JPS5832809Y2 - 帯鋼巻取機のラツパ−ロ−ル研摩用具 - Google Patents

帯鋼巻取機のラツパ−ロ−ル研摩用具

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Publication number
JPS5832809Y2
JPS5832809Y2 JP4482078U JP4482078U JPS5832809Y2 JP S5832809 Y2 JPS5832809 Y2 JP S5832809Y2 JP 4482078 U JP4482078 U JP 4482078U JP 4482078 U JP4482078 U JP 4482078U JP S5832809 Y2 JPS5832809 Y2 JP S5832809Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
winding machine
wrapper roll
polishing tool
roll polishing
Prior art date
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Expired
Application number
JP4482078U
Other languages
English (en)
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JPS54147791U (ja
Inventor
長知 戸川
Original Assignee
日新製鋼株式会社
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Publication date
Application filed by 日新製鋼株式会社 filed Critical 日新製鋼株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱間情調圧延機に付帯して設置される帯鋼巻取
機に釦いて、マンドレルの周囲に巻き取られる帯鋼の外
周をマンドレル側に押圧して巻締するラッパーロールの
胴面を現場で簡単に研摩するための帯鋼巻取機のラッパ
ーロール研摩用具に関するものである。
一般に帯鋼巻取機のラッパーロールは、帯鋼の巻き始め
において進入して来た帯鋼の先端が激しく衝突するため
にその表面に疵を受は易く、この疵が発生すると帯鋼を
巻き取る際に帯鋼の表面にこの疵が転写されて帯鋼の商
品両値を著しく低下させることになる。
そのため帯鋼の商品両値を低下せしめないように、従来
より帯鋼巻取機のラッパーロールに疵が生じると、熱間
帯鋼圧延設備全体を停止し、作業員が帯鋼巻取機内部に
入って肉眼でラッパーロールの胴面に生じた疵を確認し
てその疵を砥石やグライングーを用いて研摩により除去
していた。
しかしながら、帯鋼巻取機のラッパーロールに生じる疵
は通常数ケ所にわたって生ずることが多いので手研摩に
よるラッパーロール胴面の疵の除去は非常に補則であり
、しかも帯鋼巻取機内部は帯鋼の熱間圧延時に使用した
水が垂れたり熱間圧延された帯鋼の余熱が残っていたり
して作業環境が非常に悪いために労働衛生上杆1しくな
く、その結果ラッパーロール胴面の疵が完全に除去され
ていることの確認が不充分となり帯鋼の表面にラッパー
ロール胴面の疵が転写されることを完全に防止し得ない
ばかりか、熱間正極設備の休止を頻繁に行なってラッパ
ーロール胴面の疵の除去を行なわなければならず、この
庇取作業によって生ずる設備の停止による設備稼動率の
低下及び人件費の増大は帯鋼の熱間圧延工場における大
きなネックとなっていたのである。
本考案はこのような従来の帯鋼巻取機のラッパーロール
胴面に生じた疵の手研摩による庇取作業を、人手によら
ない機械研摩にするための帯鋼巻取機のラッパーロール
研摩用具を提供するものである。
更に詳しくは、本考案は帯鋼巻取機のマンドレルの外周
に挿入固定される筒状体と、該筒状体の外周でラッパー
ロールと対応した位置に当接せしめられる弾性体と、該
弾性体の少なくとも外周面に被覆される帯状研摩材と、
該帯状研摩材で外周面を被覆された該弾性体を該筒状体
の外周に固定する固定金具とより成ることを特徴とする
帯鋼巻取機のラッパーロール研摩用具に関するものであ
る。
以下、図面により本考案に係る帯鋼巻取機のラッパーロ
ール研摩用具の1実施例について詳細に説明する。
第1図は本考案に係る帯鋼巻取機のラッパーロール研摩
用具の1実施例の斜視図、第2図は第1図の端部の一部
拡天斜視図、第3図は本考案に係る帯状巻取機のラッパ
ーロール研摩用具を用いて帯状巻取機のラッパーロール
の胴面を研摩している状態を示す側面図である。
図面中、1は帯鋼巻取機のマンドレル5の外周に挿入固
定される筒状体であり、この筒状体1の内周面はその外
径を縮めたマンドレル5の外周に挿入でき、マンドレル
5がその外径を拡げた際にはマンドレル5に確実に保持
固定される内径を有している必要がある。
またこの筒状体1の外周面の所定位置には後述する固定
金具4のポル)4cが螺着せしめられるメネジが設けら
れている。
2は筒状体1の外周でラッパーロール6と対応した位置
に当接せしめられる弾性体であり、この弾性体2として
は一定幅を有し筒状体1の胴長とほぼ同じ長さのゴム板
やフェルト板や厚手の布などが使用できるが、長期間使
用可能なゴム板が好ましい。
3は弾性体2の筒状体1に当接する側と反対側である外
周面に少なくとも被覆される帯状研摩材であり、研摩紙
又は研摩布が使用される。
4は帯状研摩材3でその外周面を被覆された弾性体2を
筒状体1の外周に固定する固定金具であり、図示した実
施例では筒状体1に当接せしめられる当接部4aと帯状
研摩材3がその外周面に被覆された弾性体2を筒状体1
との間に挾持する挾持部4bとより成る金具と、この金
具の当接部4aを貫通して穿設せしめられているボルト
孔を貫通して筒状体1の外周面に設けられたメネジに螺
着せしめられるボルト4cとより戒っているが、必ずし
もこのようにボルトを使用するものではなく筒状体1の
外周面に設けられた溝や孔に内面が嵌着される固定金具
であってもよい。
5は帯鋼巻取機のマンドレルで、その外径を拡大又は縮
小し得る構造になっている。
6は帯鋼巻取機のマンドレル5の外聞側にほぼ等間囁に
配設されておりマンドレル5の周囲に巻き取られる帯鋼
をマンドレル5側に押圧するラッパーロールである。
かかる構造において帯鋼巻取機のラッパーロール6に疵
が発生して疵の除去が必要となった場合は、熱間圧延設
備の稼動を停止し、ラッパーロール6と対応した位置に
外周面を帯状研摩材3で被覆された弾性体2を固定金具
4によって固定された筒状体1を、帯鋼巻取機のマンド
レル5の外周に挿入し、マンドレル5を拡げて筒状体1
をマンドレル5に固定する。
しかる後に帯鋼巻取機のラッパーロール6をマンドレル
5側に移動させて弾性体2の外周面の帯状研摩材3に押
圧せしめる。
かかる準備により弾性体2は変形してラッパーロール6
の胴面と帯状研摩材3とは互に密接せしめられるのであ
る。
そこでラッパーロール6のみを回転せしめれば、ラッパ
ーロールはその胴面全周を均一に研摩されて表面に生じ
た疵を除去されるのである。
以上詳述した如き本考案に係る帯鋼巻取機のラッパーロ
ール研摩用具は、簡単な構造であるから安師に且つ容易
に製作でき、ラッパーロールの研摩を行なう際に帯鋼巻
取機内に作業員が入り込んで作業を行なう必要がないか
ら従来しばしば生じていた点検洩れにより疵の取り残し
も皆無となり安全上及び品質管理上非常に作業性を向上
でき、また帯状研摩材は簡単に交換し得るから半永久的
に使用し得るなど種々の利点を有してち・す、その実用
的商値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る帯鋼巻取機のラッパーロール研摩
用具の1実施例の斜視図、第2図は第1図の端部の一部
拡大斜視図、第3図は本考案に係る帯状巻取機のラッパ
ーロール研摩用具を用いて帯状巻取機のラッパーロール
の胴面を研摩している状態を示す側面図である。 1・・・筒状体、2・・・弾性体、3・・・帯状研摩材
、・・・固定金具、 4a・・・当接部。 4b・・・挾持部、 C ・・・ボルト、 5・・・マンドレル、 6・・・ラッパーロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 帯鋼巻取機のマンドレル5の外周に挿入固定される
    筒状体1と、該筒状体1の外周でラッパーロール6と対
    応した位置に当接せしめられる弾性体2と、該弾性体2
    の少なくとも外周面に被覆される帯状研摩材3と、該帯
    状研摩材3で外周面を被覆された該弾性体2を該筒状体
    1の外周に固定する固定金具4とより成ることを特徴と
    する帯鋼巻取機のラッパーロール研摩用具。 2 弾性体2がゴム板である実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の帯鋼巻取機のラッパーロール研摩用具。 3 帯状研摩材3が研摩紙である実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の帯鋼巻取機のラッパーロー
    ル研摩用具。 4 帯状研摩材3が研摩布である実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の帯鋼巻取機のラッパーロー
    ル研摩用具。 5 固定金具4が、筒状体1に当接せしめられる当接部
    4aと弾性体2を筒状体1との間に挾持する挾持部4b
    とより成る金具と、該金具の当接部4aを貫通して筒状
    体1に螺着せしめられるボルト4cとより成る実用新案
    登録請求の範囲第1項から第4積重でのいずれか1項に
    記載の帯鋼巻取機のラッパーロール研摩用具。
JP4482078U 1978-04-07 1978-04-07 帯鋼巻取機のラツパ−ロ−ル研摩用具 Expired JPS5832809Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54147791U JPS54147791U (ja) 1979-10-15
JPS5832809Y2 true JPS5832809Y2 (ja) 1983-07-21

Family

ID=28921881

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JP4482078U Expired JPS5832809Y2 (ja) 1978-04-07 1978-04-07 帯鋼巻取機のラツパ−ロ−ル研摩用具

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