JPS5832816Y2 - プレス型のカムプレ−ト構造 - Google Patents

プレス型のカムプレ−ト構造

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Publication number
JPS5832816Y2
JPS5832816Y2 JP2303580U JP2303580U JPS5832816Y2 JP S5832816 Y2 JPS5832816 Y2 JP S5832816Y2 JP 2303580 U JP2303580 U JP 2303580U JP 2303580 U JP2303580 U JP 2303580U JP S5832816 Y2 JPS5832816 Y2 JP S5832816Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
cam plate
press
cushioning material
driver
Prior art date
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Expired
Application number
JP2303580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56126926U (ja
Inventor
信夫 磯谷
充正 佐藤
敬治 柴田
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP2303580U priority Critical patent/JPS5832816Y2/ja
Publication of JPS56126926U publication Critical patent/JPS56126926U/ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 開示考案はプレス型のカムドライバー、及び、カムフォ
ロワーの少くとも一方に付設したカムプレートに緩衝材
を付設して当接係合時の衝突音や接動を緩和する様にし
た技術に属する。
而して、この考案は該カムフォロワーとカムドライバー
が当接する部分のカムプレートのプレス作用対向面に緩
衝材を付設し、衝突時の衝撃音、振動の発生を防止する
様にしたカムプレート構造に関するものであり、特に、
該カムプレートとカムドライバ一対向面に少くとも1つ
のカムプレートを固設し、該カムプレートに対してテフ
ロン等の自己潤滑性に富み弾力性のある緩衝材を少くと
も1つの溝に圧縮埋没可能間隙を介して設ける様にした
プレス型のカムプレート構造に係るものである。
周知の様にプレス型に於ては昇降ラムに付設したカムフ
ォロワーが下方に横設したカムドライバーに係合して押
圧力を印加する態様のものがあり、例えば、第1図に示
す如く、カムフォロワー1の下降動作がその下端に一体
付設されたカムプレート2を介し工具3を有する横設カ
ムドライバー4のカムプレート5に衝突当接係合してプ
レス圧を印加する様にされている。
さりながら、該衝突時の衝撃音は基本的には大きく、作
業環境を著るしく悪化する欠点があり、又、カムプレー
ト2,5の摩耗にも連かり、耐久性を低下させる原因と
もなる難点を有していた。
そこで、これに対処するに第2図に示す様にカムフォロ
ワー1とカムプレート2、カムドライバー4とカムプレ
ート5との間に緩衝材6を介装して衝突時に緩衝する様
にしたり、或は、カムフォロワー1とカムドライバー4
の当接速度を別の先行カム等により調速したりする手段
も採用案出されてはいるが、前者では衝突速度が変らず
緩衝材の摩耗度が激しく、頻繁に取替装置を要し、却っ
て慎重である不具合があり、又、゛後者に於ては制御機
構が複雑で加減速動力費も嵩む不利点があり、又、先行
カムが当って新たな筒音が発生したり、スペースが余分
に必要で重量も増加する不利点があった。
この考案の目的は上記従来技術に基づくプレス型のカム
フォロワーとカムドライバー当接係合に於ける騒音、振
動の問題点に鑑み、該カムフォロワー、カムドライバー
の少くとも一方のカムプレ−トに該カムフォロワーとカ
ムドライバーの衝突時の衝撃を和らげ騒音、振動を抑止
し、加工時には必要荷重の伝達を行うに充分な強度を有
する自己潤滑を有する弾性緩衝材を付設した優れたプレ
ス型のカムプレート構造を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は、ラムの下降と共にカ
ムフォロワーが下動し、介装カムフレートより突出した
自己潤滑性を有すると共に弾性を有する緩衝材が待機カ
ムドライバーに押圧力を印加する際緩衝し衝撃力を和ら
げ、騒音発生を抑止し、プレス加工開始時にはカムフォ
ロワーの下降に伴いカムプレートの摺動方向穿設複数溝
のクリアランス内に該緩衝材が埋没して直接カムフォロ
ワーとカムドライバーにカムプレートを介して当接係合
しラム下死点に近づけることにより衝突速度を減少させ
加工荷重を印加伝達する様にし、或は、加工荷重が低い
場合は該カムプレートを介しての直接係合をすることな
く、緩衝材を介しての係合状態の曾\弾圧裡に加工荷重
を印加する様にした技術的手段を講じたものである。
次にこの考案の実施例を第3図以下の図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
尚、第1゜2図と同一態様部分については同一符号を用
いて説明するものとする。
第3〜8図に示す実施例に於て2′はこの考案の要旨を
成すカムプレートであり、4隅に穿設されたネジ孔7,
7・・・を介し図示しないボルトを介しカムフォロワー
1に交換可能に固設される様にされている。
又、カムドライバー4には従来同様カムプレート5が交
換可能に添設固着されている。
そして、該カムプレート2′には該カムプレート5との
摺動方向に沿って設定数の複数の条列溝8゜8・・・が
カムフォロワー1側に第6図に示す如く幅広段差部8’
、8’・・・を有して穿設されている。
而し7て、該カムプレート2′をカムフォロワー1に対
して上記ネジ孔7,7・・・、ボルトを介して固着する
際に例えば、テフロンの如き、自己潤滑性に富み、適宜
弾力性を有する長条状緩衝材9を上記段差部8’、8’
・・・に対するフランジ部9′を嵌着し、従って、溝8
,8・・・に対して埋没間隙10,10・・・をその周
囲に形成する様にして面−高さでセットする。
上記構成に於て、図示しないラムを介してカムフォロワ
ー1が第7図の様に下降すると、下方で設定位置で待機
する横設カムドライバー4のカムプレート5に対しカム
プレート2′が近接するが、1ず、上記緩衝材9,9・
・・が全て同時にカム面に接触当接し、経時的には弾圧
裡に圧接係合する。
従って、そのプロセスでの衝突衝撃音は発生しないか、
発生しても極めて小さい。
そして、プレス荷重が大きい場合は更にカムフォロワー
1が更に下降するために第8図に示す如く緩衝材9,9
・・・は・圧縮され、カムプレート2′の合溝8,8・
・・内にその埋没間隙10,10・・・を介して吸収さ
れ入り込み、その結果、該カムプレート2′の表面がカ
ムプレート5のカム面に直接当接してプレス荷重をカム
ドライバー4に印加し、該カムドライバー4は所定にプ
レス工程の作用を行う。
そして、該第8図に示す如くカムフォロワー1が下降を
続けてカムプレート2′がカムドライバー4のカムプレ
ート5に摺動して下方にズしていくと溝10,10・・
・内に埋没していた緩衝材9は復元突出する。
そして、上記態様よりプレス荷重が弱い場合は緩衝材9
が圧縮力を受けて溝10内に埋没すると同時にその反作
用としてカムプレート5に押進力が与えられ、その進行
と共にカムフォロワー1は下死点に近づきスピードを下
げ、両者により衝撃力、騒音、振動は抑止される。
又、上記プレス荷重が低い場合にはカムフォロワー1の
下降プロセスでのカムプレート2′の緩衝材9のカムプ
レート5のカム面当接弾圧接触による衝撃音無発生に伴
う係合ばかりでなく、その11該緩衝材9の弾圧を介し
てカムプレート2′とカムプレート5とが金属的に接触
することなくその1N該カムドライバー4をプレス動作
させる。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限られるもので
なく、例えば、カムドライバーのカムプレートにも緩衝
材を介装する等積々の態様が採用可能である。
以上この考案によれば、プレス型のカムドライバー及び
カムフォロワーの少くとも一方に設けたカムプレートに
緩衝材を介装したカムプレート構造にち・いて、該カム
プレートの摺動作用面に摺動方向に沿って複数の取付用
の幅広段差部を有した条列溝を穿設し、該各条列溝に充
分な自己潤滑性を有すると共に弾性を有する長条状緩衝
材を該カムプレート面から設定量突出するようにし、更
に該各条列溝に圧縮埋没間隙を設けるようにしたことに
より、基本的にカムフォロワーがプレス動作下降し長条
状緩衝材を介装したカムプレートが近接しても該長条状
緩衝材が最初にカムプレート摺動面に当接して衝撃を緩
和し、その結果、衝撃音、振動の発生が阻止され、作業
環境を阻害することが無い優れた効果が奏される。
又、プレス荷重が普通の場合は捷ず緩衝材が弾縮され、
その反撥力でカムドライバーが初期押進され、併せてラ
ムの下死点移行に伴いスピードが減少しその点からも衝
撃、騒音、振動が阻止され、プレス荷重が低い場合は該
緩衝材を介装した状態の1\で、カムドライバーを押圧
する様にし、プレス荷重が大きい場合は該緩衝材がカム
プレートの溝の埋没間隙内に入り込み、直接カムプレー
トとカムドライバーとが当接係合して荷重伝達される様
にすることが出来、従って、緩衝材に無理がかXらず、
耐久性が向上し、該カムプレートの耐久性も向上する効
果が奏される。
更に、該カムプレートの溝に対して緩衝材が嵌着される
様にされるので、交換も容易であり、緩衝材の種類によ
って選択取換えもすることが出来る衝突スピード、位置
を変えられる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に基づくカムフォロワーとカムドライ
バーの係合関係説明図、第2図は同じ〈従来の緩衝態様
の説明図、第3図以下はこの考案の実施例の説明図であ
り、第3図は1実施例のカムプレートの平面図、第4図
は同部分切截側面図、第5図は同底面図、第6図は第3
図■−■断面拡大説明図、第7,8図はプレス荷重印加
プロセス説明図である。 4・・・カムドライバー 1・・・カムフォロワー5.
2′・・・カムプレート、9,9′・・・緩衝材、8′
・・・幅広段差部、8・・・条列溝、9,9′・・・長
条状緩衝材、10・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス型のカムドライバーとカムフォロワーの少くとも
    一方に付設されたカムプレート騒音振動防止用の緩衝材
    を具備しているカムプレート構造において、該カムプレ
    ートのプレス動作々用摺接面に摺動方向に沿って複数の
    取付用の幅広段差部を有した条列溝を穿設し、該各条列
    溝に対し自己潤滑性を有すると共に弾性を有する長条状
    緩衝材がカムプレート摺動面から突出するように且つ圧
    縮埋没間隙を有して各々介装されていることを特徴とす
    るプレス型のカムプレー下構造。
JP2303580U 1980-02-26 1980-02-26 プレス型のカムプレ−ト構造 Expired JPS5832816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2303580U JPS5832816Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26 プレス型のカムプレ−ト構造

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JP2303580U JPS5832816Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26 プレス型のカムプレ−ト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56126926U JPS56126926U (ja) 1981-09-26
JPS5832816Y2 true JPS5832816Y2 (ja) 1983-07-21

Family

ID=29619150

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JP2303580U Expired JPS5832816Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26 プレス型のカムプレ−ト構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5448520B2 (ja) * 2009-03-27 2014-03-19 三協オイルレス工業株式会社 カム装置のカムスライダー用緩衝材の取付構造

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JPS56126926U (ja) 1981-09-26

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