JPS5831622Y2 - 位置決め治具 - Google Patents
位置決め治具Info
- Publication number
- JPS5831622Y2 JPS5831622Y2 JP3711479U JP3711479U JPS5831622Y2 JP S5831622 Y2 JPS5831622 Y2 JP S5831622Y2 JP 3711479 U JP3711479 U JP 3711479U JP 3711479 U JP3711479 U JP 3711479U JP S5831622 Y2 JPS5831622 Y2 JP S5831622Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- workpiece
- support plate
- positioning jig
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフライス加工におけるカッターと加工物の相対
的な位置決め作業を行なう際に用いる位置決め治具に係
るものである。
的な位置決め作業を行なう際に用いる位置決め治具に係
るものである。
フライス加工において加工物にV溝加工、丸溝加工等を
行なう場合の従来方法は、加工物の所望位置にケガキ線
を引いた後、加工物をフライス盤上のバイスに取り付け
、次にそのケガキ線とカッターの中心部を目視作業によ
って合わせ、溝加工を行なう。
行なう場合の従来方法は、加工物の所望位置にケガキ線
を引いた後、加工物をフライス盤上のバイスに取り付け
、次にそのケガキ線とカッターの中心部を目視作業によ
って合わせ、溝加工を行なう。
しかしながらこの方法では作業者の目視に頼っているの
で熟練度により視差が生じ、加工物とカッターの正確な
位置決めが、殆んど不可能であった。
で熟練度により視差が生じ、加工物とカッターの正確な
位置決めが、殆んど不可能であった。
筐たカッターの位置決め操作を何度も繰ジ返す必要があ
る場合には作業時間75俳常に長くなる等の欠点があっ
た。
る場合には作業時間75俳常に長くなる等の欠点があっ
た。
また正確な位置決め作業を行なうために、ダイヤルゲー
ジや顕微鏡等を利用する方法もあるが、同じく多くの作
業時間を要していた。
ジや顕微鏡等を利用する方法もあるが、同じく多くの作
業時間を要していた。
本考案は以上の如き欠点を除去するためになされたもの
であり、以下図によって説明する。
であり、以下図によって説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す位置決め治具をバイス
に取り付けた状態を示す正面図、第2図は加工物をバイ
スに取つつけた正面図である。
に取り付けた状態を示す正面図、第2図は加工物をバイ
スに取つつけた正面図である。
図において1はY字形を呈する支持板であり、支持板1
の上部20両端にはボールベアリングからなる受け3が
支持ピン4を介し、止め輪5によって枢着されている。
の上部20両端にはボールベアリングからなる受け3が
支持ピン4を介し、止め輪5によって枢着されている。
支持板1の下部6は可撓性を有し、その下部6の一方の
面は基準面1となっていて、その面は2個の受け3の中
心と一致している。
面は基準面1となっていて、その面は2個の受け3の中
心と一致している。
8はバイスであり、バイス3の固定側口金9面側と支持
板10基準面7とが接するよう、バイス8に支持板7を
取り付ける。
板10基準面7とが接するよう、バイス8に支持板7を
取り付ける。
10はアンギュラカッター、11はダイヤルゲージであ
る。
る。
12は加工物である。
今加上物12の端面からLの位置にV溝13を加工する
場合の手順を説明すると、1ず第1図の如くバイス8に
支持板1を取り付ける。
場合の手順を説明すると、1ず第1図の如くバイス8に
支持板1を取り付ける。
支持板1に枢着された受け3にダイヤルゲージ11の測
定子が接触するようダイヤルゲージ11をフライス本体
、バイス8等に固定する。
定子が接触するようダイヤルゲージ11をフライス本体
、バイス8等に固定する。
次にダイヤルゲージ11の指針を0にセットする。
フライス盤のテーブル横送9操作により、カッター10
の中心と受け3間の中心がは寸一致するようにする。
の中心と受け3間の中心がは寸一致するようにする。
フライス盤のテーブルの上下操作によりカッター10の
刃部と受け3を接触させる。
刃部と受け3を接触させる。
カッター10と2つの受け3が同時に接触した場合、受
け3は左右に動かないためダイヤルゲージ11の指針は
Oの筐ま動かない。
け3は左右に動かないためダイヤルゲージ11の指針は
Oの筐ま動かない。
この場合、カッター10の中心とバイス8の口金9の内
面が一致していることを意味する。
面が一致していることを意味する。
しかし例えばカッター10の中心と口金9の相対位置が
Hだけ差異があった場合、カッター10、受け3、支持
板1およびダイヤルゲ−ジ11の測定子等が破線の如く
変化すると同時にダイヤルゲージ11の指針も変化する
もので、ダイヤルゲージ11の指針が0に戻る筐でテー
ブルの移動操作を行えばよい。
Hだけ差異があった場合、カッター10、受け3、支持
板1およびダイヤルゲ−ジ11の測定子等が破線の如く
変化すると同時にダイヤルゲージ11の指針も変化する
もので、ダイヤルゲージ11の指針が0に戻る筐でテー
ブルの移動操作を行えばよい。
以上のようにカッター10の中心と口金9の内面が一致
した時点で位置決め治具およびダイヤルゲージ11を取
り外し、加工物12をバイス8に取り付ける。
した時点で位置決め治具およびダイヤルゲージ11を取
り外し、加工物12をバイス8に取り付ける。
加工物12の端面からLの位置はあらかじめ判っており
、フライス盤テーブル操作によりLだけ移動し、溝加工
をする。
、フライス盤テーブル操作によりLだけ移動し、溝加工
をする。
以上のように本実施例によれば加工物12の所望の位置
とカッター10の中心位置を容易に一致させることがで
きるため高精度な溝位置を確保することか可能である。
とカッター10の中心位置を容易に一致させることがで
きるため高精度な溝位置を確保することか可能である。
したがって熟練が不要であり、作業者の個人差によるば
らつきもなくなる。
らつきもなくなる。
操作も極めて簡単であり、作業時間を節減することがで
きる。
きる。
ケガキ線も不要となう、無駄な工程を省くことが可能で
あり、極めて便利である。
あり、極めて便利である。
第1図は本考案位置決め治具の一実施例をバイスに取り
付けた状態を示す正面図、第2図は加工物をバイスに取
り付けた状態を示す正面図である。 図において1は支持板、2は上部両端、3は受け、6は
下部、Hはカッタ中心とバイス口金の間隔、Lは加工物
の溝位置までの距離を示す。
付けた状態を示す正面図、第2図は加工物をバイスに取
り付けた状態を示す正面図である。 図において1は支持板、2は上部両端、3は受け、6は
下部、Hはカッタ中心とバイス口金の間隔、Lは加工物
の溝位置までの距離を示す。
Claims (1)
- 上部が2つに別れ下部が可撓性を有し、かつその下部の
一方の面が基準面となっているY字形支持板の、その前
記上部の2つの部分に受けを枢着しこれら2つの受けの
間の中心が前記基準面を含む面内にあるように構成した
ことを特徴とする位置決め治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711479U JPS5831622Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 位置決め治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711479U JPS5831622Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 位置決め治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55138033U JPS55138033U (ja) | 1980-10-01 |
JPS5831622Y2 true JPS5831622Y2 (ja) | 1983-07-13 |
Family
ID=28899563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3711479U Expired JPS5831622Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 位置決め治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831622Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5881517B2 (ja) * | 2012-04-17 | 2016-03-09 | 株式会社ディスコ | セットアップ治具 |
-
1979
- 1979-03-22 JP JP3711479U patent/JPS5831622Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55138033U (ja) | 1980-10-01 |
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