JPS583067Y2 - 液面計 - Google Patents

液面計

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Publication number
JPS583067Y2
JPS583067Y2 JP1977035999U JP3599977U JPS583067Y2 JP S583067 Y2 JPS583067 Y2 JP S583067Y2 JP 1977035999 U JP1977035999 U JP 1977035999U JP 3599977 U JP3599977 U JP 3599977U JP S583067 Y2 JPS583067 Y2 JP S583067Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
liquid level
outer cylinder
valve
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977035999U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53129964U (ja
Inventor
幹雄 山口
栄治 川和
健治 藤崎
Original Assignee
日本クリンゲ−ジ株式会社
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Publication date
Application filed by 日本クリンゲ−ジ株式会社 filed Critical 日本クリンゲ−ジ株式会社
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Publication of JPS583067Y2 publication Critical patent/JPS583067Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液面計に係り、特に液化ガス用の液面計に関す
るものである。
一般に高圧状態において変化するガス体、例えば酸素、
天然ガスなどの液面計として使用されるフロート式の液
面計は、フロートであるがために中部に中空の空間が必
要である。
このため、フロートに加わる外圧が増加すると、フロー
トがつぶれてしまうという事故が発生する。
このような事故の発生を防止するためには、フロートの
耐圧はその肉厚で決定されるため、肉厚を厚くすればよ
いが、肉厚の増加は重量の増加となり、このような大重
量となったフロートを浮かせるためには大きな浮力を得
るためにフロートを大形のものとしなければならない。
この結果、液面計自身が大形化するという欠点があった
本考案は以上のような欠点を除くため、考案されたもの
であり、フロートの肉厚、従って、フロートの大きさを
大きくすることなく、フロートの内外の差圧を一定範囲
に保つことによって高圧タンク中に浮かせることのでき
るフロートを備えた液面計を提供するものである。
以下、図面に示す実施例と共に本考案の詳細を説明する
図は本考案の一実施例を説明するもので、全体を符号1
で示す液面計は非磁性鋼板製の外筒2を有し、この外筒
2の上下端は導管3を介してそれぞれ図示していない液
化ガスの高圧貯蔵タンクに連結されている。
この外筒2はいわゆる連結管の原理を応用したものであ
り、内部には高圧貯蔵タンクの液面レベルと同一の液面
レベルが導かれており、又、この外筒2の外側面の所定
位置には取付金具4を介してレバー5の一端が固定され
ている。
レバー5の他端にはL字状に屈曲された接触片6の上端
が回動自在に連結されている。
この接触片6の屈曲部は外筒2側を向いており、その先
端には鉄などからなる吸着片7が固定されている。
そしてこの接触片6の先端部近傍と外筒2との間にはス
プリング8が弾挿されている。
また、前記取付金具4にはマイクロスイッチ9か゛固定
されており、このマイクロスイッチ9のアクチュエータ
9aは前記接触片6に接触し得る位置に臨まされている
一方、符号10で示すものはフロートで非磁性の鋼板な
どから密閉した円筒状に形成されており、その内側の上
端部近傍には環状の永久磁石11が固定されている。
このフロート10の上板には第1図に示すように外圧導
入弁12および内圧逃し弁13が植設されている。
向上記第1図に示すものは、外圧導入弁12、および内
圧逃し弁13がフロート10の上面に直接並列方向に立
設された実施例であるが、これは必ずしも並列方向に設
けなければならない訳ではなく、第2図、又は第3図に
示すように、外圧導入弁12および内圧逃し弁13をフ
ロート10の上板上に突設された1本の弁筒10 aを
介してフロート10へ取付けるようにしてもよい。
第2図は外圧導入弁12と内圧逃し弁13を弁筒10a
の上方同一軸線上に互いに反対方向に設けたものを示し
、また、第3図に示したものは、上記外圧導入弁12、
および内圧逃し弁13を同一軸線上ではなく一定角度傾
斜させて設けた実施例である。
いずれの構造においても、上記外圧導入弁12はフロー
ト10内に開口する通孔12aと、外筒2内に開口・す
る通孔12bを有し、外筒内に開口する通孔12bはス
プリング12 Cによって常時閉塞する方向に附勢され
たスチールボール12dによって閉塞されている。
また、内圧逃し弁13は同じくフロート10内に開口す
る通、孔13 aと、′外筒2中に開口する通孔13b
が形成されておりξフロート内に開口する通7L13a
はスプリング13Cによって常時閉塞する方向に附勢さ
れたスチールボール13dによって閉塞されている。
なお、上記スプリング12Cと13Cのばね荷重は液化
ガスの種類にもよるが、たとえばガス差圧1 kg/C
m2に対応するものである。
つぎに、以上のように構成された各実施例の動作につき
説明する。
まず、外筒2内の圧力、すなわち、フロート10にとっ
ては外圧が高く、スプリング12 Cよって設定された
設定差圧より大きなフロート内外の差圧が生じると、外
圧導入弁12のスチールボール12dがスプリング12
Cの弾発力に抗して下降されるから外筒2内の気化ガ
スがフロー) 10内に入り、内外の差圧がスプリング
12 Cの設定差圧までになると、スプリング12 C
の弾発力により外圧導入弁12は閉塞される。
一方、フロート10の内圧が外筒2内の外圧より大とな
った場合、すなわち、外圧が低下した場合には内圧逃し
弁13のスチールボール13dがスプリング13Cの弾
発力に抗して開き、フロート10内のガスは外筒2内に
解放されスプリング13Cの設定差圧に達すると内圧逃
し弁13はスプリング13Cの弾発力によって自動的に
閉じる。
このようにして、フロート10の内外の差圧は常に一定
範囲内に保たれ、フロート10が外圧によりつぶれるな
どの事故は皆無となる。
そして、フロート10は液面の昇降に応じて昇降し、フ
ロート10内の永久磁石11が吸着片7と対向する位置
に来ると、吸着片7は外筒2方向に吸着されるから接触
片6が図中時計方向に回動され、マイクロスイッチ9の
アクチュエータ9aが押されて液面が設定位置に来たこ
とを知らせる。
以上の説明から明らかなように、杢考案64よればフロ
ートの上端に外圧導入弁と内圧逃し弁を設け、これら一
対の弁によってフロート内外の差圧が常に一定範囲内の
差圧となる、ように設定されているため、フロートに加
わる外圧を小さくすることができ、従ってその肉厚を薄
く形成することができると共に、小型、軽量の液面計を
実現することができるという実用上優れた効果があ、る
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の外圧導入弁と内圧逃し弁を直接フロー
トの上方に植設した一実施例を説明する縦断側面図であ
り、第2図、および第3図は外圧導入弁と内圧逃し弁を
それぞれ1本の弁筒を介してフロートの上方へ取付ける
ようにした実施例を示すものであるが、そのうち、第2
図は外圧導入弁と内圧逃し弁を弁筒の上方同一軸線上に
互いに反対方向に設けた例を示し、又第3図は上記外圧
導入弁と内圧逃し弁を弁筒の上方に一定角度傾斜させて
設けた実施例を示すものである。 1・・・・・・液面計、2・・・・・・外筒、3・・・
・・・導管、4・・・・・・取付金具、5・・・・・・
レバー、6・・・・・・接触片、7・・・・・・吸着片
、8゜12 C,13C・・・・・・スプリング、9・
・・・・・マイクロスイッチ、10・・・・・・フロー
ト、10a・・・・・・弁筒、11・・・・・・永久磁
石、12・・・・・・外圧導入弁、13・・・・・・内
圧逃し弁、12a。 13 a 、12 b 、13 b −−−−・−通孔
、12 d 、 13 d ・−・−・スチールボール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)高圧液化ガスタンクの側方に取付けられる連通管
    構造を有する非磁性の外筒2と、この外筒2内に導かれ
    る液化ガス中に浮かべられるフロート10と、このフロ
    ート10の上端部に植設される外圧導入弁12、および
    内圧逃し弁13と、前記フロー)=10内に固定された
    永久磁石11と、前記フロート10の外側面にレバー5
    を介して回動自在に取付けられ、その先端に前記永久磁
    石に吸着される吸着片7を固定された接触片6と、この
    接触片6の回動により断続されるマイクロスイッチ9と
    を備え、前記外圧導入弁12は設定差圧以上にフロート
    外の圧力が高まると外筒内のガスをフロート内に導き、
    前記内圧逃し弁13はフロート内の圧力が設定差圧以上
    になるとフロート内のガスを外筒内に導くように構成さ
    れたことを特徴とする液面計。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲(1)の液面計において
    、外圧導入弁12、および内圧逃し弁13をフロート1
    0の上部に突設された1本の弁筒10aを介してフロー
    ト10の上板に取付けるように構成したことを特徴とす
    る液面計。
JP1977035999U 1977-03-24 1977-03-24 液面計 Expired JPS583067Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977035999U JPS583067Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 液面計

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JP1977035999U JPS583067Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 液面計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53129964U JPS53129964U (ja) 1978-10-16
JPS583067Y2 true JPS583067Y2 (ja) 1983-01-19

Family

ID=28896333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977035999U Expired JPS583067Y2 (ja) 1977-03-24 1977-03-24 液面計

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JP (1) JPS583067Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236000A (en) * 1975-09-16 1977-03-18 Kazuyuki Shinoi Progressing type direction guide system1

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236000A (en) * 1975-09-16 1977-03-18 Kazuyuki Shinoi Progressing type direction guide system1

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Publication number Publication date
JPS53129964U (ja) 1978-10-16

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