JPS5832003A - 着色濃硫酸の脱色方法 - Google Patents
着色濃硫酸の脱色方法Info
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- JPS5832003A JPS5832003A JP12728081A JP12728081A JPS5832003A JP S5832003 A JPS5832003 A JP S5832003A JP 12728081 A JP12728081 A JP 12728081A JP 12728081 A JP12728081 A JP 12728081A JP S5832003 A JPS5832003 A JP S5832003A
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- Japan
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- sulfuric acid
- concentrated sulfuric
- colored
- acid
- decoloring
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は着色濃イυ;を酸を旬時間VC脱邑しかつ白濁
を起こさせることなく所要透光度全維持すること全可能
ならしめる着色濃硫酸の脱色15法に関する。
を起こさせることなく所要透光度全維持すること全可能
ならしめる着色濃硫酸の脱色15法に関する。
従来裏錬排ガス全原料とする濃硫酸が鉱石中の不純物、
特に有機物および転炉においてスクラップなどの処理時
に混入する有機物、油類などによって着色した場合の脱
色方法としては次のごとき方法が行なわれている。
特に有機物および転炉においてスクラップなどの処理時
に混入する有機物、油類などによって着色した場合の脱
色方法としては次のごとき方法が行なわれている。
ill H,0,法
この方法は常温で酸化剤としてH2O,液を使用する着
色濃硫酸の脱色方法である。H2O,液はI50.i度
35チの市販品全そのまま使用する。
色濃硫酸の脱色方法である。H2O,液はI50.i度
35チの市販品全そのまま使用する。
このH,Ot液は常温における反応速度がおそいので、
化学当址に対して大過剰の添加を余儀なくされ、また脱
色反応時間も30〜50時間を要している。しかも脱色
後も大部分のH2O,は残留し、その残留TI、O,に
よって濃硫酸中のFe2+が徐々に酸化されて不溶性F
e”+塩となって著しい白濁k if(き、品質低下の
大きい原因となっている。この現象は35°C以上の酸
温で貯蔵する場合に特にklI(i著にあC〕われる。
化学当址に対して大過剰の添加を余儀なくされ、また脱
色反応時間も30〜50時間を要している。しかも脱色
後も大部分のH2O,は残留し、その残留TI、O,に
よって濃硫酸中のFe2+が徐々に酸化されて不溶性F
e”+塩となって著しい白濁k if(き、品質低下の
大きい原因となっている。この現象は35°C以上の酸
温で貯蔵する場合に特にklI(i著にあC〕われる。
いずれにしても、濃硫酸の透光度はこの白濁によって低
下し40を下回ることが多い(通常商品酸は透光度80
以上を要求される)。また、透明度維持のためにr過し
て一時的に白濁成分であるFe a+塩を除去しても、
H2O。
下し40を下回ることが多い(通常商品酸は透光度80
以上を要求される)。また、透明度維持のためにr過し
て一時的に白濁成分であるFe a+塩を除去しても、
H2O。
が残留するかぎり該濃硫酸中のp e 2+の酸化ある
いけ貯蔵答2Jの腐食によって、白濁現象の再発生k
+1ji)けることはできない。
いけ貯蔵答2Jの腐食によって、白濁現象の再発生k
+1ji)けることはできない。
121 KMnO,法
この方法は酸化剤としてK M n 04 を用いる
着色濃硫酸の脱色方法である。この方法の場合d1、K
MnO4の反応法IWが速いことと過剰添加度の軽微で
あることにより、上記+rto、法の場合と異なって、
不溶性Fe34塩による白濁現象は特に問題とならない
が、重金属化合物を用いるために、強熱残漬の増加、M
nイオンのハl加、透明度のバラツキが大きいことなど
が問題とされ、またIi& 濃硫酸の使用工程によって
はMnによる二仄着色も懸念されている。
着色濃硫酸の脱色方法である。この方法の場合d1、K
MnO4の反応法IWが速いことと過剰添加度の軽微で
あることにより、上記+rto、法の場合と異なって、
不溶性Fe34塩による白濁現象は特に問題とならない
が、重金属化合物を用いるために、強熱残漬の増加、M
nイオンのハl加、透明度のバラツキが大きいことなど
が問題とされ、またIi& 濃硫酸の使用工程によって
はMnによる二仄着色も懸念されている。
本発明は上記の従来のII、O,法の欠点kJ’!(決
し、着色濃硫酸を短時間に脱色しか′)白濁を起こさ−
)たることなく所要透光度全維持することを11工fi
l:ならしめる着色濃硫酸の脱色方法f、提供するもの
で、その要旨とするところは、着色濃硫酸に70〜13
0°Cの温rw範囲においテJVIIIf 2.5〜3
5 %の過酸化水素全添加せしめることを特徴とする着
色g硫酸の脱色方法、にある。
し、着色濃硫酸を短時間に脱色しか′)白濁を起こさ−
)たることなく所要透光度全維持することを11工fi
l:ならしめる着色濃硫酸の脱色方法f、提供するもの
で、その要旨とするところは、着色濃硫酸に70〜13
0°Cの温rw範囲においテJVIIIf 2.5〜3
5 %の過酸化水素全添加せしめることを特徴とする着
色g硫酸の脱色方法、にある。
本発明は、以上のように、重金属元素を含まない純度2
.5〜35チのH,O,會脱色漕内の7()〜混合させ
、脱色反応を短時間に進行させ、同時に上記(IJL1
人〔範囲におけるH2O,の不安定性を利用して残留過
剰11,0.全分解消失させ、次いで脱気を行)、「つ
て、脱色工程を終了する。脱色槽容量は残留H,0,の
分解、脱気に必要な滞留時間により決定されるが、脱気
全行なう場合、酸のエアーレー/ヨン全実施すれば脱色
槽容量をかなり小さくすることかできる。
.5〜35チのH,O,會脱色漕内の7()〜混合させ
、脱色反応を短時間に進行させ、同時に上記(IJL1
人〔範囲におけるH2O,の不安定性を利用して残留過
剰11,0.全分解消失させ、次いで脱気を行)、「つ
て、脱色工程を終了する。脱色槽容量は残留H,0,の
分解、脱気に必要な滞留時間により決定されるが、脱気
全行なう場合、酸のエアーレー/ヨン全実施すれば脱色
槽容量をかなり小さくすることかできる。
次いで脱色された濃硫酸を常温付近まで冷却した後貯酸
する。
する。
本発明における脱色反応条件について述べる。
ill I−I、O,の添加蓋
脱色酸の品質として残留有機物、Fe”、残留it、O
,等の合計がKMnO4滴定値で20 ji’KMno
。
,等の合計がKMnO4滴定値で20 ji’KMno
。
/TH,So、以下であれば、着色について試薬(jf
fl酸に匹敵できるが、そのためにはH,O,添加蓋と
してH,O,当量l〜3の範囲、好ましく、は、1.5
〜2の範囲である。
fl酸に匹敵できるが、そのためにはH,O,添加蓋と
してH,O,当量l〜3の範囲、好ましく、は、1.5
〜2の範囲である。
i21 HtOtの純1屍
本発明において添加するTI、O,の純度は2.5〜3
5チの範囲である。純度が2.5多未満では脱色時間が
長くかかりすぎて工業的には不適である。
5チの範囲である。純度が2.5多未満では脱色時間が
長くかかりすぎて工業的には不適である。
H,O,純度と脱色率の関係の1例全原酸K M n
04滴定値9 (> !i’/T I、So、 、 H
,O,当量(1,81の場合について図面に示す。図面
が示す」:うに、脱色率はH2O1の純度が10〜20
%の範囲が好:V4である。
04滴定値9 (> !i’/T I、So、 、 H
,O,当量(1,81の場合について図面に示す。図面
が示す」:うに、脱色率はH2O1の純度が10〜20
%の範囲が好:V4である。
(3)脱色温jf
本発明における脱色温度は70〜130°Cの、tta
囲である。着色濃硫酸の脱色反応VCはいて、脱色反応
速度を旨めるとともにプラン) 114食や脱色酸の貯
酸後の再白濁の原因となる残留H,O,叶を減少させる
ため7(、i1T能な限り反応温度を高くかつ平均滞留
時間を長くするのが好ましく、1例として反応温度11
0〜130°Cにおいて平均滞留時間は15分で十分で
ある。反応温度は700C未満では脱色反応速度がおそ
く、また1 300Cを超えると、H,O,の分解がを
まげしく発生する。
囲である。着色濃硫酸の脱色反応VCはいて、脱色反応
速度を旨めるとともにプラン) 114食や脱色酸の貯
酸後の再白濁の原因となる残留H,O,叶を減少させる
ため7(、i1T能な限り反応温度を高くかつ平均滞留
時間を長くするのが好ましく、1例として反応温度11
0〜130°Cにおいて平均滞留時間は15分で十分で
ある。反応温度は700C未満では脱色反応速度がおそ
く、また1 300Cを超えると、H,O,の分解がを
まげしく発生する。
以上の構成によって1次の効果が得られる。
fil 脱色効率が向上したため、Tr、02消費量
が少なくてすむ。
が少なくてすむ。
f2) H,Otの残留がないので、白濁現象が発生
せず、所要透光度全維持することができる。
せず、所要透光度全維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図1r11は原酸KMnO,滴定値90 V−/T H
,So、、1(,0,当1斤0.81の場合のH,O,
純度と脱色率の関1系を示すグラフ図である。 特許出願人 三菱金属株式会社 代理人白 川義直
,So、、1(,0,当1斤0.81の場合のH,O,
純度と脱色率の関1系を示すグラフ図である。 特許出願人 三菱金属株式会社 代理人白 川義直
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1] 着色#硫酸に70〜130°Cの副ノ1[1
組1)11において純度2.5〜35係の過酸化水素を
添加せしめること′f、%徴とする着色濃硫盾の脱色方
法。 (2)前記過酸化水素の純度はI O〜20係の範囲で
ある特許1債求の範囲(1)に記載の着色濃硫11賃の
脱色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12728081A JPS5832003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 着色濃硫酸の脱色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12728081A JPS5832003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 着色濃硫酸の脱色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832003A true JPS5832003A (ja) | 1983-02-24 |
JPH028963B2 JPH028963B2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=14956065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12728081A Granted JPS5832003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 着色濃硫酸の脱色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832003A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5026535A (en) * | 1988-11-16 | 1991-06-25 | Boliden Contech Ab | Method for decoloring sulphuric acid deriving from acid production processes |
US5122359A (en) * | 1989-08-08 | 1992-06-16 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for reprocessing sulfuric acid from phosphorous purification |
US5356602A (en) * | 1991-12-25 | 1994-10-18 | Sumitomo Chemical Company, Ltd. | Process for preparing aluminum sulfate |
US6641791B2 (en) * | 1997-12-08 | 2003-11-04 | Elf Atochem | Generation of boron-trifluoride and sulphuric acid from boron trifluoride hydrate |
KR20170102270A (ko) * | 2014-12-21 | 2017-09-08 | 멜로디아 리미티드 | 산이 풍부한 용액에서의 산 회수 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935296A (ja) * | 1972-08-04 | 1974-04-01 | ||
JPS4991985A (ja) * | 1973-01-08 | 1974-09-03 | ||
JPS501993A (ja) * | 1973-04-02 | 1975-01-10 |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12728081A patent/JPS5832003A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935296A (ja) * | 1972-08-04 | 1974-04-01 | ||
JPS4991985A (ja) * | 1973-01-08 | 1974-09-03 | ||
JPS501993A (ja) * | 1973-04-02 | 1975-01-10 |
Cited By (6)
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AU616805B2 (en) * | 1988-11-16 | 1991-11-07 | Boliden Contech Ab | A method for decolouring sulphuric acid derived from acid production processes |
US5122359A (en) * | 1989-08-08 | 1992-06-16 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for reprocessing sulfuric acid from phosphorous purification |
US5356602A (en) * | 1991-12-25 | 1994-10-18 | Sumitomo Chemical Company, Ltd. | Process for preparing aluminum sulfate |
US6641791B2 (en) * | 1997-12-08 | 2003-11-04 | Elf Atochem | Generation of boron-trifluoride and sulphuric acid from boron trifluoride hydrate |
KR20170102270A (ko) * | 2014-12-21 | 2017-09-08 | 멜로디아 리미티드 | 산이 풍부한 용액에서의 산 회수 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028963B2 (ja) | 1990-02-28 |
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