JPS5832114Y2 - 水冷式冷却器 - Google Patents

水冷式冷却器

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Publication number
JPS5832114Y2
JPS5832114Y2 JP7792877U JP7792877U JPS5832114Y2 JP S5832114 Y2 JPS5832114 Y2 JP S5832114Y2 JP 7792877 U JP7792877 U JP 7792877U JP 7792877 U JP7792877 U JP 7792877U JP S5832114 Y2 JPS5832114 Y2 JP S5832114Y2
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JP
Japan
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water
cooler
outlet
chamber
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP7792877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS545146U (ja
Inventor
一郎 三村
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP7792877U priority Critical patent/JPS5832114Y2/ja
Publication of JPS545146U publication Critical patent/JPS545146U/ja
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Publication of JPS5832114Y2 publication Critical patent/JPS5832114Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水車発電機、火力タービン発電機の如く大形回
転電機の機内冷却用通風路に設置されて空気或いは水素
ガスを冷却する水冷式冷却器の改良に関し、その目的は
冷却器内に流入して滞留する土砂、ヘドロ、或いはゴミ
などの異物を容易に器外へ排出できるようにしたことに
ある。
周知のように頭記水冷式冷却器は第1図、第2図に略本
されているように、管板1の間に架設された冷却管群2
と、冷却管群2の両端に配設された水室3,4を備えて
なり、各水室3,4内を仕切板5によって互い違いの室
に区画することにより入口6と出ロアとの間に跨って器
内に折曲する冷却水の流水経路が構成されている。
第1図は2折流の例を示す。
冷却水は矢印Aの如く流水経路に沿って器内を貫流し、
矢印Bの如く送風される空気。
ガスと熱交換を行って冷却する。
一方冷却器に使用される冷却水源としては、例え水車発
電機では河川水、また海岸近くに設置された火力タービ
ン発電機では海水などが使われる。
しがして河川水。海水などは土砂、ヘドロ、ゴミなどの
異物を含んでおり、冷却器への取水に当リスクリーンを
用いて異物のろ過を行うといえども、なお多くの異物が
冷却器内へ流入することは避けられない。
特に河川、海の汚れがひどい昨今ではこの傾向が大であ
る。
この結果縦形、横置形の如何にがかわらず冷却器の運転
に伴ない、器内には異物の沈澱滞留、ゴミによる冷却管
の閉塞が多発し、冷却水の円滑な通流を阻害して冷却性
能低下を招く原因となっている。
このために従来では汚れの程度に応じて定期的に発電機
の運転を停止するか、或いは出力を抑えた状態で冷却器
の運転を中止し、氷室カバーを外すなどして器内の洗浄
を行っていた。
しがしながらこの洗浄作業は面倒であるばがっでなく、
発電機の運転計画にも支障を与えるため、冷却器を運転
したまま器内に滞留している異物を器外へ排出できる洗
浄対策が望まれている。
上記の点にかんがみ本考案は冷却器の運転を中断するこ
となしに器内の滞留異物を容易に器外へ洗浄排出できる
ようにした水冷式冷却器を提供することを目的としたも
のであり、この目的達成のための本考案構成は水室内に
区画されている各室のうち入口、出口が開口する入口室
および出口室を除いた流水経路の途中に位置する中間室
に対し、該中間室を開閉弁を介して下流側の器外水管路
に配管接続してなり、通常運転時に閉じられている前記
開閉弁を洗浄時に際して出目弁との間で切換操作するこ
とにより冷却水を中間室より直接器外へ放流させ、この
過程で器内流水経路の途中に滞留している異物を器外へ
良好に排出させるようにしたものである。
次に本考案を図示の実施例に基すいて詳細に説明する。
第3図において、冷却器は河川水、海水などから取水し
た冷却水の水管路8の途中に入口6、出ロアが連結され
ている。
9は入口側にて木管路8内に設置した大口弁、10は出
口側に設置した出口弁、11はろ適用スクリーンである
図示例は縦形配置の冷却器であり、上部水室3内は仕切
板5により室3I、3IIに区画され、一方下部水室4
内は4 I 、4 II 、4 IIIに区画され、し
かも上下水室3.4内にて仕切板5は互い違いに配置さ
れている。
この構成により器内には冷却水が矢印Aの如く回折流と
される。
また人口6.出ロアが直接開口している下部水室4にお
ける室4I、411Iは人口室、出口室となり、この入
口室4■と出口室4 IIIとの間に構成された折曲流
水経路の途中に位置する各室3 I 、4II、3II
が中間室となる。
さて本考案に基すき前記の中間室、例えば室4IIに対
し開閉弁12を介して側路管13が室4IIより導出さ
れ、出目弁10を越えた個所で出口側における器外の木
管路8に配管接続されている。
上記構成において、通常の冷却運転時には入口弁9.出
口弁10が開き、開閉弁12は閉している。
従って冷却水は器内を回折流して貫流し、空気流Bを冷
却する。
次に冷却運転を中断することなく、開閉弁12を開き、
出目弁10を閉じるか或いはしぼれば入口6より流入し
た冷却水の全部あるいはほとんどは途中の室4IIより
直接側路管13を介して器外へ放流されることになる。
この結果冷却水の流水圧により中間室JIf内に滞留し
ていた土砂などの沈澱異物は冷却水とともに器外へ排出
されることになる。
即ち上記の洗浄操作を1日1回、或いは週に1回など冷
却水源の汚れの程度に応じて随時行うことにより、冷却
器の運転、従って発電機の運転操業を変更することなし
に冷却器内に留っている異物を容易に器外へ排出洗浄す
ることができる。
なお図示例のように縦形配置の冷却器では経験的に冷却
水がUターンするために死角となる下部水室4における
中間室4II内に沈澱物が留り易いため、実用的に室4
IIに対してのみ側路管13を設けた例を示したが、必
要により上部水室3における各中間室3I、3IIに対
しても点線で示す如くそれぞれ開閉弁12を介して側路
管13を出口側の木管路8に配管接続することもできる
また縦形のみならず横置形冷却器の場合にも同様である
このように各中間室に対しそれぞれ開閉弁および側路管
を設けた場合には、洗浄に際して出目弁10を含め各開
閉弁12を相互に切換えることにより、例えば上流側か
ら中間室3■→4II→3IIの順で順次洗浄が行われ
る。
しかして経験的には冷却器の縦形、横置形;或いは冷却
器内を貫流する冷却水の流量、流速、冷却水に含まれる
異物如何によって、器内の異物が滞留し易い個所、その
量などが変るものであり、この経験則により対象となる
冷却器に対し全ての中間室に前述の洗浄機構を設置せず
とも、必要個所にのみ設置するだけで充分な異物排出が
行え、実用的に支障なく冷却器を継続運転することがで
きる。
以上述べたように本考案によれば、従来の洗浄方式の如
く冷却器の運転を停止して氷室カバーを外す面倒な作業
を必要とせず、冷却器の運転を中断することなく単に中
間室に対して備えた開閉弁を切換操作するのみで、冷却
水の水流圧を巧みに利用して滞留異物を良好に器外へ排
出することができ、その実用的価値が大なる水冷式冷却
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の対象となる水冷式冷却器の基
本構成を示す略本図、第3図は本考案実施例に基ずく水
冷式冷却器の配管系統図である。 2:冷却管群、3,4:水室、4I:入口室、4III
:出口室、3 I 、3II、4II :中間室、5:
水室内を区画する仕切板、6:入口、7:出口、8:器
外の木管路、9:入口弁、10:出口弁、12:開閉弁
、13:側路管、A:器内を貫流する冷却水流、B:冷
却される空気流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却管群と、冷却管群の両端に連通設置されそれぞれ互
    い違いに室内が仕切られた氷室とで入口と出口との間に
    器内に新曲する流水経路を構成した水冷式冷却器におい
    て、氷室内における入口室および出口室を除いた流水経
    路の途中に位置する中間室に対し、該中間室と冷却器の
    出口に設けた出口弁の外側で器外の出口側水管路との間
    を結んで配管接続した側路管と、側路管に介挿設置した
    開閉弁とを備えてなることを特徴とする水冷式冷却器。
JP7792877U 1977-06-15 1977-06-15 水冷式冷却器 Expired JPS5832114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7792877U JPS5832114Y2 (ja) 1977-06-15 1977-06-15 水冷式冷却器

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JP7792877U JPS5832114Y2 (ja) 1977-06-15 1977-06-15 水冷式冷却器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS545146U JPS545146U (ja) 1979-01-13
JPS5832114Y2 true JPS5832114Y2 (ja) 1983-07-16

Family

ID=28994542

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JPS545146U (ja) 1979-01-13

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