JPS5832723Y2 - 工業用排水処理装置 - Google Patents
工業用排水処理装置Info
- Publication number
- JPS5832723Y2 JPS5832723Y2 JP1977139681U JP13968177U JPS5832723Y2 JP S5832723 Y2 JPS5832723 Y2 JP S5832723Y2 JP 1977139681 U JP1977139681 U JP 1977139681U JP 13968177 U JP13968177 U JP 13968177U JP S5832723 Y2 JPS5832723 Y2 JP S5832723Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- sewage
- industrial wastewater
- chemical
- sludge
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は工業用排水を簡単且確実に浄水と汚物とを強
制分離する沈降分離槽に係り、汚水槽から沈降分離槽へ
圧送される汚水と薬剤との混合および攪拌を効果的に行
なわしめるようにした工業用排水処理装置に関するもの
である。
制分離する沈降分離槽に係り、汚水槽から沈降分離槽へ
圧送される汚水と薬剤との混合および攪拌を効果的に行
なわしめるようにした工業用排水処理装置に関するもの
である。
以下、この考案の実施例を添付の図面にもとづいて具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図はこの考案の概略を示す全体装置のブロック図で
あり、工業用排水などの汚水が貯留された汚水槽１から
沈降分離槽２の処理槽３には、圧送ポンプ４により通管
５を介して汚水を圧送すると共に、この汚水は上記処理
槽３にて、薬液槽６から二次薬品注入管７を介して送ら
れる薬剤と混合され攪拌されて沈降分離槽２に収容され
る。
あり、工業用排水などの汚水が貯留された汚水槽１から
沈降分離槽２の処理槽３には、圧送ポンプ４により通管
５を介して汚水を圧送すると共に、この汚水は上記処理
槽３にて、薬液槽６から二次薬品注入管７を介して送ら
れる薬剤と混合され攪拌されて沈降分離槽２に収容され
る。
沈降分離槽２には、上記処理槽３の下口に流量を調節す
る多数の穴を穿設した網目板８と、その下方に上口広く
下口の狭い環体を適当間隔を保持して、截頭円錐形に連
続させた汚物分離環体９を設置し、かつ上記沈降分離装
置２の上部には浄水流出孔１０を穿設し、浄水をオーバ
ーフロさせる樋１１を設け、流水管１２を介して浄水槽
１３に連設されている。
る多数の穴を穿設した網目板８と、その下方に上口広く
下口の狭い環体を適当間隔を保持して、截頭円錐形に連
続させた汚物分離環体９を設置し、かつ上記沈降分離装
置２の上部には浄水流出孔１０を穿設し、浄水をオーバ
ーフロさせる樋１１を設け、流水管１２を介して浄水槽
１３に連設されている。
また下部にはスラッジ槽１４を設け、沈降分離装置２か
らの沈澱物を収容すると共に、この沈澱物はスラッジ排
出ポンプ１５により排出されるようになっている。
らの沈澱物を収容すると共に、この沈澱物はスラッジ排
出ポンプ１５により排出されるようになっている。
なお図において符号１６は、薬液槽６から汚水槽１に薬
剤を送る第一次薬品注入管であり、また符号１７は上記
沈降分離装置２から流水管１２を通り浄水槽１３に貯留
された浄水を再び汚水槽１に循環させる浄水循環ポンプ
である。
剤を送る第一次薬品注入管であり、また符号１７は上記
沈降分離装置２から流水管１２を通り浄水槽１３に貯留
された浄水を再び汚水槽１に循環させる浄水循環ポンプ
である。
第２図ないし第４図は上記装置における沈降分離装置２
および処理槽３の詳細図であり、汚水槽１から汚水が通
管５を通り、薬液混合装置１８によって薬液と汚水が混
合されて沈降分離装置２に供給される。
および処理槽３の詳細図であり、汚水槽１から汚水が通
管５を通り、薬液混合装置１８によって薬液と汚水が混
合されて沈降分離装置２に供給される。
この薬液混合装置１８は第３図イ７口に示すように通管
５に連設されたエルボ５ａ内に二次薬品送水管７が挿入
されて開口しており、通管５の開口端５ｂ部にて上記両
液が混合するようになっている。
５に連設されたエルボ５ａ内に二次薬品送水管７が挿入
されて開口しており、通管５の開口端５ｂ部にて上記両
液が混合するようになっている。
また上記薬液混合装置１８を通過した汚水は処理槽３に
供給されるが、この薬液混合装置１８からの導管１９は
処理槽３の切線方向に開口するように設置されていると
共に処理槽３の内周面適所には任意の攪拌ブレード３ａ
が複数個形戒されているので、処理槽３への汚水の流入
はサイクロン流により乱流が起り薬剤との混合および攪
拌が促進される。
供給されるが、この薬液混合装置１８からの導管１９は
処理槽３の切線方向に開口するように設置されていると
共に処理槽３の内周面適所には任意の攪拌ブレード３ａ
が複数個形戒されているので、処理槽３への汚水の流入
はサイクロン流により乱流が起り薬剤との混合および攪
拌が促進される。
また上記処理槽３の下口には流量を調節する網目板８が
形成されているが、この網目板８の形状は第４図に示す
ように中央に所定の通過孔８ａを穿設した周囲に多数の
打抜き小孔８ｂを形成したものである。
形成されているが、この網目板８の形状は第４図に示す
ように中央に所定の通過孔８ａを穿設した周囲に多数の
打抜き小孔８ｂを形成したものである。
また上記処理槽３には上方からスラリ一点検棒２０が設
けられており、処理槽３内のスラリー量を点検するよう
になっている。
けられており、処理槽３内のスラリー量を点検するよう
になっている。
さらに上記処理槽３の下方に設けた汚物分離環体９の詳
細は図に示すように、上口が広く下口の狭い環体を適当
間隔を保持して截頭円錐形に複数個連続させて形成した
ものであって、円錐傾斜角αはたとえば実施例のごとく
およそ４８°程度が好ましい。
細は図に示すように、上口が広く下口の狭い環体を適当
間隔を保持して截頭円錐形に複数個連続させて形成した
ものであって、円錐傾斜角αはたとえば実施例のごとく
およそ４８°程度が好ましい。
以上のように構成された処理装置の作用は、工業用排水
が汚水槽１内に貯留されると共に薬液槽６より第一次薬
品注入管１６を介して第一次薬品が添加され、圧送ポン
プ４により通管５を介して処理槽３に汚水が圧送される
。
が汚水槽１内に貯留されると共に薬液槽６より第一次薬
品注入管１６を介して第一次薬品が添加され、圧送ポン
プ４により通管５を介して処理槽３に汚水が圧送される
。
この際、途中の薬液混合装置１８において第２成葉品が
第二次薬品注入管７を介して汚水中に混合されると共に
処理槽３にサイクロン流を起すように導入されて充分薬
剤との混合および攪拌が促進される。
第二次薬品注入管７を介して汚水中に混合されると共に
処理槽３にサイクロン流を起すように導入されて充分薬
剤との混合および攪拌が促進される。
汚水に混入した粒子の大きなものは、サイクロン流によ
って、通過孔８ａを通って降下する。
って、通過孔８ａを通って降下する。
このとき、汚水と薬液との混合液の流速が急速におちる
。
。
こうして汚水はフロラ状になり処理槽３の下口に形成さ
れた網目板８より通過して、さらに汚物分離環体９によ
り汚物フロックと浄水とに分離され、浄水は上昇して流
出孔１０より樋１１に溢れ、さらに流水管１２を通って
浄水槽１３に貯留される。
れた網目板８より通過して、さらに汚物分離環体９によ
り汚物フロックと浄水とに分離され、浄水は上昇して流
出孔１０より樋１１に溢れ、さらに流水管１２を通って
浄水槽１３に貯留される。
この浄水槽１３に貯留された浄水は再び浄水循環ポンプ
１７により汚水槽１に循環される。
１７により汚水槽１に循環される。
また上記処理槽３を通過したスラッジは下降してスラッ
ジ槽１４に沈澱し、このスラッジ槽１４に沈澱したスラ
ッジは、スラッジ排出ポンプ１５により外部へ排出され
るものである。
ジ槽１４に沈澱し、このスラッジ槽１４に沈澱したスラ
ッジは、スラッジ排出ポンプ１５により外部へ排出され
るものである。
叙上のごとく、この考案は工場排水を簡単な装置により
完全に汚水より汚物を分離し、浄水として循環使用でき
る分離を容易に行ない、水の節約と公害防止上有用な装
置を提供するものである。
完全に汚水より汚物を分離し、浄水として循環使用でき
る分離を容易に行ない、水の節約と公害防止上有用な装
置を提供するものである。
また汚水には充分な薬液が効果的に注入され、処理槽へ
の供給をサイクロン式の乱流を起すように導入したので
、薬剤と汚水の混合および攪拌が促進されるので、薬剤
の節約にもなり経済的な工業用排水処理装置である。
の供給をサイクロン式の乱流を起すように導入したので
、薬剤と汚水の混合および攪拌が促進されるので、薬剤
の節約にもなり経済的な工業用排水処理装置である。
第１図はこの考案の概略を示す全体装置のブロック図で
ある。 第２図は同上要部の一部破断した拡大側面図、第３図イ
９口は第２図の要部拡大側面図および一部破断した要部
の正面図、第４図は第２図の要部処理槽の平面図である
。 １・・・・・・汚水槽、２・・・・・・沈降分離槽、３
・・・・・・処理槽、３ａ・・・・・・攪拌ブレード、
４・・・・・・圧送ポンプ、５・・・・・・通管、５ａ
・・・・・・エルボ、５ｂ・・・・・・通管の開口端、
６・・・・・・薬液槽、７・・・・・・二次薬品注入管
、８・・・・・・網目板、８ａ・・・・・・通過孔、８
ｂ・・・・・・打抜き小孔、９・・・・・・汚物分離環
体、１０・・・・・・流出孔、１１・・・・・・樋、１
２・・・・・・流水管、１３・・・・・・浄水槽、１４
・・・・・・スラッジ槽、１５・・・・・・スラッジ排
出ポンプ、１６・・・・・・第一次薬品注入管、１７・
・・・・・浄水循環ポンプ、１８・・・・・・薬液混合
装置、１９・・・・・・導管、２０・・・・・・スラリ
一点検棒。
ある。 第２図は同上要部の一部破断した拡大側面図、第３図イ
９口は第２図の要部拡大側面図および一部破断した要部
の正面図、第４図は第２図の要部処理槽の平面図である
。 １・・・・・・汚水槽、２・・・・・・沈降分離槽、３
・・・・・・処理槽、３ａ・・・・・・攪拌ブレード、
４・・・・・・圧送ポンプ、５・・・・・・通管、５ａ
・・・・・・エルボ、５ｂ・・・・・・通管の開口端、
６・・・・・・薬液槽、７・・・・・・二次薬品注入管
、８・・・・・・網目板、８ａ・・・・・・通過孔、８
ｂ・・・・・・打抜き小孔、９・・・・・・汚物分離環
体、１０・・・・・・流出孔、１１・・・・・・樋、１
２・・・・・・流水管、１３・・・・・・浄水槽、１４
・・・・・・スラッジ槽、１５・・・・・・スラッジ排
出ポンプ、１６・・・・・・第一次薬品注入管、１７・
・・・・・浄水循環ポンプ、１８・・・・・・薬液混合
装置、１９・・・・・・導管、２０・・・・・・スラリ
一点検棒。
Claims (1)
- 汚水槽より通管を介して汚水を圧送し、沈降分離槽内の
処理槽に供給する途中に薬液混合装置を設け、この装置
からの導管を処理槽の切線方向に開口させると共に処理
槽内周面適所に任意の攪拌ブレードを形成し、上記処理
槽の下口には流量を調節する多数の小孔を穿設した網目
板を形成し、この網目板の下方に、上口広く下口の狭い
環体を適当間隔を保持して截頭円錐形に連続させた汚物
分離環体を設置し、上記沈降分離槽の上部に浄水流出孔
を形成した樋を形成して流水管に連通し、下部には分離
したスラッジを貯留するスラッジ槽を設けてなる工業用
排水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977139681U JPS5832723Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 工業用排水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977139681U JPS5832723Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 工業用排水処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5465070U JPS5465070U (ja) | 1979-05-09 |
| JPS5832723Y2 true JPS5832723Y2 (ja) | 1983-07-21 |
Family
ID=29113962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977139681U Expired JPS5832723Y2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 工業用排水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832723Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025170U (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-22 |
-
1977
- 1977-10-18 JP JP1977139681U patent/JPS5832723Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5465070U (ja) | 1979-05-09 |
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