JPS5832761A - 人工骨 - Google Patents

人工骨

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JPS5832761A
JPS5832761A JP56131837A JP13183781A JPS5832761A JP S5832761 A JPS5832761 A JP S5832761A JP 56131837 A JP56131837 A JP 56131837A JP 13183781 A JP13183781 A JP 13183781A JP S5832761 A JPS5832761 A JP S5832761A
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JP
Japan
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artificial
bone
collagen
coated
base material
Prior art date
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JP56131837A
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English (en)
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JPS618687B2 (ja
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朝倉 由純
今西 久是律
大鳥 盛嗣
和男 佐野
正勝 馬込
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OSHIMA MORITSUGU
Original Assignee
OSHIMA MORITSUGU
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Publication date
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Publication of JPS618687B2 publication Critical patent/JPS618687B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は骨折などにより除去された自然骨に代えて使用
する人工骨に関する。
本発明は自然骨との接続部分を天然に近い状態で自然骨
に強固に接続させることができる人工骨を提供すること
を目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、所定の形状及び強度
を有する母材の表面の少なくとも接続端部にコラーゲン
を被覆して人工骨を構成したことを特徴とする。
以下本発明を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。第1図に示す第1実施例は本発明をヒップジヨイント
として実施したものである。
本実施例において母材(1)はチタンファイバーを撚り
合せ所定形状に焼結形成してなる芯材(2)と、この8
利(2)を被覆する人工骨材(3)とから構成される。
前記芯材(2)は、チタンファイパート炭素とを混在さ
せて所定形状に形成した後、焼結時に炭素を焼失させ、
ポーラス状(多孔質状)の組織が得られるように成形し
ている。前記人工骨材(3)は、リン酸水素カルシウム
、リン酸二水素カルシウム、牛骨などの動物の骨などか
ら製造される微粉状のもので、前記芯材(2)に被覆風
結される。この人工骨材(3)もポーラス状に形成され
ている。
本実施例のヒップジヨイントは、大腿骨の上部に代るも
のとして製造されたもので、関節球部(骨頂部)(4)
、骨頂部(5)及び骨休部(6)よりなり、骨休部(6
)内には髄形成用中空部(7)を設けている。
母材(1)の全表面及び前記中空部(7)には、ムコ多
糖類(例えばコンドロイチン)、アルギン酸、カルシウ
ムなどを添加したコラーゲン(8)を被覆、充填してい
る。この被覆、充填の方法としては、前記母材(1)を
真空槽に入れ、母材(1)の人工骨材(3)及び芯材(
2)のポーラス内の空気を吸引排除した後、酢酸溶液、
クエン酸溶液などに溶解した前記コラーゲン(8)を真
空槽内に供給して、被覆、充填させればよい。コラーゲ
ン(8)は人工骨材(3)のポーラスに侵入し、母材(
1)と強く結合する。
前記コラーゲン(8)としては、哺乳動物の皮革を原料
として生成され、且つ脱免疫処理されたものを採用する
ことが好ましい。
本実施例においては、骨休部(6)の下部にテーバ状に
形成される接続端部(9)の外周に 、ムコ多糖類、ア
ルギン酸、カルシウムなどを添加したコラーゲン(8)
が被覆されているが、他の物質(例えば治癒機転に関与
する促進酵素としてβAlanyl −L Histi
dine)を添加したコラーゲン(8)、或いはコラー
ゲン(8)のみ門被覆してもよい。
又本実施例においては、関節球部(4)に、ムコ多糖類
、カルシウムなどを添加したコラーゲン(8)により(
これらは軟骨組織となる)、内部に漿液(10)を包合
しうる人工関節包(11)を形成している。伺、関節球
部(4)における母材(1)の気孔率を大きくとり、例
えばこれを15%〜2096とする一方、他の部分を1
0%以下とすると好適である。
次に本実施例の作用を説明する。本実施例の人工骨(ヒ
ップジヨイント)は、第1図に示す如く、その接続端部
(9)を自然骨(大腿骨下部)(a)の骨髄内に挿入さ
れ、その関節球部(4)を骨盤(b)の関節窩に嵌め込
まれて使用される。人工骨を人体内に移植した後時間が
経過すると、コラーゲン(8)の作用により、人工骨膜
が形成され、これが自然骨(、)と結合し、前記接続端
部(9)において人工骨と自然骨(、)とは強固に接続
される。
又関節球部(4)と関節窩の間にはコラーゲンでできた
自然のものと同様の関節包が形成され、前記関節窩との
間にナジミができると共に、ショックアブソーバとして
の作用を営みうるようになる。更に前記中空部(7)内
のコラーゲン(8)の作用によって中空部(7)内に骨
髄組織が生成される。
上記諸現象は、コラーゲン(8)が中胚葉性であって、
生体特に中胚葉組織となじみ、毛細血管がそこに通じ易
いという性質を有し、且つ毛細血管が通じ栄養が補給さ
れるようになると、生体のコラーゲン線維を誘導し、自
然の骨膜組織、髄組織などを形成するのに適するという
特性に起因している。
伺、本実施例では母材(1)の人工骨材(3)及び芯材
(2)は共にポーラス状組織に形成されているため、中
空部(7)と外部とは相通じ、中空部(7)内に形成さ
れる骨髄組織から関節球部(4)への栄養補給が可能で
ある。従って本実施例の人工骨1ま体内に移植表れた後
、時間の経過と共に自然骨に近い組織に生成されていく
。図示する如く、人工R(20X20)をコラーゲン(
8)により生成することも可能である。
第2図に示す第2実施例も、ヒップジヨイントに関する
ものであるが、骨休部及び髄形成用中空部を有しない点
で第1実施例と異なる。第2図には、第1図と共通する
部分に同一符号を付している。
第3図に示す第3実施例は、下顎骨(C)(上顎骨であ
ってもよい。)に植込む歯槽に本発明を実施したもので
ある。本実施例における人工骨(人工歯槽)も上記実施
例と同様に金属芯材(2)の周囲に人工骨材(3)を被
覆焼結して母材(1)を形成し、その下顎骨(C)との
接続部である接続端部(9)の外周に上記実施例と同様
のコラーゲン(8)を被覆している。又人工骨(人工歯
槽)内に人工歯(19)を植込みうる空間(18)を形
成し、歯髄空間(17)を有する人工歯(19)を植込
み、人工歯(19)の歯根部(13)(の外周及び前記
歯髄空間(17)に上記実施例と同様のコラーゲン(8
)を充填している。伺、人工骨(歯槽)の底部には孔(
14)を設けて、下顎骨(c)の髄組織と前記空間(1
8)とが連通状態となるようにしている。又前記人工歯
(19)は、金属芯材(15)の周囲に人工骨材(16
)を被覆焼結して形成されている。
本実施例においても、人工歯槽を下顎骨(C)に移植す
ると、時間の経過と共に、前記コラーゲン(8)の作用
により人工歯槽と下顎骨(c)との間及び人工歯(19
)と人工歯槽との間に骨膜が形成される(コラーゲン線
維も誘導されて生成されも)と共に、前記空間(18)
及び歯髄空間(17)に髄組織が生成される。更に人工
歯槽の周辺には上皮組織も生成されて、自然の歯組織に
近い状態となる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。例えば前記母材(1)としては、他の種類
の金属(例えばニッケルクロム合金)を芯材とし、その
周囲に人工骨材を被覆結合させたもの、金属芯材(鋳造
、焼結など種々の方法で形成できる。)にセラミック、
サーメットなどを溶射被覆したもの、セラミックのみで
形成されたものなどを使用することができる。又金属芯
材にセラミックなどを溶射被覆したものにおいては、こ
の溶射被歯層が多孔質であることを利用して、これにコ
ラーゲン、カルシウムなどを塗布して人工骨を製作して
もよい。
父上記実施例においては母材(1)の全周にコラーゲン
(8)を被覆しているが、その接続端部(9)にのみコ
ラーゲン(8)を被覆してもよい。
本発明は上述の如く、人工ヒップジヨイント、人工歯槽
として利用できる外、他の部位にも実施でき、例えば鼻
骨や頬骨の欠損部を補う人工骨として利用できる。
本発明の人工骨は上記構成を有するので、これを自然骨
に接続させると、接続端部に被覆したコラーゲンにより
自然骨との接続が強固となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
本発明の第2実施例を示す縦断面図、第3図は本発明の
第3実施例を示す一部縦断斜視図である。 (1)−m−母材   (8) −一一コラーゲン(9
)−m=接続端部 出願入切 倉 由 純 33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の形状及び強度を有する母材の表面の少なく
    とも接続端部にコラーゲンを被覆したことを特徴とする
    人工骨。
JP56131837A 1981-08-22 1981-08-22 人工骨 Granted JPS5832761A (ja)

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JP56131837A JPS5832761A (ja) 1981-08-22 1981-08-22 人工骨

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JPS618687B2 JPS618687B2 (ja) 1986-03-17

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ID=15067253

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JP56131837A Granted JPS5832761A (ja) 1981-08-22 1981-08-22 人工骨

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