JPS5831347B2 - ピラゾリルピリダジンユウドウタイノ セイホウ - Google Patents

ピラゾリルピリダジンユウドウタイノ セイホウ

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JPS5831347B2
JPS5831347B2 JP10704775A JP10704775A JPS5831347B2 JP S5831347 B2 JPS5831347 B2 JP S5831347B2 JP 10704775 A JP10704775 A JP 10704775A JP 10704775 A JP10704775 A JP 10704775A JP S5831347 B2 JPS5831347 B2 JP S5831347B2
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JP10704775A
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浩二 古野
徳光 佐藤
育敏 松浦
正吾 富沢
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I) (式中R1、R2は各々、同−又は異なりて水素原子、
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基
を表わし、R3は低級アルキル基を表わす)または一般
式(n) (式中R1、R2、R3は前記と同じものを表わす)で
示されるピラゾリルピリダジン誘導体の製法に関する。
本発明の方法によって得られるピラゾリルピリダジン誘
導体は、いずれも文献未記載の新規化合物で、それ自体
鎮痛・消炎効果を有する医薬として有用である。
すなわち、マウスを用いた酢酸フイジング法および腹膜
炎法により、それぞれ鎮痛作用および抗炎症作用を有す
ることが認められた。
本発明は、一般式(m) (式中R1、R2は各々、同−又は異なりて水素原子、
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基
を表わす)で示されるピリダジニルピラゾール誘導体に
低級アルキル化剤を反応させることを特徴とする一般式
(I) (式中R1、R2は前記と同じものを意味し、R3は低
級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラゾ
ロン誘導体および/又は一般式(II)(式中R1、R
2、R3は前記と同じものを表わす)で示される5−低
級アルコキシピラゾール誘導体の製法、 一般式(IV) (式中R1、R2は各々、同−又は異なりで水素原子、
・・ロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ
基を表わし、R4は低級アルキル基を表わす)で示され
るピリダジン誘導体を塩基性物質で処理し、一般式(I
II) (式中R1、 R2は前記と同じものを表わす)で示 されるピリダジニルピラゾール誘導体を製造し、次いで
低級アルキル化剤を反応させることを特徴とする一般式
(I) (式中R1、R2は前記と同じものを表わし、R3は低
級アルキル基を表わす)で示されるピラゾロン誘導体お
よび/又は一般式(II) (式中R1、R2、R3は前記と同じものを表わす)で
示される5−低級アルコキシピラゾール誘導体の製法、 一般式(Ia) (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
はハロゲン原子を表わす)で示されるピラゾロン誘導体
を脱・・ロゲン化することを特徴とする一般式(Ib、
) (式中R1、R3は前記と同じものを表わす)で示され
るピリダジニルピラゾロン誘導体の製法、一般式(na
) (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
はハロゲン原子を表わす)で示される5−低級アルコキ
シピラゾール誘導体を脱ノ・ロゲン化することを特徴と
する一般式(nb)(式中R1、R3は前記と同じもの
を表わす)で示されるピリダジニルピラゾール誘導体の
製法、一般式(Ia) (式中R7は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
はハロゲン原子を表わす)で示されるピラゾロン誘導体
に低級アルコキシ化剤を反応させることを特徴とする一
般式(Ic) (式中R1、R3は前記と同じものを表わし、R6は低
級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラノ
6ン誘導体の製法、および 一般式(IIa ) (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
はハロゲン原子を表わす)で示される5−低級アルコキ
シピラゾール誘導体に低級アルコキシ化剤を反応させる
ことを特徴とする一般式(IIc) (式中R1、R3は前記と同じものを表わし、R5は低
級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラゾ
ール誘導体の製法である。
本発明で化合物(IV)から化合物(m)を製造する際
、塩基性物質としては有機塩基、無機塩基であり、例え
ばソデイウムエトキシド、ソデイウムメトキシド等のア
ルコラード類、第三級アミン類および苛性ソーダ、苛性
カリ等の水酸化アルカリ類、炭酸ナトリウム等のアルカ
リ炭酸塩である。
反応温度は使用する塩基の強度により異なり室温乃至加
熱の条件が適宜選択される。
なお反応は溶媒中で行うのが好ましく、溶媒としては反
応に際し不活性なものであれば使用し得るが、水、メタ
ノール、エタノール等が適当である。
反応混合物からの目的生成物の単離は常法により容易に
行われ、例えば反応混合物に氷酢酸等を加えることによ
り目的生成物が結晶として析出する。
このようにして得られた化合物(III)に低級アルキ
ル化剤を反応させることにより化合物(I)又は化合物
(II)が得られる。
この際、低級アルキル化剤としては、例えばヨードメチ
ル、ヨードエチル、臭化ブチルのごときハロゲン化低級
アルキル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸ごときジ低級ア
ルキル硫酸、ベンゼンスルホン酸エチルエステル、パラ
トルエンスルホン酸フチルエステルのごとキ芳香族スル
ホン酸低級アルキルエステル、ジアゾメタン、ジアゾプ
ロパンのごときジアゾ低級アルカン等を使用し得る。
そして、ハロゲン化低級アルキル、ジ低級アルキル硫酸
、芳香族スルホン酸低級アルキルエステルのごときアル
コールの反応性エステルを使用する場合は反応を促進さ
せ、かつ円滑に行わせるために塩基性触媒、例えば水酸
化アルカリ、水素化アルカリ、アルコラード類を使用す
るのが好ましい。
反応は溶媒中で行わせるのが好ましく、使用し得る溶媒
の例を挙げればジアルキルアミド類、ケトン類、低級ア
ルコール類、エーテル類である。
反応は一般的には室温でも進行するが、アルキル化剤に
よって水冷乃至加熱還流の条件が選ばれる。
すなわち、ジ低級アルキル硫酸エステル、芳香族スルホ
ン酸低級アルキルエステルを用いる場合は、室温乃至加
熱下に反応を行わせるのが適当であり、ハロゲン化低級
アルキルを用いる場合は、水冷下もしくは室温乃至加熱
下で行うのが適当であり、ジアゾ低級アルカンを用いる
場合は室温が適当である。
化合物(III)の低級アルキル化反応により、目的化
合物(I)および(n)が混合物として得られるが、化
合物(I)および(It)の収量は、反応条件、殊に反
応の際に使用する溶媒の種類によって異なり、例えばメ
タノール、エタノール等のアルコール類を用いた場合は
、窒素原子−低級アルキル置換体である化合物(I)が
より多く生成し、ジメチルホルムアミドのごときジアル
キルアミド類を用いた場合は、アルコキシ体である化合
物(II)がより多く生成する。
なお化合物(I)および(II)の両者とも本発明の目
的化合物である。
反応混合物から化合物(I)および(TI)の単離は常
法により、例えば反応混合物を濃縮後、ベンゼン、塩化
メチレンのごとき溶媒で抽出し、次いでカラムクロマト
グラフィー、再結晶等の手段で行うことができる。
付言するに、出発物質である化合物(III)の互変異
性体であるエノール型(次式)も本発明の出発物質とし
て含まれる。
(式中R1、R2は前記と同じものを表わす)化合物(
III)の低級アルキル化反応により、化合物(I)お
よび(n)の両者が同時に製造されるのもこの共鳴構造
に由来する。
なお、本発明の方法で使用する原料である化合物([V
)は、いづれも文献未記載の新規化合物であり、具体例
を挙げれば、3−(1’−メチル−2′カルボメトキシ
エチリデンヒドラジノ)−6メトキシピリダジン、3−
(1’−メチル−2′−力ルボエトキシエチリデンヒド
ラジノ)−6−メ)キシピリダジン、3−(1’−メチ
ル−2−カルボエトキシエチリデンヒドラジノ)−6−
ニトキシピリダジン、3−(1′−メチル−7−カルボ
エトキシエチリデンヒドラジノ)−5・6−シメトキシ
ピリダジン、3−(l′−メチル−2−カルボエトキシ
エチリデンヒドラジノ)−6−クロロピリダジン、3−
(1′−メチル−2′−カルボエトキシエチリデンヒド
ラジノ)−ピリダジン、3−(1’−メチル−2′−カ
ルボエトキシエチリデンヒドラジノ)−5−メチル−6
〜メトキシピリダジン、3(17−メチル−2′カルボ
エトキシエチリデンヒドラジノ)−5−メチル−6−ク
ロロピリダジン、3−(1’−メチル−2−カルボエト
キシエチリデンヒドラジノ)−4−メチル−6−クロロ
ピリダジン等であり、これらはそれぞれ対応する3−ヒ
ドラジノピリダジン誘導体とアセト酢酸低級アルキルエ
ステルとの縮合によって容易に製造することができる。
本発明の方法において、化合物(Ia)から化合物(I
b)を製造する際、脱ハロゲン化方法は芳香環に置換す
るハロゲンを脱ハロゲン化するものであれば使用しうる
が、好適にはパラジウム炭素、ラネーニッケル、白金等
を触媒として用いた接触水素添加法である。
反応は溶媒中で行うのが好ましく、溶媒としては反応に
際して不活性なものであればよく、例えばメタノール、
エタノール等のアルコール類、エーテル類、キシレン、
トルエン等の芳香族溶媒等である。
反応温度は室温乃至加熱の条件が適宜選択される。
反応混合物から化合物(Ib)の単離は常法により、例
えば触媒をP去した後、r液を濃縮し、次いでカラムク
ロマトグラフィー等の手段に付すことにより行われる。
なお本発明の方法において化合物(I[a)から化合物
(nb )を製造する場合も反応条件および単離方法は
前記の化合物(Ia)から化合物(Ib)を製造する場
合とほぼ同様である。
また、化合物(Ia)から化合物(Ic)を製造する際
、低級アルコキシ化剤としては、ピリダジン環のハロゲ
ン原子を低級アルコキシ基で置換し得るものであればよ
く、例えば相当するアルコラード、相当するアルコール
と水酸化アルカリとの混合物等が使用できる。
反応は溶媒中で行うのが好ましく、例えばアルコール類
、ベンゼン、トルエン、キシレンのごときベンゼン系溶
媒、ジメチルホルムアミドのごときジアルキルアミド類
、ジアルキルスルホキシド類、イソプロピルエーテル、
ジオキサンのごときエーテル系溶媒等が使用される。
また、この反応は加温乃至溶媒の還流温度で行うのが好
ましく、反応時間は数分乃至数時間の間で選ばれる。
なお化合物(IIa)から化合物(IIc)を製造する
場合も反応条件および単離方法は前記化合物(Ia)か
ら(Ic)を製造する場合とほぼ同様である。
なお、これらの方法における化合物(Ia)および(I
Ia)は、文献未記載の新規化合物であり、それ自体本
発明の方法における目的化合物の中に含まれる。
製造方法としては、例えば対応する3−ヒドラジノピリ
ダジン誘導体(rV)を塩基性物質で処理して環化し、
対応するピラゾリルピリダジン誘導体(III)とし、
次いで低級アルキル化剤と反応させることによって対応
する化合物(Ia)と(IIa)の混合物が得られ、次
いでこの混合物を再結晶等の手段により分離・精製する
ことにより化合物(Ia)および(na)が各々単体と
して得られる。
以下、実施例を挙げて本発明の方法を具体的に説明する
実施例 1 (a) 3−ヒドラジノ−6−クロロピリダジン12
.1S’、7セト酢酸エチルエステル11.0yをエタ
ノール100rILlに溶解し、2時間加熱還流後、減
圧濃縮し、次いで水を加え、r通抜、水洗する。
デシケータ−生乾燥して粗製の3(1′−メチル−2′
−力ルボエトキシエチリテンヒドラジノ)−6−クロロ
ピリダジン9.6f?を得る。
このものをエタノールから再結晶すると融点116〜1
18℃の無色結晶が得られる。
元素分析値:Cl0H13N402CI としてHN 計算値■ 46.79 5.11 21.83実測f白
% 46.55 5.00 21.48(b) (a
)で得られたヒドラゾン体1.0yをやや過剰の苛性ソ
ーダ水に溶解し、数分間沸騰させた後、氷酢酸を加えて
酸性にすれば結晶が得られる。
このものをr取、水洗後メタノールから再結晶すると融
点219〜221℃の1−(6’−クロロ−3′−ピリ
ダジニル)−3−メチル−3−ピラゾリン−5−オン0
.52がクリーム色の結晶として得られる。
元素分析値:C8H7N40C1として HN 計算fifF7f9 45.62 3.35 26.6
0実測値(ト)45,44 3.12 26.72(C
)エタノール50rrLlにンデイウムエトキシド0.
5fIを溶解し、これに(a)で得たヒドラゾン体5.
2fIを加え、次いで1時間加熱還流する。
氷水冷後、黄色の不溶物をr取し、ジメチルホルムアミ
ド50rulに加え、ジメチル硫酸1.9mlを5分間
かげて滴下する。
次いで加温し、透明溶液となったところで加温をやめ、
2時間攪拌する。
−夜放置後、減圧濃縮し、赤色残渣に水30rul、ベ
ンゼン50wLlを加え、10%苛性ソーダ水でpH1
2とし、分液する。
更にベンゼン50rrLlで抽出し、ベンゼン抽出液を
合し、芒硝で乾燥した後、減圧濃縮する。
残置のオイルを放置すると結晶が析出するので塩化メチ
レンを少量加えて放置する。
析出晶を1取し、メタノールから再結晶すると融点17
5〜177℃の3−(2’・5′−ジヒドロ−5−オキ
ソ−7・3′−ジメチル−1′−ピラゾリル)−6−ク
ロロピリダジンが無色プリズム晶として得られる。
元素分析値:C9H9N40C1として 計算値ee48.12 4.04 24.94実測値(
3)47,94 3.95 24.63r液の方を濃縮
し、冷蔵庫に一夜放置し、析出晶をメタノールから再結
晶すると融点132〜134℃の3−(3′−メチル−
5′−メトキシ1′−ピラゾリル)−6−クロロピリダ
ジンが無色針状晶として得られる。
元素分析値:C9H9N40C1として 計算値(3)48,12 4.04 24.94実測値
の 47.94 3.83 24.76(d) (a
)で得られたヒドラゾン体24.8fIをメタノール2
50m1に懸濁し、これにメタノール100WLlと金
属ナトリウム2.22S’とから製したアルコラード溶
液を室温下加える。
黄色結晶が析出するが、そのまま40℃で1時間加温後
、ジメチル硫酸9.2 mlを60分かげて滴下する。
次いで30分間煮沸した後、減圧濃縮する。
残った固体にベンゼン200!rLlと水200m1を
加え、水層は苛性ソーダでpH11とし、分液する。
水層を更にベンゼン2’00m1で抽出する。ベンゼン
層を合して芒硝で乾燥後、減圧濃縮し、オイルを得る。
このオイル団b)で得られた3(2′・5′−ジヒドロ
−5′−オキソ−/・3′−ジメチル−1′−ピラゾリ
ル)−6−クロロピリダジンと3−(3’−メチル−5
′−メトキシ−1′ピラゾリル)−6−クロロピリダジ
ンとのl:1の混合物7.91を得る。
実施例 2 (a)3−ヒドラジノピリダジンl1fIを水100m
1にとかし、これにアセト酢酸エチルエステル13S’
を加え、70℃で2時間加熱した後、10%苛性ソーダ
水40m1を加え70℃で1時間加熱する。
次いで塩酸で中和し、析出した結晶なr取して水から再
結晶し、融点166℃の3−(1’・5′−ジヒドロ−
3′−メチル−5−オキソ−1′−ピラゾリル)ピリダ
ジン12rを得る。
元素分析値:C3H8N40として 計算値ee54.54 4.58 31.80実測f献
劾 54.32 4.56 31.76(b) (a
)で得られたピラゾリルピリダジン誘導体1.81をジ
メチルホルムアミド50m1にとかし、これに50%水
素化ナトリウム0.51を加えナトリウム塩となし、こ
れにジメチル硫酸1.31を加え一夜放置する。
反応液を濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付ス(溶媒、クロロホルムメタノール−5
:1)。
最初に流出する分画から融点87〜89℃の3−(3′
−メチル−5′−メトキシ−1′−ピラゾリル)ピリダ
ジン0.72を得る。
元素分析値:C9H1oN40として HN 計算値間 56.83 5.30 29.46実測値(
3)56,55 5.16 29.35後から流出する
分画から融点125〜127℃の3−(1’・5′−ジ
ヒドロ−2′・3′−ジメチル−5′−オキソ−1′−
ピラゾリル)ピリダジン0.61を得る。
元素分析値:C0H1oN40 として HN 計算値の 56.83 5.30 29.46実測値(
至) 56.47 5.24 28.97実施例 3 メタノール50m1に金属ナトリウム0.5fをとかし
、これに3−(2’・5′−ジヒドロ−5′−オキノー
3′−メチル−1′−ピラゾリル)−6−クロロピリダ
ジン2.IPを加え、封管中48時間加熱する。
メタノールを留去した後、水10rnlを加え、塩酸で
中和すると3−(2′・5′−ジヒドロ−5′オキソ−
3′−メチル−1′−ピラゾリル)−6−メドキシピリ
ダジン1.22が結晶として得られる。
このメトキシ化体2.Ofをジメチルホルムアミド50
m1にとかし、これに50%水素化ナトリウム0.52
を加えナトリウム塩とし、これにジメチル硫酸1.3S
’を加え、5時間攪拌した後、−夜装置する。
反応液を減圧濃縮した抜水を加え、クロロホルムで抽出
する。
クロロホルムを留去後、残渣をシリカゲルのカラムクロ
マトグラフィーに付す(溶L5%メタノールークロロホ
ルム)。
最初に流出する分画から融点125〜126℃の3−(
3′−メチル−5′−メトキシ−1′−ピラゾリル)−
6−メトキシピリダジンo、srを得る。
元素分析値’ Cl0H12N402としてHN 言慎f直(% 54.54 5.49
25.44実測値(2) 54.34 5.40 25
.12後で流出する分画から融点161〜162℃の3
−(2’・3′−ジメチル−5′−オキソ−2′・5′
−ジヒドロ−1′〜ピラゾリル)−6−メドキシピリダ
ジン0.6yを得る。
元素分析値:cto HI3 N4 o□としてHN 計算値(ト) 54.54 5.49 25.44実測
値の 54.54 5.60 25.15実施例 4 メタノール30rrLlに5%パラジウム炭素0.3t
、濃アンモニア水0.7mlおよび3−(3’−メチル
−5′−メトキシ−1′−ピラゾリル)−6−クロロピ
リダジン2.25S’を加え、水素を吸収しなくなるま
で接触還元を行う。
r過した後、反応液を濃縮し、残渣をイソプロピルエー
テルから再結晶して融点87〜89℃の3−(3’−メ
チル−5′−メトキシ−1′−ピラゾリル)ピリダジン
1.81を得る。
なお、このものは実施例2で得られたものと混融しても
融点降下は示さなかった。
実施例 5 3−(2’・5′−ジヒドロ−/・3′−ジメチル5′
−オキソ−1′−ピラゾリル)−6−クロロピリダジン
172をメタノール30rrllにとかし、5%パラジ
ウム炭素0.32および濃アンモニア水0.8mlを加
え、室温下接触還元する。
水素を吸収しなくなったら、r過し触媒をのぞき、P液
を濃縮後、イソプロピルエーテル−メタノールから再結
晶し、融点125〜128℃の3−(2’・5′−ジヒ
ドロ2・3′−ジメチル−5′−オキノー1′−ピラゾ
リル)ピリダジン0.9fIを得る。
なお、このものは実施例2で得られたものと混融しても
融点降下を示さなかったっ 実施例 6 メタノール20m1と金属ナトリウム0.23 rとか
ら作ったアルコラード溶液に3−(1’・5′−ジヒド
ロ−2′・3′−ジメチル−5′−オキソ−1′−ピラ
ゾリル)−6−クロロピリダジン2.32を加え、1時
間還流する。
次いで減圧濃縮後、水を加え析出した結晶をイソプロピ
ルエーテルから再結晶して、融点161〜162℃の3
−(2’・5′−ジヒドロ−2′・3′−ジメチル−5
′−オキソ−1′−ピラゾリル)−6−メドキシピリダ
ジン2,2りを得る。
このものは実施例3で得られたものと混融しても融点降
下を示さず、又NMRの比較でも同一物質と認められた
実施例 7 エタノール10rnlに金属ナトリウム80■をとかし
、これに3−(3’−メチル−5′−メトキシ−1′−
ピラゾリル)−6−クロロピリダジン300■を加え、
10分間加熱還流する。
減圧濃縮して得られる固型物に水30Tllを加えれば
結晶が析出する。
結晶なr取し、水洗後、稀メタノールから再結晶すると
融点107〜110℃の3−(3’−メチル−5′−メ
トキシ−1′−ピラゾリル)−6=エトキシピリダジン
が無色針状晶として得られる。
元素分析値” C11HI3 N4 o2としてHN 計算値(ホ) 56.40 6.02 23.92実測
値の 56.57 5.90 23.94実施例 8 3−(2′・5′−ジヒドロ−2・3′−ジメチル−5
′−オキソ−1′−ピラゾリル)−5−メチル−6−ク
ロロピリダジンを出発物質とし、以下実施例6記載の方
法と同様に処理し、融点167〜169℃(メタノール
から再結晶)の3−(1’・5′−ジヒドロ−2′・3
′−ジメチル−5′−オキソ−1′−ピラゾリル)−5
−メチル−6−メトキシピリダジンを得る。
元素分析値: C1t HI3 N402としてHN 計算(WP13 56.40 6.02 23.92実
測値eA56,11 5.93 23.74実施例 9 3−(3′−メチル−5′−メトキシ−1′−ピラゾリ
ル)−5−メチル−6−クロロピリダジンを出発物質と
し、以下実施例6記載の方法と同様に処理し、融点12
4〜126℃(稀メタノールから再結晶)の3−(3’
−メチル−5′−メトキシ−1′−ピラゾリル)−5−
メチル−6−メトキシピリダジンを得る。
元素分析値: C1t HI3 N402としてHN 計算値(ト)56.40 6.02 23.9実測値(
3) 56.24 5.96 23.86

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中R1、R2は各々、同−又は異なりて水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基
    を表わす)で示されるピラゾリルピリダジン誘導体に低
    級アルキル化剤を反応させることを特徴とする一般式 (式中R1、R2は前記と同じものを意味し、R3は低
    級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラゾ
    ロン誘導体および/又は一般式(式中R1、R2、R3
    は前記と同じものを表わす)で示される5−低級アルコ
    キシピラゾール誘導体の製法。 2一般式 (式中R1、R2は各々、同−又は異なりで水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルキルオキシ基
    を表わし、R4は低級アルキル基を表わす)で示される
    ピリダジン誘導体を塩基性物質で処理し、一般式 (式中R1、R2は前記と同じものを表わす)で示され
    るピリダジニルピラゾール誘導体を製造し、次いで低級
    アルキル化剤を反応させることを特徴とする一般式 (式中R1、R2は前記と同じものを表わし、R3は低
    級アルキル基を表わす)で示されるピラゾロン誘導体お
    よび/又は一般式 (式中R1、R2、R3は前記と同じものを表わす)で
    示される5−低級アルコキシピラソール誘導体の製法。 3一般式 (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
    オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
    はハロゲン原子を表わす)で示されるピラゾロン誘導体
    を脱ハロゲン化することを特徴とする一般式 (式中R1、R3は前記と同じものを表わす)で示され
    るピリダジニルピラゾロン誘導体の製法。 4一般式 (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
    オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
    はハロゲン原子を表わす)で示される5−低級アルコキ
    シピラゾール誘導体を脱ハロゲン化することを特徴とす
    る一般式 (式中R1、R3は前記と同じものを表わす)で示され
    るピリダジニルピラゾール誘導体の製法。 5一般式 (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
    オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
    はハロゲン原子を表わす)で示されるピラゾロン誘導体
    に低級アルコキシ化剤を反応させることを特徴とする一
    般式 (式中R1、R3は前記と同じものを表わし、R5は低
    級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラゾ
    ロン誘導体の製法。 6一般式 (式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルキル
    オキシ基を表わし、R3は低級アルキル基を表わし、X
    はハロゲン原子を表わす)で示される5−低級アルコキ
    シピラゾール誘導体に低級アルコキシ化剤を反応させる
    ことを特徴とする一般式 (式中R1、R3は前記と同じものを表わし、R5は低
    級アルキル基を表わす)で示されるピリダジニルピラゾ
    ール誘導体の製法。
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