JPS5831360Y2 - 高周波調理器 - Google Patents

高周波調理器

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Publication number
JPS5831360Y2
JPS5831360Y2 JP1977128804U JP12880477U JPS5831360Y2 JP S5831360 Y2 JPS5831360 Y2 JP S5831360Y2 JP 1977128804 U JP1977128804 U JP 1977128804U JP 12880477 U JP12880477 U JP 12880477U JP S5831360 Y2 JPS5831360 Y2 JP S5831360Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
radio wave
synthetic resin
absorbing material
wave absorbing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977128804U
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English (en)
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JPS5333040U (ja
Inventor
淳三 田中
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高周波加熱装置の加熱室開口と扉との間から漏
洩する電波漏洩防止装置に関するものである。
従来例の構造とその問題点 一般に高周波調理器は2450 MHz帯の電磁波を利
用して食品を加熱調理するもので、例えば第1図に示す
如く本体1内に加熱室2を有し、加熱室の前面開口部に
は食品を出入するための開閉自在の扉3を装備している
そして扉3の中央部には加熱室2内に置かれた食品等の
調理物5を見るための透視窓4が設けられている。
一方加熱室上部にはマグネトロン6から電波を導く導波
管7、電磁波を攪拌するスターラ羽根8、また器体前面
上部には調理操作に必要なタイムスイッチ9等の操作部
品を具備した操作板10等を装置している。
この様に高周波調理器では電磁波を使用することから、
その扉構造としては亜鉛ダイカスト鉄板等でその周辺部
に溝部11を形威し、前記透視窓4との組合せでチョー
ク構造を構成し、加熱室2と扉3との隙間からの電波漏
洩を減衰させるとともに扉3の周縁部12に対向する面
に、フェライトゴム等の電波吸収材13を入れてチョー
ク部からの漏洩電波を吸収していた。
この電波吸収材13の取付は電波透過性の材料で形成さ
れたカバー14をかぶせるだけでなくフェライトの扉と
の反対面に金属板15を配設し電波が電波吸収材を透過
して電波がもれないようにしていた。
なお扉の構造としては上記の構成の後塗装するかあるい
は別の合成樹脂あるいは金属化粧板等をかぶせ外観をよ
くしていた。
ここで亜鉛ダイカストあるいは鉄板で扉を形威し、塗装
したものにあっては扉を支持するヒンジ部あるいはアー
ム部が外から見え、見苦しくする欠点があり、逆に別の
合成樹脂あるいは金属板をかぶせるものにあっては、そ
の欠点が解消されるものの、その周辺に電波吸収材のカ
バー14を必要としてきわめて不経済なものとなってい
た。
また実開昭50−25144号公報に示すように金属製
の扉本体に電波吸収材をひっかけて設けたものもあるが
、構造が複雑で加工性、作業性が悪く、シかも電波吸収
材を扉外周壁の限定された部分にしか装着することがで
きない欠点がある。
さらにこの構成であると扉本体のチョーク溝開口と加熱
室前面壁との間に電波吸収材が存在することになるので
、電波的に見ると両者間の隙間が大きく商品化する上で
は電波漏洩のばらつきが大きくなり実際的ではなかった
考案の目的 本考案は外観、加工性、作業性がよく、シがも電波漏洩
防止効果のよい高周波調理器を提供することを目的とす
るもので゛ある。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するために、内部に加熱室を装
備した本体と、この本体に装着され前記加熱室の前面開
口部を開閉する扉とを備え、前記扉は外側を合成樹脂製
箱体と内側を電波減衰用チョーク溝を形成した金属製箱
体の2重構造とするとともに、前記扉の周縁部に合成樹
脂製箱体と金属製箱体との間の扉の周縁部に電波吸収材
を収納しかつチョーク溝を覆う合成樹脂材で電波吸収材
を保持したものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第2図を参照して説明する。
図において、16はその周辺部に溝部を形成した板金箱
体で、中央部に透視窓4をもち、表面硬質アルマイト処
理を施されたアルミ製のドア内板17とでチョークを構
成している。
前記ドア内板17は表面が酸化膜で覆われ加熱室2前面
壁18と容量結合による電波漏洩防止機構と前記チョー
ク機構および電波吸収フェライトゴム19とで完全に電
波もれを防いでいる。
本考案の特長とするのは前記板金箱体16の上に合戊樹
脂製扉箱体20の2重構造とするとともに前記板金箱体
16と合成樹脂製箱体20の間の扉の周縁部に電波吸収
材19を収納し、かつチョーク溝を覆う樹脂カバー21
で電波吸収材19を保持したことである。
なお合成樹脂製箱体20には所々にリブ22を出して金
属製箱体16にビス23締めされる。
また同じく電波吸収材19のストッパーも形成される。
なお第2図では扉前面部の板金箱体16と合成樹脂製箱
体との間に空間を設け、タイムスイッチ9等の制御部品
も収納している。
なお合成樹脂製箱体20は扉前面部を別の合成樹脂板で
形成し、ドア周縁部のみ箱状としてもよいことは言うま
でもない。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば下記のような効果が
期待できる。
(a)金属性本体を前面に延出したり扉の周縁部に対面
する所に金属板を配設して前記金属性箱体との間に電波
の狭路を作り金属性箱体の側面に電波吸収材をつけ、さ
らに合成樹脂製箱体で固定することによって従来フェラ
イトを固定するのに別の部品が必要であったのが不必要
になり合理的経済的に作ることができる。
(b)扉前面部に板金箱体16と合成樹脂製箱体との間
に空間を設けて制御部品を収納することによって従来ド
アと操作部とが別々にあったものが一体にでき、操作部
の空間をなくすることができる。
したがって高周波調理器全体の大きさが小さくなり、小
型でコンパクトな調理器とすることが、逆に同じ大きさ
であれば加熱室を大きくでき使い勝手がよい。
この結果、軽量の価格安の高周波調理器とすることがで
きる。
(C)扉を支持するヒンジ部あるいはアーム部を合戊樹
脂製箱体内に入れることによって外がら見ることができ
なくなり外観がよくなる。
(d)高周波加熱装置と電気オーブンとを上下に重ね合
わせて作る場合、従来方式では本体前面外周部に電波吸
収材を取りつけていたため、高周波加熱装置の扉に対向
する部分には電波吸収材を収納するサツシが必要であっ
たが、これを電気オーブンの扉面に対向する所まで延長
すると電気オーブンの熱に耐える材料にする必要があり
、きわめて高価となっていた。
しかしながら本考案では電波吸収材を扉側につけている
ため金属性サツシュとして高周波加熱装置、電気オーブ
ンを通じて一体のサツシュを使用でき、外観がよくなる
とともにきわめて経済的である。
(e)本体をはずすことなく電波吸収材あるいは制御部
品の取換等が可能となりサービス性のよいものとなった
(従来では高周波調理器全体を置台等からおろしてサー
ビスしなければならなかった。
)。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来例の高周波調理器の側面断面図、第2図は
本考案の高周波調理器のドア部の断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・加熱室、3・・・
・・・扉、9・・・・・・操作部品、16・・・・・・
金属製本体、20・・・・・・合成樹脂製箱体、19・
・・・・・電波吸収材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に加熱室を装備した本体と、この本体に装着され前
    記加熱室の前面開口部を開閉する扉とを備え、前記扉は
    外側を合成樹脂製箱体と内側を電波減衰用チョーク溝を
    形威した金属製箱体の2重構造とするとともに、前記扉
    の周縁部に合成樹脂製箱体と金属製箱体との間の扉の周
    縁部に電波吸収材を収納しかつチョーク溝を覆う合成樹
    脂材で電波吸収材を保持した高周波調理器。
JP1977128804U 1977-09-24 1977-09-24 高周波調理器 Expired JPS5831360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977128804U JPS5831360Y2 (ja) 1977-09-24 1977-09-24 高周波調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977128804U JPS5831360Y2 (ja) 1977-09-24 1977-09-24 高周波調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5333040U JPS5333040U (ja) 1978-03-23
JPS5831360Y2 true JPS5831360Y2 (ja) 1983-07-11

Family

ID=28738035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977128804U Expired JPS5831360Y2 (ja) 1977-09-24 1977-09-24 高周波調理器

Country Status (1)

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JP (1) JPS5831360Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025144U (ja) * 1973-06-29 1975-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5333040U (ja) 1978-03-23

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