JPS5831356Y2 - 集電装置 - Google Patents

集電装置

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Publication number
JPS5831356Y2
JPS5831356Y2 JP3165979U JP3165979U JPS5831356Y2 JP S5831356 Y2 JPS5831356 Y2 JP S5831356Y2 JP 3165979 U JP3165979 U JP 3165979U JP 3165979 U JP3165979 U JP 3165979U JP S5831356 Y2 JPS5831356 Y2 JP S5831356Y2
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JP
Japan
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current collector
contact wire
current
holding plate
parallel holding
Prior art date
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Expired
Application number
JP3165979U
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English (en)
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JPS55132886U (ja
Inventor
正見 岩崎
隆 高末
勇 笹島
敏明 小野
一三 松井
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダクト形トロリ線内を集電子が摺動する集電装
置に関するものである。
従来一般に知られている集電方式は線状のトロノ線をカ
テナリ状に張り、これに板状の集電子を摺動させる方式
が多く、集電子とトロリ線との集電接触が円滑に行える
ように集電子とトロリ線との接触抵抗を少くすると同時
に集電子にスプリングを作用させ、接触圧力を高めてい
る。
これがため摺動による騒音の発生が多く、また集電子の
集電特性を左右する離線速度が100 Km/H程度と
低く1100K/H以上に速度が上昇すると集電特性が
低下する。
これらを改善するためトロリ線をダクト形にし、その内
を紡錘形の集電子を摺動させる所謂案内集電方式の開発
が進められている。
ところが従来の集電装置では、集電子を支持する移動体
とダクト形トロリ線との間隔変化に対し、該トロリ線内
を摺動する集電子の追従性が十分でないためにトロリ線
の曲折部等で上記間隔変化が生じるとトロリ線と集電子
間でブレーキ作用が発生し、集電子の偏摩耗等によりそ
の寿命が短くなり、はなはだしいときには破損事故を生
ずる欠点があった。
このために当初から強度を大きくして設計しなければな
らなかった。
本考案はこれらに鑑み、ダクト形トロリ線内を集電子が
摺動するようになした集電装置において、常に集電子の
中心軸線に沿って力が作用するように前記集電子の前後
端を集電杆により支持するとともに、該集電杆を、基板
に設けたセンターボルトの軸方向に移動可能で、かつそ
の軸の中心に回動可能に設けた平行保持プレートにスラ
イド可能に設けた構造を有している。
次に本考案になる集電装置を図に示す実施例により説明
する。
第1図、第2図において、1はダクト形トロリ線で、該
トロリ線内を集電子2が摺動する。
集電子2は、第3図に示す如く、軸3の両端に弾頭形の
端部材4を装着させるとともに、軸3の周わりに放射状
に数枚の摺動子5を配設させである。
摺動子5はその前後端を結ぶ線(図示せず)より中央部
分が外方に突出するソリ型をなし、かつ内側面も前後端
附近で傾斜面6を形成している。
また摺動子5の前後端は前記端部材4の空隙7内に挿入
されている。
8は前記軸3に嵌合させた一対のスライド環で、該スラ
イド環8には摺動子5を支持するための溝9が放射状に
設けられており、その底面10は摺動子5の内側傾斜面
6に合わせて傾斜させである。
11は軸3の中央部に固定させたスペーサ金具で、該ス
ペーサ金具11とスライド環8との間にコイルスプリン
グ12を張架させる。
このためスライド環8はコイルスプリング12によって
常に端部材4の方向に押されるから摺動子5はダクト形
トロリ線1の内壁面に押圧される。
第1図、第2図において、13は集電子2が回転できる
ように端部材4に嵌合させた支持環で、該支持環13に
集電杆14を固定する。
該集電杆14は十字形の平行保持プレート15の両翼に
設けたスリーブ16に挿入され、集電杆14に設けた鍔
17と平行保持プレート15との間に配設したコイル状
のスプリング18の張力に抗してその軸方向にスライド
可能とする。
集電杆14の先端に螺着させたアーム止ナツト19を調
節することによりスプリング18のばね力および集電杆
のストローク長を調節することができる。
20は碍子21を介して電車などの電気移動体22に固
定された基板で、該基板上に平行保持プレート15が回
動可能に保持される。
23は基板20のボルト孔24と平行保持プレート15
の長孔25とを貫通するセンターボルトで、該センター
ボルト23にはコイル状のスプリング26が装着され、
ナツト27により締め付けられてプレート15を基板2
0に弾圧している。
28はダクト形トロリ線1のスリット29から摺動子5
の飛出しを防止するストッパーであり、該ストッパー2
8は平行保持プレート15に固定する。
30は平行保持プレート15の前後端と基板20の前後
端との間に張架させたスプリングである。
上記摺動子は銅、銅合金又はステンレス等の導電性を有
する金属体が好ましく、その他の部材も導電性に優れた
部材を用いる。
また摺動子に集電用の電線を取付け、電気移動体に給電
してもよい。
上記電気移動体の走行に伴って電気移動体に牽引されて
集電子2がダクト形トロリ線1内を摺動する。
そのとき、トロリ線1と電気移動体22との間隔の変位
は主に集電杆14のスライドによって吸収され、集電子
2の前後の揺れは主に前後一対のスプリング30により
吸収される。
また、トロリ線1の上下の変位は主にスプリング26の
張力に抗する平行保持アーム15の上下動により吸収さ
れる。
以上説明したように本考案は集電子2の前後端を集電杆
14により支持するとともに、該集電杆14を、基板に
設けたセンターボルト23の軸の軸方向に移動可能で、
かつその軸の中心に回動可能に設けた平行保持プレート
15にスライド可能に設けたので、集電子2の追従性が
向上してトロリ線との間にブレーキ作用の発生が僅少と
なり集電子の破損も解消されるものである。
したがって、強度重点の設計は不要となるばかりか高速
の電気移動体の集電に十分対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集電装置の一部断面を含む平面図
、第2図は第1図のII −II線における断面図、第
3図は集電子の断面図である。 図中 1はダクト形トロリ線、2は集電子、4は端部材
、14は集電杆、15は平行保持プレート、20は基板
、22は電気移動体、23はセンターボルト、28はス
トッパー、18,23.30はコイル状のスプリングで
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダクト形トロリ線内を集電子が摺動するようになした集
    電装置において、 前記集電子の前後端にそれぞれ連結された1対の集電杆
    ;前記集電杆をスプリング部材を介してそれぞれ弾性的
    に支持する平行保持プレート;前記手保持プレートの中
    心部を、集電子の軸方向に対して直角方向に弾性支持す
    ると共に、回動自在に支持し、そして、1対のスプリン
    グ部材を介して平行保持プレートの両端部を支持してな
    る基板;を備えたことを特徴とする集電装置。
JP3165979U 1979-03-14 1979-03-14 集電装置 Expired JPS5831356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165979U JPS5831356Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 集電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165979U JPS5831356Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 集電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55132886U JPS55132886U (ja) 1980-09-20
JPS5831356Y2 true JPS5831356Y2 (ja) 1983-07-11

Family

ID=28883647

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JPS55132886U (ja) 1980-09-20

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