で2時間攪拌した。反応混合物をシリカゲルのT
LCによってモニターした。このTLC用展開剤には塩
化メチレン/メタノール/酢酸(95: 5 : 0.
5 )混液を便用した。TLCによって出発物質の不在
が確認されたら、反応混合物を濃縮し、ガム状残留物を
得た。これをベンゼンに溶解させ、蒸留して残留物を得
た。これを(73) 再びベンゼンに溶解させ、そして再度蒸留し、標記の生
成物を72得た。
L−アラニン Z、−8−(8’−チェニル)アラニル−L−アラニン
トリフルオロアセテート(4,75f、  18.4m
A/)および2−オキソ−4−フェニル酪酸(11,0
?、  56.1 mM )の水溶液KINNaOfi
を添加してpH6,8にあわせた。この浴液に水素化シ
アノホウ素ナトリウム(2,2f、84.8 mM)全
一度に添加した。得られた反応混合物を室温で64時間
攪拌した。得られた溶液にl N HClを添加し、p
H全2.9にあわせた。この溶液から分離したガム状生
成物を水で数回洗浄した。次いで、このガム状生成物會
アセトニトリル2omlvcH解させ、この浴液をエー
テル10m1で希釈した。冷却後、固形物が分離されて
きたので、濾過してあつめた。母液を冷蔵庫中で2日間
貯蔵しておいたら、白色の固形物が沈殿した。この沈殿
を戸別しく74) た。アセトニトリルで洗浄し、そして、乾燥させ、m、
p、 192.5〜19 B’℃の標記化合物のN−(
Z、−1)ジアステレオマーが得られた。
最初に述べた固形物をエタノールから141結晶させ、
m、p、 168〜164℃の#−(JX)−1)ジア
ステレオマーを得た。
実施例2〜7 適当な出発物質を便用し、実施例1と同様な方法によっ
て下記の化合物類およびジアステレオマー混合物類を製
造した。
2)N’−(Z、−1−カルボキシ−8−フェニルプロ
ピル)−L−フェニルアラニル−L−アラニン、m、p
、176℃−179℃: 8)N−(D、L−1−カルボキシ−8−フェニルプロ
ピル)−L−8−(2’−ナフチル)アラニル−L−ア
ラニン、yn、7+、149℃−155℃; 4)#−(Z、−1−エトキシカルボニル−8−フェニ
ルプロピル)−L−8−(2’−チェニル)アラニル−
L−アラニンマレイン(fl、塩、m、p。
124℃−125℃: 5)N−(1)、L−1−カルボキシ−エチル)−L−
フxニルアラニルーL−7ラニy、m、p。
125℃−135℃; 6)N−(D−1−力ルボキシ−8−フェニルプロピル
)−Z、−(4−フルオロフェニル)アラニル−L−ア
ラニン、m、p、147℃−152℃; 7)N−(1)、L−1−カルボキシ−3−フェニルプ
ロピル)−L−フェニル−アラニル−グリシン、フル、
7)、 140℃−145℃。
実施例& フェニルアラニンメチルエステルtea塩15 S!(
0,07&)全メタノール400Mに溶解させた。
フェニルピルビン酸ナトリウム2−4 t (0,5M
 )、続いて粉末状3A分子篩(Aldrich Ch
emica1社製)ヲチ≦加した。水素化シアノホウ累
ナトリウム6.6 ? (0,105M)のメタノール
溶液(75ml ) ’e 6時間かけて添加している
間、このスラリーに室温で攪拌しつづけた。その後、こ
のスラリーを2日間攪拌し、濾過し、F液を濃縮してシ
ロップ状の残留物を得た。2.5%HCj80(1+1
7をこのシロップ状残留物番こ8時間かけて添加し、生
成した白色結晶を炉別し、恒量になる萱で減圧下で乾燥
させた。この乾燥生成物の一部分をとってシリカゲル薄
層板でクロロホルム/メタノール/#HCI(50:1
5:1、v/v )混液展開溶剤を使用してクロマトグ
ラフし、ジアステレオマーの概略の比率を確かめた。こ
のクロマトグラフ分析によれば、少量の3−フェニル−
2−ヒドロキシプロピオン酸をともなった50:50の
ジアステレオマー混合物であることがつきとめられた。
収量=242、常、p、 119〜130℃、NMRス
ペクトルは目的生成物のそれと一致した。
エタノール4001117から晶出させ、ジアステレオ
マーの形の目的化合物を14.79得た。この化合物を
TLC分析したところ易移動性の異性体の万が多かった
。m、p、185 150℃この易移動性異性体に富む
ジアステレオマー混合物2009をメタノール9mlか
ら再結晶させ、(フッ) はとんど純粋な易移動性異性体(TLC分析による)の
結晶を100mg得た。常、Io、169〜172℃ 易移動性異性体に富むジアステレオマー混合物14、f
Mをメタノール400m1から再結晶させようとしたが
結晶は生じなかった。この浴液を200m1に壕で濃縮
し、結晶核を投入し、放置した。ゼラチン状の沈殿が生
成した。これをTLC分析したところ難移動性異性体に
富む異性体混合物であることがつきとめられた。収量7
.Of。この生成物3.Ovを篩速液体クロマトグラフ
(HPLC)(Waters Prep、 500 E
qu、i7mr、emt)で分析した。このクロマトグ
ラフでは2連のシリカゲルカラムを使用し、クロロホル
ム/メタノール/水酸化アンモニウム(500:150
:10、τ/v)から浴剤系で0.21/分の流速で溶
離した。第8およびwJ9両分からは下記の異性体Iが
得られた。
第10画分からは、メタノールから再結晶すると異性体
Iを150mgもたらす物質400rvが得られた。第
12〜第15画分からは下記の純粋な異(78) 性体■が1.22得られた。第11画分からは異性体I
と異性体■との混合物が得られた。
同じ混合比の溶剤と吸着剤を使用り1、前節に述べた生
成物と同じ生成物3.51についてもI−IPLC分析
を行なった。第4画分からは純粋な異性体lが400ダ
得られた。第5画分からは、メタノールから再結晶した
ときほとんど純粋な異性体lを550m9もたらす物質
1.01が得られた。第6画分からは異性体Iと異性体
I【との混合物が0.42得られた。第7画分〜第10
画分からは純粋な異性体nが1.62得られた。
異性体1  m、1.171−178℃質量スペクトル
:A/+1 828 282 (M−COOIi ) 268 (A(C00IIs ) 286(,1%/−91) 構造式 %式% 質量スペクトル:M+1328 282 (M−COOH) 268 (M−COOCHs ) 構造式 ゼラチン状沈殿を濾過することによつ叉得られた′P液
を50m/になで濃縮し、これにアセトニトリル11)
 Oatを冷却しながら添加し、白色の結晶1、Ovが
晶出した。m、1.167〜170℃。これらの結晶を
メタノールから再結晶させ、m、p。
171〜178℃の白色の結晶を0.79得た。
Z、−#−[(1−カルボキシ−2−フェニル)エエス
テル 異性体1. 1.0f(8,05mM)をジメチルホル
ムアミド(DMF)20mlに溶解させ、次いで、l−
ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール水和物(IIOBT 
IItO) 52 QIng(8,4mM )、続いて
β−アラニンメチルエステル塩酸塩472In9(8,
4倶M)、N−エチルモルホリン(HEM)lJm/(
当量)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N
−エチルカルボシイSド塩酸塩(ADCL)649+1
19(8,4mM)を添加した。
得られた溶液を室温で48時間攪拌し、その後、攪拌し
ながら氷水150m/中に注ぎ入れた。この水溶液をエ
チルエーテル15011/で2回抽出した。
エチルエーテル層を水IQQm、続いてHCIを数滴含
有する水および最後に水で3回洗浄した。エーテル層を
炭酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、F液を濃縮して
ガム状残留物を得た。標記生成物(81) の収量: 1.1 ? 前記の工程で得られたガム状物をメタノール2Off7
に溶解させ、攪拌および外部から冷却しながらI N 
NaOH6,6TRIを10分間かけて滴加した。この
溶液を室温で一晩(15〜20時間)静置した。この溶
液のpHが2.5になる1で5Xnct#液を滴加した
。滴加中、溶液を攪拌しつづけた。その後、白色の固形
物がゆっくりと沈殿した。この溶液を濾過し、沈殿を減
圧下で40℃で恒量になるまで乾燥させた。
収3190019、tn、1.218−219℃質量ス
ペクトル二lル1885(M+1)867 (AI+1
−18 ) 840 (A/−1−1−COOH) 889 (M−45−COOH) (82) 29B(M−91)。
適当な出発物質を使用し、実施例8と同様な方法によっ
て下記の化合物類およびジアステレオマー混合物類を製
造した。
9)#−(Z、−1−カルボキシ−8−フェニルプロピ
ル)−D、Z、−8−(1−ナフチル)アラニル−L−
アラニン yx、p、186°C−194℃; 10)N−(Z、−1−カルボキシ−8−フェニルプロ
ピル)−Z、−8−(1−ナフチル)アラニル−β−ア
ラニン; 11) N −(L −1−カルボキシ−2−メチルプ
ロピル)−D、L−フェニル−アラニル−L−アラニン m、p、160℃−172℃; 12) N −(L −1−カルボキシ−2−(ベンジ
ルチオ)−エチル)−L−フェニルアラニル−β−アラ
ニン 情、p、 152℃−154℃; 1B)N−(Z、−1−カルボキシ−8−フェニルプロ
ピル)−L−フェニルアラニル−L−7ラニン; 14)N−(L−1−カルボキシ−2−フェニルエチル
)−L−フェニルアラニル−γ−アミノ酪酸 m、p、209℃−211’C; 15)N−(L−1−力ルボキシ−8−フェニルプロピ
ル)−L−フェニル−アラニル−β−アラニン半水和物 m、1.1’16°G −190℃。
実施例16 1 N NaOH5mlおよび水20m1からなる混液
KL−フェニルアラニルグリシン0.69 (2,5鑓
)をとかして作った溶液に、I N Na0115 n
rlに2−クロロプロピオン酸0,25 j9 (2,
5mM)をとかして作った溶液を1時間かけて満願した
。添加中、反応溶液の温度を80℃〜90℃に、寸だ、
pHを8〜9に維持した。添加終了後、加熱することに
よって反応混合物の温度を80〜90℃に15分間維持
し、その後、減圧下で乾固するまで蒸発さぜ、5wt/
τ%HCI  水溶液で中和させた。
乾固するまで再び蒸発させ、灰色の固形物を得た。
この灰色の固形物をエーテルと共に攪拌し、その後、デ
カントした。固形物を冷エタノールと共に攪拌した。非
溶解固形物をエタノール溶液から濾過し、乾固するまで
蒸発させ標記化合物のジアステレオマー混合物を得た。
m、p、90〜120℃実施例17 (85) (α)プチルオキシカルボニルヒドラジンノ製造ヒドラ
ジン水和物0.11をイソプロパツール15−に溶解さ
せた。この溶液に攪拌しなからジ−t−ブチルジカーボ
ネートのイソプロパツール溶液を満願した。ジカーボネ
ート溶液の濃度はジカーボネート0.45酩をプロパツ
ール7dに溶解させた濃度であった。満願は7秒毎に1
滴加えるような速度で行なった。t−ブチルジカーボネ
ートを約腎はど添加した時点で反応は終了した。
養液を蒸発させ、得られた固形物をシリカゲルでクロマ
トグラフした。溶離剤にはクロロホルム/メタノール(
97:8)混液を使用した。第20〜第83画分をあつ
め、常法どおりに精製し、固形物の標記生成物を0.1
05 g得た。m、p、84〜35℃ ニー亭ル/石油エーテル混液から再結晶させ     
 ′m、p 、 86.5〜37℃の固形物を得た。
前記工程(α)で得られた標記の生成物8.47 gを
’(86) 攪拌しながらエタノール39m1に溶カイさせた。ベン
ズアルデヒド2.79gを添加した。この反応混合物を
蒸気浴上で攪拌しながら10分間加熱し、次いで、氷水
浴中で冷却した。得られた反応混合物を濾過し、標記の
生成物(3,50!9 )を得た。
母液を蒸発させて固形物を得た。これをヘキサンで洗浄
し、濾過した後、固形物を更に1.56 g得た。この
二種類の固形物をTLCで分析した。シリカゲルを使用
した。展開剤にはクロロホルム/メタノール(97:8
)混液を使用した。このTLC分析によって二種類の固
形物は実質的に同一物であることが確認された。総収i
5.06g、m、p 、 190〜194.5℃ 工程(b)で得られた標記の生成物1gをテトラヒドロ
フラン30肩2に溶解させた。5チパラジウム1: /炭素触媒0.28gを添加し、約15分間水素化を行
なった。この反応混合物を濾過し、母液を蒸発させ、標
記の生成物を0.96 (i得fC8(81) (め メチル−1−イソシアナト−3−メチルプロルー
ロイシンメチルエステル’tyをトルエン2oomeに
懸濁させた。このトルエンは水素化カルシウムで事前に
乾燥させておいた。この懸濁液を攪拌し、過剰量のホス
ゲンガスを懸濁液中に吹きこんだ。固形物が溶解した後
、反応混合物の温度を還流温度にまで上昇させ、そして
、この温度を30分間維持した。加熱停止後、チッ素ガ
スをこの溶液中に吹きこみ過剰量のホスゲンおよび該溶
液中にとけこんでいる塩化水素反応生成物を除去した。
この操作終了後、溶液を蒸発させ、得られた液状生成物
を蒸留した。〔α)=−25,55゜(C=5.7チ 
トルエン中)(文献値: −22,4S” /4mnv
tt l 6 ?L″、1952.575,217)b
、p、71〜72℃(45酊HfJ) ステル ベンジルヒドラジノ−t−プチルカルボキシレ(88) 一ト(工程(c)の生成物)2.47gを攪拌しながら
トルエン15m/に溶解させた。次いで、この反応溶液
にメチル−1−インシアナト−3−メチルプロピオネー
ト(工程(めの生成物)1.90gを添加し、続いてト
リエチルアミン1.12gを添加した。
得られた反応混合物を16時間攪拌し、その後、これを
酢酸エチル200m1で希釈し、51ot/v%クエン
酸水溶液で1回、プラインで1回、最後に水で1回・洗
浄した。この溶液を硫酸す) IJウムで乾燥させ、濃
縮し、残留物を得た。これをシリカゲル’15&でヘキ
サン/クロロホルム(7:8)混液を溶離剤としてクロ
マトグラフした。常法どおりに精製した後、標記の生成
物を8.72fl得た。
〔α)=−7,1°(C=3.29チクロロホルム中)
flcl/Cf13COOH(1: 80 )無水混液
8.01を攪拌しながら4℃まで冷却し、これに工程(
g)の生成物を添加した。4°Cで20分間攪拌をつづ
け、その後、減圧下で溶剤を除去した。残留物をシリ(
89) カゲルでクロロホルム/メタノール(98/2V/V)
混液を展開剤としてTLC分析した。対応するRf値を
有する適当な両分をあわせ、標記の生成物を0.163
 fJ得た。〔α)  =+19゜質量スイクトル:M
+ 298 (−HCI)262(−常一〇CH3) 284 (−m CChCHs ) 工程ωの標記生成物0.151 El (0,458t
nM)をメタノール3WLtに溶解させ、この溶液に攪
拌しながら60℃チェチル−4−フェニル−2−、tキ
ソプタノエート83.4■を添加した。シリカゲル板お
よびクロロホルム/アセトン(9/ 1 、V/V)混
液を展開剤として使用してTLC分析によって反応の進
行をモニターした。反応がほとんど終ったら、水素化シ
アノホウ素ナトリウム70ダおよび10 wt/v %
酢酸水溶液4滴を加えた。シリカゲル板およびクロロホ
ルム/メタノール(98/2゜V/V)混液を展開剤と
して使用しTLC分析することによって反応の進行をモ
ニターした。その後、更に水素化シアノホウ素ナトリウ
ム70mgおよび前記の酢酸水溶液4滴を添加した。こ
の反応溶液な16時間静置し、その後、減圧下で溶剤を
除去した。残留物に酢酸エチル40mを添加し、得られ
た溶液を塩化す) +)ラム水溶液QQmlで1回およ
び水2Qmlで2回洗浄した。この有機溶液をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で溶剤を除去した。残留
物<0.27’7g)をシリカゲルでヘキサン/クロロ
ホルム(’I/8.V/V)混液の溶離剤によシクロマ
ドグラフした。7″LC分析によって対応する適当な画
分をあわせ、標記の生成物を得た。
−ロイシン □ 工程((7)の標記化合物0.428 E/ (0,2
65mM)をアセトン水溶液(アセトン/水、8/IV
/v混液)10dK溶解させた。NaOH水溶液1.0
6(91) rrtl (NaOHを1.06mM含有する)を攪拌
しながらこの反応溶液に添加した。クロロホルム/メタ
ノール/水酸化アンモニウム(1: 1 : 1、V/
V)混液を展開剤としてTLC分析することによって反
応の進行をモニターした。追加の濃NaOH溶液0.0
4 ml (NaOHを0.4m1vf含有する)を添
加し、反応がほとんど終了するまで反応の進行状態をモ
ニターした。反応混合物に水10rntを添加し、酢酸
エチル1回分30dで2回抽出した。抽出物をあわせ、
乾燥させ、濃縮して残留物を得た。クロロホルム/メタ
ノール/水酸化アンモニウム(2: 1 : 1 、V
/V)混液の下相を溶離剤として使用しシリカゲルでこ
の残留物をクロマトグラフした。TLC分析し対応する
Rf値の適当な両分をあわせた。これをジエチルエーテ
ルから再結晶させ、最初の再結晶の際の母液を更に濃縮
して結晶の別の塊を得た。標記化合物の総収量は43■
であった。
実施例18 (92) 0=P−OH C,lム α−アザフェニルアラニル−L−ロイシンメチルエステ
ル(実施例17)および該エステルに対して1当量のベ
ンズアルデヒドを無水メタノールにとかして作った溶液
を3Aタイプの分子篩と共に16時間静置した。得られ
た溶液に該エステルに対して1当量のリン酸エチルエス
テルおよび痕跡量のナトリウムメトキシドを添加した。
次いで、この反応溶液を6〜8時間静置した。分子篩を
濾過して除き、減圧下でF液を濃縮した。この濃縮溶液
に、前記エステルに対して2.1当量のlNNaOH水
溶液を添加し、この混合物を室温で6時間攪拌した。減
圧下で有機溶剤を除去し、残留物を水で希釈した。不溶
物を酢酸エチルで抽出し、水溶液をlNHCl  でp
H2,5にまで酸性化させた。生成した沈殿を炉別し、
乾燥し、標記化合物のジアステレオマー混合物を得た。
(93) 実施例19 0=P−OH(L) OH (IZ、)−1−アミノエチルリン酸(米国特許第4,
016,148号明細書に開示されている)を無水メタ
ノールに溶解させ、これに当モル量の塩化チオニルを一
度に一滴ずつ添加した。添加中、溶液は0℃に保った。
添加終了後、得られた溶液を室温にまであたため、この
温度のまま6〜8時間放置した。減圧下の室温で揮発物
を除去し、粗製の(iZ、)−1−、アミノエチルホス
ホン酸ジメチルエステル塩酸塩を得た。該ジメチルエス
テルおよび等モル量のフェニルピルビン酸ナトリウムを
メタノールにとかして溶液を作った。lNNa0Iiで
pHを6.5〜7の範囲にあわせ、50チモル量過剰の
水素化シアノホウ素ナトリウムで処理した。この反応混
合物を室温で2日間攪拌し、その後、水に注ぎ入れた。
得られた水性混合物の(oit pHを2〜3の範囲内の値にあわせ、生成した沈殿を酢
酸エチルで抽出した。抽出物を水で洗浄し、乾燥させた
。溶剤を蒸発させ次式の粗製−酸を得た。
Cf1t C6H5 CHs −CH−NIICII −CO2IIとの−酸
を、−酸に対して等量のL−アラニンメチルエステル塩
酸地および一酸に対して1当量のN−エチルモルホリン
と共にジメチルホルムアミドに溶解させた。得られた混
合物を約り℃捷で冷却し、−酸に対して1当量の#−(
3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジ
イミド塩酸塩を添加した。反応混合物を室温に1であた
ため、−晩攪拌した。次いで、これを水中に注ぎ入れ、
沈殿した生成物を酢酸エチルマ抽出した。抽出物fO9
5wt/v % flc lで洗浄し、次いで、飽和重
炭酸す) IIウム水溶液で洗浄し、乾燥させ、そして
蒸発させ次式の化合物を得た。
(95) ! o−+=P−OCfl。
0Clム この生成物をメタノールに溶解させ、得られた溶液に該
生成物に対して3.1当量のIN NaOH溶液を1滴
ず′り添加した。室温で一晩攪拌した後、減圧下で反応
混合物を濃縮し、水で希釈し、INffcl  水溶液
でpEIを3〜4の範囲内にあわせた。
沈殿生成物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、標記化合
物のジアステレオマー混合物を得た。
% 許出願人   シエリング・コーポレーション(9
6) 第1頁の続き 優先権主張 @1981年2月12日[相]米国(US
)@233548 @1981年2月12日■米国(US)■233549 ■1981年4月28日■米国(US)■258485 ■1981年4月28日■米国(US)■258486 @1981年4月28日■米国(US)■258487 0発 明 者 ジエイ・ワインスタインアメリカ合衆国
ニューシャーシ ー州07043アッパー・モントク レア・ベルビュー・アベニュー 91 1L−■訃1−L 手続補正書(方式) 昭和(6年 ’Ji特願第 2 に) ’、?J 41
.p 号せレヘ′ブケ+−’ −L、 i ’i5 4
、ろ孝′番)5・υ?’i勿3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 住所 S 4Ir、 ンz’をン’)”  v  ;f:’シ
ー ; ;i :/4、代理人 6、補正の対象 Z補正の内容 ス・)仏の盗り 土 明細書の第1頁第6行及同頁第4行の発明の名称を
「置換ジペプチド類、その製造方法 および該ジペプチ
ドを含有する薬剤組成物」と訂正する。
以」− 354−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式Iの化合物およびその薬学的に受容できる塩
    。 R。 (式中、R1は水素、アルキル、ハロゲン低級アルキル
    、ヒドロキシ低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキ
    ル、アリールオキシ低級アルキル、アミン低級アルキル
    、低級アルキルアミン低級アルキル、ジ低級アルキルア
    ミノ低級アルキル、アシルアミノ低級アルキル、ジアリ
    ールアミノ低級アルキル、アリールアミノ低級アルキル
    、グアニジノ低級アルキル、ヘテロアリール、アリール
    、アラルキル、メルカプト低級アルキル、アリールチオ
    低級アルキル、低級アルキルアラルキル、ア(1) ルギルチオ低級アルキル、アラルキルオキシアルキル、
    アラルキルチオアルキル、またはヘテロアリールオキシ
    アルキル(ここで、前記アラルキルオキシアルキル、ア
    ラルキルチオアルキルおよびヘテロアリールオキシアル
    キル基はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒ
    ドロキシ、アミン、アミノメチル、カルボキシル、シア
    ノおよび/またはスルファモイルで置換されていてもよ
    い入若しくは複素環式基で置換されたアルケニルあるい
    は複素環式基で置換されたアルキル(ここで、前記複素
    環式基で置換されたアルケニルおよび複素環式基で置換
    されたアルキル基は、低級アルキル、ヒドロキシ、低級
    アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ジー低級ア
    ルキルアミノ、アシルアミノ、ハロゲン、ハロゲノ低級
    アルキル、シアノおよび/またはスルホンアミドから選
    択される1個以上の基で任意に置換されていてもよい)
    である; R2は−COOI11−COO−C低級アルキル)、−
    COO−<アリール低級アルキル)、−COOアリ(2
    ) −ル捷たはoJ−oR,。基(ここで、R1゜は水素、
    1ビ11 低級アルキルまたはベンジルであり;R1,はヒドロキ
    シ、アルコキシ、ベンジルオキシ、低級アルキル、アリ
    ールまたはベンジルである。)である;R8は水素また
    は低級アルキルである;Oまたは1である)基である; 0または1〜8の整数であり:毒は2〜8である)基、
    インドリル(例えば、3−インドリル)、インドリルア
    ルキル(例えば、3−インドリルアルキル)、アダマン
    チル(例えば、1−アダマンチル)、アダマンチルメチ
    ル(例えば、1−アダマンチルメチル〕、およびアミノ
    メチルフェニル低級アーキーから選択される;簡□ v祉0または1〜8の整数である;そして、R6はヒド
    ロキシ、低級アルコキシおよび(3) NRs Ro (ここで、IらおよびRoは谷々、水素
    、アラルキルまたは低級アルキルであるか、若しくは、
    R8およびR9は、R8およびR9が結合しているチッ
    素原子と一緒になって4〜6員の複素環式基を形成する
    ことができ、該4〜6員のうちの1貝は酸素または硫黄
    であってもよい)基から選択される;R4 ただし、Xが−CH−Tあり、Rt カCOOH。 −COO(低級7 ルキpv )、−CoO(7!J 
    −#低級アルキル)または−〇〇〇(アリール)であり
    、yが0であり、そして、R6が一〇H,低級アルコキ
    シ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アラルキルア
    ミノまたはジアラルキルアミンである場合、R4は’l
    ’h−CII2−B基(ここで、@Th”は2−4たは
    3−チェニルであり:Bは炭素−炭素結合または低級ア
    ルキル基である)、Naph CJix  B基(ココ
    テ、“Naph”は1−または2−ナフチルで前記に定
    義したとおりのものである。)、アダマ(4) y−t−ルメチル、未置換また1置換フエニルおよび置
    換フェニル低級アルキル(ここで、置換フェニルおよび
    置換フェニル低級アルキル基の置換基はハロゲン、トリ
    フルオロメチル、ニトロ、低級アルキルおよび低級アル
    コキシから選択される。)から選択される。) 4 (2)  式中、Xが一〇H−であり;Vが1.2また
    はSであり; R7が−COOH,−COO(低級アルキル)、−CO
    O<アリール低級アルキル)または−COO(アリール
    )でめり; R3が水素であり; R4およびR3が水素、特許請求の範囲第1頃で定義し
    たとおりのTh−Cll2−B−基、特許請求の範囲第
    1項で定義したとおりのNaph −C1it  B−
    基、1−アダマンチルメチル、シクロ低級アルキル、ヒ
    ドロキシ低級アルキル、アルキル、アシルアミノ低級ア
    ルキル、アミノ低級アルキル、ジ低Rアルキルアミノ低
    級アルキル、ハロゲノ低級(5) アルキル、グアジニノ低級アルキル、イミダゾリル低級
    アルキル、インドリル低級アルキル、メルカプト低級ア
    ルキル、低級アルキルチオ低級アルキル、未置換イエニ
    ル、置換フェニル、未置換フェニル低級アルキル、置換
    フェニル低級アルキル(ココで、該置換フェニルおよび
    置換フェニル低級アルキルの置換基はハロゲン、低級ア
    ルキル、ものである〕およびアミノメチルフェニルti
    アルキルから選択される特許請求の範囲第1項に記yが
    0であり; R,が水素、アルキル、アラルキル、フェニル、アラル
    キルオキシアルキル、アラルキルチオアルキルまたはへ
    テロアリールオキシアルキル(ここで、該アラルキルオ
    キシアルキル、アラルキルチオアルキルおよびヘテロア
    リールオキシアルキル(6〕 基は前記に定義したように任意に置換されている。)基
    であり; R3が水素であり; R4が特許請求の範囲第1項で定義したとおり−(cu
    t)n−M(ここで、nおよび電は特許請求の範囲第1
    項で定義したとおりのものである。)、置換フェニル、
    未置換フェニル、置換フェニル低級アルキル(ここで、
    該置換フェニルおよび置換フェニル低級アルキル基の置
    換基はハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、低級ア
    ルキルおよび低級アルコキシから選択される)から選択
    される、こで、pは8.4または5であり;Qは酸素ま
    たは硫黄である)である場合、R4は水素、低級アルキ
    ル、インドリル低級アルキ尤;メルカプト低級アルキル
    、低級アルキルチオ−低級アルキル、グアニジノ低級ア
    ルキル、イミダゾリル−低級ア(7) ルキシ、ヒドロキシ置換フェニルであることもでき: Rsは前記のR4について定義したとおりの基から選択
    され: R6はヒドロキシ、低級アルコキシまだは一*tn%R
    o基(ここで、R=およびRtは各々、水素および低級
    アルキルから選択されるか、または、RIsおよびR1
    が結合しているチッ素原子と一緒になって、R1および
    R≦は びQは前記に定義したとおりのものである。)を形成す
    ることもできる)から選択される特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。 (4)  RIが低級アルキル、アラルキル、シクロプ
    ロピルメチルまたはアラルキルチオ低級アルキルである
    特許請求の範囲第2項または8項に記載のイ5@q@。     □・1′□ (5)  R,がメチルである特許請求の範囲第4項に
    記載の化合物。 (8) (61R,がフェネチルまたはベンジルである特許請求
    の範囲第4項に記載の化付物。 (’1)R,が−C0OHまたは−COO(低級アルキ
    ル)から選択される特許請求の範囲第2〜6項のいずれ
    かに記載の化合物。 (8)  R,が−COOCH8または−COOCtI
    ムである特許請求の範囲第7項に記載の化合物。 (9)  R4が2−または3−チェニルメチルである
    特許請求の範囲第2〜8項のいずれかにd1シ載の化合
    物。 (a  Raが1−または2−ナフチルメチルである特
    許請求の範囲第2〜8項のいずれかに記載の化合物。 (n)R4がハロゲン置換ベンジルである/Fti7F
    請求の範囲第2〜8項のいずれかに記載の化合物。 (12)  R6がヒドロキシである特許請求の範囲第
    2〜11項のいずれかに記載の化合物。 (1B)  Reが低級アルコキシである%ff請求の
    範囲第2〜11項のいずれかに記載の化合物。 (14)#−(L−1−エトキシカルボニルエチル)(
    9) −L−2−チェニル−アラニルクリシン;N−(L−1
    −エトキシカルボニルエチル)−L−2−チェニル−ア
    ラニル−L−アラニン; u−<r、−1−エトキシカルボニルエチル)−1,−
    8−チェニル−アラニル−L −7ラニン; N−CL−1−エトキシカルボニルエチル)−L−8−
    チェニル−アラニルクリシン;N−(L−1−カルボキ
    シエチル)−L−2−チェニルアラニル−L−アラニン
    ; N−CL−1−t−ブトキシカルボニルエチル)−L−
    2−チェニルアラニル−L−アラニン; N−(L−1−カルボキシ−3−フェニルプロピル)−
    L−1−(8−チェニル)アラニル−L−アラニン; N−CI)、L−1−力ルボキシ−3−フェニルプロピ
    ル)−L−8−(2’−ナフチル)アラニル−L−アラ
    ニン; (lO) #−(L−1−エトキシカルボニル−3−フェニルプロ
    ピル)4.−8−(2’−チェニル)アラニル−L−ア
    ラニン、寸たはそのマレイン酸塩; N−CD−1−カルボキシ−3−フェニルプロピル)−
    L−<4−フルオロフェニル)アラニル−L−アラニン
    ; N−(L−1−力ルボキシ−3−フェニルプロピル)−
    L−8−(1−ナフチル)アラニル−β−アラニン; N−(D−1−カルボキシ−8−フェニルプロピル)−
    Z、−8−(8−チェニル)アラニル−L−アラニン; N−(L−1−カルボキシ−2−(ベンジルチオ)−エ
    チル)−L−フェニルアラニル−β−アラニン; N−CL−1−カルボキン−2−フェネチル)−L−フ
    ェニルアラニル−β−アラニン;N−CL−1−力ルボ
    キシ−2−フェネチル)−L−フェニルアラニル−r−
    アミノ酪酸:N−(L−1−カルボキシ−3−フェニル
    プロピル)−L−フェニルアラニル−β−アラニン半水
    オロ物; #−(L−1−カルボキシ−3−フェニルプロピル)−
    7J、Z、−8−(1−ナフチル)アラニル−L−アラ
    ニン; およびこれらの薬剤学的に受容可能な塩類からなる群か
    ら選択される特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 (15)式中、Vが0であり; R1、R2、lムおよびR5が特許請求の範囲第1項で
    定義したとおりのものであり; %l1ff請求の範囲第1項で定義したとおりのもので
    ある)、アダマンチぶおよびインドリルから選択され;
    そして、 R6が一0ffである、 特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 (16)  Rtが−COOHまたは−COO低級アル
    キルである特許請求の範囲第15項に記載の化合物。 (17)  R1が水素、低級アルキル、アラルキル、
    オたはアラルキルチオアルキルであり、R3が水素また
    は低級アルキルであり、R4が了り−ル、ヘテロアリー
    ルまたは3−インドリルであり、そして、R11が水素
    または低級アルキルである特許請求の範囲第15項また
    は16項に記載の化合物。 (aA’、がフェネチル、メチルまたはアラルキルチオ
    アルキルであり、R1が−COOHであり、R1が水素
    であり、R4がフェニルであり、そして、R3が水素、
    メチルまたはイソブチルである特許請求の範囲第17項
    に記載の化合物。 (恥 Rtがフェネチルまたはメチルであり、Rsが水
    素であり、Rtが一〇〇〇低級アルキルでおる特許請求
    の範囲第17項に記載の化合物。 の範囲第1項で定義したとおりものであり、そしく13
    ) て、R6は一〇Hであり、ただし、R4が水素、アリー
    ルまたはへテロアリールである場合、Xは一’l’g−
    である特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 (21) R1がアルキルまたはアラルキルであり、R
    sが水素であり、R4がアリールメチルであり、R5が
    水素捷たは低級アルキルであり、R1゜が水素であり、
    R11がヒドロキシ、低級アルキルまたは低級アルコキ
    シである特、l!′!1′請求の範囲第20項に記載の
    化合物。 (22)R1がアルキルまたはアラルキルであり、R8
    が水素であり、R4がアリールメチルであり、RlIが
    水素または低級アルキルであり、R,、が低級アルキル
    であり、そしてRIIが低級アルコキシまたは低級アル
    キルでおる特許請求の範囲第20項に記載の化合物。 (28)Rtがメチルまたはフェネチルであり、R4が
    ベンジルであり、R5がメチルであり、そして、R4,
    がメチルである特許請求の範囲第21項に記載の化合物
    。 (14) (2、特許請求の範囲第1項に記載の式■の化合物また
    その薬学的に受容できる塩の製造方法であって、下記の
    (α)〜(e)の方法から選択される適当な方法によっ
    て該化合物を製造することを特徴とする前記製造方法。 次式Aの化合物のC=N二1F結合を還元する5 ■ (b)  次式のアミノ酸A’に次式のアミノ酸B′と
    カップリングさせる 11 (el  式中のR3が水素である式lの化合物を製造
    する場合、次式Xの化合物のC−N二重結合を還元する (d)  次式S′のアミン全次式T′の化合物でアル
    キル化する (式中、Hatはハロゲンである。) 全次式Zの匝リン酸エステルまたはリン酸エステルと反
    応させる 続いて、必要ならば保詭基を除去して目的とする式lの
    化合物金得る:その後、所望ならば式1の化合物を別の
    式Iの化合物に変換する、および/または、その塩を形
    成させ、そして、所望ならば、好ましい異性体を単離す
    る。 (25)還元剤を含有する反応性溶剤中で次式りのケト
    ン酸またはエステル 全次式Cのアミノ酸またはエステル S HvN XCONIICHCCHt)ycORmΩ と縮合させ、該縮合によって式Aの化合物が生成される
    につれて該式Aの化合物の式lの化合物への還元を行な
    わしめることからなる方法(cL)である特許請求の範
    囲第24項に記載の方法。 (26)還元剤を含有する反応性浴剤中で次式E′のケ
    ト酸またはエステル (17) 全次式F′のアミノ酸またはエステル と縮合させ、該縮合によつ℃式Xの化合物が生成される
    につれて該式Xの化合物の式lの化合物への還元を行な
    わしめることからなる方法(CIである特許請求の範囲
    第24項に記載の方法。 (2、特許請求の範囲第24.25または26項に記載
    の方法によって製造されろ特許請求の範囲第1項に記載
    の式lの化合物またはその薬学的に受容できる塩。 (2、特許請求の範囲第1項に記載の式Iの化合物貰た
    はその塩を製剤上受答できる担体または賦形剤と混合し
    たことからなる製剤組成物。 (29)化合物が、 N−Cl、−1−カルボキシ−8−フェニルプロピル)
    −1)、L−8−C1−ナフチル)アラニル−L−アラ
    ニン;または N−(L−1−カルボキシ−8−フェニルプロピ(18
    ) ル)−L−フェニル−アラニル−β−アラニン半水和物
    ; である特許請求の範囲第28項に記載の製剤組成物0 (30)エンケファリナーゼの阻害用の%Wf請求の範
    囲第1項に記載の式lの化合物(特許請求の範囲第1項
    に記載した“ただし書″によって該第1項から除外され
    る化合物も含む)
JP56205055A 1980-12-18 1981-12-18 置換ジペプチド類、その製造方法および該ジペプチドを含有する薬剤組成物 Granted JPS5832851A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US21762180A 1980-12-18 1980-12-18
US217621 1980-12-18
US233549 1981-02-12
US233548 1981-02-12
US258485 1981-04-28
US258486 1981-04-28
US258487 1981-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832851A true JPS5832851A (ja) 1983-02-25
JPH0379339B2 JPH0379339B2 (ja) 1991-12-18

Family

ID=22811820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56205055A Granted JPS5832851A (ja) 1980-12-18 1981-12-18 置換ジペプチド類、その製造方法および該ジペプチドを含有する薬剤組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS5832851A (ja)
IE (1) IE53315B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57176946A (en) * 1981-02-17 1982-10-30 Merck & Co Inc Antihypertensive aza analogues of amino acid derivatives
JPH06316594A (ja) * 1983-04-26 1994-11-15 G D Searle & Co カルボキシアルキル ペプチド誘導体
WO1996014293A1 (fr) * 1994-11-04 1996-05-17 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Nouveau derive de 1,3-dialkyluree ayant un groupe hydroxyle
JP2013510835A (ja) * 2009-11-20 2013-03-28 ノバルティス アーゲー 新規nep阻害剤としての置換カルバモイルメチルアミノ酢酸誘導体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581845A (en) * 1978-12-11 1980-06-20 Merck & Co Inc Amino acid derivative as antihypertensive
JPS57112359A (en) * 1980-10-23 1982-07-13 Schering Plough Corp Carboxylalkyl dipeptide, manufacture and medicinal composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581845A (en) * 1978-12-11 1980-06-20 Merck & Co Inc Amino acid derivative as antihypertensive
JPS57112359A (en) * 1980-10-23 1982-07-13 Schering Plough Corp Carboxylalkyl dipeptide, manufacture and medicinal composition

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57176946A (en) * 1981-02-17 1982-10-30 Merck & Co Inc Antihypertensive aza analogues of amino acid derivatives
JPH0328418B2 (ja) * 1981-02-17 1991-04-19 Merck & Co Inc
JPH06316594A (ja) * 1983-04-26 1994-11-15 G D Searle & Co カルボキシアルキル ペプチド誘導体
WO1996014293A1 (fr) * 1994-11-04 1996-05-17 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Nouveau derive de 1,3-dialkyluree ayant un groupe hydroxyle
US5891912A (en) * 1994-11-04 1999-04-06 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. 1,3-dialkylurea derivatives having a hydroxyl group
JP2013510835A (ja) * 2009-11-20 2013-03-28 ノバルティス アーゲー 新規nep阻害剤としての置換カルバモイルメチルアミノ酢酸誘導体
JP2014167015A (ja) * 2009-11-20 2014-09-11 Novartis Ag 新規nep阻害剤としての置換カルバモイルメチルアミノ酢酸誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
IE53315B1 (en) 1988-10-12
JPH0379339B2 (ja) 1991-12-18
IE812981L (en) 1982-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0054862B1 (en) Substituted dipeptides, processes for their preparation and pharmaceutical compositions containing them and their use in the inhibition of enkephalinase
EP0082088B1 (fr) Nouveaux dérivés d'aminoacides, et leur application thérapeutique
CA1341196C (fr) Procede de preparation d'imino diacides substitues
US4330559A (en) Method of treating benign prostatic hypertrophy
US3960927A (en) Olefinic derivatives of amino acids
KR880000890B1 (ko) 두고리 화합물의 제조방법
US4714708A (en) Derivatives of cis, endo-2-azabicyclo[5.3.0]decane-3-carboxylic acid, and their use for treating hypertension
CS247159B2 (en) Method of cis,endo-2-azabicyclo(3,3,1) octal-3-carboxyl acid's derivatives production
FR2575753A1 (fr) Nouveaux derives peptidiques a structure polycyclique azotee, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
IE42409B1 (en) Acetylene derivatives of amino acids
CA1340227C (fr) Derives de l-proline leur preparation et leurs applications biologiques
Connors et al. 428. Some derivatives of 1-aminocyclopentanecarboxylic acid and related compounds
JPH02191251A (ja) (2S,3↓aS,7↓aS)−2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法
JPH0559105B2 (ja)
JPS5832851A (ja) 置換ジペプチド類、その製造方法および該ジペプチドを含有する薬剤組成物
EP0024965A1 (en) Fluorinated methyl beta-alanine derivatives, their preparation and pharmaceutical compositions containing them
CA1283249C (en) Process for the resolution of racemates of optically active bicyclic imino- -carboxylic esters, and the use of the compounds thus obtainable for the synthesis of carboxyalkyldipeptides
US4515960A (en) Spiro-2-aza-alkane-3-carbonitriles, their preparation and their use
PT89637B (pt) Processo para a preparacao de derivados de ornitina 5-substituidos e de composicoes farmaceuticas que os contem
CA1241644A (en) Peptide derivatives, their production and use
JPH10502050A (ja) 骨関節疾患の治療に有用なn−〔{4,5−ジヒドロキシ−及び4,5,8−トリヒドロキシ−9,10−ジヒドロ−9,10−ジオキソ−2−アントラセン−イル}カルボニル〕アミノ酸
US4456594A (en) N-Carboxyalkylproline-containing tripeptides
US4400511A (en) 2-Substituted octahydropyrrolo(1,2-A)-pyrazine-3-carboxylic acids
CA1251220A (en) Threo-adrenalinecarboxylic acid, and the production and uses thereof
CA1340006C (en) Acylated cyanamide composition