JPS5832188Y2 - 陰極線管用磁石調整装置 - Google Patents
陰極線管用磁石調整装置Info
- Publication number
- JPS5832188Y2 JPS5832188Y2 JP1976001540U JP154076U JPS5832188Y2 JP S5832188 Y2 JPS5832188 Y2 JP S5832188Y2 JP 1976001540 U JP1976001540 U JP 1976001540U JP 154076 U JP154076 U JP 154076U JP S5832188 Y2 JPS5832188 Y2 JP S5832188Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- screw
- cathode ray
- rear plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は陰極線管用磁石の調整装置に関するものである
。
。
従来、陰極線管を用いた映像装置の一つとして、投射型
テレビジョン受像機が知られている。
テレビジョン受像機が知られている。
この投射型テレビジョン受像機の中には、赤、緑、青そ
れぞれの色に対して専用の陰極線管を用意し、これら3
個の陰極線管の画面をスクリーン上に投射し合成して所
望の色を得る構成のものがある。
れぞれの色に対して専用の陰極線管を用意し、これら3
個の陰極線管の画面をスクリーン上に投射し合成して所
望の色を得る構成のものがある。
この種の受像機の陰極線管用磁石、たとえばフォーカス
調整用磁石は第4図に示すように、陰極線管のネック部
が挿入保持される後板1の透孔1aを囲む如く、4個の
支持支柱2を取付け、この支持支柱2の端部に設けた長
孔2aに磁石保持部材3のねじ孔を合わせ、取付ねじ4
を長孔2aに挿通し磁石保持部材3のねじ孔にねじこむ
ことにより磁石保持部材3を支持柱2に取り付けて磁石
5を保持するようにしていた。
調整用磁石は第4図に示すように、陰極線管のネック部
が挿入保持される後板1の透孔1aを囲む如く、4個の
支持支柱2を取付け、この支持支柱2の端部に設けた長
孔2aに磁石保持部材3のねじ孔を合わせ、取付ねじ4
を長孔2aに挿通し磁石保持部材3のねじ孔にねじこむ
ことにより磁石保持部材3を支持柱2に取り付けて磁石
5を保持するようにしていた。
そして上記磁石5の上記後板1に対する前後位置、上下
左右位置、傾きの3調整要素を調整するには、上記4個
の支持支柱2に設けた4個の長孔2aと4個の取付ねじ
4それぞれの相対的位置を調整することにより行なって
いたが、この方法では上記3調整要素を同時にしかも最
良の状態に調整することはきわめて困難なものであった
。
左右位置、傾きの3調整要素を調整するには、上記4個
の支持支柱2に設けた4個の長孔2aと4個の取付ねじ
4それぞれの相対的位置を調整することにより行なって
いたが、この方法では上記3調整要素を同時にしかも最
良の状態に調整することはきわめて困難なものであった
。
本考案はこのような問題を解消し、陰極線管のネック部
に遊嵌される磁石の位置を容易に調整できるようにする
ことを目的とするものである。
に遊嵌される磁石の位置を容易に調整できるようにする
ことを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例について第1図〜第3図の図面
と共に説明する。
と共に説明する。
図にお・いて11は陰極線管で、その前部11a(螢光
面側)の外周には取付孔12aを有する取付金具12が
固定され、ネック部11bには締付部13aを有する偏
向ヨーク13釦よびねじ孔14aを有する取付金具14
が固定されている。
面側)の外周には取付孔12aを有する取付金具12が
固定され、ネック部11bには締付部13aを有する偏
向ヨーク13釦よびねじ孔14aを有する取付金具14
が固定されている。
15は上記陰極線管11挿入用の3個透孔15aと上記
取付金具12の取付孔12aに対応するねじ孔15bを
有する前板で、上記ねじ孔15bに取付金具12の取付
孔12aを合致させて取付ねじ16をねじこむことによ
り陰極線管11の前部11aが保持される。
取付金具12の取付孔12aに対応するねじ孔15bを
有する前板で、上記ねじ孔15bに取付金具12の取付
孔12aを合致させて取付ねじ16をねじこむことによ
り陰極線管11の前部11aが保持される。
17は一端が上記前板15に取付けられた補強部材で、
他端に取付ねじ18で以って後板19が取付けられてい
る。
他端に取付ねじ18で以って後板19が取付けられてい
る。
この後板19は、第2図に示すように陰極線管11の取
付角度aを吸収し、陰極線管11のネック部11bに直
交するように角度aだけ傾斜せしめられた折曲片20を
有し、この折曲片20には上記陰極線管11のネック部
11bが挿入される透孔20aと上記取付金具14のね
じ孔14aに対応する透孔20bと、磁石案内筒21の
取付孔21aに対応するねじ孔20cと、後述する磁石
位置調整ねじ25の先端部が挿入される透孔20dが設
けられている。
付角度aを吸収し、陰極線管11のネック部11bに直
交するように角度aだけ傾斜せしめられた折曲片20を
有し、この折曲片20には上記陰極線管11のネック部
11bが挿入される透孔20aと上記取付金具14のね
じ孔14aに対応する透孔20bと、磁石案内筒21の
取付孔21aに対応するねじ孔20cと、後述する磁石
位置調整ねじ25の先端部が挿入される透孔20dが設
けられている。
上記透孔20bに取付金具14のねじ孔14aを合致さ
せ取付ねじ(図示せず)をねじこむことにより後板19
に陰極線管11のネック部11bが保持される。
せ取付ねじ(図示せず)をねじこむことにより後板19
に陰極線管11のネック部11bが保持される。
lた磁石案内筒21の取付孔21aを後板19のねじ孔
20cに合わせて取付ねじ22をねじこむことにより上
記案内筒21は後板19に取付けられる。
20cに合わせて取付ねじ22をねじこむことにより上
記案内筒21は後板19に取付けられる。
この磁石案内筒21は上記取付孔21aを有する鍔部と
この鍔部上に突出する円筒部を有して釦り、上記鍔部に
は調整ねじ取付用のねじ孔21bが、上記円筒部には軸
方向のスリン)21cが設けられている。
この鍔部上に突出する円筒部を有して釦り、上記鍔部に
は調整ねじ取付用のねじ孔21bが、上記円筒部には軸
方向のスリン)21cが設けられている。
23はリング状の磁石24を保持し、上記磁石24の位
置を調整する調整ねじ25が挿入される透孔23aを有
する3個の突片23bを持った磁石ホルダーで、上記3
個の突片23bは上記案内筒21のスリン)21cに摺
動自在に係合される。
置を調整する調整ねじ25が挿入される透孔23aを有
する3個の突片23bを持った磁石ホルダーで、上記3
個の突片23bは上記案内筒21のスリン)21cに摺
動自在に係合される。
また上記磁石ホルダー23の本体には陰極線管11のネ
ック部11bが挿入される透孔23cが設けられている
と共に上記本体の外周面は円弧状面23dに形成され案
内筒210円筒部の内壁に摺動可能に嵌入されるように
構成されている。
ック部11bが挿入される透孔23cが設けられている
と共に上記本体の外周面は円弧状面23dに形成され案
内筒210円筒部の内壁に摺動可能に嵌入されるように
構成されている。
26は磁石ホルダー23の突片23bが挿入係合される
スリット26aを有する固定リング、21は固定り/グ
26に締付力を与えるねじ、28は上記磁石位置調整ね
じ25に遊嵌されるコイルバネで、磁石24を後方19
から引離す方向に付勢するものである。
スリット26aを有する固定リング、21は固定り/グ
26に締付力を与えるねじ、28は上記磁石位置調整ね
じ25に遊嵌されるコイルバネで、磁石24を後方19
から引離す方向に付勢するものである。
上記実施例において調整ねじ25を締付けると磁石24
は磁石ホルダー23と共に後板19方向に前進する。
は磁石ホルダー23と共に後板19方向に前進する。
正三角形を描くように配置された3個の調整ねじ25(
図には1個あるいは2個のみ示す)を平均して締付ける
と上記磁石24は後板19の折曲片20に対して平行に
移動するが、1個あるいは2個だけ締付けると磁石24
を上記折曲片20に対して傾斜させることができる。
図には1個あるいは2個のみ示す)を平均して締付ける
と上記磁石24は後板19の折曲片20に対して平行に
移動するが、1個あるいは2個だけ締付けると磁石24
を上記折曲片20に対して傾斜させることができる。
この場合、スリン)21cを有する案内筒21の内壁に
沿って、磁石ホルダー23の円弧状外周面23dが接触
して円滑に移動するのでガタックことかなく調整が正し
く行なえる。
沿って、磁石ホルダー23の円弧状外周面23dが接触
して円滑に移動するのでガタックことかなく調整が正し
く行なえる。
調整後終了後、固定リング26にねじ2Tをねじこみ案
内筒21及び磁石ホルダー23を締付ければ、調整後の
ゆるみ、左右のガタ等の発生が防止できる。
内筒21及び磁石ホルダー23を締付ければ、調整後の
ゆるみ、左右のガタ等の発生が防止できる。
また磁石24を陰極線管11のネック部11bの径方向
に移動させる場合には、取付ねじ22を緩めれば案内筒
21の取付孔21aの範囲内で自由に調整出来る。
に移動させる場合には、取付ねじ22を緩めれば案内筒
21の取付孔21aの範囲内で自由に調整出来る。
なお上記取付ねじ22は3個あるが図には1個あるいは
2個のみ示している。
2個のみ示している。
また上記実施例では磁石24の調整手段をホルダー23
の外周部に設けているが、内周部に設ける構成を採って
も良い。
の外周部に設けているが、内周部に設ける構成を採って
も良い。
以上のように本考案は陰極線管の前部を保持する前板と
、この前板に連結され上記陰極線管のネック部が挿通ず
る透孔を有する後板と、この後板に取付けられる磁石案
内筒と、この磁石案内筒内に収納され、かつ上記ネック
部の1わりに設けられたリング状の磁石と、この磁石を
保持する磁石ホルダとを備え、上記磁石ホルダには少く
とも三本の突片を設け、この突片を上記磁石案内筒の壁
面に軸方向に形成したスリットに挿入し、この突片に調
整ねじ挿入孔を設け、この挿入孔に挿入されたねじを上
記磁石案内筒の鍔部に螺合し、上記磁石が上記後板から
離れる方向に付勢するコイルバネを設け、上記磁石案内
筒の鍔部にねじの径より大きい透孔を形成し、との透孔
にねじを挿入してこのねじを上記後板に螺合して磁石案
内筒を後板に取付け、スリットを有する固定リングを上
記磁石案内筒を囲むように取付け、この固定リングのス
リットに上記突片を挿入し、上記固定リングはねじによ
って締付可能にした陰極線管用磁石調整装置であり、磁
石の前後位置、左右上下位置、傾きを簡単かつ確実に調
整することができる。
、この前板に連結され上記陰極線管のネック部が挿通ず
る透孔を有する後板と、この後板に取付けられる磁石案
内筒と、この磁石案内筒内に収納され、かつ上記ネック
部の1わりに設けられたリング状の磁石と、この磁石を
保持する磁石ホルダとを備え、上記磁石ホルダには少く
とも三本の突片を設け、この突片を上記磁石案内筒の壁
面に軸方向に形成したスリットに挿入し、この突片に調
整ねじ挿入孔を設け、この挿入孔に挿入されたねじを上
記磁石案内筒の鍔部に螺合し、上記磁石が上記後板から
離れる方向に付勢するコイルバネを設け、上記磁石案内
筒の鍔部にねじの径より大きい透孔を形成し、との透孔
にねじを挿入してこのねじを上記後板に螺合して磁石案
内筒を後板に取付け、スリットを有する固定リングを上
記磁石案内筒を囲むように取付け、この固定リングのス
リットに上記突片を挿入し、上記固定リングはねじによ
って締付可能にした陰極線管用磁石調整装置であり、磁
石の前後位置、左右上下位置、傾きを簡単かつ確実に調
整することができる。
しかも、調整ねじで磁石の位置、傾きを調整すると固定
リングも同時に磁石とともに移動するので、調整後その
11ねじにより固定リングを締付ければ磁石を固定する
ことができるものである。
リングも同時に磁石とともに移動するので、調整後その
11ねじにより固定リングを締付ければ磁石を固定する
ことができるものである。
第1図は本考案の一実施例に釦ける陰極線管用磁石調整
装置の分解斜視図、第2図は同装置の要部側面断面図、
第3図は同装置の要部斜視図、第4図は従来の装置の分
解斜視図である。 11・・・陰極線管、11b・・・ネック部、15・・
・前板、19・・・後板、20・・・折曲片、21・・
・案内筒、23・・・磁石ホルダー、24・・・磁石、
25・・・磁石位置調整ねじ、28・・・コイルバネ。
装置の分解斜視図、第2図は同装置の要部側面断面図、
第3図は同装置の要部斜視図、第4図は従来の装置の分
解斜視図である。 11・・・陰極線管、11b・・・ネック部、15・・
・前板、19・・・後板、20・・・折曲片、21・・
・案内筒、23・・・磁石ホルダー、24・・・磁石、
25・・・磁石位置調整ねじ、28・・・コイルバネ。
Claims (1)
- 陰極線管の前部を保持する前板と、この前板に連結され
上記陰極線管のネック部が挿通ずる透孔を有する後板と
、この後板に取付けられる磁石案内筒と、この磁石案内
筒内に収納され、かつ上記ネック部のまわりに設けられ
たリング状の磁石と、この磁石を保持する磁石ホルダと
を備え、上記磁石ホルダには少くとも三本の突片を設け
、との突片を上記磁石案内筒の壁面に軸方向に形成した
スリットに挿入し、この突片に調整ねじ挿入孔を設け、
この挿入孔に挿入されたねじを上記磁石案内筒の鍔部に
螺合し、上記磁石が上記後板から離れる方向に付勢する
コイルバネを設け、上記磁石案内筒の鍔部にねじの径よ
り大きい透孔を形成し、との透孔にねじを挿入してこの
ねじを上記後板に螺合して磁石案内筒を後板に取付け、
スリットを有する固定リングを上記磁石案内筒を囲むよ
うに取付け、この固定リングのスリットに上記突片を挿
入し、上記固定リングはねじによって締付可能にした陰
極線管用磁石調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976001540U JPS5832188Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 陰極線管用磁石調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976001540U JPS5832188Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 陰極線管用磁石調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5294330U JPS5294330U (ja) | 1977-07-14 |
JPS5832188Y2 true JPS5832188Y2 (ja) | 1983-07-16 |
Family
ID=28462052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976001540U Expired JPS5832188Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 陰極線管用磁石調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832188Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5051217A (ja) * | 1973-08-20 | 1975-05-08 |
-
1976
- 1976-01-09 JP JP1976001540U patent/JPS5832188Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5051217A (ja) * | 1973-08-20 | 1975-05-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5294330U (ja) | 1977-07-14 |
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