JPS5832717A - 電気掃除機の回転ブラシ停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転ブラシ付電気掃除機の回転ブラシ停止装置
に関する。

回転ブラシ付電気掃除機の形態の一例を第１図に示す。

本体（１）にはつまみ（２）により着脱可能なダストボ
ックス（３）が配設され、このダストボックス（３）の
上方には入力切替スイッチ（４）が配置され、さらに本
体（１）上面には電源スィッチ（５）を併設したグリッ
プ（６）を先端に有するハンドル（７）が立設されてい
る。また、本体（１）の下部には同本体（１）に対する
傾斜角が可変とされたパワーノズル（８）が配設されて
おり、このパワーノズル（８）にはベッドの丁等を掃除
する時に使用するランプ（９）、パワーノズル（８）が
家屋の壁等に衝突したときに破損するのを防止スルバン
パーＱＯ及びパワーノズル（８）のカーペット上での動
きを滑らかにするための裏板（１１）が設けられている
。

従来の回転ブラシ付電気掃除機のパワーノズルの内部は
第２図および第８図に示すような構成になっていた。す
なわち、第２図に示すものでは、本体（１）内部に配設
されて塵埃等を吸引掃除するための動力となるファンモ
ータ（１つのシャフト（１″Ｄから、ベルト０荀によっ
て、パワーノズル（８）に軸受（Ｉｎを介して回転ブラ
シＯＱと一体に回転する回転ブラシプーリαηへ回転を
伝えていた。しかし、かかる構成のものでは、回転ブラ
シθＱを用途に応じて回転、停止させるにはファンモー
タ０４そのものを回転、停止しなければならず、したが
って回転ブラシ０・を停止させて冊除機を使用すること
は不可能であつｔこ。また、第８図に示すものでは、パ
ワーノズル（８）内に回転ブラシθ（９専用のモータ０
枠を増設し、モータ０均の回転はベルト（１Φにより回
転ブラシθ・と一体に回転する回転ブラシプーリθηへ
伝えられ、また、回転ブラシ（１４９は軸受Ｑυを介し
てパワーノズル（８）に回転自在に取り付けられ、回転
ブラシα０により掻き集められた塵埃は吸込１１０！３
から吸い込まれていた。したがって、モータ（Ｉ樽の回
転を停止させることにより、回転ブラシθりの停止状態
でもファンモータのみを回転させて掃除機を使用するこ
とができたが、モータ（ト）の分コスト高となり、製品
価格もその分高くなるという欠点があった。

本発明は、モータの始動時には駆動側で従動側を抑圧保
持して回転を伝達するとともにモータが所定の回転数に
達した後は従動側で駆動側を抑圧保持１ノで回転を伝達
するクラッチ部と従動側を抑圧固定または離脱解散させ
るブレーキ部とを有し、このブレーキ部にて従動側を抑
圧固定した時は、クラッチ部における従動側による駆動
側への抑圧保持を解除して駆動側から従動側への回転の
伝達を絶つことにより、ファン丘−夕にて回転される回
転ブラシを、このファンモータを停止することなしに任
意に回転、停止することができる回転ブラシ停止装置を
提供し、上記従来の回ＩＵ、ブラシ旧電気掃除機の具有
する欠点を解Ｗｊｌ　ｌ、、回転ブラシ付電気掃除機の
製造コストを低丁させしかも使用性を向上させることを
「１的とするものである。

以下本発明の一実施例を第４１ａ〜第８図に基づいて説
明する。

第４図は本発明に基づく回転ブラシ停止装＋１１をｉｔ
したパワーノズル部を示す。すなわち、本体（１）内に
配設されたファンモータ０′４の１転は、シャフトα場
に掛けられたベルト（１４）により、パワーノズル（８
）内部に設けられた回転ブラシ停止装置ｔ、１に伝えら
れ、さらに、軸受←９によりパワーノズル（８）内に回
転自在に取り付けられた回転ブラシ（１１９と一体に回
転する回転ブラシプーリ０７１に伝えられる。回転ブラ
シ停止装置Ｋ）はクラッチ部Ｃａ１）とブレーキ部（イ
）とを有する。

第５図〜第６図は回転ブラシ停止装置（イ）の詳細を示
す。回転ブラシ停止装置（１）は駆動側（２）および従
動側（ハ）とからなり、クラッチ部シυとブレーキ部（
イ）とを有するものである。駆動側（イ）においてベア
リングに）を介して軸（ホ）に回転自在に外嵌された駆
動側プーリ（５）の従動側■側面には駆動側ドラム（ハ
）が一体回転可能に取り付けられており、駆動側ドラム
（ハ）の外方の駆動側プーリ（ロ）の側面には、一対の
半円環状の駆動側アーム（２９Ａ）、（２９１３）がそ
れぞれビン（８０Ａ）、（８０Ｂ）を中心として揺動可
能に、かつ軸（イ）と同心状に取り付けられている。一
方、従動側（ハ）においてベアリングＣηを介して軸（
４）に回転自在に外嵌された従動側プーリ（切の駆動側
（ハ）側面には、駆動側ドラム（ハ）の外方で駆動側ア
ーム（２９Ａ）、（２９ｂ）に内嵌される従動側ドラム
ｑ（１が一体回転可能に取り付けられており、また、従
動側Ｃニ ドラム−〇内方の従動側プーリ■の駆動側に）側へは、
駆動側ドラム（ハ）に内嵌された一対の半円環状の従動
側アーム（８４Ａ）、（８４Ｂ）がそれぞれビン（８５
Ａ）、（３５１１）を中心として揺動可能に取り付けら
れている。駆動側アーム（２９Ａ）　、　（２９１３）
は、その内局面にて従動側ドラムＣＣ１の外１．’、ｉ
面を抑圧保持するように、両駆動側アーム（２９Ａ）　
、　（２９１９間に亘って掛装された駆動側ばねＧ）＋
ＬＣ（１にて互いに引き合わされており、また、従動側
アーム（１１４Ａ、）、（８４１１）は、その外周面が
駆動側ドラムに）の内）／ｄ　１ｆｆｉに接触しないよ
うに、両従動側アーム（８４Ａ、）、（８４Ｂ）間に亘
って掛装された従動側ばねｌ、！、）、Ｃ荀にて互いに
引き合わされている。従動側プーリ（ｒ４のもう一方の
側面には、ブレーキドラム弼が、軸敬９と同心状に、か
つ従動側プーリ０″４と一体回転可能に取り付けられて
いる。

ブレーキ部（イ）の詳細を第７図〜第８図に示す。

パワーノズルボデー（（りｌこは上丁力゛向の長穴（４
１νおよび左右方向の長穴（４１）を穿設しｔこ板状の
ブレ−キ軸受（６）が垂下され、長穴（１（）にはブレ
ーキアーム（１］の支点に立設されたピン＠→が、まｔ
こ長穴りυにはブレーキアーム輪の揺動部に立設された
ビン碩１）がそれぞれ摺動可能に嵌入されている。ブレ
ーキ軸受（１とブレーキアーム０壕との間には、このブ
レーキ軸き合オ）ケるようにはねＣ０が掛装されている
。ブレーキアーム（ト）の一方の揺動部はブレーキドラ
ムＣ→に対向されており、その先端にはブレーキドラム
（２→の外１−ｄを抑圧固定するブレーキシュー０力が
取り伺けられている。また、叱方の揺動部先端には、パ
ワーノズルボデーｃ、＋１の開口−より突出するっまみ
０１１）が取り付けられている。つまみＩＱＩは、第１
図に示すパワーノズル（８）部分に配設されている。

以上のＦＪ成において、第７図に示すつまみＣ４９１を
左方に動かすと、ピン（１すが長穴０ηの左方へ移動す
るとともに、ばねＯＱの引張作用によってピン０４が長
穴（１（１の上縁に接し、ブレーキシュー１７１がブレ
ーキドラム頓９から離脱した状態で保持され、ブレーキ
ドラムく→および回転ブラシ停止装置ｉｉ翰の従動側（
ハ）は回転可能な状態になる。

このとき、第４図に、→ζすファンモータ０ツが起動し
てベルト（ｌΦを走らせ□ると、第５図および第６図に
示す駆動側プーリ（５）が回転される。このとき、駆動
側ばね休９、（イ（９の作用により駆動側アーム（８４
Ａ）、（８４Ｂ）はその内周面にて従動側ドラムＣＣ＋
の外周面を抑圧保持しているため、駆動側朝会から従動
側（ハ）に回転が伝達される。ファンモータ（鴫の回転
が所定の値に達すると、駆動側アーム（２ＯＡ、）　、
　（２９１っけその遠心力が駆動側はね（す、（峠の力
に勝ち、ピン（８０Ａ）、（８０Ｂ）を中心として外方
へ揺動し、従動側ドラムに）の外周面から離れてしまう
が、これと同時に、従動側アーム（８４Ａ）、（８４Ｂ
）もその遠心力が従動側ばね（旬、（９）の力に勝ち、
ピン（８５Ａ）、（８５Ｂ）を中心として外方へ揺動し
て駆動側ドラム（至）の内周面を押圧保持する。したが
ってファンモータ（ｌｅの起動時における回転の伝達経
路が絶たれるとともに、新たな回転の伝達経路が生じ、
その結果従動側（ハ）は全く支障なく回転を持続するこ
とになる。

掃除機の運転中に回転ブラシＯＱを停止させる場合は以
下のようにする。すなわち、第７図に示すようにつまみ
−を移動させれば、ピンに）が長穴０υの中央部に移動
するとともにブレーキシュー０７）がブレーキドラム（
乃に接触し、ピン０４１が長穴（１（）の下部に移動し
てばねＯＱが伸び、ばねに）の張力が最大になり、この
張力によってブレーキシュー６７１をブレーキドラムＣ
→に抑圧して第５図〜第６図における従動側（ハ）の回
転が落ちる。すると、従動側アーム（８４Ａ、）、（３
４Ｂ）に働く遠心力が弱められ、この従動側アーム（８
４Ａ）、（３４］３）が従動側ばれ（司、−句の作用に
よって互いに引き合わされることによって駆動側ドラム
（至）の内周面から離れることになる。

一方、駆動側輪は回転したままであるので、）駆動側ア
ーム（２９Ａ）、（２９Ｂ）は外方に拡がったままであ
り、シｔこがって駆動側ＩＧ！３から従動側（ハ）への
回転の伝達が絶たれることになる。以」二にＪ：って、
従動側（ハ）へ回転力は伝わらなくなり、しかも、ブレ
ーキシュー０７）にてブレーキドラムｃｌを押圧してい
るため従動側（ハ）は停止されて固定され、したがって
回転ブラシ四は停止することになる。すなわち、ファン
モータ０乃を停止することなく、回転ブラシθ１のみを
停止することができるものである。

その後再び第７図におけるつまみ輪を左方に移動させる
と、ブレーキシュー１カがブレーキドラムｃ効から離脱
し、回転ブラシ四が回転ｊ１Ｊ　ｒ＋ｌ：な状態になる
。

以上述べたように本発明によると、一台のファンモータ
を使用するだけで、このファンモータを回転させたまま
、回転ブラシを回転状態でも停止状態でも使用でき、掃
除機の製造コストを低下させることができるのみならず
、掃除機をベアフロア、畳上等で使用する時は回転ブラ
シを停由さ−υ“。

カーペット上等で使用するときは回転ブラシを回転させ
るという具合に選択便用でき、その使用性を大幅に向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転ブラシ付電気掃除機の夕１観を例示する図
、第２図〜第８図は従来の回転ブラシ付電気掃除機の回
転ブラシ部を示す概略構成図、第４図は本発明に基づく
回転ブラシ停止装置を装着した回転ブラシ部の概略構成
図、第５図は本発明に基づく回転ブラシ停止装置Ｉ！１
の一実施例を示す要部側面図、第６図は第５図の縦断正
面図、第７図はブレーキ部の一部欠取詳細説明図、第８
図は第７図の側面図である。 （１の・・・ファンモータ、（１４）・・・ベル１〜、
（ＩＱ・・・回転フラジ、ｃｙｌ・・・回転ブラシ停止
装置〆ｘ、２ｔ）・・・クラッチ部、（イ）・・・ブレ
ーキ部、（イ）・・・駆動側、（財）・・・従＃１７１
１＋１、Ｑ（・・・１駆ｄＵ＋側ドラム、（２９Ａ）、
（２９Ｂ）・・・駆動側アーム、（イ）・・・従動側ド
ラム、（８４Ａ）、（８４Ｂ）・・・従動側アーム、（
Ｍｅ・・・ｉ＋＜動側ばわ、　Ｇ（７）・・・従動側ば
ね、クリ・・・ブレーキドラム、（Ｉ；や・・・ブレー
キアーム、０７１・・・ブレーキシュー、ｑｌ・・・つ
まみ 代理人　　森　本　義　弘 第１図 第２図 第３区 ／り　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌθ第５図 第７図 汽 Ｚ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ファンモータに連動連結された駆動側と回転ブラ
   シに連動連結された従動側とからなり、回転軸心と同心
   状に配設された一対の半円環状の駆動側アームと、この
   駆動側アームに内嵌される従動側ドラムと、駆動側アー
   ム間に亘って掛装され、ファンモータが始動するときに
   駆動側アームの内周面にて従動側ドラムの外周面を抑圧
   保持させて回転を伝達させ、かつファンモータが所定の
   回転数に達した時に遠心力にＪ二つて駆動側アーム同志
   が離間移動してｆｉｆｌ記従動側ドラムへの抑圧保持を
   解除して回転の伝達を絶つのを許す駆動側ばねとを有す
   るとともに、前記従動側ドラムの内側において回転軸心
   と同心状に配置された駆動側ドラムと、この駆動側ドラ
   ムに内嵌された一対の半円環状の従動側アームと、同従
   動側アーム間に亘って掛装され、従動側が所定の回転数
   に達した時に遠心力によって従動側アームのＡ周面が駆
   動側ドラムの内周面を押圧保持し′〔回転の伝達を受け
   るのを許し、かつ従動側の停止時に遠心力の作用しない
   従動側アーム同志を引き合わせて従動側アームにょるル
   ［〈両側ドラムからの回転の伝達を防止する従動側ばね
   とを有するクラッチ部を設け、かつ、回転軸心と同心状
   に配置された従動側プレーギドラムへのブレーキシュー
   の抑圧固定状態または離脱開放状態を切換可能なブレー
   キ部を設けたことを特徴とする電気掃除機の回転ブラシ
   停止に装置。