JPS5832139B2 - 長尺材の積み重ね装置 - Google Patents

長尺材の積み重ね装置

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JPS5832139B2
JPS5832139B2 JP54020292A JP2029279A JPS5832139B2 JP S5832139 B2 JPS5832139 B2 JP S5832139B2 JP 54020292 A JP54020292 A JP 54020292A JP 2029279 A JP2029279 A JP 2029279A JP S5832139 B2 JPS5832139 B2 JP S5832139B2
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JP
Japan
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long
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long materials
materials
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JP54020292A
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JPS55115528A (en
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勝利 志賀
光助 鹿目
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼矢板等の長尺材を積み重ねる長尺材の積み
重ね装置に関するものである。
従来、この種の積み重ね装置としては、長尺材をリフテ
ィングマグネットに吸着させて1枚毎に順次積み上げて
いく装置、あるいは傾斜するガイドを用いて、長尺材を
一旦高所に導き、そこから落下させて積み重ねる装置、
更にはこの種装置に準するものとして特公昭47第48
137号に示されるごとく「上下方向に昇降する水平台
上に左右方向に伸縮する伸縮機構を載置した上、水平台
の左右に付した一対のピンにそれぞれ下端に中心向きの
爪を付したレバーの中間な支承せしめるとともに、レバ
ーの上端を伸縮機構の両端に連結せしめてなり、而して
伸縮機構の伸縮により左右の爪が半円筒体の左右脚端な
拘束解放する如くした」装置等が用いられている。
これらの装置は、安価な設備ではあるが、以下に述べる
問題点があり、好ましい積み重ね装置とはいえない。
(1)長尺材の積み重ね状態が不確実なため、その積み
重ね状態を修正するための人手を要する。
これは特に積み重ねが互いに位置ぎめされて行なわれて
いないこと等に起因し、又長尺材にわん曲が生じている
場合等には顕著にあられれる。
(2)積み重ね時、騒音たる落下音を痒つ。
(3)積み重ねのための時間が長くかかる。
従来例にあってはこのような問題点が指摘されていた。
本発明は上述した実情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、長尺材の積み重ね作業を確実かつ容易
に行えるようにするとともに、騒音の発生を防ぎ、しか
も長尺材の搬送ライン上において短時間に積み重ねがで
きるようにした、長尺材の積み重ね装置を提供しようと
するものである。
以下、本発明に係る積み重ね装置を図面に示す一実施例
にもとづいて説明する。
図面には、長尺材としての鋼矢板を積み重ねるのに本発
明装置を適用した実施例が示されている。
それら長尺材1a・・・は、搬送ライン2により、この
搬送ライン2と直交するテーブルローラ3・・・上の所
定の積み重ね位置Aに順次送られてくるようになってい
る。
そして、この搬送ライン2によって送られてきり長尺材
1a・・・は、ストッパ4に当って停止することにより
、テーブルローラ3・・・上の所定の積み重ね位置Aに
位置決めされる。
そして、この積み重ね位置Aの上方には、長尺材1a・
・・の長手方向に見た両端部上の2箇所に位置して昇降
可能に吊持されたビーム部材5,5が配設され、このビ
ーム部材5には、上端部をピン6で枢着することにより
長尺材1a・・・の幅方向に揺動自在にした爪部材1,
1が垂下設され、これら爪部材1,1は長尺材1a・・
・の幅と同程度以上の間隔を有して平行に相対向して垂
下設されてなっている。
これら爪部材1,7の各下端部の相対向する内側には、
積み重ね位置Aにある長尺材1a・・・の各両側縁部8
,8に掛脱される爪部7ay7aを内方に突出形成する
とともに、それら爪部7a、7aから下端側にいくにし
たがってハ字状に拡開傾斜されるガイド面7b 、7b
を形成してなる。
また、爪部材7,7の各上端部には、上記枢着箇所たる
ピン6より内方に突出する突出縁部7cを形成し、この
突出縁部1cの上面には、ビーム部材5の例えば下側フ
ランジ部5aを貫通螺挿させることにより、ビーム部材
5の下面に突出量を可変として取付けた調整ボルト9等
の調整杆の先端を当接させてなる。
そして調整ボルト9の先端の下方への突出量を変えるこ
とにより、爪部材1の爪部1aおよびガイド面1bの積
み重ね位置Aにある長尺材1a・・・の側縁部8に対す
る幅方向位置が調整できるようにする。
さらに、爪部材7,7の直下には、下降した爪部材1,
1のガイド面7tz7bが当接することにより、爪部材
1,1の下側部が、積み重ね位置Aにある長尺材1a・
・・の両側縁部8,8から外側方に拡開されるハ字状ガ
イド面10a、10aを形成したガイド部材10が配設
されている。
そし、て第2図に詳細に示されているごとく、長尺材1
a・・・の長手方向に見た両端部上の2箇所に位置して
本体フレームIL11が設置され、本体フレーム11,
11の張出部11a、11a間に、正逆回転可能な回転
駆動機構12に連結して回転される連動軸13を架設し
、この連動軸13に固設したスプロットホイール14,
14と、前記ビーム部材5,5に対応する本体フレーム
11゜11の張出部11a、11a上に設置したスプロ
ケットホイール15,15との間に、それぞれチェーン
16を掛は渡し、チェーン16のスプロケットホイール
14より垂れ下げた部分に、カウンタウェイト17を取
付け、チェーン16のスプロケットホイール15より垂
れ下げた部分に、吊持部材18を介してビーム部材5,
5を吊下げている。
本発明に係る長尺材の積み重ね装置は、以上説明したご
とく構成されている。
次にその操作について説明する。
まず第1図■において、積み重ねる長尺材1aを搬送ラ
イン2によってテーブルローラ3・・・上の積み重ね位
置Aに搬入するに際して、あらかじめ回転駆動機構12
を正回転させて、連動軸13およびチェーン16を介し
てビーム部材5と一体の爪部材1,7を、長尺材1aの
搬入の邪魔にならないよう上方に引き上げておく。
そして、その搬入された長尺材1aがストッパ4に当接
して積み重ね位置Aに位置決めされた時点で、回転駆動
機構12を逆回転させて連動軸13およびチェーン16
を介してビーム部材5と一体の爪部材1,7を下降操作
する。
その際、爪部材7,7のガイド面7b 、7bが第1図
■に示すように、長尺材1aの両側縁部8,8に当接し
てこれに沿ってガイドされることにより拡開されつつ下
降し、ついには第1図■に示すように、爪部材1,7の
爪部7a、7aが自重により閉じて、長尺材1aの両側
端部8,8の下にまわり込む。
なお、もし長尺材1aが長手方向に直線状とならずわん
曲していた場合にあっても、各爪部材7゜Tは揺動自在
である為、いずれも確実に長尺材1aの両側端部8,8
の下にまわり込むことができ、次に述べるごとく確実に
これを引掛けて持ち上げることができる。
そして次に、再び回転駆動機構12を正回転させて爪部
材1,7を上昇させれば、第1図■に示すように、爪部
材?、7の爪部7a 、7aが長尺材1aの両側縁部8
,8を引掛けて、長尺材1aを、続いて搬入される長尺
材1bの邪魔にならない位置に持ち上げておく。
この長尺材1aを持ち上げている間に、搬送ライン2に
よって、次の長尺材1bをテーブルローラ3・・・上の
積み重ね位置Aに搬入し、上記と同様にストッパ4にて
位置決めする。
次いで、再び回転駆動機構12を逆回転させて爪部材7
,1を下降させれば、第1図Vに示すように、爪部材1
,1のガイド面7b 、7bが、長尺材1bの両側線部
8,8に当接してこれに沿ってガイドされることにより
拡開されつつ下降し、ついには第1図■に示すように、
爪部材1,1の爪部7a 、7aが、その自重により閉
じて、長尺材1bの両側縁部8,8の下にまわり込み、
長尺材1b上に長尺材1aが積み重ねられる。
この際長尺材1aが爪部材1.γから離れ落ちる直前又
はほぼ同時であるというタイミングで、長尺材1aは長
尺材1b上に積み重ねられることになる。
従ってこの積み重ねは正確に位置ぎめされて行なわれる
ことになり、長尺材1b上に長尺材1aが偏在すること
なく確実に積み重ねられるとともに、落下音等の発生も
ほとんどなくなるのである。
次いで、回転駆動機構12を正回転させて爪部材7,7
を上昇させれば、第1図■に示すように、爪部材1,7
の爪部7a 、7aが長尺材1bの両側縁部8,8を引
掛けて、積み重ね状態の長尺材1ay1bを続いて搬入
される長尺材1cの邪魔にならない位置に持ち上げてお
く。
なお、この際長尺材1bが長手方向に直線状とならずわ
ん曲が生じていた場合であっても、前述の長尺材1aの
場合と同様に、確実に引掛けて持ち上げることが出来、
この点は下記の長尺材1c・・・・・・1e等について
も同様である。
この積み重ね状態の長尺材1a、1bを持ち上げている
間に、搬送ライン2によって、次の長尺材1cをチーフ
ルローラ3・・・上の積み重ね位置Aに搬入し、上記と
同様にストッパ4にて位置決めする。
次いで、回転駆動機構12を逆回転さセて爪部材7,7
を下降させれば、第1図V、VIと同様にして、長尺材
1c上に長尺材1 a y 1 bが積み重ねられる。
上述のように積み重ねるという工程を繰返すことにより
、たとえば第1図■、■に示すように5個の長尺材1a
t1b・・・1eが積み重ねられる。
そして、最終の積み重ね工程において、第1図■に示す
ように、爪部材1,7の爪部7a、7aに引掛けて持ち
上げておいた積み重ね状態の長尺材1at1b)IC>
1dを、続いて積み重ね位置Aに搬入された長尺材1e
上に、爪部材1,1の下降操作によって積み重ねた際に
、さらに爪部材7,7を下降させれば、第1図■に示す
ように、爪部材1,1のガイド面7b t 7bが、ガ
イド部材10のガイド面10a、10aに当接してガイ
ドされ、積み重ね状態の長尺材1at1b・・・1eの
両側端部8,8から外側方に拡開されることにより、爪
部材1,1に邪魔されることなく、積み重ね状態の長尺
材1a、1b・・・1eが、ローラテーブル3・・・に
よって次工程に搬送されるのである。
また本発明は、図示例の鋼矢板に限らず、各種断面形状
の鋼矢板、形鋼、板材、角材等の長尺材に適用できるこ
とは勿論である。
本発明装置によると、以上説明したように、ビーム部材
に上端部が枢着され長尺材の幅方向に揺動自在に垂下段
された爪部材を用いて、積み重ね位置に搬入された長尺
材を持ち上げておき、この持ち上げておいた長尺材を続
いて積み重ね位置に搬入された長尺材上に積み重ねると
いう工程を繰返すので、従来のリフティングマグネット
を用いて1枚毎に順次重み上げていく装置、あるいは長
尺材を高所から落下させて積み重ねる装置、更には特公
昭47第48137号に示された伸縮機構を用いる装置
等と比較して、長尺材の積み重ね作業が、定位置で偏在
することなく位置ぎめされて確実かつ容易に行え、積み
重ね状態を修正するための人手を不要にし、騒音の発生
も防ぐことができるのである。
しかも、長尺材にわん曲が生じている場合にも確実に行
え、又長尺材の搬送ライン上において積み重ねることが
できるため、積み重ねに要する時間を短かくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図I〜■は、本発明装置の1実施例たる長尺材とし
ての鋼矢板の積み重ね装置を、その操作順序にしたがっ
て示す正面図、第2図はその詳細を示す斜視図である。 1at1bt1ctld、lc”長尺材(鋼矢板)、2
・・・搬送ライン、3・・・テーブルローラ、4・・・
ストッパ。 5・・・ビーム部材、7・・・爪部材、A・・・積み重
ね位置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積み重ね位置にある長尺材の長さ方向に見た両端部
    上に配設され昇降自在なビーム部材と、上記長尺材の幅
    方向に揺動自在に上端部を上記ビーム部材に枢着され、
    かつ長尺材の幅と同程度以上の間隔を有して相対向して
    垂下段された爪部材と、 上記爪部材の各下端部の相対向する内側に内方に向は突
    出形成された爪部と、 上記爪部材の各上端部に前記枢着箇所より内方に突出し
    て形成された突出縁部と、 上記ビーム部材の下面に突出量を可変として取り付けら
    れ、その先端を上記突出縁部の上面に当接させてなる調
    整杆とを、 有してなることを特徴とする長尺材の積み重ね装置。
JP54020292A 1979-02-23 1979-02-23 長尺材の積み重ね装置 Expired JPS5832139B2 (ja)

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JP54020292A JPS5832139B2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 長尺材の積み重ね装置

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JPS55115528A JPS55115528A (en) 1980-09-05
JPS5832139B2 true JPS5832139B2 (ja) 1983-07-11

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ID=12023081

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6288720A (ja) * 1985-10-11 1987-04-23 Kyoto Seisakusho:Kk 物品の集積段積装置
JPS62197620U (ja) * 1986-06-07 1987-12-16
JP3405937B2 (ja) * 1999-08-11 2003-05-12 ティーディーケイ株式会社 クリーンボックスの蓋ラッチ機構

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