JPS5831169Y2

JPS5831169Y2 - 装飾用表面処理技術見本帳

Info

Publication number: JPS5831169Y2
Application number: JP7541379U
Authority: JP
Inventors: 道夫金子
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1979-06-05
Filing date: 1979-06-05
Publication date: 1983-07-09
Also published as: JPS55175157U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は装飾用、表面処理技術見本帳に関するものであ
る。

さらに詳しく云え・ばＱ・成製品のメーカーが、製品の
材料、その製品の表面処理技術等について作成する□、
新規な見本帳に関するーもので、これを顧客に配布して
おき、新規製品の計画検討の資料として役立たせようと
するも、のであ□る。

□さ七、各種の材料（金属、・・・・・・鉄鋼・黄銅・
アルミニューム等、・非金属・・・・・・木材・、皮・
合成樹脂等）を使用し、各種の加工・処理・細工・仕上
げ（機械加工・電気メッキ・プラス十等）を行って製品
化する時、その製品の工業意匠（視覚意匠製品意匠を含
む）の良否は、その製品の評価に非常に大きな影響を与
えることは衆知の通り゛である・。

′ □従って新しい製品を製品化しようとする時、
その製品の工業意匠の計画段階の初期に行われる必要且
適切な関係資料の入手の度合（量＝質パ使い勝手等）が
その製品の工業意匠の出来上り具合、即ちその新製品の
評価に重大な影響を与えることも又事実であ・る。

□・□・゛１・、１１：１
１従来から□工業意匠の検討用資料として、各種の材料に
ついての：材料見本、各種め加工・処理１細工・仕上げ
についての見本等が夫々存在したが、それ等の見本は、
各材料メーカー別ロ各加エメニ功−別（特別な場合とし
て、各メーカニの所属業界団体別もある）に発行されて
居り、各メニカ〒め専門の分野のみの、見本が殆ん・ど
であった。

これ等の見本は各々の個別の分野の見本としでは、それ
なり゛に有用であうだが、最近の各産業に於ける急速な
技術の発展、特に工業意匠分野の科学的な展開がなされ
てい・る現状に於ては、既存め工・業、意匠の検討用資
料ではミ不充分：な、ものと戊って来て居机すなわち、
’（１）材料別、加工決別にそれぞれ独立別個の見本で
あり、それ等のつながり□・変化・展開←、比較が具□
体的に理解しにくい。

（２）′それぞれの見本が、独立別個に考案作製されて
居る・ので芝材学的・系統的に分類：整理するにとがミ
困難である。

（３）それぞれが独立別・個に考案されて居、るので見
本の大きさ、形状が異なって居、り比較検討が出来ない
。

（４）各見本品がζ接着剤′＝ゴム紐・、ネジ！強制嵌
合等で見本紙又は板等に取りつけてあり、殆んどの見本
は取外し出来ず、又取外し得る・ものであっても、再取
付が困難であったり、時・間を要したり、或は再取付後
取付けがゆるくなる等の不具合があり、且又、取付紙又
は板等に取付けてないものに・あってはミ見本その：：
ものを紛失することが多い。

：本考案は前述しまた従来の見本の欠点を解決すると共
に、工業意匠の計画検討の資料として、各種の材料、各
種の加工・処理・細工・仕上げ等の見本を系統釣具実用
的に提供し得るものであり、更に進歩の早い現代の最新
の材料、加工技術・情報を継続的に提供し得るもので、
以下詳細に説明する。

本考案に係る外観技術見本帳（以下見本帳という）は、
（１）一括綴込表紙、（２）主題説明用紙、（３）標準
見本、（４）標準見本格納用紙、とで構成されている。

一括綴込表紙は配布先に必要な主題説明用紙及び標準見
本を格納した標準見本格納用紙を一括綴込んで、配布先
に配布するためのものである。

主題説明用紙はたとえば第１図に示す如く、上部に主題
記載欄１と主題番号記載欄２ならびに作成日付、作成者
、承認者等の記載欄３が設けられている。

そして、それらの下には標準見本格納用紙に格納する標
準見本の使用材料、適用した加工・処理・細工・仕上げ
等について文章、数式、図形等により詳しい説明を記載
する記載欄４が設けられている。

標準見本格納用紙は第２図に示す如く、標準見本５を確
実に保持格納し、且標準見本の着脱が容易な構造になっ
ている。

即ち複数個の見本５・・・・・・が整列して取付けられ
、互に比較検討できるのは勿論、格納用紙から脱して実
際の取付場所等に持ってゆき、被取付場所等との相対関
係等を検討し得るようになっている。

第３図は標準見本の取付部の断面構造を示し、厚手の格
納用紙６の表面に標準見本５の形状（図の実施例では円
形をしているが、必ずしもこれに限定するものではない
）をした開ロアが設けられ、該開ロアの底部周縁に、開
ロアより大径の保持溝、この場合は円形保持溝８が設け
られている。

９は後述する標準見本５の保持用凸起１１を受容れる切
欠部で、図の実施例では直径上に２個所設けられている
が、２個以上の複数個設けても何等さしつかえない。

１０は格納用紙の下端に設けられた標準見本についての
簡単な説明の記載欄である。

次に標準見本５は各種の材料を使用して作製され、その
表面に各種の加工・処理・細工・仕上げが施され、系統
的に分類され、標準見本格納用紙の前記開ロアに着脱可
能にとりつけられる。

第４図〜第５図は合成樹脂材料用の標準見本の一例であ
る。

標準見本５は合成樹脂製で皿状に成形され、その表面が
各種の加工・処理・細工・仕上げ面となっている。

１１は前記切欠部９の部分に対応する保持用凸起で、図
の実施例では直径上に２個設けられているが、２個以上
あっても勿論さしつかえない。

標準見本５を格納用紙に格納するには必ずこの保持用凸
起１１を切欠部９の部分に合せて押し下げつ・左右に回
動すれば、保持用凸起１１が円形溝８内に摩擦係合する
ので外れるとこはない。

第６図〜第７図は合成樹脂以外の材料用の標準見本で、
第４図に示す合成樹脂材料用の表面上に合成樹脂以外の
材料による加工・処理・細工・仕上層１２が施されてい
る。

なお標準見本５の例として第４図〜第７図の如き円形の
ものについて説明したが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、モデル、タイプが必要に応じて開発追加さ
れる。

たとえば、曲板形（第８図〜第９図）、や平板形（第１
０図〜第１１図）等もあり、これらは長手方向に水平に
移動させ、標準見本の保持用凸起を格納用紙に設けられ
た切欠部に合せて行うようになっている。

以上の構成よりなる技術見本帳は次のようにして使用さ
れる。

新たな製品の製品化についての工業意匠の計画の初期に
、使用材料及び適用加工・処理・細工・仕上げの検討を
行なうとする時、（１）整理分類され、記述されて居る
主題説明用紙により知的認識を得て、検討を進めるか、
又は（２）整理分類され格納されて居る、標準見本によ
り実物認識を得て検討をす・ぬるか、更に（３）これら
（１）、（２）を並行して行なう。

更に此の標準見本の特徴である着脱の容易性を生かして
必要な標準見本を取外し、既製品又は新試作品へ仮取付
けし、実態確認をも併せて既時に行い得るので、あらゆ
る工業意匠の検討・観察・測定・評価・判断及び決定き
わめて有用で゛ある。

又今後開発される新技術が、既記布先に新主題説明用紙
と、新標準見本が格納されて居る標準見本、格納用紙が
追加配布されるので、被配布者たる工業意匠者は常に最
新の情報及び実物を知ることが出来、工業意匠の向上に
資することが大きい。

なお標準見本の材料が透明、半透明又は網目等の織りの
場合（第１２．１３図）は、標準見本格納用紙の裏面を
透明材で機成するか、又は適切な図形で孔１４（第１４
図）を明けることにより、半透明又は透明材料等の標準
見本１３の比較判定が容易になし得る。

又その時は、標準見本は第４図、第５図に示めされる形
のよ・でもよいし、第６図、第７図に示めされる形の場
合は標準見本１３の取付部１５を第１２図〜第１３図の
如くシ、裏面からも見透しうるようにすれば比較・測定
及び判定をより正確になし得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は主題説明用紙、第２図は見本格納紙、第３図は
第２図のＩＩＩ −ＩＩＩ断面図、第４図は標準見本の
平面図、第５図は第４図の■−■断面図、第６図は別の
標準見本の平面図、第７図は第６図のＶＩＩＶＩＩ断面
図、第８図は曲面板形標準見本の側面図、第９図は同じ
く平面図、第１０図は平面板形標準見本の側面図、第１
１図は同じく平面図、第１２図は標準見本の材料が透明
・半透明の場合の実施例を示す。第１３図は第１２図の別矢視図、第１４図は第１２図の
標準見本を格納用紙に取付けた状態の断面図。図に於いて；１・・・・・・主題記載欄、２・・・・・
・主題番号記載欄、３・・・・・・承認者等の記載欄、
４・・・・・・説明記載欄、５・・・・・・標準見本、
６・・・・・・格納用紙、７・・・・・・開口、８・・
・・・・保持溝、９・・・・・・切欠部、１０・・°・
・・（格納用紙下端の）説明記載欄、１１・・・・・・
保持用凸起、１２・・・・・・他の仕上層、１３・・・
・・・（透明等の）標準見本、１４・・・・・・孔、１
５・・・・・・（標準見本の）取付部。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）標準見本５□を着脱可能：□に格納する厚手の見
本格納用紙６・と、標準見本について説明する主題説明
用紙と、これちを、一括綴込む′綴込表紙よりなり、前
記見本格納用紙は標準見本５．５’、５″下面両側に対
称的に設けた複数の保持用の突＠１１を落し込む切欠部
９を備えた見本め輪かくよりや・□大きめの開口・７と
、保持用の突起１１を水平方向に摺動可能な保持溝８を
（備え：ていることを特徴とする装飾用表面処理技術見
本帳。
（２）開ロアの裏側に透光用の孔１□４を有しているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第（１）記載の
装飾用表面処理技術見本帳。・□